教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

1月最後の教室 降りそうもない雪

2020年01月28日 | 教室風景

午後遅くには雨から雪になるという天気予報でしたが
寒さが厳しいわけでもなくリラックスして朝の散策ができました。

長靴を履くつま先がかじかむという経験がこの冬にはない。。
この枯野に霜がおりて凍り付いたというのもまだ見ておらず
ずっと晩秋が続いているように思えます。

1月最後の教室日、時間中は雨が降らなくてよかった♪
結局夕方18時ころ降りだし夜11時頃になってからみぞれにかわったようです。


午前中、副館長のOさんがいらして漏水の工事は2月初旬の予定で
2月中旬には上下水道が使えるようになるだろうと皆さんに報告
してくださいました。長引かないようでひとまずほっとしました。

午前中、Iさんが水彩画を完成させました。のちほどご紹介いたします
のでお楽しみに☆午後の教室風景は撮影しそびれてしまいました。。


朝、Nさんとウソの群れを一緒に観察することができました。
撮影はできず残念。姿もさえずりも優雅でした☆

お昼休み、撮影できたのはあちこちで食事するメジロ
ノイバラの実をさかんについばんでいました。


サザンカには数羽


みな必死です。


もこもこ冬毛のタイワンリスは何を食べているのかな?


ヤマアカガエルの卵塊は少しずつ増えています。
ひとつの卵塊には1000~1900個の卵が含まれているそうです。


卵はひとつひとつ、ゼリー状の膜に守られて


どんどん卵割。発生が進んでいます。

2週間もすればオタマジャクシになれるのかな。
もうすぐ立春、水辺に活気があふれています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月三回目の教室 間近でモズ

2020年01月25日 | 教室風景

朝のうちは曇っていましたがちっとも寒くなく
活発に活動する小さな生き物たちがあちこちで見られました。


見た時は食べ物を探しているのかと思いましたが
タイワンリスが頭をつっこんでいる枯れ草の塊は作製中の巣なのかも。


1月三回目の教室も活動場所の別館は断水が続いていました。
こまめにお湯をわかし使用済みの筆や皿はボウルにまとめ
少ない水で洗う工夫をしています。


足りなくなった水を本館にもらいにいったり慌ただしくしていたら
落ち着かず午前中の制作風景を記録しそびれてしまいました。
この状態が長期化するのではないかと皆さんの不安がますますふくらみ
ちゃんとした説明がほしいという要望が。トイレの心配も続いています。

お昼には青空が広がりました。晴れてよかった♪

風もないので暖かく、大気はしっとりとして雰囲気は3月。

この間のぞいた池でヤマアカガエルの卵塊をチェックしたら

増えています!
新しい卵塊にレンズを近づけてみると


桃の実のようです。


発生が進む卵。春を感じます。

このとき鳥撮りの方に話しかけられしばらく立ち話。
昨年はモリアオガエルの卵塊がこの場所で見つかり
元来いるはずもないので人為的に持ち込まれたものと判断、
レンジャーの方が撤去したそうです。
そんなことがあったなんて気がつかなかった。。
放蝶や放鳥はきいたことがありましたが放蛙とは。

ガビチョウ、ウシガエル、アライグマ、ハクビシン、タイワンリス。
外来種やよそから持ち込まれた動植物はたくさんあって
この森の生態系を守る活動をするレンジャーとのいたちごっこが続いています。

コナラ林でフユシャクを探していたら


モズのメスがやってきました。

撮影しながら少しずつ近づいていたところ
こちらへ一直線、目の前の枝に飛んできてくれました!


こんな近くで見たのは初めて♪
こちらのことはまったく構わず遠くを見ています。


鋭い嘴に爪、鱗のように見える胸元、愛らしい瞳♪

生き物のほうから距離を縮めてきてくるこんな時
幸運というよりも大切な人が姿を変えて現れたように感じて
一瞬、輪廻転生を信じたくなります。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月二回目の教室 あたたかな大寒

2020年01月21日 | 教室風景

朝は車のフロントガラスが霜で覆われていて
久々にスクレーパーを使いました。


天気は雲ひとつない快晴!暦通り水たまりは凍っていましたが
日差しの下ではあたたかでした。

1月二回目の教室も断水中。そのためか参加するメンバーも少なめで
ごく静かな一日となりました。

新しい色の組み合わせを考えたり、扱いの難しい素材と格闘したり。
自分のペースで少しずつ、でも確実に前進して世界が広がってゆきます。


光の差し込む角度が変わり、力も強くなってきました。
皿の上のニカワはあまり固まらず春が近づいているのを感じました。

朝の森は日差しにあたためられてふんわり白っぽく

枯れ残るエノコログサやカゼクサがきらめいていました。

チッチッチッ・・


小さな群れで移動していたアオジ


足元から飛び去ったアカハラ・・と思ったけれど頭が黒い。
調べたらオオアカハラのようです。
もう一度近くで見たい!そうっと歩かなければなりませんね。


サザンカの花を見上げていたらメジロがひょっこり

お昼は上着いらずだったのでムラサキシジミでも飛んでいないか
探しました。が見つからず

まだはじけていないガガイモのサヤ発見♪


ほとんど種を飛ばしたものも


9月最初に見られたガガイモの花
真夏アリやカメムシが訪れていたのでさぞ多くのサヤが
できるだろうと思って楽しみにしていたのに、ほとんど見られず。

この冬の暖かさを動植物たちはどう感じているのでしょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年最初の教室 早くもヤマアカガエルの卵塊

2020年01月18日 | 教室風景

雲の間から青空がのぞく穏やかな朝。
3週間ぶりに大好きな森を歩きました。


優しくさえずるウソの群れが樹上をゆきシロハラが草陰から飛び出す。
音や香りを楽しんでから早めに教室へ行きました。

上郷森の家では今年最初の教室日。本当は一週間前のはずでしたが
活動場所の別館が漏水のため上下水道をとめているということで
開通するのを待っていたのです。


新年最初のご挨拶をしたのち気持ちをあらたに作品と向かい合います。
残念ながらまだ断水は続いており運んでいただいたバケツの水で制作。


お手洗いが不便ですが無事制作活動を続けることができてよかった。。
2020年もよろしくお願いいたします!

この冬は暖かい日が続いていたので雨が降るとヤマアカガエルが
目覚めているのではと気になっていました。
ホタルの池を見に行くと


たくさんの卵塊が!
もうカエル合戦があったようです。


カメラを水中に入れて見ると


おおお・・発生が進んでいます。
ヤマアカガエルの卵塊チェックで真冬の散策が楽しくなります♪

思わず2度見してしまったのがこちら。

タイワンリスのシッポがちぎれてない。
ビアトリクス・ポターの「りすのナトキンのおはなし」を連想しました。

ふくろうのおじいさんに無礼な振る舞いをし続けたリスのナトキンは
調子にのりすぎて皮を剥がされそうになったものの、尻尾がきれて
逃げ出すことができたというピーターラビット絵本の中の話。

このリスに何があったのでしょうか?

この日出会ったきのこ

緑の筋がはいった球は新芽かな?


ニガクリタケのようです。
みそ汁に入れたくなりますが強い毒を持つキノコ。

日差しの出た昼間はあたたかくまるで2月末の森を歩いているようでした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道のキジ白さん

2020年01月13日 | 生き物

川沿いの散歩道は時間帯によっては犬連れの方が多く
犬と猫が鉢合わせすることも。


飼い主さんはとめない。
猫と暮らしているコなのかへっぴり腰で近づくけれど


猫は臨戦態勢。この時は猫のほうが先に離れました。
よかった、平和がいちばん!


笹薮に違うキジ白さんがいました。


挨拶したら答えてくれて


ずんずんこちらへ。しばらく撫でさせてくれました♪


なんて可愛いフワフワのお尻


ここは猫やカラスが多いので警戒は欠かしません。


ばりばり爪とぎ


どんなポーズも様になります。

しばらく隣に腰掛けて日向ぼっこ。
猫の仕草を見ていると気になるあれこれも忘れてしまいます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心地よい風吹く川沿いの鳥たち

2020年01月10日 | 生き物

前日お教室に外出しただけで正月以来家にこもりきりでした。
この日もお昼からのお教室があったので川沿いをまわっていきました。

清々しい青空を映し爽やかな風吹く川辺。。


アオサギがいましたが


近づいたら飛び去ってしまいました。


コサギは電柱に。


少し離れたところにカワウ2羽


鳥の真下の道はフンで真っ白


尾羽をくるんくるん回していたモズメス


鋭いクチバシに優しい瞳♪


キジバトにも癒される。。
強い日差しのもと歩いていたら温まって上着を脱ぐほど。
運動不足で股関節がぎくしゃくしていたのも胃の調子もよくなりました。

長い間一歩が出せずもがいていたけれどようやく動き出しました。
作品展に向け動く日々が続きブログはのんびり更新となりそうです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初詣で出会った生き物たち

2020年01月02日 | 生き物

元日は晴れて陽だまりは暖かく感じられました。
これならムラサキシジミが出ているかもしれない!

木の多い神社には火がたかれており初詣の人で賑わっていました。


蝶に会いたいなどという邪念は捨てお参り。


この神社の手水舎には柄杓がない。
なんと足元のボタンを踏むと水が出るという画期的なものでした。
もう何年も来ているのに気がつかなかった。。


青空にクロガネモチの朱赤が映えます。
シジュウカラやメジロがやってきて大きい実を飲み込んでいきました。


ヒヨドリたちも夢中。
熟しているのか落ちた実で樹下が赤く染まっていました。


嬉しかったのは久しぶりにイソヒヨドリに会えたこと☆
ヒヨドリより少しだけ小さいかな?


川でこんな鳥を見ました。シギの仲間だと思って調べましたが
撮れた写真がぼんやりなため難航しました。
飛んだ羽の形がチドリのようなへの字型。ミユビシギなのか
トウネンなのかハマシギなのか結局わからず。


通りかかった乗馬クラブで機嫌よく走っていた馬。
その華麗さにしばしうっとり。。
母姉とともに遠くから撮影させていただきました。


優しい瞳。。
他にもたくさんの馬が窓から顔を出していましたが
かもし出す空気が皆違っていました。

穏やかなお正月です。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本年もどうぞよろしくお願いいたします

2020年01月01日 | その他

あけましておめでとうございます!



皆様にとりまして笑顔あふれるよいお年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます☆

爽快に晴れ風もない穏やかな年のはじめ。
これから家族と近くの神社へ初詣に出かけようと思います。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする