教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

作品展2日目

2009年09月30日 | 教室風景
「グループ彩雲作品展」は今日で2日目。


会場「栄区民文化センターリリス」の外観


ギャラリーA の入り口
お隣は“色鉛筆画「第3回 美彩会展」”さんです


窓から見えるクスノキが大きくなったよう

展示のなかのMさんの作品「菊」をご覧になったお客様が
「こういう立派な葉が花をさらに美しくみせるんだよね」としみじみ。

もしや、とお尋ねすると菊栽培15年ほどのベテラン!
水遣りや余計な蕾の剪定の仕方など教えていただきました。


我が家の菊のつぼみ
真ん中が本命、あとは上から3番目と4番目を残しておくそう

お客様が、様々な形で作品と対話されていることが
わかるととても嬉しくなってしまいます。

思いもよらない出会い、懐かしいふれあいがあるのが
作品展のすばらしいところですね。







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初日です!

2009年09月29日 | 教室風景
作品展初日の今日、朝10時より展示作業を開始しました。
展覧会は13時からなので余裕があります。

作品をワイヤーで吊るしたり、照明を調整するのは
脚立にのぼっての作業となりますが

それらは男性陣にお願いし

作品間や高さの微調整、画題表をつけたりポスター
を貼付したり受付などのテーブルを用意したりする

細かな作業は女性陣

例年になく作業するメンバーが多いな、と思ったら
出品者23名全員が揃っていました!

なかなか顔をあわす機会がないメンバーもいて
久しぶり~、と話も弾みます。

作品の配置に途中動きがあり次回への反省点ができました。
23人が休み無く動き続けた結果、1時間半後には展示完了!


いい汗かきました~!試し撮りをしてから


リリススタッフの方に撮影していただきました
皆さん、飾りつけお疲れ様でした。

お当番の方はそのまま受付に残り、作品展が始まりました。

グループ彩雲OBのMさんがいらしてくださったのをはじめ
初日からたくさんのお客様が。嬉しいスタートです。


作品展会期は6日間。皆様のお越しをお待ちしております。

「第9回グループ彩雲作品展」
9月29日(火)~10月4日(日)
10時~17時(4日は16時まで)

栄区民文化センターリリス
・ギャラリーA
(JR根岸線・本郷台駅より徒歩3分)


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いよいよ明日作品展が始まります!

2009年09月28日 | 教室風景
「第9回グループ彩雲作品展」がいよいよ明日
火曜日(29日)の13時より始まります!
メンバーの皆さんは作品を額装のうえ梱包し、
来る搬入・展示に備えていらっしゃることでしょう。

今回もSさんが画題表や作品リストを作成してくださいましたし
パンフレットや会場に置く芳名帳、グループ彩雲のアルバム、
ポスターなどは準備しました。他に忘れ物はないかな・・。

気になるのはお天気だけ、晴れれば嬉しいのですが。


昨年の作品展示の様子

グループ彩雲メンバー一同、皆様のお越しを心より
お待ちしております。会場の栄区民文化センターリリスは
JR 根岸線「本郷台駅」下車徒歩3分、駐車場も完備しております。

地図はこちらをご覧下さい。




 
日本画・水彩画51点を展示いたします。
どうぞご高覧くださいますようお願い申し上げます。


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エビフライの夢

2009年09月27日 | 散歩
子供の頃、一番好きな食べ物は?と問われれば
エビフライ!と即答していました。
次点はフライドポテトにお汁粉・・この組み合わせで
ご想像の通り、小学生時代はコロコロしていました。

今では貧困のためか、家族から「全く情けない!」
「食べてるの?」といわれるひ弱な体に。く、悔しい。
胃がもたれるので口にしなくなった懐かしのエビフライを・・



森で発見しました!


ね!そっくりでしょう

これがあるということは、確実にいる!


ニホンリスです~!


井の頭公園の「リスの小道」内で撮影

この公園でニホンリスのかわいさに魅了されて以来
自然の中で生活しているところを観察したい、という
思いにとりつかれているのです。


いるはずなのにな~
間近で見られるとは思っていないので双眼鏡でも探しますが・・

一箇所にかたまって大きな松ぼっくりの破片が

リスの食べかす?


森にはリスの好みそうなものがいっぱい。並べてみました。


これらをポケットに入れたまま虫ごと持ってきてしまい、
申し訳ないことをしました。


この葉っぱがすべて落ちて、森に本格的な冬がやってきた時

松ぼっくりからエビフライをつくりだす


ニホンリスのこんな姿が見られるかもしれません。








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秋の田んぼ

2009年09月26日 | 散歩
お彼岸だからでしょうか・・おはぎを食べたくなりました。
私をあんこ好きにしたのは亡くなった祖母の手作りおはぎ。
とても大きくて味が素晴らしいのです!作り方を教わりたかった~。

優しい祖母はよくお手玉も作ってくれました。
私が遊べるのは情けないことに2個どまり、母は3個、
歌いながらお手玉を操る祖母はもっと巧かったように思います。

この時期になるとつい探してしまうジュズダマ

子供の頃と変わらぬ場所に今も生えていました。
この玉の芯を除いてお手玉の中身にしたり、
つないでブレスレットも作りましたっけ。


実だとばかり思っていたこの玉は、花を包み込む包鞘という部分。
よく似たハトムギはこれが指でつぶれるほど柔らかいのだそうです。


田んぼはすっかり秋色になってきました


ミヤマアカネのメスでしょうか、トンボも

顔ぶれが変わってきました


田んぼにトンボ、懐かしい光景です

用水路近くにはカマキリも。

こちらは大人になってから得た知識で見方が変わりました

水辺にいるなんて、もしやハリガネムシに誘導されたのでは・・
お腹がふっくらして見えるのが、気になってしまいます。





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パラサイト~

2009年09月25日 | その他
父は釣ったばかりのサバを食べて
大量に吐血し、胃を3分の2切除しました。

それはアニサキスという寄生虫のしわざ。
症状が胃潰瘍に似ているそうですが、胃を切る
必要があったのか、今では知る由もありません。

こんな子供の頃のことが、ある光景を見て頭に浮かびました。

なぜならハリガネムシが水中にたくさんいたのです!
この虫、カマキリやカマドウマなどに寄生して大きくなります。

接写の鬼(姉)撮影、我が家のかわいいカマキリ


今年春に孵化
したあの小さなカマキリが、

庭でそのまま立派に成長したのでしょうか?

卵塊があった金柑の木でよく見かけます。


このコは健康かな・・

そしてこれが目撃した水中のハリガネムシです!
まだ上陸できていないオタマジャクシの傍らにいる30㎝ほどの・・

クニョクニョ動きます。

ハリガネムシの卵を蚊やカゲロウの幼虫などが食べ、
羽化したそれらがカマキリに食べられ、

晴れてハリガネムシはカマキリのお腹で成長し、

秋になるとカマキリを水辺に導く何かを出すのです。

誘導されたカマキリが水にお尻をつけた瞬間
体を突き破って出てくるらしいのですが・・
この池には宿主から出たあとのハリガネムシたちが
6匹ほど泳いでいるばかりでカマキリは見当たりませんでした。

よくみると近くに

ミズカマキリが。水生昆虫も中間宿主だそうです。

どうも気味の悪いものにひかれてしまう性質なようで
歯医者さんの待合室で思わず手に取った漫画「寄生獣」。

絵よりも、全体の妖しさと展開にショックを受け、
次回の診察が楽しみになるほど夢中になりましたが
治療終了とともに漫画は中断・・素晴らしいと噂の
ラストも読めずじまいなのが残念です。
心身ともに元気な時に読もう、と思って今に至ります。

寄生される側はいつの間にか被害にあうことが多いようです。
自分は何かに寄生していないかしら?ふと考えてしまいました。






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Hさんの水彩画2点

2009年09月25日 | 教室風景
Hさんが教室を暫くお休みしていた間に描いた作品です。



山手資料館   F6号  水彩画

横浜元町にあるこの明治の洋館は「かながわの建築物100選」
に選ばれているそうです。スケッチは5月にされたのですね。
美しい白緑色の外壁にバラの赤が効いています。
柔らかなタッチの中でに散らばるさまざまな緑と赤の
リズムが心地よく、軽やかな作品となっています。




「草原の裸婦」   F10号 水彩画

Hさん独特の淡い色の組み合わせで肌が美しく見えます。
人物の周囲に気を配っているので背景と裸婦が自然に
溶け合い、広がりのある幻想的な作品に仕上がりました。

Hさんはたくさんの日本画も制作しています。
HP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”にある
こちらもぜひご覧下さい。


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Tさんの水彩画3点

2009年09月24日 | 教室風景
Tさんが少し前に描いた水彩画をご紹介します。



「摩周湖」  F6号 水彩画

雪山の白色は、絵の具を塗らず画用紙の地色を
いかし、樹木についた雪は不透明水彩の白を
厚めに塗る、と場所によって白の表現を変えています。
深い青が効果的に冬の厳しい寒さを演出していますね。




「初冬」   F6号  水彩画

日本画でも取り組んでいる、夕焼け空を背景にした樹木。
水彩画でも生命感のある枝ぶりを伸びやかに描きました。
元気で生き生きとしたこの木はまるでTさんそのものです。




「秋」    F6号  水彩画

秋の山に行ったときTさん自身が撮影した写真を元に
風景を描きました。力強い筆づかいで湖の広がりと
光り輝く水面がよく描かれ、この景色、とくに日光がキラキラと
踊る湖を見た時のTさんの感動が伝わってきます。

Tさんの今までの作品も、光を意識したものが多い
ように感じます。過去の作品はどうぞこちらをご覧下さい。


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秋の庭

2009年09月23日 | その他
風が涼しくなったと思ったら今日が秋分の日!

日が短くなってくれば菊は蕾を持ち始めます。
11月によい花が見られるように
怠けていた庭仕事を再開しなければ。


園芸店などで探し続けているオオムラサキシキブ
今が盛りなのに見つからないまま冬がやってきそうです。

紫色の実の隣にこんな黄色のオミナエシがあれば

オミナエシは秋の七草のひとつですね

藤袴とかブッドレアを植えて蝶が集まる庭にしたいな・・
場所がないけれど、イメージだけは果てしなく広がります。

我が家にはスミレ類と金柑の木があるので、
ツマグロヒョウモンとアゲハ類ならよく飛来してくれます。

特にツマグロヒョウモンの幼虫密度が高く

スミレはおいしいな~


食べ尽くされ、スミレ類は根っこを残すのみ

庭の片隅にまたサナギ発見!

寒さが苦手なはず・・何匹の幼虫が羽化できるのでしょうか?






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いつも心に

2009年09月22日 | その他
大きな蝶に出会うと、自分が会いたいと思っていた人が
向こうから飛んで来てくれたような錯覚に陥ります。
その考えのためにいつも蝶を探すのだと最近気がつきました。

彼岸花にやってきた蝶にも思わず

「おばあちゃん?」

先日テレビで放映されていた本木雅弘さん主演の
『おくりびと』。
初めて見ましたが、想像していたとおりいい映画でした。
主人公の納棺師が着物に腕をとおす所作は

翅を広げた美しいアゲハ蝶を連想させます。

昨年9月のお彼岸直前にこの映画が公開された時は
父の看護もあり見に行く状況ではありませんでしたが、
もし見ていれば実際の葬儀のとらえ方が違っていたかも・・
などと今さら仕方の無いこともつらつら考えてしまいました。

亡くなった2日後、紺青に光り輝く蝶が庭を一周!

きっと父が庭を見に来たのだ、と感激したものです。

あの蝶は

・・ルリタテハ?


まさかオオムラサキ?


現実の葬儀では

姉と私で父にお化粧を施しました。
おごそかな時が流れる物語とは違って
とにかくあわただしい納棺だったような・・
それが残念だったような。

ああいけません!思い出すと
くよくよがよみがえってきそうです。

映画も蝶も、もしかしたら庭の菊も
平常心で見るには更に時間が必要なのかもしれません。




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