教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

クマバチも恋の季節

2011年04月30日 | 生き物

このところ
空中でホバリングしているクマバチをよく見かけます。



ブ~~~ン・・・
これは縄張りを張るオスがメスを待っているのだそう。



2頭のクマバチが茂みの中に入っていったので
追いかけてみると、片方は枝にとまり
もう片方は近くの狭いところでホバリングしていました。
これはカップル成立?と期待しましたが
バラバラに飛び去ってしまい残念・・



カロライナジャスミンの花にも



ブルーベリーの花にも。
ブルーベリーはとくに好きなようです。



体も羽音も大きいものの性質は温厚。
ひたすら花を求めているだけなので怖がる必要はありませんね♪



小さくてやけに触角の長いこのハナバチに
追われていたぐらいですから確かに大人しいようです。



これから6月にかけて子育ての時期だそう。
大きな花粉ダンゴをくっつけているこのクマバチは
お母さんかな?
飛び交うハチたちを見ているとほのぼのします♪


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いつもどおり近所を歩く

2011年04月29日 | 散歩

からりと晴れた朝

春風をうけながら歩く散歩道。
何度も通っているのに目に映るものが
いつにも増して美しく感じる・・春は特別です!

短い散歩コースながら出会いは多く



アオジかな?
少し前にジョウビタキは旅立ったようですが
モズやキジやバンや



このカワセミなどはときどき見られます。
よく彼女がとまる木の下には



今日大きなカメが歩いていました。
赤いところがよく見えませんが
やっぱりミシシッピーアカミミガメかな?

獲物を探すツグミも

連れ立って歩くカルガモものんびりして見えます。



ご主人を守る凛々しいワンコ♪
無垢な瞳に出会うと癒されます。


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4月の花たち

2011年04月28日 | 自然

4月下旬に
横浜自然観察の森散策で出会った花を集めてみました。



シロバナハンショウヅル
ミツバアケビと同じくらいよく見かけます。

大きなタンポポ
総苞外片(ガクのような部分)が反りかえっていないので
在来種のようです。

花に小さな昆虫2種がとまっていました。

ハナバチでしょうか、お腹ぷっくりでかわいらしい♪
もう1種は



体長1cmほどの小さな子バッタでした。
花のあるところには虫がいますね♪

バッタの仲間はほかにも。

ツチイナゴでしょうか?体長約6cmと立派なサイズ。
厳しかったこの冬を見事のりきったのですね。



この森で見られるテンナンショウの仲間はほとんどこの
長い釣り糸のようなものが特徴のウラシマソウ。
色といい形といい面白い植物ですね。



エビネも咲いていました。

見慣れていても詳しい名前は知らない植物ばかり。
ものすごい種類の植物が芽吹き始めて
森がうごめいているよう!この時期の散策は
生き物の体の中を歩いているような
不思議な気持ちになります。



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めぶきの森

2011年04月27日 | 自然

上郷森の家から歩いて数分
横浜自然観察の森は今
本格的な春色に衣替え中



この時期をずっと待ちわびていました♪

小さな池が点在する小さな原っぱは
ススキの芽吹きがまだで白っぽいけれど
木々は色とりどり!
この原っぱに立ち
はじめ左回り、後半右回りで
動画撮影してみました。

下の画像をダブルクリックしてみて下さいね♪
森の生き物の声がたくさん入っています。

< 4月25日芽吹きの森 >



動画中の小さな池は2月の4週目に
ヤマアカガエルの産卵が見られたものの
3月中に水が涸れ、オタマジャクシは全滅してしまいました。
今はシュレーゲルアオガエルがやってきているようですね♪



3月4日の池の様子
ようやくネコヤナギが出てきたところ
氷が張っています



上と同じく3月4日の森の様子



4月25日
メタセコイヤの芽吹きが始まりました



辺りに漂う甘酸っぱい香りは木の花のものでしょうか?

クヌギの花が満開♪

日一日と森が変化していきます


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4月最後の教室

2011年04月26日 | 教室風景

ゴールデンウィーク直前の森は元気いっぱい♪



以前はほぼ涸れることがなかった水たまりが
少し前の大雨で復活し、ケヤキが映りこんでいました。
シュレーゲルアオガエルがやってこないかな~?

ケヤキの木を下から見上げると・・

青空ににやわらかい若葉のきみどりが
爽やか~!気持ちの良い季節ですね。

教室もすがすがしい空気に満ちています♪



制作に没頭する静かな時間がゆっくりと流れていきます・・
窓の外にはクロアゲハが舞っていました。



日差しが力強くなったことを実感する午後
時折楽しくおしゃべりしながらも
一筆一筆集中して描きすすめていきます。



2週間前には
コブシとソメイヨシノが咲き乱れ、白く輝いていたこみちは
ヤエザクラの花びらでピンクに染まっていました。

枯れ色だった地面も瑞々しい若葉色へ



小さめのコジュケイがのんびり食べ物探し
冬季に比べればたいして警戒もしていないようです。



またまたツマキチョウのオスにも出会えました。
この春はツマキチョウ運がいいな♪

上郷森の家教室は連休中はお休みで
次回は2週間後の5月9日(月)となります。
グループ彩雲の皆様お忘れなく☆
何をするにも良い明るい季節、
たくさん栄養補給できたら良いですね。

 


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あけびを味わう

2011年04月25日 | その他

桜の開花と同じ頃
今年も家のアケビの花が咲き始めました。



千本桜にお花見に行ってクタクタになった4月10日
家のアケビは六分咲き



向かって右の大きいのが雌花
左の小さいのが雄花です。
アケビはこのままでは結実しにくいので
受粉を手助けしてあげないといけません。



毎年雄花のやり取りをしている
頼りになるご近所 Iさん宅を姉と訪ね、
雄花をいただいてきました。
4月10日の時点で、I さんは「一週間後ぐらいがいいかと思う」
とおっしゃっていましたがその通りで
まだ雄花も雌花も成熟しきれておらず
受粉作業はほとんどできませんでした。



ちょっと若い雄花。
下にぱらぱら落ちている紫鼠色の花粉が
雌花の先端の光っている部分につけばよいのだと思います。



雌花の下に雄花が入った器を持っていってチョイっと付けます。
写真手前のメシベには
少し前に姉がつけたと思われるオシベがくっついています。

あけびは東のアーチと西南のフェンスにあって
とにかく花が多く、いっぺんには無理。
この2週間、時間があるときに
I さん宅から雄花をいただき受粉させる、
という作業を繰り返してきました。



一緒に余分なツルを剪定したら
母が3つのリースをつくったので玄関周りに飾り
ものすごい勢いで出た新芽もすべて刈り取りました。



それをさっと湯がいてしばらく水に放し
酢味噌をかけました。
アケビの新芽は父が好きだった我が家の春の味。
昨年はやけに苦くてエグミがあったと記憶していますが
今年はほとんどクセがなく柔らかくて最高♪
出たてのほんとうに若い芽をつんだのが
良かったのかもしれません。

アケビの春の仕事はこれで終わり。
これから夏にかけては
伸びてくるツルをどんどん切って
2年ほど前から発生するようになってしまった
イラガとアケビコノハの幼虫を箸で捕る、
という作業が待っています。


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Hさんの水彩画完成

2011年04月24日 | 教室風景

Hさんは水彩で少女を描きました。




水彩画  F4

身近な静物から風景へとモチーフの範囲を広げてきた
Hさんの初人物画はかわいらしいお孫さん。
澄んだ秋空を背景に、棒を持って落ち葉と戯れる
一瞬の愛らしいしぐさをとらえました。
目眉鼻口の位置のわずかなずれで
印象が変わり別人になってしまうので
神経を使ったのはなんといっても表情。
目と眉は0.1mm単位で消したり描いたり、
こまやかに描きわけ時間をかけました。
こちらまで明るく楽しい気持ちにしてくれる
笑顔♪のすてきな作品に仕上がりました。

いつもひとつの作品にじっくりと取り組むHさん。
水彩絵の具の混色の経過などをこまやかに記録し
研究を怠りません。その積み重ねが
静かで優しい持ち味に加わって、作品をより
強く味わい深いものに進化させています。

Hさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のHさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。






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にぎやかな森

2011年04月23日 | 教室風景

一週間ぶりの上郷森の家周辺は
萌え出た木の芽でにぎやかになっていました。




カエデの若い葉っぱが目にまぶしい!
森の活気が伝わってきます。

今日は4月最後の金曜日教室。



この季節ならではのやさしい日差し
快適な気温で制作がはかどります♪
Hさんが水彩画を完成させましたので
のちほどご紹介いたします。

少し前までは午後教室の後半は光不足でしたが
すっかり日が長くなって、3時半まで明るい♪
気持ちよく描けるようになりました。

お昼休み
晴れていれば森の中のベンチで
昼食をいただくことにしています。



今日はどこにしようかな?
シュレーゲルアオガエルの歌声が響き渡るこの場所か



季節ごとの昆虫が観察できるこの場所・・

満開の桜が一本あったので今回はここのベンチに決めました。
大きめのサンドイッチをほおばりながら
今の森は甘酸っぱい香りがするな~とうっとりしていると

頭をばしっとたたかれました!
手に持ったサンドイッチもない。
目の前にはトンビ・・・
サンドイッチを奪ったトンビを撮影しようと
カメラを構えた時にはすで飛び去っていました。
いつもは警戒して木の下に入って食べているのにぃ~!
うまく取っていってくれた?ので怪我はないものの脱力・・・
もう食べ物がないと思うと妙にお腹がすいてきます。

気をとりなおして残りの時間で蝶を探しました。
会えたのは



ツバメシジミのオス
傷ひとつない美しい翅♪



ベニシジミの・・メスかな?

今年はまだテングチョウに会えていません。
ミヤマセセリにも会ってみたいし
ルリタテハの産卵も観察したい♪
春の楽しみはまだまだ続きます。


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ぶんぶんぶん

2011年04月22日 | 教室風景

制作で家にこもり遠出できないこの春は
道端の野草や小さな虫や
ご近所さんが育てたきれいなお花をながめて
心をなごませております。



いつまでも見つめていたい愛らしさ・・・
甘い香りも春らしい♪



今なお花盛り近所の公園のクリスマスローズ
花期の長さに驚かされます。



道端にしゃがめばかわいいハナバチが
オオイヌノフグリの蜜を集めていました。
よくみるとやけに触角が長い!



珍しいと思っていたビロードツリアブ
今春の遭遇率の高さは不気味なほど・・
幼虫はヒメハナバチの仲間に寄生するそうですが
ヒメハナバチとのバランスがくずれているのでは?
などとしょうもない心配をしたり



飛んでいるアブの体が光に透けて
蜂蜜色になっているのをずっと眺めてみたり



ぶんぶん飛んでいる大きなハナバチに
ピントをあわせようと必死になっていると
時を忘れ、身が軽くなったような気がします。






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歌うウグイス♪

2011年04月21日 | 教室風景

上郷森の家周辺のウグイス密度はスゴイ!
教室でもその歌声にうっとり・・・



さえずる姿を動画でも撮影してみました。
縦構図ではありますが・・後半は歌のみです。
下の画像をダブルクリックしてみて下さいね。

< 歌うウグイスの姿 >



ウグイスがライバルの声をしっかり聞いてから
対抗するように歌っているのがわかります。



歌いながらのびあがっていく・・・
小さな体全部をつかっていますね!

ウグイスは低木に巣を作り
赤色の卵を産むのだとか。
いちど観察してみたいものです。



この植物はウグイスカグラ。
森でよく見る植物ですが
この春はじめて名前を知りました。
ウグイスと関連付けておけば覚えていられそうです。






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