教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ホタルの池にすむ

2010年06月30日 | 生き物
訪れるのを楽しみにしている
横浜自然観察の森のホタルの池まわりでは
オカトラノオが咲き始めました。



思えば明るい時間しか行ったことがないので
この池でホタルを見たことがありません。
カワニナが歩き回っているようですし、ホタル観察会が
催されているようなのでたくさん見られるのでしょうね。

今の時期、日中の楽しみといえばトンボ類に出会うこと♪



細くて小さいので目立ちませんが
モノサシトンボやイトトンボの類でしょうか。



大型のヤンマが飛び回る池で頑張っています。



このショウジョウトンボはオオシオカラトンボより数が少なく
警戒心が強いのでなかなか良い写真が撮れません。
オオシオカラトンボの産卵シーンを動画で撮影できました。
次にご紹介いたしますのでお楽しみに♪



大きなヤゴの抜け殻がありました。
一週間ほど前たくさんいたクロスジギンヤンマのものでしょうか。
そういえばさっぱり見かけなくなりました。



大型のトンボに襲われる可能性があるというのに
このスジグロシロチョウもこの水辺でよく見かけます。

池は小さくても生き物はぎっしり♪
途切れなくドラマが繰り広げられていると思うと
落ち着いてはいられません。




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6月の庭

2010年06月29日 | その他
今月初旬にあった作品展準備のため春先は忙しく、
今まで庭の世話は家族にまかせっきりでした。
時々写真を撮るのが精一杯・・



6月の前半に見られたビックリグミの果実は
なんと2個だけ!花はぎっしり咲いたのに・・。



春、着果剤のジベレリンを使えば違ったことでしょう。

6月中旬昨年よりも見事に咲いてくれたのが



サツキたち。
昨年の今頃、姉が時間をかけてしっかり剪定し、
芽先についていたベニモンアオリンガの幼虫を
根気よくとってくれたおかげです。

同じ頃存在感があったのがアリウムたち。
昨年の秋に大きな球根を植えつけておきました。



アリウム・グローブマスター
蕾の段階で何者かにかなり食べられてしまい
心配しましたが、なんとか球状に♪



アリウム・ギガンチューム
植えた球根は一球でしたが花茎は2本出てきました。
巨大な葱坊主のようです。



計算違いだったのは
同じ時期に植えつけたネモフィラがすっかり
アリウムの巨大な葉の下に隠れてしまったこと。
この蕾を見るとユリ科ネギ属というのがうなづけます。

先日散歩の途中でみた花が
アリウムギガンチュームに少し似ていました。



1m以上の背丈、クンシランのような葉、花の広がり方
そのほか共通点がたくさん。



ユリ科のアガパンサスという花だそうです。

美しく咲いた花を見ると、少しゆううつな
庭仕事である土ふるいもやる気がわいてきます。
世話を怠った菊たちもどうなることやら・・
これからは蚊と毒蛾とサビ病対策をしなければなりません。





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生き物に出会う旅

2010年06月28日 | その他
昨年の今頃何をしていたっけ・・
アルバムデータを見てみると2泊3日で葉山旅行をしていました。



葉山御用邸のある一色海岸周辺は
在りし日の父とよく訪れた思い出のある場所。
この時は亡くなってから8ヶ月たっていました。
余裕で日帰りできる場所に泊まるなんて
少々馬鹿らしい気もしますが、のんびりとするのが目的・・・



思い出を語りながらも
朝早くから暗くなるまで生き物探しに興じました。
それぞれ長靴を着用し、カメラをぶら下げ漂着物を観察。



接写の鬼(姉)は小さなものを執拗に撮り続けます。
我々のカメラがけっこうな頻度で調子が悪くなるのは
こんな風に湿った場所で使っているからかもしれません。



母はカニを見れば
素早く確実に捕まえるさすがの腕前



○十年前の野山を駆け回った子供時代に
瞬時に戻っていたようです。



打ち上げられたヤリイカの卵や



打ち上げられた・・・イワシかな?
など普段見られないものを興味深く観察したなか
皆がもっとも驚嘆し
気持ち悪がりながらも突きまくったのがこちら。



何~?!



ひゃ~!!

あれこれ騒いでいるうちに
すこしずつ元気をとりもどしていったのでした。

今年も生き物に出会う小旅行を計画したのですが
私の独断で海ではなく森。
哺乳類、鳥類、両生類、昆虫中心の観察会となりそうです。

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メタリックな美しい虫たち

2010年06月27日 | 生き物
上郷森の家まわりで見かけた
金属のような光沢を持つ美しい虫を少しご紹介します。



木漏れ日のなかキラリと輝くその姿に
いつもハッとさせられます。
ハグロトンボのような形をしていますが
ひとまわり小さくより華奢です。



ニシカワトンボでしょうか。
近づいてもあまり逃げないありがたいモデルさんです♪



こちらは翅のグラデーションが美しい♪
同じカワトンボの仲間の
ニホンカワトンボだと思います。

きれいな水辺に暮らすたくさんの昆虫の中でも
宝石のように輝いているのがこちら



ハンミョウです♪
近づけば前へ移動するのでミチオシエという別名もあります。



今回のピンボケは残念ですが
また出会えることでしょう・・。
以上が6月中に出会えたキラキラ昆虫。

そのほか
5年ほど前ニコンクールピクスを使っていた頃、
森の家まわりで撮影して
「きれいな虫」と題して保存してあった画像がありました。



アカスジキンカメムシです。
あの頃は今ほど甲虫に興味がなかったけれど
あまりの美しさに思わず撮影しました。

昨年秋、少々気味悪がりながらひとまず記録していた



この甲虫。
調べたら前出のアカスジキンカメムシの
幼齢だったのです。よく見れば触角の青さなど
美しい成虫に似ているところもありますね。
脱皮していく姿を見たいような見たくないような・・。
そういえばハンミョウの幼虫時代は
どんな姿なのでしょう?調べてみたくなりました。



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不気味だからこそ

2010年06月27日 | 生き物
上郷森の家まわりを歩くのが毎回楽しいのは
美しいものが見られるからだけではなく



不思議な生き物に出会えるからです。
観察して調べる喜びは増すばかり♪
特にクモ類や蛾類は近づくのを避けていたこともあって
何を見ても新鮮に感じます。このクモだって・・・

見た目どおりの名をもつこのゴミグモは
脱皮殻や食べかすのゴミを巣につけて隠れ蓑に
しています。真ん中にいるのがわかりますか?
この森では結構見かけます。

草陰をのぞけば



泥でできた蜂の巣が♪
これはヒメベッコウバチの使用済みの巣のようです。
クモ類を麻痺させ巣に持ち帰り卵を産みつけるそうですが
巣を作っているところを見たいものです。

雨降る中、遠くからでも目立ったのはこちら



ビロウドハマキという蛾です。
上下どっちが頭?びくつきながら近づくと
下の方で触角が動いていました。
案外かわいい目をしていますね。

かわいい目をもつ者といえば



先日出会ったヒゲコメツキ。
このオスは触角を風になびかせ動き回っていました。
こんなかわいい顔をして肉食なのだそうです。

近くにミノムシがいたのですが



蓑のお尻側になぜ蛹・・?
しかもこの蛹、羽化できたのではなく
何者かに食べられてしまっているようです。

キモっ!などと言いつつも、つい接写で連写!
きれいなものよりも、初めて見る不気味なもののほうに
魅力を感じます。自然と蜘蛛の画像がたまってきました。



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暗がりを舞う

2010年06月26日 | その他
毎年この時期になると
このせせらぎで繁殖行動をする美しいトンボがいます。



出会うには
日が傾きかけた5時以降がベスト!(たぶん・・)
のトンボはハグロトンボです。



青緑の金属光沢をもつほうがオス、
奥の全体に黒っぽいほうがメスです。



オスはめったに日差しのあたるところに出てきません。
ヤンマ類のような激しい縄張り争いは見られず
おのおの一定の距離を保ちながら
草陰をひらりひらりと舞っています。



臆することなく夕日を浴びるメス
光をうけた翅が美しい~♪



光のあたり具合でさまざまな色が見え
観察していると時を忘れてしまいます。



翅を閉じてとまり、時々静かにひろげ



広げきったら



すばやく閉じる!の繰り返し。

幻想的なハグロトンボの舞姿を見ると
今年も夏が来たな~と感じます。

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モリアオガエルの池再び

2010年06月25日 | 生き物
恋の季節真っ只中で
鳴声が響き渡るモリアオガエルの池
再びお邪魔しました。



池にはりだした枝に産み付けられた
卵塊は連日の雨で溶け出しています。
これは親モリアオガエルの狙いどおり!



発生の進んだ黄色い卵が見えます。
この泡巣の中にこんな卵が300~800個産み付けられています。



泡巣のなかで2週間・・・
卵からオタマジャクシになって、こんなふうに
雨とともに下の池へ落下していきます。



池で待ち構えているの天敵はニホンイモリや
ヤゴ等の水生昆虫、アメンボ、ハシリグモ、ヤマカガシなど
数え上げればきりがありません。
今回モリアオガエルの親たちの気配は池の中でするものの
顔を見れず・・・このイモリちゃん(たぶん)は暗い水面を
撮ったらたまたま写っていました♪



帰り道立ち寄った田んぼでは
アジサイが鮮やかに色づき



ハナショウブが見頃を迎えていました。



田んぼの中をのぞけば



後ろ足が出た大きめのおたまがたくさんいました。
こちらはモリアオガエルと同じアオガエル科の
シュレーゲルアオガエルのおたまじゃくし(たぶん)。
骨格が変わり緑色がかって、もうカエルの雰囲気♪

じめじめと暑いのは嫌だけれど
梅雨だからこその観察の楽しみが多々あります。


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Sさんの日本画完成

2010年06月24日 | 教室風景
 Sさんはかわいいお孫さんを日本画作品にしました。



「湖畔にて」  日本画  F6

初冬の河口湖のほとりに佇む
子供たちが嬉しそうにほほ笑んでいます。
隅々まで丁寧に描かれ、子供たちへの
Sさんの愛情とあたたかいまなざしが感じられます。
淡い色合いの中に深みと重厚感があるのは
根気よく岩絵の具を塗りこんだ結果。
美しい発色も得られました。

Sさんの今までの作品のモチーフは
静物が多く、今回は人物画初挑戦。
次回作は風景画だそうでこちらも楽しみです。
Sさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のSさんのページに掲載してあります。
ぜひこちらもご覧下さい。







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I さんの新作日本画

2010年06月23日 | 教室風景
I さんは華やかなヒマワリを描きました。



日本画  F6号

夏の花ヒマワリをぴったりなスペイン産の陶器に挿した
南国ムード漂う作品です。時間をかけて背景に散らした
何色もの岩絵の具が幻想的で満天の星空をも感じさせます。
ひとつひとつ変化をつけて描き込まれた主人公のヒマワリは
いつまでも見ていたい楽しさがあります。

I さんの作品はどれも
明るく夢があって味わいのあるものばかり。
今までの作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内の I さんのページに掲載されています。
こちらもぜひご覧下さい!





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横浜市民ギャラリーの作品展

2010年06月23日 | その他
JR根岸線「関内」駅から徒歩1分の
横浜市民ギャラリーに行ってきました。
お知らせをいただいていた
「彩の会風景画展」から拝見しました。



日本画・水彩画・油彩画など技法もさまざまな
見ごたえのある風景画がたくさん展示してありました。




同じ市民ギャラリーで
1階、2階、3階A展示室をつかって催されていたのは
「第34回 ヨコハマ日曜画家展」。
こちらではグループ彩雲のメンバーでもある
Kさん、Hさん、Sさんが出品されています。



こちらは出品点数200点。
Sさんが印象的な女性を描いた作品で受賞されていました。
おめでとうございます!



この「第34回 ヨコハマ日曜画家展」は
「彩の会風景画展」と同じく展示は6月27日まで。
おすすめです!

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