大好きな10月が終わる前に味わっておかなければ♪
生き物を探して水辺をめぐってみました。
あっ、青いイモムシ発見!
駆け寄ると釣り人の落し物のルアーでした・・。
近くに「ブラックバスの放流はやめましょう」という看板が。
いかにも水棲生物がひそんでいそうな浅い水場があり
ヌマガエルが水に飛び込みました!
久しぶりのカエルです~♪
水辺の小道をゆけば
おわかりになりますでしょうか。
倒木の上に巨大といってもいいウシガエルが鎮座していました。
体長20cmはあります。ジャンプするところを見たかったけれど
足場が悪くて近づくことができませんでした。
日当たりのよいところにいたこの赤とんぼ
よく見るアキアカネやナツアカネとは違うような気がしてよく見ると
胸の横に線があまりなく、腹部先端が跳ね上がった形。
マユタテアカネのオスのようです。
こちらはマユタテアカネのメスのようです。
オオアオイトトンボも♪
何度会っても嬉しくなるトンボです。
大きなクロコノマチョウにも会えました。
なかなか表面は撮らせてもらえませんが側面もなかなか。
初めての水辺でしたが思いのほかたくさんの生き物に出会えました♪
この近くをさらに探索してみようと思います。
からりと晴れた休日、静かな池のまわりを歩きました。
のんびり釣りをする人や水面のきらめきを眺めながらゆくと
あっ、ノササゲ!
ほの暗いところでこの青紫色が目立っていました。
スズメウリの実は真っ白に
フユイチゴの実は熟し始め
日向の草むらではアオツヅラフジのツルがたくさん絡まっていました♪
近所で見るものより葉が小さく切れ込みが深いノブドウ
なんて美しいのでしょう♪
野菊にコムラサキシキブも今が盛り
目当てのトンボにあえなかったのは残念でしたが
秋の実りが彩り豊かで嬉しくなりました。
Uさんはお庭の秋を描かれました。
「秋の味覚」 水彩画 F4
栗や柿の熟す頃。彩りあふれる里山の風景が目に浮かびます。
栗の乾燥して硬くなった葉や鋭く尖ったイガもUさんが描けば
やわらかい印象となります。穏やかで清明な作品を見ていると
いつかの秋のあたたかい記憶がよみがえってくるようです。
近づいてみました。
水を多く使って透明水彩絵の具をたらしこんで描かれますが
用紙の種類はもちろん、さまざまな水の量、絵の具の濃度、
色の組み合わせを試しUさん独特の世界を紡ぎだされました。
その変化に富んだ味わい深い世界にひきこまれます。
挑戦し変化し続けているUさん。次の作品も楽しみです。
Uさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“
作品集”の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもごらんください。
爽やかで美しかった10月もあとわずかとなりました。
振り返れば作品展が2つあって今月は書類をつくって
印刷、印刷、インクと用紙を買いに行ってまた印刷・・
パソコンとプリンター前にいつも張り付いていた印象で
なかなかのんびりできる時間がありませんでした。
今になってようやく小休止。久しぶりに近所の川沿いを歩きました♪
すると、嬉しい出会い!
大好きなジョウビタキです~♪
この場所では冬の時期、よくモズが見られるのですが
蜜柑色も鮮やかなジョウビタキのオスが陣取っていました。
お天気がいいなぁ~と青空を見上げると
カラスと猛禽が追ったり追われたりを繰り返していました。
猛禽のほうがカラスよりすこし小さいのかな?
目の下に特徴ある線!なんとチョウゲンボウのようです。
こんな近所で・・・驚きです。川沿いのまわりは住宅や工場があり
緑が深いというわけではないのです。
小さな公園のハーブ畑にいくとまだボリジの花が咲いていました。
ずっとpoリジだと持っていたのですがboリジの呼び名が正しいのですね。
眼鏡を買わなきゃダメかな?
ブロンズフェンネルにキアゲハの幼虫が♪
無事蛹になって冬を越せますように!
秋らしいシジミチョウ代表!のウラナミシジミ
もうだいぶ翅がいたんでいました。
柿の木にエナガちゃんたち。なんて可愛いんでしょう!
撮った画像を見ると虫より鳥が多い。日が暮れるのも早い・・。
秋の深まりを実感する近所散歩となりました。
Aさんの日本画の新作を3点ご紹介いたします。
「ネコジャラシ」 日本画 F6
初夏に繁茂したエノコログサが実りの時をむかえています。
木々の間から射し込む光が穂を照らしその愛らしいシルエットを
浮かび上がらせています。暗くなるまで遊んだのどかな頃が思い
出されるような、親しみと郷愁が感じられる作品です。
極細の線で描かれた穂の表情の素晴らしさ、華麗さに目を
奪われます。強弱をつけて描き込まれた葉や煌く絵の具で
表現された光の帯も変化に富んで美しく、見応えがあります。
よく見れば小さな生き物がいたりして見る者を楽しませてくれます。
2作目です。
「路の花」 日本画 F4
ぽとりと落ちた真紅の椿。まわりに桜の花びらがあるところを見ると
三月下旬、新しい始まりを予感させる頃です。花についたアスファルト
の破片が、形あるものはいつか塵にかえることを思わせ、その
人工的な風合いも散る花とともにあると趣深く感じられます。
暗色の背景に赤と白が映えています。粒子の粗い岩絵の具と
強い線を駆使して描かれた風化し始めのアスファルトの表情は
実にいきいきとしてどこを見ても面白く、なめらかで張りのある
花びらと好対照です。艶やかで深い味わい作品です。
3点目です。
「春嵐」 日本画 P10
北海道の大地から厳しい冬が去りふたたび嬉しい春がめぐって
きました。 春の突風が吹き広大な畑の土の粒子をまきあげます。
何代にもわたる営みによって形作られた土地とともに今を生きる
人の力強さと凄みが大きな刷毛さばきで見事に表現されています。
立つ人は地に深く根を張る大木のように存在感があります。人物は
もちろん、畑もすみずみまでしっかり描き込んだあと、すべてを
物語る土煙を表しました。岩絵の具の粒子の粗さを使い分け
土地の広大さや乾燥した土、風の流れを丁寧に表現されました。
表現したいテーマが明確で、それに適した表現方法は何かを
いつも研究されているAさん。次の作品も楽しみです。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Aさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
上郷森の家まわりで最近見かけた赤い実りを並べてみました。
まん丸で可愛らしいヒヨドリジョウゴ♪
ハダカホオズキ
まだ色づいていないイヌホオズキ。この実は黒くなります。
~ホオズキと名のつくナス科植物は多くて、こんがらがってしまいます。
真紅のカラスウリは遠いところに
日陰にあるテンナンショウの仲間の種は色づき始めです。
マユミの実はカメムシや小鳥に人気があるようです。
すべての実が熟した頃、この木の下で観察していれば
いろんな生き物に会えるかもしれません♪
サヤが真っ赤だけれど種は真っ黒のタンキリマメ
赤という色は見ていると嬉しくなります。
家でちょっと大変だな~と思う作業をするとき、何かやる気がでないとき
赤いものを着ると効果てきめん、動きがはやくなるような気がします。
私だけかもしれませんが・・。冬の部屋着に赤のものを仕入れようかな?
先日歩いた横浜自然観察の森は黄金色に輝いていました。
手前のケヤキは黄色に、奥のケヤキは銅色に
ふんわり甘い香りが漂うセイタカアワダチソウのお花畑
キタテハはもちろん
大きなカマキリがたくさん!
とくにこちらのカマキリはお腹もふっくらとしていました。出産間近かな?
オオカマキリとチョウセンカマキリ、見分けるには体を手でもって
腕の付け根や翅を調べるとよいそうなのですが・・思いっきりはさまれたら
痛そうなのでやめました。
イチモンジセセリは求愛中
後ろのオスは何度ふられてもくじけませんでした☆
アカスジキンカメムシの幼虫たち
成虫まであと少しのところですがこのまま越冬なのかな?
久しぶりのハートマーク♪
エサキモンキツノカメムシもそろそろ冬越し場所を探す時期。
鮮やかな黄色が森にあふれるのは短い期間。だんだんさみしくなりますね。
10月の教室日は気持ちのよい日ばかりでしたが
今日は格別に爽やかでした。
今月はじめに作品展が終わったばかりで新作に取りくむ方が多い中
来月11日から始まる上郷森の家本館での『絵画教室 なかま展』に
出品するべく、仕上げにとりかかる方もいらっしゃいます。
Uさんが水彩画作品を完成させました。のちほどご紹介いたします
のでお楽しみに☆
朝、上郷森の家別館の駐車場近く。
コジュケイの一家が横並びでのんびり食事をしていました。
いつもはこちらの気配に敏感でなかなか姿を見ることができません。
皆小さく見えましたが今年生まれのヒナでしょうか。
リンドウの蕾が艶やかな色に
お昼には気温があがりました。
ツマグロヒョウモンのオスに
アキアカネたちも活発に飛びまわっていました。
次回この森を訪れるのは10日後。その頃どのような光景が
広がっているのでしょうか。
草むらを歩けば服にいろいろな種がくっついてきます。
横浜自然観察の森で出会える、くっつきむし4種を並べてみました。
子供の頃よく投げて遊んだオナモミ
この種は大きくてさすがに避けて通れますが
避けたつもりなのに気がつけばくっついているのがこのチヂミザサ。
森のベタベタさんと呼んでいます。
軽く払ったくらいではとれず、払った手がいつまでもベタベタして
長靴を履いていないと後悔することになります。
つるっとした生地にでもしっかりついてくるのがこの種。
ずっと何だろうと思っていたのですが
このヌスビトハギのものでした。
この森ではとても多く感じる植物です。
4種目は三角錐に毛が生えたような種
キンミズヒキです。
こう種がくっつきやすいと動物にほうぼう運んでもらえますね。
植物が子孫を残す戦略はいろいろあるもの♪秋の観察の楽しみです。
10月22日から四日間の会期で開催された「ゆりの会20周年記念展」。
会が始まって20年、さまざまな出会いと別れがあり、作品一点一点に
当時の思い出がつまっていて、20年という節目の作品展はメンバーに
とって大切なものでした。
たくさんのお客様にご来場いただきお祝いしていただいたことで、
また次に進む新たな力が湧いてきました。 お越しいただきました皆様
誠にありがとうございました。
お忙しいなか、ゆりの会初代講師のH先生がかけつけてくださいました。
素敵なお花までいただきましてありがとうございます。
搬出作業にいらした皆さんと最後に記念の集合写真を撮影した後、
15時から片付けを始めました。
作品を梱包し運びやすい状態にして
可動式パネルを収納し
机椅子を元あった位置に戻しました。このさい社教館スタッフのお二人に
大変助けていただきました。ありがとうございます!
16時、お願いしてあった搬送業者の方が作品を積み込み始めると同時に
皆さんは作品受け取りのため急いで帰宅されました。
本当にお疲れさまでした~!
次は30周年記念展の開催を目指して☆
また新しい日々が始まります。