みちのく潮風トレイルも中盤戦へ。
今回は前回の大槌町~釜石市区間に引き続き、釜石市~大船渡市北中部区間を走ります。
朝5時に盛岡を出発し、7時15分に大船渡市の三陸鉄道綾里駅に到着。
久慈駅~宮古駅の北リアス線に対して、釜石駅~盛駅(大船渡市)は三陸鉄道南リアス線。
南リアス線に乗るのは今回が初めてなのでわくわくドキドキ。
綾里駅に車をデポし、釜石駅に向かいます。
釜石駅到着。
ここから綾里駅を目指してスタート。
まずは釜石の市街地を通り抜け、国道脇の道路に入って坂を登っていく。
釜石市街地とはここでお別れ。
高台から見ると、釜石の中心市街地の大きさが分かる。
盛岡と比べると本当に小さい。
坂を登っていくと鉄の歴史館。
国道に出るところで正面に巨大な釜石大観音の姿が。
この大観音、中が螺旋階段になっていて顔の真下まで登ることができる。
今回は寄らないけど、大船渡マラソンの時に登ったのでその時撮った写真。
大観音から望む太平洋や釜石市街地の展望は素晴らしいものがあり超オススメスポットです。
ロードを走り続け平田(へいた)駅通過。
この先緩やかな登りとなり平田公園を左折。
ここから石塚峠までのトレイルが始まる。
しかし、入口が分からない。
地図とにらめっこして尾根の西側から登ることはわかるんだけど、入口には工事現場の事務所があって入っていいのか悩む。
案内標識もないけど、どう見てもこの工事現場事務所の奥の谷にルートが取られているのでそのまま進んでいく。
ショベルカーが入るような道を登っていくと大観音が遠くに見えてきた。
谷沿いの道を登りきるとルートがなくなる。
う~ん、とりあえず尾根を登ってみるか、と30分ほど登ってみて尾根のピークに到着。
なんとなく踏み跡はあったけど、よくよく地図を見てみるとルート上にピークは無く、道を間違えていることに気付く。
急いで元来た道を引き返し、再度地図でルートをチェック。
すると、どこかで隣りの谷に下りるルートになっているけど下り口がわからない。
工事現場の事務所まで戻るとかなりのタイムロスになるので、急な斜面を藪や小枝をつかみながら下りると堰堤にたどり着いた。
ここが正規ルートらしい。
いやはや、いきなり相当な時間を無駄にしてしまった。
この先どうなることやら。
それにしても、みちのく潮風トレイルの案内は本当に分かりにくい。
まだ整備が始まったばかりなのでやむを得ない部分もあるけど、わかりにくい部分には案内標識の設置をお願いします。
堰堤から先は顕著な林道。
とはいえ、先日の雪が積もっていて靴はすでに濡れ放題。
石塚峠を過ぎて、
雪の道を走って、
石塚峠の入口に下りてきた。
東日本大震災の碑を通り過ぎると、
地図上はトレイルを通ることになっているのだが、ここでもルートが良くわからない。
登り口にはみちのく潮風トレイルのテープが貼ってあったのでわかったけど、道路が横断するところでトレイルはなくなり、結局ロードを走ることにした。
しばらくいくと唐丹駅。
行動食を食べて少し休憩。
ここまで道に迷ったりなんだかんだで予定時間をかなりオーバー。
しかし、この先に更なる鬼門が待ち受けていた。
唐丹駅から海を左手にロードを少し走ると、
三陸浜街道・鍬台峠への登り口。
ここからトレイルが始まる。
雪の積もったトレイルを登っていくと
林道に合流。
ひたすら登りが続き、そろそろ鍬台峠に着くんじゃないか??と思っていた矢先に右側に海が見えた。
ありゃっ?
ルートは南下しているはずなのに右側に海が見えるっておかしいな。。
う~ん、とよくよく地図を見てみると、いつの間にか西側に伸びている林道に入ってしまっていることに気付いた。
林道のどこかで鍬台峠に続く登山道があるのに全く気付かなかった。
急いで戻ってみると、確かに林道の脇から登山道が始まっている地点があった。
雪が積もっていたのもあるけど、これは気付かない。。
ここでも1時間ほど時間をロスしてしまい、さらに体力も登りで消費してしまい二重のショック。
そしてここからの登りがひどかった。
普段登る人なんていないこのルートは、先週の雪がそのまま残っており登りにくいことこの上ない。
林道ではくるぶしくらいの雪だったのが登るにつれて段々と積雪量が増えて膝下までのラッセル。
この時点ですでに12時過ぎ。
このペースで綾里駅に日没までにたどり着けるか不安になる。
もうすぐ鍬台峠!
膝下ラッセルを繰り返し何とか鍬台峠に到着。
すでに心は折れそうです。
そしてここからの下りも大変だった。
一面雪に覆われていてルートが分からず。
地図とにらめっこしながら何とか赤テープを発見し、顕著な登山道を見つけ一気に駆け下りる。
国道が見えた時は正直ホッとした。
ここまでくれば、トレイル区間はあと1つのみ。
少しやる気がみなぎり吉浜駅までの道のりを小走りで走っていく。
吉浜駅到着。
なんかめちゃめちゃかわいい駅舎^^
吉浜地区は大きな田園風景が広がっていてステキ。
この地区は明治、昭和の大津波の教訓を糧に、低い土地を田んぼとし、集落は高台に移転したらしい。
そのおかげもあって東日本大震災でも軽微な被害で済んだのだ。
そんな吉浜地区を通り過ぎると、今回の行程で3つめの峠、羅生峠越えが待っている。
国道45号線の脇の林道から登り始める。
鍬台峠越えの際のラッセルが頭にあったので、またラッセルだったらまずいなと思っていたら、ほとんど雪はなかった、ほっ。
遠目に見る吉浜地区。
羅生峠まであと少し。
標識も何もない羅生峠を越えるとあとは下り。
遠くにこれから向かう越喜来地区が見える。
緩やかで快適な林道を下っていくと越喜来地区に到着。
この越喜来地区はかなり被害が大きかった地域で大規模工事中。
三陸駅まで走り駅舎内で休憩。
なすびのポスター発見!
私もなすびさんの背中を追って頑張ってます。
三陸駅からすぐの所にある未音先湾望台。
越喜来湾の景色が素晴らしい。
越喜来地区への思いを込めた碁石たち。
三陸駅から綾里駅までは県道9号線をひたすら走るロード。
現在の時刻15時。
残り10kmなので、何とか日没までにはゴールできそう。
甫嶺駅通過。
恋し浜駅到着。
恋し浜駅駅前のカフェ。
この駅は、元々「小石浜駅」という名称だったものが、小石浜地区のブランドホタテ「恋し浜」にちなんで「恋し浜駅」に名称変更されたらしい。
恋愛パワースポットとして密かな人気を集めている駅みたいで、駅舎内は恋愛成就を願うホタテ絵馬がたくさん。
これは縁起が良さそう!
恋し浜駅から綾里駅まではあと6km。
しかし、恋し浜駅で恋愛パワーをもらったところでもはや登りは走れない。
恋し浜駅から峠までの3kmほどの登りを歩ききり、ここから綾里駅まではひたすら下り。
最後のパワーを振り絞り綾里駅までの道を走る。
そして、ようやく綾里駅に到着。
約52kmの道のりでした。
あ~疲れた。
前回55km走った時よりも断然きつかった。
前回はもともと55km走るっていうのが分かっていたのと、1度も道を間違えなかったので余力を持ってゴールしたけど、今回は何回も道を間違えるしラッセルもあるしで本当にしんどかった。
登山道や林道を通る場合は1/25000の地図が必要ですな。
帰りは大船渡温泉に入って、大盛りで有名な坂本食堂でカツカレー大盛りを食べて帰った。
今回は前回の大槌町~釜石市区間に引き続き、釜石市~大船渡市北中部区間を走ります。
朝5時に盛岡を出発し、7時15分に大船渡市の三陸鉄道綾里駅に到着。
久慈駅~宮古駅の北リアス線に対して、釜石駅~盛駅(大船渡市)は三陸鉄道南リアス線。
南リアス線に乗るのは今回が初めてなのでわくわくドキドキ。
綾里駅に車をデポし、釜石駅に向かいます。
釜石駅到着。
ここから綾里駅を目指してスタート。
まずは釜石の市街地を通り抜け、国道脇の道路に入って坂を登っていく。
釜石市街地とはここでお別れ。
高台から見ると、釜石の中心市街地の大きさが分かる。
盛岡と比べると本当に小さい。
坂を登っていくと鉄の歴史館。
国道に出るところで正面に巨大な釜石大観音の姿が。
この大観音、中が螺旋階段になっていて顔の真下まで登ることができる。
今回は寄らないけど、大船渡マラソンの時に登ったのでその時撮った写真。
大観音から望む太平洋や釜石市街地の展望は素晴らしいものがあり超オススメスポットです。
ロードを走り続け平田(へいた)駅通過。
この先緩やかな登りとなり平田公園を左折。
ここから石塚峠までのトレイルが始まる。
しかし、入口が分からない。
地図とにらめっこして尾根の西側から登ることはわかるんだけど、入口には工事現場の事務所があって入っていいのか悩む。
案内標識もないけど、どう見てもこの工事現場事務所の奥の谷にルートが取られているのでそのまま進んでいく。
ショベルカーが入るような道を登っていくと大観音が遠くに見えてきた。
谷沿いの道を登りきるとルートがなくなる。
う~ん、とりあえず尾根を登ってみるか、と30分ほど登ってみて尾根のピークに到着。
なんとなく踏み跡はあったけど、よくよく地図を見てみるとルート上にピークは無く、道を間違えていることに気付く。
急いで元来た道を引き返し、再度地図でルートをチェック。
すると、どこかで隣りの谷に下りるルートになっているけど下り口がわからない。
工事現場の事務所まで戻るとかなりのタイムロスになるので、急な斜面を藪や小枝をつかみながら下りると堰堤にたどり着いた。
ここが正規ルートらしい。
いやはや、いきなり相当な時間を無駄にしてしまった。
この先どうなることやら。
それにしても、みちのく潮風トレイルの案内は本当に分かりにくい。
まだ整備が始まったばかりなのでやむを得ない部分もあるけど、わかりにくい部分には案内標識の設置をお願いします。
堰堤から先は顕著な林道。
とはいえ、先日の雪が積もっていて靴はすでに濡れ放題。
石塚峠を過ぎて、
雪の道を走って、
石塚峠の入口に下りてきた。
東日本大震災の碑を通り過ぎると、
地図上はトレイルを通ることになっているのだが、ここでもルートが良くわからない。
登り口にはみちのく潮風トレイルのテープが貼ってあったのでわかったけど、道路が横断するところでトレイルはなくなり、結局ロードを走ることにした。
しばらくいくと唐丹駅。
行動食を食べて少し休憩。
ここまで道に迷ったりなんだかんだで予定時間をかなりオーバー。
しかし、この先に更なる鬼門が待ち受けていた。
唐丹駅から海を左手にロードを少し走ると、
三陸浜街道・鍬台峠への登り口。
ここからトレイルが始まる。
雪の積もったトレイルを登っていくと
林道に合流。
ひたすら登りが続き、そろそろ鍬台峠に着くんじゃないか??と思っていた矢先に右側に海が見えた。
ありゃっ?
ルートは南下しているはずなのに右側に海が見えるっておかしいな。。
う~ん、とよくよく地図を見てみると、いつの間にか西側に伸びている林道に入ってしまっていることに気付いた。
林道のどこかで鍬台峠に続く登山道があるのに全く気付かなかった。
急いで戻ってみると、確かに林道の脇から登山道が始まっている地点があった。
雪が積もっていたのもあるけど、これは気付かない。。
ここでも1時間ほど時間をロスしてしまい、さらに体力も登りで消費してしまい二重のショック。
そしてここからの登りがひどかった。
普段登る人なんていないこのルートは、先週の雪がそのまま残っており登りにくいことこの上ない。
林道ではくるぶしくらいの雪だったのが登るにつれて段々と積雪量が増えて膝下までのラッセル。
この時点ですでに12時過ぎ。
このペースで綾里駅に日没までにたどり着けるか不安になる。
もうすぐ鍬台峠!
膝下ラッセルを繰り返し何とか鍬台峠に到着。
すでに心は折れそうです。
そしてここからの下りも大変だった。
一面雪に覆われていてルートが分からず。
地図とにらめっこしながら何とか赤テープを発見し、顕著な登山道を見つけ一気に駆け下りる。
国道が見えた時は正直ホッとした。
ここまでくれば、トレイル区間はあと1つのみ。
少しやる気がみなぎり吉浜駅までの道のりを小走りで走っていく。
吉浜駅到着。
なんかめちゃめちゃかわいい駅舎^^
吉浜地区は大きな田園風景が広がっていてステキ。
この地区は明治、昭和の大津波の教訓を糧に、低い土地を田んぼとし、集落は高台に移転したらしい。
そのおかげもあって東日本大震災でも軽微な被害で済んだのだ。
そんな吉浜地区を通り過ぎると、今回の行程で3つめの峠、羅生峠越えが待っている。
国道45号線の脇の林道から登り始める。
鍬台峠越えの際のラッセルが頭にあったので、またラッセルだったらまずいなと思っていたら、ほとんど雪はなかった、ほっ。
遠目に見る吉浜地区。
羅生峠まであと少し。
標識も何もない羅生峠を越えるとあとは下り。
遠くにこれから向かう越喜来地区が見える。
緩やかで快適な林道を下っていくと越喜来地区に到着。
この越喜来地区はかなり被害が大きかった地域で大規模工事中。
三陸駅まで走り駅舎内で休憩。
なすびのポスター発見!
私もなすびさんの背中を追って頑張ってます。
三陸駅からすぐの所にある未音先湾望台。
越喜来湾の景色が素晴らしい。
越喜来地区への思いを込めた碁石たち。
三陸駅から綾里駅までは県道9号線をひたすら走るロード。
現在の時刻15時。
残り10kmなので、何とか日没までにはゴールできそう。
甫嶺駅通過。
恋し浜駅到着。
恋し浜駅駅前のカフェ。
この駅は、元々「小石浜駅」という名称だったものが、小石浜地区のブランドホタテ「恋し浜」にちなんで「恋し浜駅」に名称変更されたらしい。
恋愛パワースポットとして密かな人気を集めている駅みたいで、駅舎内は恋愛成就を願うホタテ絵馬がたくさん。
これは縁起が良さそう!
恋し浜駅から綾里駅まではあと6km。
しかし、恋し浜駅で恋愛パワーをもらったところでもはや登りは走れない。
恋し浜駅から峠までの3kmほどの登りを歩ききり、ここから綾里駅まではひたすら下り。
最後のパワーを振り絞り綾里駅までの道を走る。
そして、ようやく綾里駅に到着。
約52kmの道のりでした。
あ~疲れた。
前回55km走った時よりも断然きつかった。
前回はもともと55km走るっていうのが分かっていたのと、1度も道を間違えなかったので余力を持ってゴールしたけど、今回は何回も道を間違えるしラッセルもあるしで本当にしんどかった。
登山道や林道を通る場合は1/25000の地図が必要ですな。
帰りは大船渡温泉に入って、大盛りで有名な坂本食堂でカツカレー大盛りを食べて帰った。