教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

大晦日も歩く

2012年12月31日 | 散歩

昨日の夜は寒かったよ~!



と訴えるように小さく鳴く野良猫にゃんきち。
日がかげると縁側の発泡スチロール箱に
丸くなって、暗くなるまでじっとしています。



母の話によれば、近所の空き家の庭にいた
このトラさんが喧嘩相手だそう。なかなか強そうです。

今年も今日で終わりだけれど、いつもと変わりなく
散歩しました。



梅の木で雀たちと混じっていたジョウビタキのオス
みかん色の胸が美しいです~♪



少し暖かいためか小鳥たちも水鳥たちも活発でした。



マガモの向こうにいるのは



カイツブリです♪今日は近寄ってきてくれました。



この間は見られなかったコガモまで♪
活動的な鳥たちを見習って私もこれから
玄関のタタキをこすろうと思います。

今年もこの「教室・自然いろいろブログ」をご覧いただき
ありがとうございました。怠惰な私が毎日更新できるのは
日々訪問してくださる方がいらっしゃるからこそ!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えくださいませ☆


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海辺の猫たち

2012年12月30日 | その他

午後から雨が降るという予報が出ていた日
今年最後のお墓参りをしてきました。
 


庭にあったセンリョウの枝も添えて・・。
今年はネットがけを忘れたため黄色い実のセンリョウは
すでに小鳥たちに食べられてしまいました。
この赤い実は父が種から育てたもので、亡くなったころは
膝丈だったのが今ではかなり大きなしげみに成長しました。

お寺にも年末のご挨拶をし、すっきりしたところで
このあとどうする~?

「海なんていいわよ別に」
という母が一番行きたがっているというのを知っていたので
だれも答えないけれど、自然と車は三浦半島へ・・。



寒い・・・それにちらちら雨が降り出しました。

「こんな日に海で遊んでる阿呆はいないね、さすがに」といいつつ



こんな魚がいたよ~、大きなカニ!などとけっこう楽しみました。
アオサもけっこう出ていて、海も少しずつ春に向かっているのを
感じました。この魚はスズメダイだそうです。

きれいな貝殻をさがしてかがんでいたら



にやぁ~



たまたま白いコンビニ袋を持っていた母姉に猫たち殺到!



あっ、むっちゃり太ったこの猫は昨年末にも会いました。
この猫は長靴の上から重々しく脚を踏むのです。



せわしない年末、しかも冷たい雨が降る日に
釣り人はおらず猫たちはひもじかったようです。
車のドアをあけただけで入ってきてしまうので
猫たちを引き連れて車から離れると・・・この
コンクリートブロックに皆綺麗に並びました。
ふだんここで何かもらっているのかもしれません。

その後サポーターと見られる女性が来るやいなや
猫たちは尻尾を立てて去っていきました。
良かった・・♪安心して今年最後の海辺を後にしました。


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冬らしい色

2012年12月29日 | 散歩

仕事がギリギリまであって大掃除もできていません。
普段からちゃんとやっていればあわてないのでしょうが・・。
少し気になりますが、晴れたのでやはり外に出てしまいました。



森の栄養になったあと葉脈だけが残った葉



夏にはハグロトンボが舞う小さな池には水もなく



あまりの寒さにカルガモも小さくなっているようでした。



銀ぎつねの尾のようなススキ。ふわっふわです。



糸でしっかり枝にぶらさがっているジョロウグモの卵のうは
小鳥たちに見つからず無事に冬を越せるのでしょうか。



多くのクヌギカメムシたちが産卵に訪れたクヌギの樹皮に
まだ成虫がいました。
じっとして動かない・・けれど頑張っているようです。



むっくりふくらんだ鳩。顔を拡大してみてみたら
赤い目でじっとこちらを見つめていました。

撮影画像を並べてみたら寂しい枯れ色ばかり。
早咲きの梅が待ち遠しいです☆


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あまりの寒さに縮こまる

2012年12月28日 | 自然

毎日冷え込みますね・・。寝ているときに背中がゾクゾクして
目が覚めてしまうのでとうとう電気敷毛布を導入しました。
遅ればせながら母姉にもクリスマスプレゼント♪

風の冷たさにひるんで早々に家にひきこもり
整理していない12月の撮影データを見直してみました。



12月中旬まで咲いていたヒイラギの花



遠くからわかるほど強くはないけれど
とても良い香りなのです♪キンモクセイの仲間と知って納得。



12月中旬までは鈴なりだったネズミモチ



12月21日には群がるヒヨドリにすごい勢いで
ついばまれていました。



12月中旬にハッと思い出して見に行ったら
種が最後の一個だけ残っていたコバノカモメヅル



9月3日に撮影した同じ株の花
こんなにたくさん咲いていたのに、サヤができたのは
たったの3個。



ああ、この写真を撮った頃は虫探しで忙しかったっけ・・・。

真夏は暑くて元気が出ないとか蚊に刺されるのは嫌だとか
思っていたけれど、いざ厳冬期になってみればやっぱり虫が
動きまわるくらいの気温がいい!
パソコンにパンパンに保存した、暖かい頃の撮影画像
を見返してしみじみ・・・。全く整理整頓は進まないのでした。



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川辺の鳥たち

2012年12月27日 | 生き物

川沿いを歩いたら鳥たちに出会いました。



すばやく走るハクセキレイの流し撮りを試みました。
スピード感がでたかな?



遠くにいたカワセミの男の子



真冬のマガモのオスは本当にきれいです!
数羽のメスを引き連れていました。



大好きなカイツブリ
背中にヒナを乗せるという子育ての様子をいつか
見てみたいものです。



数十メートル下流のコイは口をあけて寄ってくるけれど
この場所のコイは悠然としていました。それにしても大きい!



鳴き声が聴こえたので空をあおぐと
たくさんのシラサギがまとまって移動していました。
コサギでしょうか?

やってきた方向を見ると



木の高いところに10羽以上のシラサギが!
住宅街にある小さな植林帯ですが、コロニーに
なっているのかもしれません。

風がやめば日差しが暖かく感じるのですが・・。
あまりの寒さに歩くスピードがどんどん早くなり
せっかく出会えた小鳥を驚かしてしまいます。


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にゃんきちの試み

2012年12月26日 | 生き物

一昨年ぐらいから来るようになった野良猫にゃんきちは
母が雨戸を開ける頃には待っていて大声で鳴くのだそうです。
母姉ともに、餌なんてあげてないよっ!と言うのですが
何となくあやしい。
全身丸くて毛はツヤッツヤ、健康状態はノラとは思えぬ
ほど良好で食事には困っていない様子です。



洗濯物を干しに母が縁側へ出ようとすると
待ち構えていたにゃんきち。なにか考えがあるようで・・・



見ていたら、そっと左前足を入れてきました。



にゃんきち~中はだめだよ、と母がさとすと
こっちがだめならそっちとばかりに入る算段・・。



両脚が畳に入ったところで御用となりました。
そのあいだも喉をゴ~ロゴ~ロならし何食わぬ顔で
ご機嫌のにゃんきち。



甘んじて室外機の前の園芸いすの上で丸くなりました。

猫っていいなぁ。
見て触れていると全身がほぐれてきます。


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キリリとした青空にメジロちゃん

2012年12月25日 | 散歩

年賀状書きはまったく終わっておらず、やりたいことは
ほかにもあるけれど青空を見たら落ち着いていられなくて
外に飛び出しました。



ご近所の柿にメジロちゃん!
ながめているだけで癒されます~♪



この冬初めてのツグミ
たくさんいたけれどなかなか敏感で近づけません。



一方それほど神経質でないシロハラは
目の前の柵でぼんやり。



昨年の同じ頃に比べて、樹上に残る実が少ないイイギリ
にはヒヨドリが食事で訪れます。



手前の黄緑色の葉を残す木と奥の枯れ色の葉を残す木は同じクヌギ。
こんなにも状態が違うのは手前の木が少し若いためでしょうか。



日あたりの悪いところにひっそりとたたずむモミジの葉は
赤くなりきらずそのまま枯れていきそう。



公園の花壇は色とりどりのパンジーが植えられ
ところどころ大きな球根が露出していました。
春には花が咲き乱れ蝶たちが舞うに違いありません♪

秋の終わりと冬鳥と春のきざし・・・
季節のいろいろな表情に出会えた日でした。


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Aさんの新作日本画

2012年12月24日 | 教室風景

Aさんは儚げな美しい花を描かれました。



「紅 涙」   日本画   F4

悲しみを抱いた美しい女性が涙をたたえているような
薔薇の背景はまるで情念の炎が燃える心の奥底
のようです。きらめく涙の雫、ビロードのような質感が
よく表された花びら、鮮やかな緑に強い光を感じます。

近づいてみました。



雫の透明感はもちろんのこと、花びらの脈や
しっかりした厚みまでもが細やかに表現されています。
さまざまな赤色を使い分け、納得のいくまで描きこまれた
薔薇の花は柔らかで気品があり、静かな中に強さと
熱さがあらわれた作品となりました。

Aさんの作品は華やかで繊細な味わいをもつものばかり。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のAさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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カラスザンショウに集まる

2012年12月23日 | 教室風景

カラスザンショウの大木が上郷森の家別館近くにあります。
この時期、風下にいると10m以上離れていてもわかる
強烈な香りを放っているのですが、その香りは
良い香りとちょっとクサイとのはざま。
夏みかんの皮をもんだような爽やかさがあるけれど
いい香りとも言い切れないのです。



果実の熟し始めた11月末頃から色々な小鳥たちが
集まってきます。



よく見かけるのはメジロです。
今年はウソもやってくるのではと期待していたのですが
残念ながらそのシーンには遭遇できませんでした。

下にはぽろぽろと実が落ちてきて、時折大きな葉も。



熟して真っ赤になると実が裂けて中から黒い種子が
顔を出します。
上の写真の実はまだ青いのですが、小鳥の嘴の痕跡なのか
小さな丸い穴がいくつもあいていました。



落ちた実を器用についばむハシブトガラス

ポリッポリッポリッ・・・・・
せわしなく実を食べるのは



タイワンリスです。
このリスは食べ物が少ない厳冬期になると
木の皮まで剥がしにかかり、しまいには枯死させて
しまうのですが、カラスザンショウの幹は
よく被害にあっているのを見かけます。

食事に夢中で近づいても逃げなかったので
動画を撮影してみました。△をクリックしてみて
くださいね↓。



実を食べにくる生き物はみな嬉しそう♪
よほど美味しいのでしょうね。
冬休み明けにも実が残っていると良いのですが。


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今年最後の教室日

2012年12月22日 | 教室風景

12月5回目の教室は冬晴れ☆
電熱器とポットの間を往復する厳しい寒さでした。

この日で今年の制作はひと区切りですが、いつもとかわりなく
マイペース。一筆一筆大切に描いていきます。



午後にAさんが日本画を完成させました。のちほどご紹介
いたしますのでお楽しみに☆

本年もありがとうございました、良いお年を~!
皆さんそれぞれ年末のご挨拶を笑顔で交わして
2012年のお教室は終了しました。
約2週間の冬休みが挟まり次回は2013年の1月7日と
なります。

しばらくお休みだから森をじっくり歩こう♪と思っていたのに
朝遅く出た上に道路が混んでいて、駆け足の散策となりました。



初秋に薄紫の花を咲かせていたノコンギク
キタテハが群がっていた花盛りの頃はもちろん
よかったけれど、冬も風情がありますね♪



わずかに残されたヒサカキの実をついばむメジロちゃん



幹と一体化しているつもりのタイワンリスは丸見え



尾羽をくるんくるん回していたモズのメス
どうしても近づかせてくれません。



この日は一年で一番昼間の時間が短い冬至。
これから少しずつ日が長くなる=大好きな春が近づく
と感じるのでワクワクします。
あとひと月もすればヤマアカガエルも動き出すなぁ♪

干上がった池を見ながら楽しい妄想をしつつ
2012年最後の横浜森歩きを終了したのでした。


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