朝のうちは曇りで湿った風が強く吹いていました。
水辺へゆくと
クサレダマが花盛りとなっていました。
今年は花数が少なめ。。
このジャノメチョウはかなり翅が傷んでいましたが
風に揺れるトラノオにしっかりしがみついていました。
この日はモンキアゲハによく会いました。
こちらは翅の先端が折れてしまっていました。
どのアゲハもこれから雨が降るとわかっているのか
落ち着ける場所をいそいで探しているようでした。
ススキはこんな食痕がたくさん!
葉裏を確かめると
こんなクロコノマチョウの幼虫が見られました。
一番右下の幼虫は脱皮したてなのか頭部の殻が残っています。
向かって右上の幼虫と左上の幼虫の背部には怪しげなものが
くっついており、何者かに寄生されているのではと思いました。
ススキやアシの葉裏にかなりの頻度で幼虫が見られるので
森はクロコノマチョウだらけと思いきやそうでもない。
無事成虫になれるものはごくわずかなのでしょう。
クロコノマチョウの成虫にも何度か出会いました。
ほの暗いところが大好きなようです。
7月最後の教室日でした。
一ヶ月半の長い夏休みの間に家でできることは何か、
年末の作品展に向け数点同時進行の計画を練り直しました。
午後にGさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆
お仲間同士、また9月にお会いしましょうと笑顔で挨拶を交わし
前半の部が終了しました。
お昼休みは小雨が降ったりやんだり。
野原には今年もネナシカズラが発生しており
不穏な空気が漂っていました。どこまで広がってしまうのだろう?
葉裏に雨宿りしている生き物がいないか探し歩くと
一枝に、探していた生き物が♪
ピンクで囲ったところにいたのは
オオトリノフンダマシのメス
ぴかぴか光ってまるで鳥のフン。大きさ12mmほど。
下の丸で囲った部分には
オオトリノフンダマシのオス。体長3㎜ほどでしょうか。
とても小さくて毛むくじゃらです。
これからメスに近づいてゆくのでしょうか。
どんな求愛行動をするのか見てみたいものです。
16時過ぎには
気持ちの良い青空が広がりました!
ニガクサの花がキラキラと輝いてきれい。
次回この森を散策できるのは9月。
どんな彩りの変化があるのか今から楽しみです。