人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

白神岳と岩木山

2018年10月13日 | 青森県の山
今年2回目の白神山地。
今回は両親とその山仲間の付き添いで白神岳と岩木山に行ってきました。

白神岳は10年前に追良瀬川の遡行後に登った懐かしい山。
久々の再訪に胸が高まります。

白神山地には大館能代空港からアクセス。


初日は白神山地の麓、田代岱湿原を散策。


紅葉の最盛期の中、お昼ご飯を食べながらゆっくり散策を楽しんだ。










この後は白神岳の登山口近くのホテルに移動して宿泊。


明日の登山に向けて早めの就寝。

翌日は朝5時ホテル発、6時登山口着。

登山口には10年前と同じ姿の避難小屋があって懐かしい。


年配の方々とゆっくり登っていく。


樹林帯を抜けると日本海が見えてきた。


紅葉と日本海、素晴らしい景色だ。


ここから少し登ると稜線に到着。

気持ちの良い笹藪のトレイルを歩く。




稜線からは15分ほどで白神岳避難小屋に到着。


そこから目と鼻の先に山頂がある。
3分ほどで山頂到着。


10年ぶりの山頂からの眺めは素晴らしいの一言。

8月に遡行した赤石川から追良瀬川、そして白神山地の山々を望む。


1年に2回も白神山地には来れるとはなんとも贅沢だ。

この後避難小屋の前でお昼を食べて少し休憩。

この避難小屋は老朽化が激しく、現在ふるさと納税で改修費を集めているみたい。


ふるさと納税の返礼品として、深浦町の特産品と、希望すると避難小屋に寄付者の名前が刻まれるらしい。

来年は深浦町にふるさと納税してその名を刻みたい。

この後は下山。

一気に下山して、今日の宿泊先の不老不死温泉へ。


ここの売りと言えばなんといっても目の前の日本海を眺めながら入る黄金色の露天風呂。
夕陽を眺めながら露天風呂を満喫した。




翌日は岩木山へ。


途中秋田県のわさおがいるきくや商店に立ち寄る。




わさおのことは知らなかったけど、可愛かった。

岩木山は8合目までスカイラインが通っていて、もちろん利用。


そして9合目まではリフト利用。


リフト降り場からは往復2時間。
快晴の中気持ちいい登山だった。


この後は嶽温泉で温泉に入ってマタギ飯を食べて道の駅でお土産を買って新青森から新幹線で帰りました。

白神山地は何時でもいい山です。
次はふるさと納税して小屋が新しくなって名前が刻まれたらまた登りに来るぞ。

八甲田山登山

2015年10月18日 | 青森県の山
昨日の夜起きると、空は満点の星空。
キャンプ場の灯りも必要最小限なので、ものすごい数の星が見えた。
久しぶりに天の川を見た。

朝6時に起きて7時出発。

八甲田山にもルートがいくつかあるが、今回は酸ケ湯温泉から反時計回りのルートで登ることにした。

駐車場からすぐの登山口。


ここは日本山脈縦走の起点だとか。


宝くじが当たったら会社辞めてやってみようかな。

最初は樹林の中をてくてく歩く。
しばらく歩くと、国道を挟んで向かい側の南八甲田の山並みが見えてくる。


7月に沢登りで行ったけど、改めて遠望してみるとすごーく平ら。
あのときはバスの時間がせまっていたので急いで下山したけど、機会があればゆっくり登ってみたい。

硫黄臭のする地獄谷を過ぎると大岳と小岳との分岐点にある仙人岱に出る。


ここは小湿原になっていて休憩スペースもある。

八甲田清水の前で休憩。


目の前で湧いている八甲田清水は冷たくてすごくおいしかった。
この水でビール作ったらうまいだろうな。

目の前には八甲田山の最高峰大岳山頂が見える。


天気は最高で山頂の景色が楽しみ。

仙人岱からの急登を登るとだんだんと景色が開けてくる。


登山口の酸ヶ湯温泉も。


上部には池塘があって癒される。


そして山頂到着。


八甲田山の山頂は素晴らしい景色!

昨日登った岩木山。


青森市街と陸奥湾。


そして遠くに岩手山の雄姿も。


こんな天気の日に登れるなんて幸せ。

ここでも昨日もらったリンゴを食べる。


ジューシーでめちゃくちゃうまい!

青森を大満喫。

下山は毛無岱という湿原から酸ケ湯温泉に下る。

正面に見える田茂萢岳にはかつての噴火の跡が見える。


すごいクレーター。

しばらく行くと、大岳避難小屋。


八甲田山のハイライトはここからだった。

大岳避難小屋から少し行くと、木道となる。


木道フェチにはたまらない。

その木道をてくてく歩いて行くと、上毛無岱と呼ばれる湿原がいきなり広がる。


ここの光景がもう最高!!


スケールは小さいが、前方が開けている分解放感がすばらしい。

後方には八甲田山、前方は南八甲田連峰と最高のロケーション。
ちょうど葦が黄金色に輝く時期で、その色合いとのコントラストがすばらしくきれいだった。


しかもこの上毛無岱、「上」と呼ばれるように、もうひとつ湿原帯がある。

樹林帯に入ってもう湿原は終わりかなと思ったら、木道の階段から一段下にあるもう一つの毛無岱が見えてきた。


こちらは池塘もちらほらと見え上毛無岱と同じく絶景なり。




思わず写真を連写。




湿原を堪能して、後ろ髪をひかれながら湿原とお別れ。

いや~、八甲田山はいろいろと山の魅力が詰まってて思った以上に良き山だった。

樹林帯を1時間ほどで酸ケ湯温泉登山口へ。

駐車場が見えてきた。


休日と言うこともありものすごい数の車。

酸ケ湯温泉に到着。


もちろん酸ケ湯温泉にも入浴。

酸ケ湯温泉はその名のとおり酸性の湯。

しかも酸性の強さはかなりのもので、最初に入った千人の湯は肌がひりひりしてしまって長湯できなかった。

もう一方の洗い場のある方の湯はそれほどでもなかったが、肌の弱い人にはちょっときつめの泉質だった。



この2日間、天気にも恵まれて、青森の名山と名湯を大満喫。
いや~、東北は良いところだ。

盛岡まで来てくれたO谷さんにも感謝です!(岩手はほとんど関係なかったけど。。。)

岩木山登山

2015年10月17日 | 青森県の山
山仲間の先輩O谷さんが盛岡まで遊びに来てくれたので、東北の名山と湯めぐりツアーに行ってきた。

1日目は青森県の名山、岩木山へ。

盛岡から高速を走り岩木山のふもとへ。


高速を降りるとそこはリンゴの名産地。

アップルロードと呼ばれているように、道路の左右はひたすらリンゴ畑。
ちょうど収穫の時期にあたっていて、まるまると育った真っ赤なリンゴが木に実っていた。


正面は岩木山、でかいな~。

せっかくなら収穫したてのリンゴを山頂で食べたい!

ということで、岩木山に向かう途中の農家でちょうどリンゴの選別作業をしていたので車を停めて交渉。


いくつか譲ってもらえないか聞いたところ、キズものならタダでいいよ、とのこと。
さすがに申し訳ないので気持ち料をお支払いして3ついただきました。


ありがとうございます!

岩木山にはいくつかルートがあるけど今回は温泉にも入りたいので、青森の名湯、嶽温泉からのルートに決定。

登山口はこの鳥居から。


下の方は紅葉真っ盛り。


紅葉のトンネルの中をひたすら歩くこと1時間半、視界が開け、リフト乗り場に到着。


岩木山はなんと8合目まで車で来ることができて、なおかつここからリフトに乗って9合目まで行くことができるのだ。
文明の力ってすごい。

リフト乗り場の脇の登山道を登って分岐点へ。


山頂に向かう登山道には沢山の登山者が見える。


避難小屋を過ぎて急な斜面を登ると、ひょっこり山頂に着いた。


今日の天気は最高!

独立峰の岩木山は、周囲に遮るものがなく、まさに大展望。




車とリフトを使えば30分で山頂までたどり着けるとあって、子供連れもたくさん。


風もなくて暖かい。10月でこの暖かさはめずらしい。

さっそく先ほどおすそ分けしていただいたリンゴを食べる。


くぅ~、これはうまいぞ。
農家のお母さん、ありがとう!

山頂の展望を堪能し、下山開始。

帰りは下山パワー全開、1時間で下山してしまった。

その後嶽温泉で入浴。


この温泉も白濁の温泉で泉質の良いお湯だった。

夜は八甲田山の麓、酸ケ湯温泉キャンプ場に移動。

紅葉の時期なので混んでるかなぁと思っていたけど、ガラ空きだった。


テントを張って、炊事棟のベンチで宴会。

スーパーで鍋の具財を買う予定が、来る途中にスーパーが見当たらず、やむなくコンビニで食材を購入。

食材といってもほとんどスナック菓子。


スナック菓子好きにはたまらないラインナップだが、体には悪そう。。

8時くらいまでウダウダ酒を飲んで寝てしまった。