人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

ネパール旅行記(11日目:パシュパティナート&ボダナート観光そして帰国)

2015年01月04日 | ネパール旅行
楽しかったネパール旅行も最終日。
今日はトレッキングのガイドをしてもらったゲルさんにまだ行ったことのないカトマンズの観光名所を案内してもらった。

午前中は郵便局で年賀状を出したりお土産を買ったりタメルの中心街をぷらぷら。
タメルの町並みを目に焼き付けておく。






朝飯は昨日食べられなかったタントゥック。


これはほうとうみたいでかなりうまい。

お昼はなぜかパンケーキ。


無性に甘いものが食べたくなって頼んでしまった。

午後2時にゲルさんとホテルで待ち合わせてバイクで市内を巡る。


まずはパシュパティナートへ。


ここはネパール最大のヒンドゥー教寺院。
たくさんのインド人で溢れかえっている。




実際の寺院にはヒンドゥー教徒しか立ち入りが認められていないため外から見学するしかない。




ここのバグマティ川はガンジス河の支流であり、ヒンドゥー教徒にとって聖なる河と崇められていて、沐浴している人の姿も見られる。


だけど、この川、実際はかなりの汚さ。。

火葬場もこ川のすぐそばにあって、遺灰はこの川に流される。
ヒンドゥー教徒の宗教観を感じられる場所であった。

ちなみにパシュパティナートの裏はちょっとした丘になっていてみんなくつろいでいる。


ゲルさん曰く、仕事のない人がたくさんいるんだ、とのこと。
それが本当かどうかわからないけど、ネパール人は基本のんびりしていてあくせく働かないらしい。
一家の主人が働いていれば、その他の人はなんとか食べていければいいので定職に就いたりしないのだという。
何人かのネパール人から聞いたのである程度的を得ているのだろう。


この次はボダナート。
今度は一転してチベット仏教徒の巡礼地へ。
ここはネパール最大のストゥーパ(仏塔)があり、ものすごい数のチベット僧が巡礼に訪れている。






写真だと伝わらないけどかなりの迫力。
周囲はチベット僧のお経がスピーカーで鳴り響いていて不思議な雰囲気。

チベット仏教の習いに沿って、時計回りに歩いて巡礼。




こういう雰囲気は好きなのでだいぶ長い時間をかけてお参りさせてもらう。




そういやこれが今年の初詣だな。
なかなかスケールの大きい初詣になった。

ちなみにシェルパ族のゲルさんも仏教徒の1人で、毎朝夕ここに巡礼に訪れているとのこと。

3周回ったあと、ゲルさんがいつもお祈りの後訪れるというチベット料理のお店に連れて行ってもらった。

ここでは、いつも飲んでいるというチベットティーをいただく。


右がチベットティーで左がネパールティー。
見た目はミルクティーなんだけど、飲んでびっくり、なんと塩味。
ちょっと口に合わないので普通のネパールティーももらうことにした。
チベット族の人やシェルパ族の人たちはお茶というとこの塩味のチベットティーを飲むのだとか。
これはちょっと真似できない。

このあと、シェルパ族の人たちが日常で食べているというポテトブレッドを食べにゲルさんの知り合いのお店に連れて行ってもらった。
ポテトブレッドはトレッキングの時に話題に出て、トレッキングが終わったらぜひ連れて行って欲しいと頼んでいたのだ。

ボダナートからバイクで10分ほどのところにある小さなお店に到着。
注文して待つ事30分、ようやくポテトブレッドが出てきた。

そもそもどんな料理が出てくるのか想像できなかったんだけど、ふたを開けるとこれまた想像していなかった食べ物が出てきた。


ブレッドというからにはパンみたいな食べ物なのかな、と思っていたけど見た目は・・・。
バターをつけて食べるらしい。

一口食す。
これはじゃがいもだな。
本当に感想としてはじゃがいもとしか言いようがない。

特にうまいというわけでもなくまずいというわけでもない。
とにかくじゃがいもなのだ。

辛味のソースをかけると辛味のソースの味だけしかしない。
そんなじゃがいもの「ブレッド」を完食し観光は終了した。

最後は観光の案内をしてくれたお礼にカトマンズにある日本食料理の店でゲルさんにご馳走。
ゲルさんはてんぷらと日本風カレーを注文。


自分は揚げ出し豆腐と天丼を注文。




なかなかのクオリティーで美味しかった。

ゲルさんには日本風カレーはどうなのだろうと思っていたが、美味しいと言ってくれたので良かった。

最後は荷物の置いてあるホテルまで送ってもらい終了。

この後トリブバン国際空港からクアラルンプール経由で帰国しました。




あぁ、あまりに楽しすぎて帰国後はしばし放心状態。

またいつの日かネパールに行ける時がくるといいな。

ネパール旅行記(10日目:ナガルコット~チャングラナラヤン)

2015年01月03日 | ネパール旅行
今日はやることもなく1日フリータイム。

しかし、今日も天気が悪い。


朝から断続的に雨が降っていて、時折スコールのような土砂降りが降る。


雨の合間を縫って近くのパン屋さん、パンパニケル・ベーカリーへ。
ここは10年前にもあったが、さらにパワーアップしていた。

中はタメル地区とは思えない綺麗さ。


パンのクオリティーも高く美味しかった。


食べている間もスコールが降り、雨がやむまでしばし待つ。


さて、今日はどうしよう。
本当は昨日ナガルコットというヒマラヤの朝焼けが綺麗に見える丘に移動して、朝焼けを見る予定だったけど、バスのトラブルがあって行けなかった。
とはいえ、行ったところでこの天気では何も見えないので行かなくてよかったのだが。。

ただ、前回来た時もナガルコットには行かなかったので、とりあえず天気が悪くても行ってみるか!ということで今日はナガルコットに行くことに決定。

一度ホテルに帰って準備。
ホテル前に止まっていたタクシーの運ちゃんと値段交渉。
ちょっと高かったけど、2000Rsで交渉成立。

ナガルコットへはカトマンズから40分ほど。
昔は舗装されていない道だったのが、日本のODAにより4車線のきれいな道路に変わっていた。


バクタプルを通過して山道に入る。
タクシーの前にはローカルバスが。


バスに乗り切れなかった人はバスの屋根へ。
落ちたらタダでは済まないけど、ある意味中に乗るより屋根の方が楽しそう。

ナガルコット到着。


けっこう賑わっている。

バスターミナルの前にあった屋台で腹ごしらえ。


インド系のスナックらしいけどけっこう美味しかった。


ナガルコットの観光だけではおもしろくないので、ナガルコットからチャングナラヤンという寺院までトレッキングをすることにした。

トレッキングの前にナガルコットの展望台へ。
ナガルコットから展望台までは歩くと1時間かかるので、自転車をレンタルする。

行きはずっと登りのためかなりトレーニング。
展望台入り口へ30分ほどで到着。




入り口から5分ほどで展望台へ。


ここはちょっとした広場になっていてたくさんのネパール人で賑わっていた。




せっかくなのでこの展望塔に登ってみる。


登ってみるとなかなかの景色。
天気は曇りだけど少しだけヒマラヤの姿を見ることができた。




あまりに混んでいるので写真を撮ってすぐに降りる。

展望台入り口からはずっと下りなのナガルコットまでわずか5分で降りてしまった。
下り道から見えた景色もなかなか良い。




自転車を返してトレッキング前の腹ごしらえ。

地元のローカル食堂のチョウメンとモモはうまかった。






これで100Rsなのだから安い。
隣の家でもドーナツのようなお菓子を揚げていたので揚げたてを2個もらう。


1個10Rs。
味付けは何もないけど、ほんのり甘くておいしかった。

ここがチャングナラヤンへのスタート地点。


トレッキング開始。

「ナガルコットからはずっと尾根上を下っていけばよく道に迷うことはない。」と地球の歩き方に書いてあったが、いきなり道に迷う。
というのも、途中であった老人に
「チャングナラヤンはこっちに行けばいいのか」
と聞いたら、
「こっちだ付いてこい」
と言われて付いて行ったのが間違いだった。

付いて行ったらなぜか老人の家に来てしまい、終いにはチップをくれと。

なぬっ、そもそもチャングナラヤンに行く道を迷わせておいてチップをくれとはどんだけ!?

なので、丁重にお断りしてきた道を引き返す。

この道は生活道になっていて、ネパール人の生活が垣間見える。




カトマンズ盆地を一望。


棚田が広がりなかなか良い景色。






しばらく歩くと道路と合流し、またすぐにトレッキング道に入る。

ここから歩く事2時間、ようやくチャングナラヤンが見えてきた。


チャングナラヤン到着。


曇っていたのでヒマラヤの景色は望めなかったけど、晴れていたら素晴らしいトレッキングになるんだろうな。
なかなかオススメのコースです。

チャングナラヤンは丘の上に立つ小さな寺院。
とはいえなかなか見所満載の寺院だった。






寺院の脇にいた子犬がかわいかった。


チャングナラヤンからは待ち合わせていたタクシーの運ちゃんと合流。
ちゃんと来るか心配だったけど、しっかり待っていてくれた。
話を聞くと、ここで4時間も待っていたらしい。
本当かどうかわからないけど、本当だったら律儀なのか暇人なのか。。

チャングナラヤンからは30分ほどでカトマンズ到着。

夜はチベット料理屋でトゥクパという薄味のラーメンのような料理とモモ。




これだけでは物足りなかったのでもう1軒モモ屋をハシゴ。




ここのお店は看板もないお店だったけどかなりうまかった。

ネパール旅行記(9日目:シャブルベシ~カトマンズ)

2015年01月02日 | ネパール旅行
今日はバスでカトマンズに戻ります。
天気はなんと朝から雨。
しかもけっこうな勢いで降り続いている。
あの未舗装の山道を無事にカトマンズまでたどりつけるだろうか。
なんか嫌な予感がする。。

昨日の韓国人グループも大丈夫かな。

最後の朝ごはん、チベッタンブレッド。


ネパールの蜂蜜との相性が抜群。
とても美味しかった。

カトマンズ行きのバスが到着。


雨なので荷物はバスの中へ。


全ての荷物をバスに入れるもんだからかなり窮屈。

7時半出発と言いつつ8時20分出発。
相変わらず凸凹の道をかなりのスピードで飛ばしていく。
ヘアピンカーブも減速しないので右に左に体が揺れる。
しかも運ちゃんが何度も後ろを振り返りながら運転するので怖くてしょうがない。


運転手が携帯電話片手に通話しながら運転するのもこの国では当たり前。

1時間ほど走るとドゥンチェの集落に到着。
ここからまた未舗装の道路となる。

そしてこの後アクシデントが待っていた。。

しばらく走ったところで急にバスが止まった。
すれ違う車を待っているのかなと思っていたのに30分経っても動かない。
運ちゃんが何やら話して外に出て行ったので窓から道の先を見てみる。


するとでかいブルドーザーを積んだトラックが道をふさいでいる。
やたらエンジンをふかしているので、たぶんぬかるんだ道でスタックしたのだろう。
外は雨も降ってるし1時間くらいで解決するだろうとちょっと昼寝。

で、起きてみたらまだ何も変わってない。
なんか人も増えている。


バスの中にいても状況がわからないので現場に行ってみる。

現場に到着。
野次馬がたくさん。


いや~、これはもう無理でしょ。
タイヤもつるつるだし道はぐちゃぐちゃ。
しかも坂道とあっては登って抜けるのはほぼ不可能。

こんな状況の中トラックの横を自動車が無理やり抜けていこうとするが案の定スタックしてる。
ほら、言ったこっちゃない。

それを周りの野次馬が引っ張るというなんともカオスな状況。


一方当事者のトラックの運転手はというと…トラックの中でふて寝。。

現場で1時間くらい待っていたけど一向に状況が変わる様子が見えないのでバスに戻る。

ゲルさんに状況を確認してみると、近くのドゥンチェからブルドーザーを呼んだらしい。
だからゆっくり待ってようとのこと。
さすが余裕だな。

ということで周りの景色を見てみるとこれがまたステキ。


対岸の山裾には集落が広がっている。


こんなところにも人の営みがあるのか。


2時間ほどするとようやくブルドーザーが到着。


で、どうやってこの状況を打破するのか興味があったので現場に駆けつける。

まずはトラックの横の道を広げて向こう側にブルドーザーが移動。


そして、ブルドーザーのシャベルでトラックのお尻を押してトラックを脱出させる計画らしい。

おいおい、ちょっと無理があるんじゃないの??
と思いつつしばらく眺める。

すると少しずつではあるがトラックが移動し始めたではないか!

周りの野次馬が何を言っているかわからないけどワーワー騒ぎ立てる。

1mくらい動かしてはブルドーザーが移動してまた押すという作業を繰り返すこと1時間。
なんと奇跡の脱出に成功!


周りのネパール人も拍手喝采。
バスが止まってから7時間。
ようやくバスが動き出した。

ネパール人の知恵と勇気に感動!
これも旅の楽しみということで自分なりに納得させた。

ちなみにこのトラックの後ろはかなりの渋滞。
大型バスなんかもたくさんあるので、またスタックしちゃうんじゃないのと思いつつ、もう関係ないので考えないことにした。

バスとバスが何度もギリギリにすれ違う。


なかなかのドライビングスキルだ。

動き出してすぐの小さな村で遅いお昼休憩。


腹が減っていたこともあるが、ここのダルバートはめちゃくちゃうまかった。




そして日も暮れ雲海の中のカトマンズ盆地へと下っていく。


出発から約13時間。
ようやくカトマンズ到着。
バスターミナルからタクシーでホテルに移動しゲルさんと別れた。
いろいろあったけど、これもネパールらしくて楽しかった。

もう遅くなってしまったので近くの食堂で夜飯を食べる。


ちょうど空いていたお店に入ったらこれが大当たり!
店先でナンを焼いていたのでそれを注文。




ナンも色々と種類があったので大好物のチーズナンを注文。
それとベジタブルカレーも注文。
で出てきたのがこれ。


拡大




このチーズナン、いろいろなスパイスが効いていてむちゃくちゃうまい!
ベジタブルカレーもカレーと言いつつ初めて食べた味でこちらもかなり美味!
汁なしカレーだ。

いろいろと大変なことがあったけど最後は美味しいご飯にありつけて大満足。
ネパールはやっぱりやめられない。


ネパール旅行記(7~8日目:ランタントレッキング-キャンジンゴンパ~ラマホテル~シャブルベシ-)

2014年12月31日 | ネパール旅行
さて早いものでもうシャブルベシへ向けて帰ります。

朝食にチャパティとチベッタンブレッドを食べる。


終始一緒だったパクさんと。


パクさんのガイドさんとゲルさん。


パクさんは今日もキャンジンゴンパに滞在してチェルゴ・リに登るとのこと。
あぁ、もう1日休みが取れれば登りたかった。。

ということで下山開始。


昨日歩いて来た道を戻っていく。








今日の天気も良く素晴らしいトレッキング。

ヤクの群れを見つつランタン村に到着。


今日は素通り。

そしてタンシャップに到着。
ここは行きにダルバートを食べたところで、帰りもここで食べることとした、

まだ何も準備をしていないということで1時間くらいかかるとのこと。
米をこれから炊くのだそうだ。

まだ時間も早いしやることもないので昼寝をして待つ。

ダルバートが出てきた。


この前と同じだがやっぱりうまい。
お代わりしてお腹いっぱいになって、もう食べたくない!と思うんだけど、1時間くらいするとまた食べたくなってしまう。
なんでだろう、不思議だ。
日本で食べられないのが残念でならない。

この後は樹林帯に入りラマホテル着。

早く着いたのでここでも昼寝。
しかしこの後思ってもいなかったことが。

4時を過ぎると韓国人のグループがぞろぞろと到着。
今日泊まる宿に韓国人の大人数グループが宿泊するのだとか。
聞くところによると、どうやらどこかの学校法人の山登りサークルらしく、下は中学生くらいから上は大学生くらいまで引率の先生を含めると総勢20人以上。
騒いでいるわけではないんだけど、大声で話しているのと狭い食堂に全員入るものだから結果的に追い出される形で部屋に戻った。

ちなみに韓国人グループにはカトマンズからコックも同行していて料理は全て韓国料理。
せっかくネパールに来ているのだからネパール料理食べようよ…とちょっと、いや、かなりそう思った。


下山2日目。
朝起きて出発の準備。
外に出ると韓国人グループの大量の荷物が置いてあった。


これをポーターたちが担いで行く。
もうちょっと軽量化しようぜ…。

昨日とはうって変わって天気は下り坂。


今日はシャブルベシまで一気に下る。




ゲルさん情報によると明日は雨が降るらしい。
キャンジンゴンパに滞在した時に晴れていてラッキーだった。

途中のバンブーでお茶を飲む。


ここから少し下ったところでゲルさんから蜂の巣があるとの情報。

近くにあるのかと思ったら対岸の崖の下に大きな蜂の巣があるのが見えた。


これはヒマラヤオオミツバチといって、崖のようなところに巣を作るらしい。

この蜂の巣からヒマラヤオオミツバチのハチミツが取れるのだ。
だけど、一般のハチミツの5~6倍するのでかなり貴重らしい。

そのあとひたすら下ってシャブルベシ到着。






お疲れさまでした~。

午後はやることもないので、近くにある水力発電所を見に行くことにした。
ここはシャブルベシの集落から歩いて10分ほどのところの川沿いにある。
見学するには街中でチケットを購入しなければならないので、行きたい方はロッジのスタッフに聞いてみて。

水力発電所に到着。






この水力発電所は中国資本によって作られたということでなかなか立派。

本当は発電所の中の写真も撮りたかったけど、中は撮影禁止となっていてカメラは入り口のロッカーに入れていかなければならない。

見学も発電所のスタッフが同行して説明してくれる。
が、ネパール語なので何を言っているかわからなかった。
ゲルさんが少し解説してくれたので多少わかったかな。
とりあえずこんな山奥にこんな立派な発電所があることに関心。
発電所の中は大きな発電用プールやスタッフの詰所などもあり一見の価値あり。
暇な方はぜひ行ってみてください。

時間が余ったので村をぷらぷら。
お菓子売りに子供達が群がっていた。


この後はロッジに戻ってビールで乾杯。


最後の締めはやっぱりダルバート。


ゲルさん、楽しいトレッキングをありがとう!!

ネパール旅行記(6日目:ランタントレッキング-ランタン村~キャンジンゴンパ-)

2014年12月30日 | ネパール旅行
今日はこの旅の最終目的地であるキャンジンゴンパへ。

朝はフライドヌードル。


ただのインスタントラーメン。
今回の旅で一番美味しくなかった。

朝、ロッジで一緒になった単独で来ている韓国人の女性と記念撮影。


韓国では看護婦をしていて、現在は退職して世界を放浪しているとのこと。
ネパールには30日間の日程で来ているとか、うらやましい。。

ランタン村から進んでいくと、谷はさらに開けてくる。






天気もすこぶる快晴で素晴らしい!
ヤクやゾッキョ(ヤクと牛の交配種)がそこかしこにいて癒される。


ストゥーパが見えてきた。


ストゥーパを過ぎるとキャンジンゴンパはすぐそこ。


ようやく到着、そして記念撮影。


もっと雪があるのかと思いきやそうでもなかった。

標高は3800mで富士山より高いものの、気温は0度くらいでそれほど寒くない。

ロッジに荷物を置いてティータイム。


少し休憩後裏手のキャンジン・リという小ピーク(4500m)に登る。


登るにつれてキャンジンゴンパが小さくなっていく。


それとともにヒマラヤがすぐ目の前に迫ってくる。


途中でちょっと休憩。
ドヤ顔のゲルさん。


あと少しで小ピーク。


到着~!
健闘を讃えてガッチリ握手。


握手の合間に見える白い山がガンチェンポ(6387m)。


左がランタンⅡ(6561m)右がランタン・リルン(7234m)。

360度の大展望!




天気も最高で言うことなし!!

下にはキャンジンゴンパが小さく見える。


ちなみにキャンジン・リ(4500m)はここから40分ほど歩いた先にある。
ただ、ちょっと高山病の症状が出ていたのと、キャンジンリに行ってもそれほど景色は変わらないだろうということで無理せずここまでとした。
30分ほどゆっくりして下山した。

下山後はお腹がペコペコ。
さっそくダルバートを食う。


う、うまい。
なんでこんなにうまいんだろう。
とにかくうまいのだ。

食べた後はやることもないのでキャンジンゴンパ内を散策。

まずはヤクチーズファクトリーへ。


キャンジンゴンパでは放牧しているヤクの乳からチーズを作っている。
せっかくなので200g注文、100gあたり250Rs(250円くらい)だった。


そしてこれがキャンジンゴンパ。




ゴンパというのはお祈りの施設。
実際にはここに定住している人はいなくて、トレッキングのシーズンのみロッジのスタッフが常駐しているのだそうだ。

ランタン氷河方面。


この奥には人は住んでいないけど、カルカといってヤクの放牧小屋が何軒かあるらしい。

そこに物資を運んでいるネパール人たちがたくさん戻ってきていた。


ロッジに戻ってさっそくヤクチーズを食べる。
ゲルさんにカットしてもらった。


これが濃厚でかなりうまい。
日本で食べられないのが残念。

夜はチーズチョウメン。


これもなかなかうまかった。

楽しいトレッキングはこれにて終了。
明日はシャブルベシまで戻ります。

ちなみにこの日の夜は頭痛がひどくて寝られなかった。
やっぱり3,000mからいきなり4,000mを越えるのは体に無理がある。
あと1日滞在できればもっと充実したトレッキングができたのにな。

ネパール旅行記(5日目:ランタントレッキング-ラマホテル~ランタン村-)

2014年12月29日 | ネパール旅行
今日はランタン渓谷最奥の村、ランタン村を目指します。

朝食はアップルパンケーキ。


なかなか美味しい。

朝8時出発。
ロッジの娘さんはとっても気さくで可愛かった。


まだ14歳なのによく働く!
夜は日本語を教えてくれというのでこちらもネパール語を教えてもらいつつ楽しい夜を過ごした。
別れ際に記念撮影。

ラマホテルを後にすると段々とヒマラヤが近くなってくる。
正面にはランタンリルンの勇姿が見えてくる。


樹林帯から抜けたところがゴラ・タベラ。


ここからは谷が大きく開け開放感が素晴らしい。

ロッジでティータイム。
なかなかステキなかまど。


山岳地帯の家庭はどこでもかまどがあるらしく、とても立派。
日本の家庭にも一家に一台ほしい代物。

到着した時はちょうどダルスープを温めているところだった。


ゴラ・タベラから1時間ほどでタンシャップに到着。


なかなかのロケーション。




ここでお昼休憩。

ゲルさんによると、ここのダルバートはオーガニックだとか。
裏の畑で野菜を作っているらしく、ダルバートを注文したら野菜をそのまま収穫してそのままダルバートのおかずとして出てきた。


ここのダルバートは間違いなくうまい。
もちろんおかわり必須。
お腹いっぱいになって1時間くらいまったりしていた。

それにしても暖かい。
ここですでに標高3100mあるというのにそんな感じがまったくしない。

タンシャップを過ぎるとヤクの放牧地となる。




これがヤク


標高の高いところにしか生息していない。
ちなみにヤクとゾッキョ(ヤクと牛の交配種)の見分け方はお腹に毛があるかどうか、らしい。

しばらく歩いて行くと遠くにランタン村が見えてきた。


ランタン村到着。


今日泊まるロッジはここ。


名前は「RED-PANDA GUEST HOUSE」だそう(笑)
なかなかいいネーミング。
新しく快適なロッジだった。

時間があるのでランタン村を散策。






高台からランタン村全景。


本当に小さな村で1時間ほどで1周できてしまう。

今でこそたくさんのトレッカーが来るのでロッジが整備されているが、それまではロッジもなく静かな村だったんだろうな。
シャブルベシまでの車道がなかった時代はカトマンズから人と馬で生活物資をここまで運んでいたなんて感心してしまう。
現在はシャブルベシまで車が入るようになったとはいえ、それでも相当不便だろう。
そんな生活をいまだにしているランタン村の人たちを心から尊敬する。

夜はダルバートを食べる。


あぁ、お腹いっぱい。
おやすみなさい。。

ネパール旅行記(4日目:ランタントレッキング-シャブルベシ~ラマホテル-)

2014年12月28日 | ネパール旅行
朝ご飯を食べて8時出発。
朝ごはんはチャパティと蜂蜜。


ホテルには中国人の団体ツアーが泊まっていて朝から大声で何やら叫んでいた。
まずは対岸の旧村へと歩く。


チェックポストで許可証を見せる。


橋を渡って旧村へ。


ここは昔ながらの感じで良い雰囲気。


旧村を抜けるとトレッキングが始まる。


韓国人の団体グループを追い越しランタン川沿いをひたすら歩く。

今日は標高2,340mのラマホテルまで歩く。
シャブルベシの標高が1,460mなので900mくらい登ることになる。
ただネパールは緯度が低いのでそれほど寒くはない。
むしろ東京の方がかなり寒い。

ということで今日はひたすら川沿いに樹林帯を歩く。


ホットスプリングホテルの手前には名前の通り温泉が湧いていた。




触ってみるとかなりぬるめ。
入ってみたかったけど写真だけ撮って通り過ぎる。

ホットスプリングホテル到着、ここでお茶タイム。


ここからはトゥローシャブルという集落が遠くに臨める。


もちろん車は通っていないので生活物資は人と馬が運んでいるとのこと。
あんなところにも集落があるのか、かなり不便だろうな。

この後はバンブーという集落でお昼。


ダルバートを食べる。


うまい、うますぎる。
もちろんお代わりをしてお腹いっぱいになって出発。

途中のリムチェでちょっと休憩。


美人なタマン族のお母さんと赤ちゃん。


あまりに可愛かったので1枚写真を撮らせてもらった。

ここからラマホテルまでは30分ほど。
ラマホテル到着。


ラマホテルに到着後は本を読みつつゆっくり過ごした。

夜ご飯はチーズフライドライス。


盛りが良くてなかなか美味しかった。

ネパール旅行記(3日目:カトマンズ~シャブルベシ)

2014年12月27日 | ネパール旅行
今日はカトマンズからトレッキングの出発地点シャブルベシまでバスで移動する。

ホテルでゲルさんと6時に待ち合わせ、タクシーでシャブルベシ行きのバスの停留所に向かう。

到着。


停留所の横の食堂で朝ごはん。


サモサと芋のカレー粉で炒めたもの。
シンプルだけど、これがうまい!

さて、バスは7時出発なので荷物を乗せて待つ。


荷物はバスの屋根に紐でくくりつけるのでかなり不安。
といって車内に持ち込む余裕もないので諦める。

出発は7時なんだけど、なんだかんだ満員になるまで出発しない。
結局7時40分になってようやく出発。
これもネパリタイムだ。

このバス、インドだかネパールだかの音楽を大音量で流しながらひたすら走っていく。


しかもネパール人というのは普段はのんびりしているものと思いきや、運転となると人が変わる。
やたらと車を追い越そうとするので乗っている方はたまったもんじゃない。

小さい乗用車ならまだしも大型バスで追い越そうとするのでバスが揺れる揺れる。

2時間ほど走るとトイレタイム。


と言ってもトイレがあるわけではなくみんなで立ちション(笑)
目の前にはヒマラヤの絶景!


素晴らしいトイレだった。

一方女性はというと…さすがに我慢していた。
ネパールではこれが普通らしい。

3時間ほどでトリスリという街に到着。


ちょっと早いけどここでお昼タイム。

お昼はもちろんダルバート。


ローカル食堂のダルバートほど地元の味が食べられる。
もちろんここのダルバートもうまかった。

トリスリを過ぎると本格的な山道になってくる。


窓側の席に座っていたんだけど、道の脇はかなり急峻な崖。




しかも道が舗装されていないから尋常じゃないくらいバスが揺れる。
シートベルトなんてないから揺れるたびに上の荷物入れに頭をぶつけてしまうので帽子を二重にかぶって耐える。
ある意味ジェットコースターより恐怖。

この道をバスはひたすら走っていく。

少しでもハンドル操作を誤ると遥か下に落ちていってしまいそう。
後でネットで調べてみたら結構転落事故が起きているらしい。。
そんな不安はお構いなしにかなりのスピードでぐんぐん進んでいく。

いくつかの軍のチェックポストで荷物検査を受けてようやくシャブルベシに到着。


はぁ~、疲れた。。
カトマンズから休憩を含めて7時間だった。

シャブルベシに着くとホテルにチェックインして今日の行程は終了。


せっかくなので村の中を散歩してみた。

ここは旧村と新村に分かれていて、新村はトレッキングが栄えるにつれてホテルの建築が進み、それに合わせて住宅もできたらしい。






旧村はシャブルベシまでの車道が出来る前から人が住んでいた集落で昔ながらの建物が多く残っている。
旧村はトレッキングの通り道なので明日行ってみることにしよう。

道の脇では村の子供たちが遊んでいたので写真を撮らせてもらう。





ネパール語でタパインコ フォトキツナ サクツゥ?(写真を撮ってもいいですか?)といったら喜んでくれて、他の子供も集まってきて可愛い写真が撮れた。
ありがとう☆

この後はホテルに戻ってネパールティーを飲みつつ夜ご飯のチーズフラドヌードルを食べてゆっくり過ごした。



ネパール旅行記(1日目~2日目:カトマンズ到着)

2014年12月26日 | ネパール旅行
今年の年末年始はネパールへ。
ネパールは学生の時以来で10年ぶり。
その時は2か月ほど滞在してエベレスト街道のトレッキングとポカラでぷらぷら遊んでいたのだ。

あの時に見たヒマラヤの美しい世界とカトマンズの雑踏が忘れられず、いつかまた来よう!と機会を探していた。
今年の年末年始が大型連休となったことから思い切って行ってきました。

今回の目的はランタン渓谷のトレッキング。
ランタン渓谷はカトマンズ発着で6泊7日で行ける最も手頃なコース。
トレッキングの他にカトマンズにも正味3日間滞在できるのでかなり楽しみ。
ではでは行ってきます。


成田からクアラルンプールを経由してカトマンズへ。
トリブバン国際空港到着。


前に来た時は空港でビザを取ることはできなかったけど、今は空港でも取得できるようになったみたい。

この空港は日本の資金援助によって作られた空港。
空港を降りると懐かしい匂い!
客引きや車のクラクションの音が昔を思い出させる。

事前に予約していたホテルの送迎車に無事合流しホテル直行。
今日はもう夜中なのですぐに寝てしまった。

おはようございます。
さっそく朝食を求めて街中を歩く。


カトマンズといえばタメル地区。
タメルはホテルや飲食店、お土産屋からなんでも揃うセンター街のようなところ。
バックパッカーやツーリストはカトマンズに来るとほとんどがこのタメルに滞在する。

ちょっと歩いてみたものの、10年前とほとんど変わらないこの街並み。










10年経ったのでかなり近代化したのかなぁと思っていたものの、ほとんど変わらず。
タイムスリップしたような不思議な感覚。
しかもその時のお店もそのまま残っているし。
なんか嬉しくなってしまった。

郵便局で何枚か年賀状を出してから朝飯を食う。
もちろん朝からダルバートとモモだ。


ダルバートとモモはネパールの国民食でどこに行っても食べられる定番の食べ物なのだ。

ダルバートとは、ダル(豆スープ)とバート(ご飯)にアチャール(おかず)とタルカリ(漬物)の付いた食べ物。
モモは、蒸し餃子。ベジタブル、チキン、バフ(水牛)がある。ちなみにバフがオススメ。
ローカル食堂だとほとんどバフのみ。

そしてこのダルバートがむちゃくちゃうまい!
前回来た時もこの味に感動して毎日食っていた。
しかも肉以外はお代わり自由、食べていると食堂の人がダルスープやバート、アチャール、タルカリなどを持ってきてくれて好きなだけ盛ってくれる。

食堂によってダルスープの味やアチャールの内容が色々なのでこれが楽しみ。
今回の旅行はこのダルバート目当てと言っても過言ではないのだ。

ダルバート以外にもネパールの食べ物は美味しいものばかり。
以後食レポートも兼ねていきます。

今日は事前に申し込んでいたトレッキングガイドとホテルで顔合わせ。
ネパールのトレッキングはTIMS許可証というものを事前に取得しなければならない。
今回はトレッキングのスタート地点であるシャブルベシまでバスで移動しなければならず、そのチケットも事前に入手する必要がある。
前回は時間に余裕があったのでカトマンズに着いてから許可証の発行や飛行機のチケットの手配、ガイドの調達をしたけど、今回は時間の制約があるので現地の旅行会社に事前に連絡して全てお願いした。

今回のガイドはシェルパ族のゲルさん。
なんと日本語も話せるとのこと!
これは楽しみ、ネパール語もいろいろと教えてもらおう。
顔合わせは明日からの行程と荷物のチェックをして終了。
では明日からよろしくお願いします。

この後はレンタサイクルでカトマンズ市内をぐるっと巡る。

ネパールはヒンドゥー教と仏教が混在した珍しい国。
市内のあちこちに神様が祀ってあって不思議な雰囲気。







そしてこの雰囲気がとても心地よい。

小腹が空いたのでローカルお菓子を購入。




これはサモサといってインド系のお菓子。
小麦粉を練った生地の中にカレー粉で炒めたジャガイモや豆がたっぷり入っている。
1個20ルピー(1ルピー:約1円)。
これがまたうまい。
しかも揚げたてだったのでなおうまかった。

カトマンズから自転車で30分ほどのパタンへ。
ここのお寺も世界遺産となっていてなかなか良い。

一通り巡る。












お昼はモモ。


ローカル食堂のモモは味も値段も最高。
10個で50Rs。

この後はタメルに戻ってぷらぷら。

とりあえず目に付いた屋台は食う






夜はネパール料理のお店でダルバートとモモを食う。






観光客向けっぽい店だったけどうまかった。