教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

爽やかな秋空ひろがる9月最後の教室

2017年09月30日 | 教室風景

朝から爽快な青空が広がっていました。


お腹の大きなオオカマキリ
産卵する場所を探していたのでしょうか。

お彼岸のお休みが終わり、9月最後の教室日です。

窓からそよいでくる風が心地よい。。こんな陽気が続けば制作も
はかどりますね。涼やかな秋の虫の声が響いていましたが
正午にはミンミンゼミが元気に鳴きだしました。


午前中、Iさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

上郷森の家別館中庭のはずれにギンモクセイに似た白い花が
咲いていました。オオスカシバが蜜を吸っていたので駆け寄ると


ヒイラギモクセイでした。
香りをかぐとキンモクセイとはまた違うやさしい香り。。
クチナシの花の香りに似ていました。


ヒイラギモクセイはヒイラギとギンモクセイの交配種なのだそうです。


空色めがねがきらめくシオカラトンボ
少し前までいたオオシオカラトンボは見あたりませんでした。


小さな栗がたくさん!


キノコも数種出ていました。これはテングタケかな。

歩けば秋の気配。森が静かになってきました。



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オオトリノフンダマシにトリノフンダマシ

2017年09月29日 | 生き物

このところ蜘蛛の網にひっかかることが多くなって
緑の森に秋がやってきたなぁと感じます。

9月中旬、特徴ある蜘蛛の卵のう2種と
そのお母さんに会うことができました。


見かけることが多いと感じるのは目立つ形のせいかもしれません。
オオトリノフンダマシの卵のうです。

近くには


オオトリノフンダマシの母蜘蛛が卵のうを見守るように居りました。

もう一種


卵のうの大きさは少し小さく長さ8mmぐらいだったでしょうか。
こちらはトリノフンダマシの卵のうです。


近くにはやっぱり!トリノフンダマシの母蜘蛛が留まっていました。

2種とも確かに新鮮な鳥のフンにそっくりです♪
トリノフンダマシの仲間は図鑑で見ると魅惑的なものが多く憧れ。。
他のものにも会ってみたいものです。

雨上がりの楽しみ♪

ナガコガネグモの網にきらめく雫


足がひとつ取れてしまっているけれどコガタコガネグモ。
チュウガタコガネグモ、コガネグモに会えたのはいつだったか・・。
この蜘蛛がいる森は豊かだなと感じます。


体がとても小さいのに大きくて美しい網をはるギンメッキゴミグモ。
なかなかピントが合いません。

これから蜘蛛が肥える季節。新しい出会いが楽しみです。


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電球が目立った今年のお祭り

2017年09月28日 | その他

とんとこ とんとこ 祭囃子に誘われて
近所のお宮の秋祭りに行ってきました。


今年の人出はすごい!狭い敷地に的屋さんの露店がぎっしり並び
小中学生が思いきり楽しんでいました。


私も子供の頃は毎年心から楽しみにしていましたっけ。


ござに座ってお芝居やマジックを見る人も多く、変わらぬ光景に
懐かしさがこみ上げます。


粉物のなかで人気があったのはこの瓢箪の形のカステラ。
大きなポリバケツ一杯にタネが作られているのが見えました。


お店の内容は時代を映し出しています。
子供の頃あった瀬戸物のお人形を置く店やかるめ焼きはもちろん
りんご飴やあんず飴、お面、ヨーヨー、スーパーボールのお店は
なく寂しいかぎり。昔ヨーヨー釣りは必ずやっていましたっけ。

現在のワンコインは100円でなく500円のようで
ゲームもクジも食べ物もだいたい500円以上。


金魚すくいは一軒のみ。

多かったのは
子供たちに人気のおもちゃ、ハンドスピナーを置く店と


このカラフルな飲み物を売るお店。
韓国発“電球ソーダ”と書いてありました。


電球型の器に電球型の小さなライトがついているもの。
カラフルな光が点滅するこの飲み物を吸いながら歩いている子供が
多かったこと!妖しげな雰囲気がお祭りにぴったりです。

今年は仕事の予定が合い、母と姉も一緒に歩けましたが
母などは人あたりで少し具合が悪くなっていました。それでもくじけず
それぞれ散って行列に並び、お祭りの味を買い求めました。

じゃがバターにお好み焼きに大粒たこやきに焼いた鳥もも肉。

ああ、喉が渇く~といいつつお祭りの余韻を楽しんだのでした。


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秋を感じるチョウと青

2017年09月27日 | 生き物

お昼、駅前に行く用事があったので川沿いをまわっていきました。


湧きあがる雲の間からのぞく青空は秋色


清々しい花色のセイヨウアサガオのそばに


赤ちゃんニホントカゲ♪美しいです!
オスは2回、メスは3回冬を越すと成熟し、
幼体時代の黒地に5本の金色線と尾の青色は消えるそう。


この秋初めてウラナミシジミに会いました。このシジミチョウの
表面は紫がかった青。秋は爽やかな青色が多いな~♪


今はどこを見てもイチモンジセセリ


9月も末になってさらに増えてきました。


珍しくとまっていたウスバキトンボ
会えるのもあと少しと思うとさみしいです。

日差しは強く少し歩いただけで汗が流れる陽気でしたが
空の色や出会う生き物に秋を感じました。

コメント (2)
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パソコンファンの掃除と今の実り

2017年09月26日 | その他

爽やかな秋が来たというのに
ブログを見るたびにフォォーーーンとパソコンのファンが鳴ります。

これは故障するパターンかもしれない!大変だ!
急な引越しで物入りだったため今パソコンを買い換えられません。


ファン掃除をしてみることにしました。
前回掃除したのは2015年の8月なので気にはなっていました。

裏板をあけると


ホコリの量は前回よりマシ、と思いましたが

裏返してみたら


きゃーホコリまみれー!


見ているだけで痒い!

使っていいかわかりませんが掃除機と綿棒でホコリを取り除きました。


スッキリ。。

元通りにフタをしめ、しばらくしてから作動させましたが
やっぱりファンの音は大きい。でも気は楽になりました。

黒っぽいものが続いたので最近見た秋の彩りを並べてみました。


柿はまだ青く


カリンが熟すのもこれからのようです。


丈高いザクロの木に実が鈴なり!

下に落ちていたものを拾ってきて、割ってみると


ルビーのような粒々がびっしり♪
思い切って一粒つまんでみると甘くて爽やか。
ザクロを口にしたのは久しぶりです。

パソコンとプリンターはそろそろ変え時かもしれないし
カメラも修理に出したいけれど。。大切に使い続けるのみです。

コメント (4)
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海の近くの公園で

2017年09月25日 | 生き物

長久保公園はそう広くもないのですが植物の種類が多いのが魅力!
温室やハーブ園、果樹のコーナー、展示即売所などもあります。


中身が子供の我々にとってここの生垣迷路は楽しい場所。

今はマテバシイの実が落ちていて


大きいね~♪
これだけマテバシイの木があれば必ずムラサキツバメがいるはずですが、
かがんでばかりいたので探すのを忘れました。


やや小ぶりだけれどダイオウショウの松ぼっくり見っけ!


アメリカデイゴの大きな花に見とれていると、緑の中、
視界の端に違和感を感じました。そちらのほうをみると・・


おおっ、大き~い!
皆で囲みボールペンの長さと比較したりして観察しました。
長さは11cmほど、太さは2cmくらいでしょうか、こんなに立派な
スズメガの幼虫を見たのは初めてです。
クロメンガタスズメの幼虫のようです。


コスモスにはヒメアカタテハ


このハチは・・?オオハキリバチあたりでしょうか。
クマバチほどではありませんが体格はがっちりして大きめでした。


「綺麗なクモがのっているよ!」
カランコエを買おうかと花を凝視していた母が教えてくれました。
エビグモのようです。


ハーブ園には“海辺のハーブ”コーナーがあり
南房総の浜辺でよく見たハマゴウの花が咲いていました。

「外を歩くのはいいわねえ。自分の足で歩けるってありがたい。。」
よろめくことが多くなった母がそうつぶやくのを聞いて
近々貝拾いに行こう、旅行に出かけよう、と思った彼岸中日でした。


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お墓参りして歩き回る一日

2017年09月24日 | その他

彼岸中日。大渋滞を覚悟して海沿いの134号線を南下しました。

意外にも、鎌倉方面は空いていて、江の島方面が渋滞中。
皆さん、箱根や熱海に行くのかな~?

墓地につくとさすがに多くの墓参者がおり
お線香の心落ち着く香りが漂っていました。


今年は母姉に任せてしまっていたのでお墓参りは久しぶり。。
おれこれ父の話をしながら小一時間。
姉がそろえた墓石清掃グッズを駆使してピカピカに仕上げました。

お寺にお参りに行くと

ミケさんが駆け抜けました。


コムラサキシキブの向こうには白茶さん


この子は野生児なのだそう。
地域で可愛がられているのでしょう、猫たちは健康そうでした。

海岸に立ち寄って貝拾い、というのがいつものコースですが
次の日も母姉は東京でお墓参りの予定があり引き返すことに。


134号線の江の島方面は極楽寺あたりで渋滞が始まり
稲村ガ崎ではのろのろ運転。おかげで江の島とうっすら浮かぶ
富士山を撮ることができました。


沖のヨットを眺めるサーファー


2020年のオリンピックで江の島がセーリング競技大会会場になったと
横断幕が掲げてありました。

せっかくお天気が回復したのでおにぎりなどを買って
海から近い長久保公園を歩くことにしました。続きます。

コメント (2)
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近所の樹液レストランのいま

2017年09月23日 | 自然

夕暮れ、クヌギの樹液がまだ出ているか見にいきました。


木は乾いているように見えますがレストランは営業していました。
よい場所を占めていたのはチャイロスズメバチ
ヒカゲチョウは隙間を狙っています。
8月下旬からはカナブンなどの甲虫類は見なくなりました。


9月中旬からヒカゲチョウを多く見るようになり


珍しく翅を広げているところを観察することができました。

クヌギのまわりには大きな蝶が

アカボシゴマダラです。
スズメバチがいなくなるのをじっと待っているようでした。


在来種のゴマダラチョウは今年一度見たきりですが
幼虫の食草が同じこのアカボシゴマダラはしょっちゅう会います。
繁殖力がずっと強いのでしょうか。

足元を見ると黄褐色のきのこがたくさんはえていました。


今年の夏は近所でいろいろな種類のきのこが見られましたが


これは初めてかな。。


裏から見るとヒダがみっしり。
きのこ好きさんに尋ねると古くなったカキシメジあたりではないか
と教えていただきました。

樹液に集まる虫たちの組み合わせもキノコの種類も変わっていく。
いつのまにか季節が移り変わってゆきます。


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Yさんの新作水彩画

2017年09月22日 | 教室風景

Yさんは身近な光景を描かれました。


「横須賀空家(その3)」 水彩画 F4

2階部分がつる植物に覆われた家に人の気配はありません。憂愁に
閉ざされたかのような暗い佇まいを力強いタッチで鮮やかに表現
されました。家族と、家の持つ様々な物語を想像させる作品です。

近づいてみました。

水彩色鉛筆で強く描きこんだのち水彩絵の具を重ね、洗い落とし
描き起こして真に迫りました。濃密で華やかな彩りがかえって
寂寥感を強調し、家を包み込む重苦しい気まで表されています。

様々な画材を用いて幅広いテーマに取り組んでおられるYさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”のなかの
Yさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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ススキ輝く川沿いを歩く

2017年09月22日 | 散歩

とん とん とん
小さくドアをたたく音がしました。

昨日助けたホウジャクが蜜を集めて持ってきた。。



ドアを開けると郵便局の方でした。
新しい保険証を受け取って現実に戻りいつもの川沿いを歩きました。


ヒマワリはまだ咲き続けており


コアオハナムグリが仲良くお食事。小さなハチやアブも来ていました。


ハギは白花のほうが遅く咲くようで蕾がまだありました。


イチモンジセセリはどの花にもいると思えるぐらい何度も会い

驚くほどの数ホタルガも見ました。


皆同じ場所で一斉に羽化したのか、狭い範囲にが乱舞するホタルガ


あっ、くもの巣にひっかかった!

撮影できたのはこの一枚だけ。激しく羽ばたいて無事巣から逃れました。
ホタルガのお腹は綺麗な色をしています。

湿度が低くて爽やかな陽気だと天気予報では言っていたけれど
30分歩いただけで汗だく。ホシホウジャクには会えませんでした。


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