晴れたお休み、母を誘って久しぶりに里山公園へ行ってみました。
今年も一緒に来れてよかった。
心和む懐かしい初秋の風景です。
彼岸花にはキアゲハ
蕾にアキアカネもとまってくれました。
地面すれすれにたくさんのトンボが飛びまわっていましたが
ちっとも撮影はできず、ようやく撮れたのはこのコノシメトンボ。
全身真っ赤!
ボタンクサギにモンキアゲハ
思いのほか太陽は顔を出さず風も吹いて気温は低めでしたが
多くの蝶が飛んでいて、母も撮影を楽しんでいました。
外来種のアオマツムシ。こちらはメスのようです。
マツカゼソウに似ているな~と思ったこの植物
名前はアキカラマツ
かんざしのような花は涼しげ♪
シモバシラの花がこんなに咲いていました!
真冬に再訪すれば名前通りの霜柱が茎に見れるのかな。
隣には可憐なシオンの花
名札をつけてくれているのがありがたい☆
足が痛くて長時間歩けないというので心配していましたが何とか踏破。
皆考えることは一緒で、座ろうと考えていたベンチがいっぱいなことが。
これからの散歩には携帯用の椅子を持たなければいけないかなと思いました。
久しぶりの日差しに誘われ近くを散策してみました。
キノコを探し歩いていたら森の端へ
見上げるばかりのこの植物は!
ノダケでした。
丈3m以上、こんなに大きくなることもあるのですね。
ふわ~っとトンボが舞いました。
ミズヒキらしき植物にとまったのはオオアオイトトンボ。
このトンボが出てくると秋が来たのだな~と感じます。
ハギの花にクマバチ
ヒガンバナにクロアゲハ
アザミにアゲハ
初秋の花に小さな生き物が次々と♪
色褪せたヌルデの葉っぱにコカマキリ
色々な生き物に力をもらって少し足をのばしました。
白黒さん、お久しぶり!
ミルクティーさんは日向でぐっすり。。元気そうでよかった。
静かに上下するフワフワの背中を見て満足♪
秋バラも咲いていて辺りによい香りが漂っていました。
朝から霧雨が降り強い風が吹いていました。
小さな生き物たちは葉にじっとして晴れ間を待っているようでした。
このクロコノマチョウは体が小さく動きが活発☆
9月最後の教室日でした。
ふりかえれば今月は参加される方が少なめで猛烈に暑かったこの夏に
たまった疲れがあらわれているようで心配でした。
涼しくなってもこまめな水分補給が大切ですね。
午後には青空が出てきて明るく、のびのび描けました。
また大きなヤンマやハチが教室に飛び込んできて急ぎ外へ出しました。
窓を開けていると季節を五感で感じることができますね♪
森の緑はいつのまにか色あせて秋らしい実りが増えていました。
レンズ豆のようなヌルデの実は色づき始め
珍しい。ミツバアケビの実
可愛らしいスズメウリの実
まだ咲くスズメウリの花にツチバチの仲間が来ていました。
一年ぶりのリスアカネ
最近まであんなにいたオオシオカラトンボには全く会えませんでした。
あちこちにぶらさがっていたオオトリノフンダマシの卵のう
こちらが7月にたびたび会えたオオトリノフンダマシのお母さん。
どのように卵のうが形づくられていくのでしょう?
9月に入ってから出会う蜘蛛の種類が増えてきました。
愛らしいものをいずれまとめてご紹介いたします☆
連休中も家にこもり引っ越し後の片付けの続きをしました。
お墓参りはせず、お花を飾りおはぎを食べて
笑顔の写真に語りかける静かなお彼岸でした。
運動不足なので近所の森に夕暮れ出かけると
お線香の香りただよう墓地で
いぶかしげにこちらをうかがう白茶さん
ご機嫌いかが?
久しぶりにツクツクボウシに混じりヒグラシの声を聞きました。
まだ4時台だというのに暗い。
キツリフネの群落に夕陽があたって綺麗・・と眺めていたら
ホウジャクがやってきました。
ヒメクロホウジャクかな?嬉しい出会いです。
ヤマホトトギスも咲いていました。
満開を過ぎ種子ができているものがたくさん。
杉の多い林にこのキノコがちらほら
焦げたポップコーンみたい♪
裏は茶色、やや古いようです。
ハラタケの仲間なのかな~と思い検索してみると
ザラエノハラタケというものが最も近く思えました。
近所に緑は多いし美味しい和菓子やさんも見つけたし☆
ようやく生活が落ち着いて小さな楽しみが増えてきました。
連休直前、母の病院に付き添った後
いっしょに田んぼまわりを散歩しました。
稲穂は黄金色になっていましたが収穫はまだのようです。
上空にはウスバキトンボ、低い所でよく見かけたのはシオカラトンボ
いると思っていたアキアカネやナツアカネは見つけられませんでした。
新しいアライグマの足跡がたくさん。。
何を食べているのだろう?
水辺に行くと足元にこの毛の生えた小さな白花が。
調べるのに時間がかかりましたがメリケンムグラという帰化植物のようです。
一歩踏み出すごとに次々と茶色いカエルが水に飛び込んでいきます。
正体はツチガエルでした。
背中側に小さなイボ、頭でっかちでずんぐりの愛嬌ある姿。
アマガエルもたくさんいました。このコはなぜか階段の手すりに。
カエルが多いということは
やっぱり!シマヘビがいました。まだ若いようです。
赤い目が美しいです。母と大喜びで撮影☆
赤ちゃんカナヘビも母が見つけました。
撮影できたトンボのペアはやはりシオカラトンボ
毎年見られたミヤマアカネにはとうとう会えませんでした。
うっかり半袖で歩いてしまい20か所以上蚊に刺されてしまいました。
でも生き物にたくさん会えて母は「楽しかった♪」と満足気。
久しぶりに旅行にも行きたいようですが近場でどこか?考え中です。
Yさんは馴染み深い風景を描かれました。
「葉山森戸大明神」水彩画 F4
源頼朝により創建された由緒ある神社。海へと通じるみそぎ橋の
朱赤が印象的です。辺りに満ちるエネルギーを勢いよく大らかに
表現されました。波の音や潮風の香りがただよってくるようです。
近づいてみました。
鉛筆で形をとった後、色鉛筆、パステル、透明水彩、不透明水彩
絵具で描いたり洗ったり。時間をかけた情熱的なやりとりが画面を
味わい豊かにしています。その力強さに引き込まれる作品です。
高い集中力で幅広いモチーフに積極的に取り組んでこられた
Yさんの過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
“作品集”の中のYさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。
蒸し暑かった朝。
ツクツクボウシの蝉時雨を久しぶりに聞きました。
散策中の方からさっきアサギマダラが飛んでいたよと聞いて
期待をこめ歩いたけれど会えず残念☆
9月4回目の教室日でした。窓から強い熱風が吹き込んできます。
本来であれば作品展直前で大忙し…のはずでしたが今年はしかたありません。
次回の展示に向け、今できることをこつこつ積み上げていきます。
マスクをしながらの制作は大変ですが何とか夏を乗り切ることができました。
これからも前向きに楽しく活動してまいりましょう☆
蝉の声も聞き納め。夏の名残りを味わいながら汗をふきふき森をゆくと
美しい生き物に会えました。
カワセミが目の前を横切ってサルスベリに。
体色がまだ鮮やかではなく細身なので若者なのかな?
落ち着きなく飛んでよい狩場を探しているようでした。
だいぶ背丈の伸びたキツネノマゴにこの日もルリモンハナバチ
大好きなハンミョウにも数度会えました。
淡い水色に見えるアカボシゴマダラ
一時期見なかったヒカゲチョウもよく飛んでいました。
このショウジョウトンボは先週の月曜日に見たのとおそらく同個体。
翅がだいぶ傷み腹部も変色しているところがあるけれど
かわらず縄張りをはっていました。よい相手に会えますように。
夏が盛り返した森は活気に満ちて濃厚な緑の香りが漂っていました。
Iさんは庭に咲く花を描かれました。
「庭のアジサイ」 水彩画 F3
梅雨のころ変化に富んだ彩りをみせる紫陽花。そのはかない輝き
を繊細なタッチでみずみずしくとらえました。紙の地をいかした
薄塗りは透明感がありじつに爽やか。こころやすらぐ作品です。
近づいてみました。
鉛筆での柔らかな線描や淡い陰色を活かすため着彩は水を多く
使いました。この滲みや溜めでできた表情、選んだ色合い共に
水や雫をイメージさせます。静かな雨音が聴こえてきそうです。
鉛筆デッサンに時間をかけ次々新しいモチーフに挑戦している
Iさんの過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」
内の作品集の中のIさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。
予報では朝から晴れだったのですが森に着くと霧雨が降っていました。
大きなジョロウグモの網にびっしり雫が。
きらきら輝く蜘蛛の巣があちこちで見られました。
9月三回目のお教室は過ごしやすい一日でした。
日が高くなるにつれ太陽が顔をだしましたがたいして暑くはなく
風は秋めいて爽やか。気持ちよく制作できました。
この夏の疲れが出る時期、皆さんくれぐれもご自愛ください。
無心になれるこのひとときはきっと心身の健康につながっています☆
一週間ぶりの森。
朝はとうとうセミの声をきけませんでした。
斜めから見たら枝にカワセミがとまっていました!喜びつつ
忍者のように近づいたのに、レンズを向けた時にはいませんでした。
ツユムシに雫。秋だなぁ。。
葛の花に何となく違和感を感じてよく見ると花の中央に
ウラギンシジミの幼虫がいました♪見事な擬態です。
かたつむりの角のようなものがお尻側、頭は青みがかったほうです。
こちらがウラギンシジミのオス
お昼には日差しが出て数頭飛んでいました。
ツリフネソウが咲きだしていました。
このところこの赤紫色の花が増えてきたように感じます。
またハンミョウに会えました!赤味強めです。
お昼には少しだけセミが鳴いていましたが秋虫の声が優勢。
夏が駆け足で去ってゆきます。
Iさんはケヤキの銘木板に描きました。
「きらきら甘夏」 ケヤキ100x200mm 日本画
四季折々の風物をケヤキの銘木に描くシリーズ。今作は初夏の
庭に咲いた夏蜜柑の白い花です。その鮮烈な香りやきらめきを
自由な発想で表現されました。色鮮やかでこころ踊る作品です。
近づいてみました。
線描で美しい形をとり伸びやかに色面を構成しました。木目を
生かしながら箔・岩絵の具、胡粉などの質の違いを味わい、
色の響きあいを楽しみながら納得するまで描き込みました。
箔をはじめ様々な画材に挑戦してこられたIさんの過去の作品は
HP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の作品集のなかの
Iさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。