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山登りと旅行の雑記帳です。

みちのく潮風トレイルラン(洋野町区間)

2015年11月30日 | みちのく潮風トレイルラン
昨日の夜は思いの外暖かくてぐっすり就寝。

冬の北侍浜野営場は、まさに辺境のキャンプ場。
誰もいなくて寂しかったけど、満天の星空と太平洋の地平線に浮かぶ漁火がなんとも言えない雰囲気を醸し出していて、一人物思いにふけるには最高の場所だった。

朝焼けを見つつ準備開始。


さて、今日はみちのく潮風トレイルの洋野町エリアを走ります。

昨日降りた陸中中野駅に車をデポして、八戸線で角の浜駅へ。


車窓から見える朝焼けの太平洋が素晴らしい。


角の浜駅到着。


ちょうど8寺に出発。

まずは海に向かって走りだす。


昨日想定外に32kmも走ってしまい、足に若干の張りがあるのでジョグペースでスタート。

浜の鳥居


角の浜漁港


種市高校海洋開発科 潜水実習棟


全国でも唯一潜水技術を習得できる海洋開発科のある高校なんだとか。

私のような軟弱な学生生活を過ごしたヘタレ人間には入学できない格式高い学校だ。

川尻津波供養塔を右手に見て


防波堤を登ると太平洋の絶景が広がる。


防波堤を過ぎるとロープが張ってあって、この先行っていいのか迷う。

地図だとずっと沿岸にルートがとられているのでそのまま直進。


種市病院を過ぎるとすぐ右手に洋野町役場へと続く坂が出てくるので、その坂を登ると洋野町役場。


せっかくなので種市駅にも立ち寄る。


再び海岸に戻り、ひろの水産会館ウニーク。


ウニークの目の前にあるウニ栽培漁業センター。




この膨大な水槽の中でウニを栽培しているみたい。


種市海浜公園を過ぎると


ここからは海を離れてロードを走る。

今回のコースで唯一みちのく潮風トレイルの標識発見。


洋野町エリアはトレイルといいつつ90%は道路。

ほとんどが道路を歩く区間だからなのか、この標識と有家駅の立て看以外で標識を見ることはなかった(もしかしたらあったかもしれないけど)。

やがて宿戸漁港


宿戸駅を過ぎると


田園地帯の中を走る。


ここを抜けると県道に突き当たり、レストハウスが見えた。


山の格好をしている年配グループを見かけたので声をかけてみると、同じくみちのく潮風トレイルを歩いているのだとか。

盛岡から来られているということで、これまでも何回かに分けてルートを歩いているのだとか。

岩手弁で話しかけられてなんだかうれしくなって写真を一緒に撮ってもらいました。


ありがとうございました!

しばらくロードを走り八戸線が間近に見えるビューポイント。


電車が来れば青春18きっぷのポスターになりそうな構図。

陸中八木駅到着。


駅を過ぎてちょっとした集落を抜けて再び海岸へ。

八戸線の線路をくぐって防潮堤を越えるとなんと海岸線へ!




ここからは有家駅まで海岸線を走るという今回の行程で唯一の海岸トレイル。

海がきれい。


この写真だけ見ると、地平線とその上の雲、そして青い空、ここはハワイ??と勘違いしてしまいそう。
めちゃくちゃ寒いけど。。

そしてこのタイミングで八戸線通過。


有家駅到着。


有家駅は東日本大震災津波で流されてしまったので新しく再建されたらしい。
駅舎内にメッセージボードがあったので思い出の記録を残して出発。

有家駅の前にはちゃんとトレイルの看板があった。


ここから1kmほど登って国道に出る。

中野熊野神社まで来ればゴールまでは近い!


陸中中野駅に向かって海岸まで下っていく。


この辺りから膝が痛くなってきてちょっと不安。

海岸まで降りてきて、


海岸沿いを少し走ると陸中中野駅に到着した。


スタートしておよそ3時間、27kmの道のりだった。

ほとんど道路だったけど、海岸線を走るルートは爽快そのもの!

岩手県沿岸最北の町洋野町はステキな海を持つ素晴らしいエリアだった。


帰りは久慈市内の巨大おにぎりで有名な鬼は内で赤鬼定食を食べる。




適度な握り具合で塩加減も絶妙のおにぎりはとってもうまかった。

このあと、べっぴんの湯で温泉に入って疲れを癒して盛岡に帰った。


残り6区間、今年度中になんとか行きたい。

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