この間見た野原には蕾をつけたセイタカアワダチソウが
たくさんありました。
抜き取る活動をしているそうですが、背も高く根が張っていて
これだけ本数が多ければたいへんな作業に違いありません。
野の花は少なめであまり多くの蝶には会えませんでしたが
赤とんぼたちが多く見られました。
やっととまってくれたこのトンボは全身真っ赤!
角度を変えると・・翅の先端が濃い褐色。
コノシメトンボのようです。
こちらはおそらくアキアカネ。
数年前まで赤とんぼは一種類だと思っていたけれど
何種類もいると知ってから観察が楽しくなりました。
この日の空の色のようなツユクサ♪
朝方すこし気温が低かったためか
日向で体を温めるナミヒカゲもよく見かけました。
あっ、珍しい。
この面は普段あまり見ることができませんが、嬉しいことに
翅を広げたまましばらくじっとしていてくれました♪
背中が緑や橙色に輝いていたのが印象的。
今は光が強く澄んでいて、見慣れたものもより美しく感じられます。
Nさんは優しく愛らしい笑顔のお孫さんを描かれました。
「 枡 掛 」 日本画 F8
いきいきとした表情で笑っている少年の掌には横に貫く筋が。
これは題名にもなっている枡掛”(ますかけ)線で、長寿、強運
の持ち主の手相なのだとか。春らしく暖かな色合いの背景と
Tシャツのキャラクターもより作品を明るく楽しくしています。
近づいてみました。
繊細に描かれた背後のユキヤナギと勢いのある筆遣いで表された
ジャケット。微妙な岩絵の具の粒子を使い分け、場所により
筆圧や描き方を変えたその幅広い表現技術はますます安定し、
見る者を納得させ作品の奥深くに引き込んでいく力強さがあります。
たくさんのお孫さんを描いてこられたNさん。子供たちの成長過程を
見せていただくのも楽しみなのです。
Nさんの過去の作品は制作順に、HP「上郷の森 日本画教室」内の
“作品集”の中のNさんのページに掲載されています。ぜひこちらも
ご覧下さい。
2週間ぶりの教室日です。朝は肌寒く上着がほしいほどで
前回鳴いていたセミの声はまったく聞こえませんでした。
岩絵の具をといたお皿の中のニカワがしょっちゅう固まって
電熱器が大活躍。もうすっかり秋なんですね。
森の家館長に途中お会いして、「上郷・森の家スタッフブログ」に
以前取材した写真を載せましたよと教えていただきました。
HPはこちら→上郷・森の家 公式ホームページ
11月には上郷森の家本館ロビー、横浜市栄区民文化センターリリス
ギャラリーと作品展が二つ控えており、皆さんの気合いも十分!
午前中にNさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆
半袖で家を出た途端、鳥肌がたって驚きました~。
久しぶりの森歩きは汗をかかなくてすみそう・・。
若いススキの穂がツヤツヤとしていて
入口からすっかり初秋の風情です。
爽やかな風が体のなかを吹きぬけていきます♪
日向ぼっこしている幼いニホンカナヘビに何度も出くわしました。
それなのに・・蛇にはなかなか会えないものです。
朝日に透けて綺麗なツユムシの仲間♪
これでも葉っぱに同化しているつもり。
とにかくたくさんいたのは
ウラギンシジミです。
広げた翅の色が暖かい色合いなのがオス
寒色系なのがメス
たくさんいるといってもなかなか敏感なので
普段は接写などさせてもらえないのですがこの日はOK♪
背中がこんなにフワフワしていたんですね。
トンボもたくさんいたのですが調べるのに手間取りそうなので
後日ご紹介いたします。光の美しい一日でした。
雨後。小さな公園の小さな池まわりを観察してみました。
コムラサキシキブの実の色が鮮やかになってきました♪
パトロール中かな?首輪をつけた美人さんです。
ザリガニやらウシガエルやらがいる小さな池には
水草がびっしり浮いていて水中を見ることができませんが
サビ猫ちゃんは水面がゆらっと動くたび池を覗き込んでいました。
だいぶ翅の傷んでいるキタテハに
淡い空色の眼が美しいモンシロチョウ
たくさんいたのはヤマトシジミ。
池周りで舞うチョウ達は少し弱々しく見えました。
シュウメイギクはほぼ満開
風も涼しいし、いつのまにかもうすっかり秋ですね・・。
ゴマダラチョウの幼虫がいないか確かめようと近づいた
エノキの枝に立派なカミキリムシがいました。
枝をつかんで接写しても知らん顔でガリガリガリ・・。
どうやらクワカミキリというカミキリムシのようです。
庭で見かけたら気持ちが落ち込みそうな食べっぷり。
今日は上郷森の家の教室日♪2週間ぶりです!
雨が降ったりやんだりだった先日
用事があって井の頭通りを歩きました。
ここは大好きなミケがいたところですが
2年ほど前から姿を見なくなってしまいました。
街道沿いに植えられたこの木は花後、確か赤い実をつけて
いたような気がするのですが未だに名前がわかりません。
隣にあったムクゲの花にもきれいな雫
ここはあまり手が入っていないようで、人によって
植えられたのではないであろうたくましいエノキが
にょきにょきと生えていました。
そこに・・
終齢間近のアカボシゴマダラの幼虫がいました!
近くに大きなものがもう一匹。
在来種のゴマダラチョウではなく外来種のアカボシゴマダラ。
都会の真ん中でもたくましく生きているなぁ・・。
近所でもこのところ見かけるのはアカボシゴマダラばかりで
ゴマダラチョウが激減しているのではと心配になります。
すてきな美容院の前にあったサボテンコーナーでパチリ
ポーチュラカも雨の雫をたたえていました。
そのまま代々木公園まで歩こうかと思ったけれど
やはり都会は落ち着かないので帰宅して近所の公園へ。
湿度100パーセントでカタツムリもいきいき!
ヒガンバナも濡れてきらめいていました。
お墓参りする時間がないままお彼岸が終わりそうです。
今年の夏はいろいろとせわしなく
あっというまに過ぎ去ってしまいました。
近所の公園で、小さな生き物たちが
懸命に生きる姿に癒される日々のなかで
作品展の準備をしてきましたが
繰り返しお知らせさせていただいてきた
自由が丘もみの木画廊での「及川みほ日本画作品展」は
おかげさまで先日無事会期を終了することができました。
お忙しい中、また遠いところお越しいただきました皆様
誠にありがとうございました。
毎回お越しいただく方、偶然通りかかった方。いろいろな出会いが
ありました。
今回は卒業以来お会いしていなかった出身校の先輩や同級生、
なくなった父の古いお友達にもお越しいただいて、今まで以上に
自身の心に染み入る作品展となりました。
残念ながらお会いでいなかった皆様にも次回はお会いできますように!
これからもかわらずつくりつづけていこうと思いますので
よろしくお願い申し上げます。
少し落ち着いたら、また心に響く光景を求めて歩き回るつもり・・☆
秋はこれから。楽しみです!
お彼岸の中日だった先日もお客様にお越しいただきました。
お越しいただきました皆様、ありがとうございます。
蝶を愛しているという方が貴重な図鑑を持参して下さったり
20年ぶり!にお会いできた方もあったり。
この日も嬉しい出会いのあったありがたい一日でした。
最終日の今日は5時までです。私は会場に2時以降おります。
もみの木画廊の入口から・・
入って右を見た全体図
奥から入口方面を見た様子
とても素敵な空間に展示させていただいています。
今回は日本画作品を27点展示しております。
お近くにお越し際はぜひお立ち寄りください。(11時~17時終了)
連休にもかかわらず先日も自由が丘もみの木画廊での作品展に
お運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。
もみの木画廊ではだいたい1年おきに個展をさせていただいて
もう9回目となるのですが、駅前の風景が変貌したのか
毎回いらしてくださっている方でも今回は道に迷った~と
おっしゃっていたので、わかり易い?徒歩ルートをご紹介いたします☆
東急東横線、又は大井町線の自由が丘駅の正面口改札をでます。
左を向いて進み、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行の間の
道を左折します。
喫煙所があってすぐに線路があります。
ドトールが角にあります。
この線路を渡ってすぐ右に伸びる、細い通路を通ります。
トレインチという、洋服や雑貨やパンなど13のショップが
集まっている一角を抜けて
右を見るとローソンがあります。駅からここまで2分ほどです。
ローソンのところを左折すると
ローソンの左斜め向かいにこのような風景がみえます。
真ん中レンガ色の建物がもみの木ビルです。
もみの木ビルの中庭には
シンボルツリーのもみの木が元気に立っています。
エスカレーターを上がって右を見ると「もみの木画廊」があります。
まっすぐ来れれば、ゆっくり歩いても5分かからないと思いますが
迷った場合はお気軽に画廊にお電話ください☆
折り返し地点が過ぎ、最終日まで今日を入れあと2日となりました。
本日も在廊しておりますのでよろしくお願い申し上げます。
先日も暑いなか、自由が丘もみの木画廊での作品展に
お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。
皆様の笑顔とあたたかいお言葉にパワーをいただいております!
本日も在廊しておりますのでよろしくお願いいたします。
画廊に行くときはいつも「自由が丘」駅で降りるのですが
今回は大井町線「九品仏」駅で降りてみました。
改札を出て左を見れば、すぐそこに浄真寺の参道が見えます。
大きな木が多く木漏れ日も美しいこの参道を
たくさんの人が歩いていきます。
お寺に近づくほどにお経を唱える声が大きくなってきました。
少しだけ動画を撮ってみました。下の△をクリックしてみてくださいね↓☆
< 秋彼岸会 >
すれ違った幼い女の子が、「ワンワンないているよ」
とお父さんに言っていましたがこの時はちょうど
「秋彼岸会」の真っ最中。遠くまで読経の音が聞こえていたのです。
立派なイチョウに大きな実がたわわ。
境内にはモミジも多く、晩秋に訪れたら錦に色づいた木々を
楽しめるのではないでしょうか。
彼岸絵の法要が営まれているお堂の向かいにあるこちらは
人がいませんでした。父や祖父母の笑顔を思い浮かべながら
拝ませていただきました。
ゆっくりしていたら、画廊がオープンする15分前となっていました。
またもとの門まで戻って参道を歩くと公園があるのですが
そこで遊ぶ子供たちを右に見ながらひたすら直進すること5分。
途中、ネムノキの花や
ムクゲの花をパチリ。
ツマグロヒョウモンのメスがスミレの葉で産卵しそうなのを
しゃがんで眺めました。
線路をわたってすぐ左に曲がるとあら、画廊!
九品仏から奥沢6丁目のもみの木画廊はとても近かったです。
朝から緑とお線香の香りに包まれて心穏やかになりました。
昨日もたくさんの方にお会いできて嬉しかったです。
お忙しいなか、自由が丘もみの木画廊での作品展に
お越しいただきましてありがとうございます。
本日も在廊しておりますのでよろしくお願いいたします。
画廊のオープンは11時なので、早朝に近所を歩くのが
よいリズムとなっています。
木漏れ日の道にはコナラやクヌギの青いドングリが落ちています。
いつもなら拾うところだけれど、時間がないのでガマン!
イイギリの実は少し黄色っぽくなっていました。
年末には真っ赤になっているはず・・。
何とも美しい色合いのスズメガがいました。♪
調べたらウンモンスズメという名前。初めて会えました~♪
日向が大好きなコミスジがキラキラ輝いているのを眺めながら
ハーブ園に行くと
ブラックベリーの茎にアゲハチョウの蛹がくっついていました!
下から見上げるとこんな形。
近くにはミカン科のヘンルーダがあるのでナミアゲハかな~と
思いましたが、セリ科のフェンネルもあるのでキアゲハのものかも?
今年のヘンルーダは元気がなく、フェンネルは大きな株となり
アカスジカメムシ、テントウムシや蜘蛛などたくさんの命を
養っていて、今年は写真のキアゲハの幼虫も多いのです。
蛹はキアゲハかな~?
やっぱり歩くのは楽しい♪
次は気分をかえて画廊近くを歩いてみようと思います。