教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさんの新作日本画2点

2013年05月31日 | 教室風景

Oさんは日本画2点を完成させました。



「東京駅丸の内北口」   日本画   F8

歴史を感じさせる瀟洒なデザインと赤レンガの壁が印象的な
新しい丸の内駅舎。その上空にイメージを広げて虹を架けました。
Oさんの思いが多く詰まったこの場所の、移ろいと変わらない所を
感じながら描かれた味わい深い作品です。

近づいてみました。



レンガの質感を表現するため筆致に心を配りながら
幾層にも岩絵の具を重ねた結果、重厚になった駅舎に対し
大部分を占める空はOさんらしく伸びやかなタッチで
躍動的に表現され、軽やかさと力強さが同居しています。

2作目は鎌倉の八幡さまの晩春の光景を描かれました。



「鶴岡八幡宮」   日本画   F8

大石段の上にそびえる本宮を、芽吹いたばかりの木々が
包み込んでいるようです。変化に富んだみずみずしい緑は
参拝する人々を導くように配された朱色をより鮮やかに
美しく際立たせています。生命感あふれる作品です。

近づいてみました。



木によって細やかに変えたタッチで根気強く描きこまれた
さまざまな木々の緑が実に素晴らしく生き生きとしています。
迫力ある山の表現からは成長し続ける自然の前向きな力を感じ
さらにOさんの描く楽しさが伝わってきて、こちらまで元気になります。

日本画の枚数を重ねるごとに力強さが増し、よい発色も得られた
Oさんの過去の作品は、制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のOさんのページにたくさん掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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5月のこみち

2013年05月30日 | 散歩

もうすぐ大好きな5月が終わってしまう・・・それに早くも入梅!
例年に比べ散策できる日が少なかったためか一番気持ちの良い
季節が突風のごとく過ぎ去ってしまったように感じます。



何といっても5月は光が綺麗♪
いつもの散歩コースも秘密の花園へ続く小道に見えます。



ルビーのように輝くウグイスカグラの実



可愛い目をしたトホシテントウ



ツマグロオオヨコバイとワカバグモのオスの出会い



フキの葉の上はニホンカナヘビ人気の場所



柿の花にはクマバチがたくさん訪れていました。



太陽の光がぴったりなヒルザキツキミソウ

澄み切った光を感じさせる5月の画像を見直している間は
聞こえてくる窓の外の雨音も軽やかになるから不思議です。

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Kさんの日本画完成

2013年05月29日 | 教室風景

Kさんはふるさとの秋を描かれました。



「裾模様」    日本画    F10

風情ある茅葺の家並みが紅葉越しに見えています。
わだちの道も懐かしいこの光景は富士山を仰ぎ見ながら
子供時代を過ごしたKさんの原風景です。陰影部の深い色が
全体を引き締め、木々の彩りをより華やかに豊かにしています。

近づいてみました。

紅葉のすすんだ深い紅色から秋の日に透けた明るい色まで
変化をつけた葉はこまやかに、空や道などは大胆な筆遣いで
描き込みました。全体がうごめいているような生命感があり、
モミジを描かれながら里を包み込む豊かな自然の息遣いまでも
表現された作品です。

Kさんの作品はどれも伸びやか、エネルギーに満ちています。
過去の作品はHp「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Kさんのページに制作順に掲載してあります。
ぜひこちらもご覧ください。

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5月最後の教室

2013年05月28日 | 教室風景

何もかもが心地よかった5月の教室。
最後のこの日はうすぐもりで大気はやや湿り気をおびていました。



それでも窓をあければ濃厚な甘い香りの風♪
すぐ近くにガビチョウがいたようで美声がよく聞こえました。



午前中にOさんが日本画作品を、午後にはMさんが
水彩画作品を完成させました。順次ご紹介してまいりますので
お楽しみに☆

森を歩けば風がまとわりついてくるよう・・。
もうじき梅雨なのですね。



森のあちこちで咲いているウツギの花は満開を過ぎました。
以前出会った、オスジアゲハとテングチョウの花に群がる光景が
あまりにも素敵だったので期待していたのですが、もう今年はムリ
だな・・・と残念に思いながら歩いていたら

あれ?



大きい!



なんとアサギマダラです~!
古い時代のガラス細工のような青く透き通った翅、
優雅な舞い姿。傷ひとつないところをみると、近くで
生まれたものかもしれません。

これから高原へ旅に出るのでしょうか。
ウツギの花を散らした後、高くとびあがっていきました。



遠くのウツギに大きなトンボがとまっていました。
サナエトンボの仲間に見えます。



午後4時に、教室近くの大きな梅の木の裏手から
変わった歌が聞こえてきたので見に行くと
やはりガビチョウがさえずっていました。

次に森を訪れるのは1週間後。
6月の森はどのようにかわっているでしょうか。

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5月の猫

2013年05月27日 | 生き物

もうかなり日が傾いてしまったけれど
せっかく近くまで来たので、大好きな野良猫ポイントを
訪れました。



小さなキジトラがミケさんにびくつきながらご挨拶。



あいかわらず凛とした佇まいの小顔で華奢なミケさん。
昔からファンなのです。この品の良い前足のそろえ方♪



こちら家の縁側に日々やってくる野良猫にゃんきち。
オスかと見まがうほどの体格でちょっと太り気味。
前足がきちんとそろっているのを見たことがないけれど
そろえられないのかもしれない・・。



外を掃く母について歩き、ちりとりもしくはゴミ袋にのり
足元に絡みつく結果いつも母に踏まれて悲鳴をあげています。



一年前ぐらいは緊張していたけれど
今はこんなにリラックス。



シランの向こうに何がいるのでしょう。
トカゲやヒヨドリのなきがらはにゃんきちの仕業・・?



姉になでられて頭がぺっちゃんこ。
のどをならしながら地面を踏みふみするのです。

座り方はだらしなくてもやっぱり可愛い♪
猫は気持ちを穏やかにしてくれるありがたい存在です。

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I さんの日本画完成

2013年05月26日 | 教室風景

I さんはお庭に咲いた四季咲きの薔薇を描かれました。

「つるばら」    日本画    F6

素敵なガラスの花びんに、優しい印象の薔薇が形よく
いけてあります。それらを取り囲む空間にもさまざまな色が
感じられて、虹の出た雨上がりの空のよう。イメージが広がります。
つるばらのしなやかな美しさと強靭さがよく表されています。

近づいてみました。



画面をより華やかにしているのは花びんの深みのある瑠璃色。
その透明感、つるりとした冷たい質感の表現が実に見事です。
粗い粒子の岩絵の具をおおらかに重ねた背景、細やかに
描きこんだ葉や花との対比も鮮やかで、その優美な響きあいを
いつまでも味わっていたくなる作品です。

Iさんの作品はどれも光にあふれて明るく、力強いのです。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Iさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらも
ご覧ください。

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5月四回目の教室

2013年05月25日 | 教室風景

5月四回目の教室日も爽やかにカラリと晴れて
森の香りの風がアトリエを吹きぬけてゆきました。



新作に取りくむ皆さん。
秋の作品展の期日が決定(11月19日~25日)したので
制作の予定が立てやすくなりました。



続々新作が登場です。
午前中にIさんが、午後にKさんとOさんがそれぞれ日本画作品を
完成させました。順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

昨年の冬だったか、あまりにも思い切った剪定で
もう実は見られないのかと思ってしまった駐車場のセンダン。



今年は花がたくさん咲いていました♪
花盛りに群がるアオスジアゲハが見えないのは寂しいけれど
皆森のウツギの花に夢中になっているのかな?



ホタルの池まで足を伸ばしました。
もうそろそろかな・・・とソロリソロリ近づくと



いた!ヤマアカガエルのオタマジャクシが
無事子ガエルとなって水からあがっていました。
体長15mmほどでしょうか。



体の模様は立派にヤマアカガエルだけれど
まだ尻尾が少し残っています♪
木道には水からあがったと見られるアライグマの濡れた足跡。

人間、アライグマ、ヘビ、鳥、クモ・・天敵だらけの外界へ
旅立とうとしている子ガエルたち。がんばれ!



羽化したばかりのトンボが体を乾かしていました。
オオシオカラトンボかな?今年も会えて嬉しい♪

森はますます緑深く、生き物の気配が濃厚です。

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初夏の日差し

2013年05月24日 | 散歩

朝9時を過ぎればもう蒸し暑い・・。
散歩道の下草は背丈を越えるものもあり
道が見えなくなりそうです。



昨年はいちおう年々増える肌のシミなどを気にして
日焼け止めを塗ってみましたが、即刻肌がひどく荒れ
医者通いしてもよくならず結局老神温泉で治したということもあり
今年はいつもどおり紫外線カバーは帽子に頼ることにしました。



あっ、ツマグロヒョウモンのオス!
そろりそろり近づいて・・・
こういうとき日傘は非常に邪魔なのです。



木陰木陰・・・



暗いところにはあまり蝶は飛んでいないのでやっぱり日向へ。
結局強い日差しにさらされるのです。

咲き残ったキンセンカにモンシロチョウが。
モンシロチョウのオスの翅は紫外線を吸収し、メスの翅は
紫外線を反射していて、お互いを見分けているそうです。
人間には見えない紫外線をしっかり感じているモンシロチョウ。
木陰にいては相手をみつけそこねてしまいますね。

鮮烈な紫色のアルカネットの花をクマバチには
どのように見ているのでしょうか。



カラタチの実が大きくなっていました。

もう夏がそこまで来ていますね。

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リリス展開催日決定♪

2013年05月23日 | 自然

先月抽選に外れ、今年中の開催が危ぶまれていた
「第14回グループ彩雲作品展」。
半年前に行われる抽選に先日めでたく当選し
開催日:2013年11月19日(火)~24日(日)
会場:横浜市文化センターリリス/ギャラリーA
と決定しました!良かったです~♪

ひとまず安心。心も軽く水辺の散策をしました。



カワセミは見えず、カルガモが二羽いるだけの池に
突如出現したカイツブリ。
ヒナを背中にのせているところを見たいな~!



水中を見れば、美しい婚姻色を身にまとったオイカワのオスが
集まっていました。鼻づらや目の下などにできた白いイボイボも
繁殖期のオスの特徴だそうです。

あっ小さいトンボ!



全長3cmほどでしょうか、白緑色と空色が美しい
イトトンボの仲間です。調べたところ、どうやら
アオモンイトトンボのようです。



足元の岩が転がったとたん、何かがヒラリ流れてきましたが
トンボのヤゴの抜け殻のよう。

水辺脇の草地を行くと



2頭の蝶が地面近くでもつれあっていました。
左側がオスで右の翅をひろげてお尻を上げているメスに
アタックしているけれど拒否されているように見えます。



やがて2頭は別れ、メスのほうは葉にとまってくれたので接写♪
サトキマダラヒカゲです。なかなか翅の表側を見ることが
できない蝶の美しい橙色を堪能することができました。



面白い形のキツリフネの花にコハナグモがいました。

キツリフネは真夏の花だと思っていましたが、散策路のものは
もう見頃を過ぎていました。ちょっと時期が早いような。
ピンクのツリフネソウが晩夏だったかな?
毎年咲けば喜んで撮影しているのにけっこう覚えていない
ものです。

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初夏に咲く木の花とアカボシゴマダラ

2013年05月22日 | 自然

ミズキの花が終わり、緑濃くなった近所の公園。
昆虫が少なく寂しいな~と思っていると

頭上でブーン・・・蜂の羽音が。



見上げるとイイギリの花が満開でした。
今年の花は数が多い♪12月の赤い実が楽しみ・・・
なんて半年後のことを考えてしまいました。
これから夏がくるというのに!



こちらはカラタネオガタマノキ
蕾は細かい毛のようなものに覆われてコブシのよう。
モクレンの仲間だというのもうなずけます。



小さなタイサンボクみたいです。
鼻をツンとつく揮発性の強い香り。バナナの香りといわれる
こともあるようですが・・手で周囲をあおって嗅げばそう思えるかな?
香りの表現って難しいですね。

目の前をヒラヒラ大きな蝶が横切っていきました。



アカボシゴマダラの夏型です!今年初めて出会いました。

同じ公園でちょうど一週間前に見たのは



アカボシゴマダラの春型
白い部分がわずかに青みがかって見え美しいのですが
放蝶されて増えたという元来はここにいるはずのない蝶。
見かけると複雑な気持ちになります。
もっと暑い時期になればゴマダラチョウにも出会うのですが、
圧倒的に数が多いのはアカボシゴマダラ。



先日横浜自然観察の森のエノキで見たこの蛹も



上郷森の家の本館前のエノキで5月初旬に見た
この太った幼虫もアカボシゴマダラ。

ゴマダラチョウにテングチョウ、近くで見たことはないけれど
オオムラサキにヒオドシチョウもエノキで育つ蝶たち。
いくらたくさんエノキがあるといっても、出会うのは外来種の
アカボシゴマダラばかりでは心配になります。


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