人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

第35回河北新報錦秋湖マラソン

2015年05月31日 | 錦秋湖マラソン
岩手のローカルマラソン第二弾!
今回は西和賀町で開催された錦秋湖マラソン(30kmの部)に参加してきた。

西和賀町はあの和賀山塊の麓にある町。
この町の魅力はなんといっても豊かな自然。
新緑の中を走れるコースに走る前からワクワク!

朝6時半に家を出て北上経由で西和賀町へ。
家から1時間20分で着いた。
駐車場はすでに満杯だったけど、スタッフさんが周辺の民家の駐車場に誘導してくれてスムーズに駐車できた。

会場に到着すると雨。
しかもけっこう降ってる。


とりあえずナンバーを受け取り開会式が行われる体育館へ。
雨も降っている影響か激混み。


着替えて準備完了。
町長の挨拶を聞いて


スタート地点へ。


雨も上がって気温も15℃と良いコンディション。

西和賀町のゆるキャラ、カタクリンコちゃん。


スタート10分前になっても全然人が集まらないからどうしたのかな、と思ってたら別の場所に整列して5分前に移動してきた。
でも、混んでないので前列スタンバイ。

そしてスタート。
今回は3:50/kmで最後までゴールすることが目標。
コースは折り返し地点まで緩やかな登りで帰りは同じ道を折り返すコース。
結果、1:55:07でゴール。


5kmごとのラップタイム。
1~5km:18:12
6~10km:19:07
11~15km:19:22
15~20km:19:30
21~25km:19:32
26~30km:19:24

折り返し以降下り基調なのになんかパッとしないタイム。
最後の1kmは3:40で走ったけど余力がまだ残ってたので出し切れていなかったような気がする。
もっと走力をつけないと。
体重も最近57kg代とちょっと増えてしまったのでもうちょっと絞らねば。

ちなみに大会の宣伝をすると、ゴール後には色々ともらえます。


タオル、舞茸ご飯、牛乳、アクエリアス、牛乳寒天。
さらに町内の5つの温泉のうち1つ入れる入浴券付き。
(今回はゆう星館に入った)


これで参加料3,000円は安い!
会場では西和賀町の特産品もたくさん売っていて楽しい。




名物のビスケットの天ぷらを購入して食べたらめちゃくちゃうまかった。


コースはというと山の集落のメイン道路を走る超牧歌的コース。
(帰りに撮った写真)




前回の岩手山ろくファミリーマラソンのコースも牧歌的だったけど錦秋湖マラソンも負けてない。

岩手山ろくファミリーマラソンよりも集落の中を走っていくので沿道からの温かい応援がステキ!
これがすごい楽しかった。

機会があればまた出たいな。

P.S
ちなみに、岩手山ろくファミリーマラソンでも見た妖怪ウォッチのキャラクターがここにも!


なんか前回とちょっと違うけど同じ人なのかな?
岩手のマラソン大会ではどこでも出会えるかも!?

第31回岩手山ろくファミリーマラソン

2015年05月17日 | ハーフマラソン
岩手のローカルマラソン大会第一弾!
第31回岩手山ろくファミリーマラソンに参加してきた。
この大会は岩手山を望みながら田園地帯を駆け抜けるという聞いただけで楽しそうな大会。
ただ、コースはけっこうアップダウンがあってそれなりにきつそう。

朝8時に雫石町役場の駐車場に停めてシャトルバスで会場へ。
ローカル大会だから混んでなくて快適。

会場に到着して受付を済ませる。


会場の看板は昔から使いまわしてる感がすごい出ててなんかいい笑


周りの人たちもほとんど地元の人なので、東北弁で話してて癒される。

受付会場で開会式。
雫石町長の挨拶。


体育館で開会式とか珍しい。

岩手のゆるキャラ、わんこそば三兄弟のとふっちも登場。


体育館前に妖怪ウォッチのキャラクターがいたので一緒に写真を撮ってもらった。


会場に移動。


雨がぱらついているのと風がかなり強く吹いててちょっと不安。

スタート地点もみんな10分前に集合。
神奈川マラソンみたいに場所の取り合いもなく余裕な雰囲気。

そしてスタート。
最初は雫石町のメインストリートを駆け抜けていく。


メインストリートを抜けるとしばらくして田園地帯。
この田園地帯が鬼門だった。
途中の折り返し後12km地点くらいから強烈な向かい風。
去年の大田原マラソンの向かい風なんかよりよっぽど強い。
田園地帯なので遮るものがなくて2kmくらい続く直線がずっと先まで見えて萎えそうになった。
ここからは風と格闘。
この3kmは4:05/kmまで落ちる。
やっと田園地帯を抜けて風も弱まったところで今度は雨。
そして雨の次は何とあられが降ってきた!
なんという天気。。

なんとか1:20:00は切りたかったけど、最後はヘロヘロになってゴール。


1:20:10でした。


しかし順位はなんと一桁代!
ハーフには650人くらいしか出てなかったけど10位以内に入れてちょっと嬉しかった。
ちなみに6位までが入賞だったらしい。
だけど6位の背中は遠かった。


(ラップ)
1~5km:18:20
6~10km:18:37
11~15km:19:45
16~20km:19:18
ラスト:4:09

今回はかなりハードだったけど、それでも3:48/kmで走れたのでとりあえず良かった。
地道に走り続けよう。

P.S
妖怪ウォッチもちゃんとゴールしたらしい。


ちなみに、妖怪ウォッチに入っていた人が普通のおじさんだったことはここだけの秘密です。

霞露ヶ岳

2015年05月10日 | 岩手県の山
後輩のヤザキチが八戸出張の帰りに盛岡に寄ってくれた。
金曜日にいきなりメールが来て、「明日午前中で仕事が終わるのでそのあと盛岡で飲みましょう!」
ということで、盛岡に転勤となっているもう一人の探検部の後輩も誘って3人で飲む。

日曜日はもともとどこか山に行こうと思っていて、先日の羽後朝日岳に登った時に出会ったお姉さんが山田町の霞露ヶ岳を一押ししていたのでそこに一人で行こうと思っていた。
ヤザキチに日曜日の予定を聞いたら、夜にホームパーティーがあるとかなんとか。
そんなのいつだって行けるんだから、一生行くことがなさそうな霞露ヶ岳に行くぞ!と半ば強引に連れて行った。

山田町は沿岸地域にあって盛岡から120kmくらい。
沿岸地域は北上山地を横断していかないといけないのでどこに行くにもそのくらいの距離がかかってしまう。

朝8時半に盛岡を出発。
途中道の駅で飯を食い


11時半に登山口に到着。遠いな~。


登ろうと準備をしていると8人くらいの地元のおじさんたちが車で現れる。

お姉さんがオススメしてただけあって、けっこう人気の山なのかな。

鳥居をくぐって登山道に入る。




途中見える山田湾。


山から海が見えるっていいね。

そして霞露ヶ岳神社奥宮に到着。


ここから山頂までほんのわずか。
山頂到着。




山頂は樹林帯であまり景色は見えない。
ちょっとガスってきて海もうっすら。


ここからはひたすら下山。

500mごとに道標があってけっこう親切。


花とかも咲いててステキ。


松林の中をどんどん下山していく。


松林の隙間から海が見え始める。


松林の奥は断崖絶壁。

途中開けたところではリアス式海岸が丸見え。


この景色は素晴らしい!

そして下山地の漉磯海岸に到着。


ゴールが海岸なんて最高のルート。

海が青い!!


海と戯れるヤザキチ。


巨大ボルダーを発見し登らずにはいられないヤザキチ。


なんかかっこいいな。

けっこう岩もしっかりしているし、これはいくつかルートが作れるんじゃないかな。


アプローチが遠いからコスパは低いかもしれないけど。

ここからは道路を歩いて登山口に到着。
わずか2時間ちょっとのハイキングだった。


しかし、それ以上に景色が素晴らしい好ルート。
やるな、霞露ヶ岳!

帰りは大槌町に寄って被災地を見ていく。
旧大槌町役場。


この辺はほとんどのものが流されてしまってほぼ更地の状態。
かさ上げ工事でダンプカーがひっきりなしに走っていた。

そんな大槌町に少しでも貢献しようと地元の食堂で飯を食う。
ヤザキチが調べたこのお店に入る。


ここは海岸を望める最高のロケーション。


そして地元の新鮮な海産物が食べられる。
まずはビールと三陸の珍味ホヤで乾杯(もちろんノンアルビール)。




ヤザキチは海鮮冷麺。


自分は磯丼。


大きな海苔の上にご飯といくら、蒸しウニ、イカ、ホタテなどがふんだんに乗っていて激ウマ!

〆はホタテのバター焼き。


移動時間の方が長い山行だったけど大満足の1日でした。

ヤザキチありがとう、また来てね!

滝ノ上温泉~乳頭山~大深岳~八幡平縦走(3日目)

2015年05月03日 | 岩手県の山
今日は最終日。
八幡平を経由して茶臼岳まで登ります。

大深山荘から先もちゃんと雪がつながっているみたいで安心。

13時茶臼岳登山口発のバスに間に合うように6時に歩き始める。

嶮岨森。
右手には鏡沼と八幡平樹海ラインが見える。
もうすぐゴールは近い。

前諸桧岳、諸桧岳と越えていき、急な登りを登って畚岳到着。


360度の大展望。

もう八幡平は目の前。

畚岳は八幡平の駐車場から1時間ほどで来られるオススメの山です。

畚岳を下ると登山道は終了して車道と合流。

車道を15分ほど歩いて八幡平頂上の駐車場に到着した。

八幡平頂上駐車場は別天地。
さすがにGWということもあり人でごった返していた。

30分ほど休憩して八幡平頂上へ。

駐車場から頂上へはトレースをたどって20分ほど。
100名山ということでたくさんの人で賑わっていた。

八幡平山頂を踏んで茶臼岳を目指す。

八幡平山頂から茶臼岳へもトレースというより道になっていてそれに沿ってひたすら歩いていく。

大深岳から八幡平までのルートと違ってたくさん人が歩いているので迷うことはない。

黒谷池湿原を越えて緩やかな登りを登っていくと茶臼山荘に到着。

ちょっと休憩後山頂を経由して茶臼岳登山口バス停に到着。

いや~天気にも恵まれて充実したロングコースだった。

次回は夏にトレランで一気に走りぬけてみたい。
それにしてもほとんど写真が撮れなかったのが残念でならない。

(コースタイム)
大深山荘(6:00)-八幡平駐車場(9:30)-八幡平駐車場(10:00)-八幡平山頂経由茶臼岳登山口(12:30)

滝ノ上温泉~乳頭山~大深岳~八幡平縦走(2日目)

2015年05月02日 | 岩手県の山
朝4時起床、5時半発。
まだ5月初旬だというのに寒さがまったくない。
むしろ風が生ぬるい感じ。
今年の気温は異常だな。。

今日は八瀬森山荘を越えて大深山荘まで行く行程。

昨日ビールの誘惑に負けて田代岱山荘に泊まってしまったので今日は少し頑張らないと。

ちなみに昨日デジカメの電池が切れるという大失態。
そして持ってきた携帯の充電器も、充電したばかりなのに全く充電できない状況。
携帯の電池も残りわずかなので節約しながら行くことにした。
ということで、2,3日目はほとんど写真がありません。。
こんないい天気なのに残念。

田代岱山荘からは田代平という広い樹林の尾根を歩いていく。
地形図を見ると等高線が緩い上に樹林帯の中なので迷いそう。
ただ、ところどころに赤テープがあるのでそれに沿って歩いていく。

しかし、これが間違いだった。
赤テープを信用してどんどん進んでいくと、なんだか沢筋に降りて行って標高もいつの間にか1000mを切っていた。
どうもおかしいなと思って地形図とコンパスで現在地を確かめてみるとどうやら北側の別の尾根から沢に下ってしまっていたようだ。
この赤テープはおそらく山スキーヤーの人たちが帰りに迷わないようにとつけていったものらしい。

ということで、引き返して本来の尾根に戻るまで往復1時間ロスしてしまった。
時間的なロスより体力を消耗したことが悔しい。

ようやく顕著な尾根に戻り、小白森山、大白森山と越えていく。

大白森山の山頂は広々とした雪面となっていてすごく気持ちのいいところだった。
大白森山から見た岩手山。


夏だと高層湿原になっているらしい。
夏の湿原もいいけどこういう雪のある時期にしか見られない雪原も大好き。

大白森山から少し下ったところにひっそりと大白森山荘が立っていた。
ここも素敵なロケーションで、今度機会があれば泊まってみたい。
残雪期の写真を撮りたかった。

大白森山荘から曲崎山は傾斜のきつい登り。

汗だくになって着いた曲崎山からの展望も遮るものがなくて最高。
今日歩いてきた稜線が丸見え。

曲崎山から急な下りを下って八瀬森。

ここから八瀬森山荘までの下りでも道を間違えて関東沢の方に下ってしまった。
尾根が広い上に傾斜が緩いのでルートを探すのが難しい。
途中で沢に下っていきそうだったので間違いに気づいて登り返す。

登り返して再度コンパスと地図で確かめるとかなりルートを外れて下っていた。
今日は晴れていて周囲の景色が見えるから良かったけど、ガスっていたら本当に迷いそう。

ようやく八瀬森山荘に到着。
ここの近くには水が湧いている箇所があって水分補給。
雪解け水は最高にうまかった。

ちなみに八瀬森山荘は5年ほど前に葛根田川に沢登りに来たときに1度泊まったことがある。
そのときは周りが笹藪と灌木で覆われていたのに、この時期だと一面雪景色。
雪のある時期の方がいいね。

ここから大深岳までは樹林帯の緩やかな登りがひたすら続く。

夏だと藪に覆われた道だけど、残雪期だとどこでも好きなところを歩いていける。

休みながら歩いていくと大深岳が見えてきた。


ようやく三ツ石山からの登山道と合流し大深岳へ。

やっと到着~。

田代岱山荘から約8時間、長かった。

大深岳から大深山荘までは30分ほど。

大深山荘到着。




ここも沢登りで来たときに泊まったけど、相変わらず手入れが行き届いていてキレイな山荘だった。

八瀬森山荘と同じくこの時期は周りが雪に覆われていていい感じ。


今日は八幡平から縦走してきたというステキなご夫婦と自分の3人のみ。

この山域は本当に人が少ない。
そして人が少ない山は静かでいい。

残ったビールとワインを飲み干しご飯を食べて寝てしまった。

(コースタイム)休憩含む
田代岱山荘(5:30)-道に迷う-大白森(9:40)-曲崎山(11:00)-道に迷う-八瀬森山荘(12:20)-大深岳(14:15)-大深山荘(14:45)

滝ノ上温泉~乳頭山~大深岳~八幡平縦走(1日目)

2015年05月01日 | 岩手県の山
今年のGWはせっかく岩手にいるので、前から行きたかった残雪期の八幡平に行くことにした。
八幡平周辺の山には何度も来ているけど、夏のみ。
雪のある時期はゲレンデスキーで来たことはあっても山に登ったことはなかった。

前々から地形図を見て気になっていた乳頭山~曲崎山~八瀬森山荘~大深岳~八幡平のコースに決定。


けっこうなロングコースだけど、2泊3日なら十分行ける。
しかも途中途中に避難小屋が整備されているのでツェルトだけ持って軽量化も図れる。
ということで行ってきました。

始発の盛岡発大曲行きの田沢湖線に乗車。


雫石駅で事前に予約していたタクシーに乗って滝ノ上温泉へ。
去年は4月下旬に滝ノ上温泉までの道は開通していたのに、今年は5月6日が開通日。
ということで玄武洞温泉の車止めゲートまでしかタクシーが入れずここから歩くことになった。
ここまでのタクシー代は4,600円だった。


車止めゲートから千沼ヶ原登山口までは約40分。

ここから登り始める。


登山道はほとんど雪がない。




平ヶ倉沼到着。


静寂に包まれた神秘的な沼。
ミズバショウが咲いてて贅沢なひと時。


平ヶ倉沼からは稜線まで急な登り。


振り返れば樹林の間から岩手山が見えてきた。


途中から雪も出てきたのでスノーシューに履き替えて登っていく。
稜線に出て一休み。
稜線から望む岩手山。


天気も良くて素晴らしい眺め。


稜線から先は登山道がほとんど出ていたのでスノーシューを脱いで歩いていく。
目指す乳頭山(烏帽子岳)へはあと3.1km。


花とか咲いてて最高。


眼下には先ほど通った平ヶ倉沼が見える。


右手には目指す乳頭山が見えてきた。


千沼ヶ原に到着。


ここは一面雪に覆われていてどこでも歩いて行ける。

乳頭山を目指しててくてく歩いていく。


ここは真っ平らなのでガスったら方向がわからなくなりそう。

笊森山の下で小休止。
先に見える乳頭山。


結構登るなぁ。

乳頭山まではところどころ雪が切れていたのでスノーシューを脱いだり履いたりしながら歩く。
途中の沼を通過する際、靴がはまって濡れてしまった。


乳頭山の最後の登りを登って山頂着。


360度の展望が待っていた。

う~ん、素晴らしい!
秋田駒ヶ岳から岩手山、八幡平方面まで丸見え。






ちょっと休憩して田代岱山荘へと下る。
遠くに小屋がちょっと見える。


あとちょっと。


小屋に到着。


ここは避難小屋になっていて、中には毛布などもかかっていて快適そのもの。


この時点で12時。

本当は大白森山荘まで行きたかったけど、もうビールが飲みたくなってしまい今日はここまでとした。

さっそく持ってきたビールを冷やす。


そして乾杯。




くぅ~、生きててよかったと心から思う瞬間。
またビールに柿の種が良く合う。

このあとワインを飲んでまったり過ごす。


結局今日1日誰とも合わず。

GWだというのにこのひと気のなさはなんだろう。
すごく贅沢な1日を過ごした気分。
明日もひと気のない静かな稜線を歩きたい。

(コースタイム)休憩含む
車止めゲート(6:30)-平ヶ倉沼登山口(7:00)-千沼ヶ原(10:00)-乳頭山(11:30)-田代岱山荘(12:30)