人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

いわて盛岡シティマラソン2019

2019年10月27日 | フルマラソン
記念すべき第1回大会のいわて盛岡シティマラソンに出場してきた。


岩手県は母親の故郷でもあり、3年前に1年間住んでいた心のふるさとでもある。

3月に盛岡でフルマラソンが開催されると知り、迷わずエントリーした。

前日に岩手県に入り、祖父母のお墓参りと親戚のあいさつを済ませ繋温泉に宿泊。

翌日のマラソンに備え英気を養った。

朝5時起床、盛岡駅までバスで移動し、盛岡駅からシャトルバスでスタート地点の岩手大学へ。

第1回の大会だけど、荷物預かりやスタート地点の整列など運営がとてもスムーズだった。







Aブロックに整列しスタートまでしばし休憩。

今回は30kmまでは4:00/kmを維持して、残り12kmを4:30/kmでサブスリーを狙う。

8月下旬のトレランの大会でハムストリングを痛め3週間練習できなかった影響がどのくらいあるか。

なんとか行けるところまでがんばりたい。


いよいよスタート。

スタート直後は盛岡市内の中心部を駆け抜ける。

岩手県庁や盛岡城址公園、旧岩手銀行本店など観光名所を巡るコース。

雫石川をわたって南部屋敷の交差点で奥さんと娘の応援を受ける。

まだまだ余裕がある。

郊外に入り、繋温泉へと続く県道に入ると段々とペースが落ちてくる。

そして25km過ぎの御所湖への急坂。

ここで一気にペースが落ちる。

何とか登りきるところでゲストランナーである山の神こと神野大地選手とすれ違う。

さすが山の神、急な上り坂を超えても軽やかなストライドで一気に下って行った。

御所湖沿いの道を1kmほど走ると折り返し地点。

下り坂に差し掛かったところで30km。

4:00/kmを維持してなんとか2時間弱で通過。

しかし、下り坂を下りきったところでさらにペースが落ちる。

もう足は売り切れ状態。

ここから残り8kmを走らなければならない。

なんとか雫石川沿いの土手に入り残り3km。

5:00/kmまで落ちたけどこのペースでいけばぎりぎり3時間は切れそうだ。

残り1kmに入り足が攣りそうになる。

足が攣らないようにペースを落として何とかゴール。

ネットタイムで2:55:48でした。

(10kmごとのラップ)
10km:38:51(3:53)
20km:39:43(3:58)
30km:41:36(4:09)
40km:44:37(4:27)
ラスト:11:01(5:01)

とりあえず3時間を切れてよかった。

と同時に、練習不足を痛感、30km以降は本当に苦痛だった。

それでも、かつて生活していた大好きな岩手路を満喫できてとても楽しかった。

ボランティアの皆さんの応援もあって最後まで完走できた。

残念だったのは、ゴール後の岩手三大麺のふるまいをゴール後の疲労で食べられなかったこと。

次のレースでは万全の準備をして自己ベストの更新を狙います!

第67回勝田全国マラソン

2019年01月27日 | フルマラソン
勝田全国マラソンを走ってきました。




今回のレースでは4年前に出して以来更新できていない自己ベスト(2:46:11)を更新することが目標。

そのために、11月以降ハーフマラソンと30㎞走を計画的にこなしながら、ここまでけがなく順調に調整してきた。

レース当日も、これは行けるんじゃないか??と自信にみなぎっていたのに、結果は2:47:29。

最後の7㎞で大失速し自己ベスト更新はならなかった。

改めてフルマラソンの難しさを痛感したレースでした。


勝田全国マラソンの会場は常磐線の勝田駅。

家から2時間半弱で会場まで行けるので日帰り可能な大会だ。

会場に余裕をもってスタート2時間前の8時半に到着。

トイレに行ったり着替えたりして準備完了。

天気も良く風もあまりないという好コンディション。

今日は行けるぞ!という期待が膨らむ。

Aブロックだったので10分前に行っても先頭に近い位置に並ぶことができた。

そしていよいよスタート。

最初の2kmは周りに流され3:37/kmのペース。

さすがに早すぎるので3km以降ペースを落とす。

とはいえ、体が動くし心拍も上がらないので3:45/kmを維持して順調に走る。

東海原発前のアップダウンを通過しハーフを1:19:18で通過。

想定の1:21:00より2分早かったけど足はまだまだ余裕がある。

これはかなりいい記録が出るのではないか!?と夢を見てしまう。

ただ、この先このペースを維持するのは難しいと思ったので3:55/km前後に落とす。

30kmを1:53:30で通過。

まだ足に余裕があるけど、どこかで体の異変がくるではという思いが頭をよぎる。

できれば最後まで4:00/kmを維持して走れればという期待があったのだが。。

35kmを2:13:34で通過。

ここにきていよいよ足が重くなってきた。

まだ4:15/kmで走れてるけど、最後までは持たなそう。

昭和通りの直線に入って残り5kmくらいになったところから一気にペースダウン。

もう足は売り切れ状態で、最初に飛ばしたことを後悔しながらのランニング。

40kmを過ぎてからの残り2.195kmはもう地獄。

頑張って腕を振っても5:00/kmが限界。

後ろからどんどん抜かされながら悔し涙のゴール。

結果2:47:29でした。


前半1:19:18、後半1:28:11と後半のペースダウンが大きく響いた。

特に、35~40kmは4:31/km、残り2.195kmは5:11/km。

最後歩かずにゴールできただけでも良かったのかも。

前半をもう少し抑えていけば後半ここまでペースダウンしなかったかもしれないけど、それもたらればの話。

かなり悔いの残るレースとなったけど、この経験を生かして次こそ自己ベスト更新を狙いたい。

第56回愛媛マラソン

2018年02月04日 | フルマラソン
愛媛マラソンを走ってきました。


今回は嫁さんの友達が松山市に転勤したとのことで、友達に会うのとうどん県で讃岐うどんを食べるのを目的にエントリー。
人気大会ということで抽選だったけど、なんとか当選して愛媛県に行ってきました。

行きは香川県の高松空港へ。


翌日のマラソンに備えて讃岐うどんでカーボローディング。
事前に調べた4店舗をはしご。




















本場讃岐うどんを食べるのは15年ぶり。
三度の飯よりうどんが好きな私には夢のような1日だった。
本場の讃岐うどんはテラうまい!

松山まではレンタカーで移動。
会場近くで受付を済ませ明日に向けて準備完了。


友達とご飯を食べて早めに就寝。


さてレース当日。
今日はこの冬最強の寒波が上空を覆うということで、最高気温2度、風速5mとの予想。
気温が低いに越したことはないけど、これは寒すぎ!

会場に1時間前に到着したものの、荷物をギリギリまで預けず室内で待機。
荷物を預けてからスタートまでの30分間は、人混みに紛れてなんとかやり過ごす。
風が吹くとめちゃくちゃ寒い。。

そしてようやくスタート。
今回は最後まで4:00/kmで走り切って、2時間50分を切るのが目標。

人混みを抜けた2km過ぎから4:00/kmを切るペースで進む。

20km過ぎまでは順調に進んだものの、その先冷たい向かい風を受ける。
そこまで強い向かい風じゃないんだけど、とにかく冷たい!
冷た過ぎて鼻水が止まらない。
そして半袖にしたことを後悔。。
もうとにかく早くゴールしたいという気持ちだけで前へ進む。

40kmまで大幅なペースダウンもなく、ゴールまでラスト2km。

なんとラスト2kmはこれまでの5kmよりもペースアップしてゴール!
結果は2:49:29でした。


なんとか目標を達成できてよかった。

それにしても今回のレースは本当に寒かった。
ゴール後もしばらく震えが止まらず、すぐに道後温泉に移動。




温泉に入って、ビール飲んで飯食って帰りました。
なかなか厳しいレースだったけど、讃岐うどんも食べたし観光もできて楽しい大会だった。

それと、街中が大会一色になるあの雰囲気もいいね。
また機会があれば出てみたい大会です。
沿道の応援とたくさんのボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

第121回ボストンマラソン

2017年04月17日 | フルマラソン
念願のボストンマラソンを走ってきました。


ボストンマラソンは今回で121回目を迎える歴史ある大会。
参加するにはボストンクオリファイという参加設定記録を満たす必要があって、アメリカ人にとっては選ばれしもののマラソン大会という位置付けになっている。
そのため、ボストンマラソンに参加&完走するだけでもヒーローになれるらしい。

ちなみにボストンクオリファイはこれ↓


かなり走り込んでいるランナーでないと参加できない。
40代後半でサブ3.5、60代前半でサブ4とはかなりレベルが高い。。

参加設定記録の公認対象の大会は限られているので、大会公式サイトを要確認。

私は一昨年走ったベルリンマラソンが対象の大会で、3時間を切っていたので無事エントリーができました。

一応観光客向けの枠もあるみたいなので、正確には必ずしも条件を満たしたランナーだけが出られる大会ではないけど、やっぱり参加資格を満たした上でエントリーすることに意義がある。


ボストンマラソンは毎年4月の第3月曜日に開催される。
前日受付のため、土曜日にボストン入り。
今回は、ボストンに住む兄夫妻に双子が生まれたということで、出産祝いも兼ねて訪問しました。


日曜日、受付会場のHynes convention center へ。




無事にゼッケンを受け取り、準備完了。

そのあと、せっかくボストンに来たのでちょっとだけMLBを観戦。




さすがレッドソックス、人気球団ということで、当日券は立ち見しかなかった。
それでもメジャーの雰囲気を体感。
今度来た時は最後まで見たい。




今年は日本人選手もいないので、お土産も買うことなく球場を後にして、ゴール付近を下見。




明日はここを走るのかぁ。
前日から盛り上がっていてテンションが上がってきたぞ。


そしていよいよ本番当日。
地下鉄を乗り継いでゴール地点の荷物預けへ。




無事に荷物を預け終えてスタート前の記念撮影。


(このあとの写真は大会公式サイトから)

ボストンマラソンは、スタートからゴールまでワンウェイのコース。


そのため、ゴール地点からスタート地点まではバスで移動する。

確かに、案内にはバスで移動とは書いてあったけど、数万人ものランナーをどうやって輸送するのか??

それがこれだ。


ボストン中のスクールバスを結集して、大規模なピストン輸送が始まるのだ。

今日は中学、高校は祝日でお休み。
ということでこれだけのバスが集められるらしい、納得。

この光景が圧巻で、バス乗り場には黄色のスクールバスが見渡す限り並んでいる。
さすが121回目を迎える大会、運営が完璧だ。

バスで1時間ほど揺られて、スタート地点のホプキントンに到着。


ここにはアスリートビレッジという芝生の広場に、食べ物や飲み物がたくさん用意されている。






ベーグルとホットコーヒーをもらってしばし休憩。
スタートの10時までまだ2時間もあるので横になったりしてくつろぐ。
少し風が吹いていて肌寒い。

ちなみに、4年前にあった爆破事件の関係でセキュリティが強化。
スタート地点からゴール地点までの荷物の輸送がなくなってしまったので、防寒具は処分できるような古着を用意しないといけない。


ボストンマラソンのスタートはウェーブ制になっていて、事前の公認記録をもとに5つのウェーブに分けられている。
ゼッケンもウェーブごとに色が分けられていて、第1ウェーブは赤のゼッケン。
スタート地点ではさらにウェーブをタイム順に4つのコーラル(囲い)に分け、スタート時の混乱がないように配慮がされている。

スタート地点は、アスリートビレッジから500mほど歩いたところにあって、ウェーブごとに移動開始の案内がある。

1時間前になってようやく第1ウェーブが移動。


途中にトイレと給水所が設置されていて最後の準備を整える。

自分は第3コーラルにスタンバイ。
スタート地点まで100mほどなので割とすぐにスタートできそうだ。

少なくとも第1コーラルから第3コーラルまでは間違いなくサブスリーランナー。
みんな速そう。

アメリカの国家斉唱を聞いて気分高揚。

そしていよいよ10時を迎え、第1ウェーブが一斉にスタート!

最初はしばらく下り基調。
ここで飛ばすと後半足にくるので、少しペースを抑えて走る。

天気は最高だけど、気温が高い。
朝は肌寒かったけど、スタートに近づくにつれてぐんぐん気温が上昇。
あとで知ったけど、スタート時点の気温は21度もあったらしい。
5kmほど走っただけで汗びっしょり。

普段は10kmくらいまでは給水を取らないんだけど、序盤から水をとって、腕や足に水をかけながら走る。

そのおかげか、ハーフまでかなり順調ペース。
ハーフを1:21:46で通過。
前半はほとんど上りがないので自然とペースが上がってしまう。

なんとか25kmまでペースを落とさずにきて、ここからアップダウンが出てくる。

特に32km過ぎに出てくる通称ハートブレイクヒルという上り坂は、確かに心が折れそう。
1kmくらいしかないんだけど、30km過ぎの上りはきつい。

なんとか最小限のペースダウンに抑えてあとはゴールまで下りと平坦な道を残すのみ。

ここまで、ずーっと途切れることのなかった声援がゴール近くまで来るとさらにヒートアップ!
なんだか走っていて鳥肌が立ってしまった。

声援に力をもらって、最後まで全力を尽くす。

力を振り絞って最後の直線へ。
もうここの応援がすごいのなんのって。
完全にヒーローになった気分だ。

そして…、ゴール!!

最高の42.195kmでした。

タイムは2:46:20と、自己ベストの2:46:11には届きませんでしたが、これまでで2番目のタイムでゴールできました。
もう大満足です。
(今回のラップ)


スタートからゴールまで途切れることのない応援が力になって、最後まで楽しく走れました。
一昨年のベルリンマラソンといいボストンマラソンといい、ワールドマラソンメジャーズの大会は素晴らしいの一言!
またいつか機会があれば出られるといいな。

最後の直線では、兄夫妻も応援に駆けつけてくれて、写真を撮ってくれていました、感謝!




大会サイトからも借用







レース後はエネルギー補給。
アメリカンハンバーガーを食べて消費したカロリーを摂取。


ちなみに、ボストンマラソンの参加賞Tシャツを着て街中を歩いていると、いろいろな人に賞賛されて握手を求められる。
なんかスターになった気分だ笑

そして、マラソンの余韻に浸りながら空港ホテルに宿泊し、翌日の早朝便で東京に帰りました。


育児に忙しい中色々とアテンドしてくれた兄夫妻に感謝です。

神戸マラソン2016

2016年11月20日 | フルマラソン
神戸マラソンを走ってきました。

神戸に住む友人とともに申し込んだものの私だけ当たってしまい、1人での参加です。
前日に神戸入りして神戸国際展示場で受付。




ブースでスポンサーからいろいろもらえる。


こんなランチパックの山初めて見た。


このあとすぐにホテルにチェックイン。
喉の調子が悪いのとまだ咳が出るのでご飯食べてすぐに寝ることにした。

そしてレース当日。
三ノ宮駅から会場に向かう。




荷物を預けて1時間前にAブロックにスタンバイ。


放送によると、現在のコンディションは曇り、18.1℃、湿度90%。
このあと気温が上がるのかなぁ、予想よりも暑そう。

そしていよいよスタート。
今回はなんとか30kmまで4:10/kmでいきたい。
先々週風邪で一週間走れなかった影響がどのくらいあるのか気がかり。。

前半はかなりフラット。
4:00/kmペースで快調に走る。

20kmを1:20:43で通過。
かなり順調。
足はまだまだエネルギーが残ってる。

30kmを2:01:09で通過。
予定よりかなり早いペースだ。

34kmを2:17:10で通過。
ここまでなんとか4:02/kmペース。
しかし神戸マラソンはここからが勝負だった。

35km手前からゴール地点の神戸国際展示場へと続くバイパスに入る。
このバイパスは海の上を走るため、25mほどの上りが続く。

この上りで一気にペースダウン。
上りきったと思ったのに意外にも緩やかな上りが続いていて体力を奪われる。

なんとかこの35〜39kmを平均4:30/kmで走りきって残りあと3km。
さすがに足は売り切れ状態でどんどん後続に抜かれていく。
それでも最後の気力を振り絞ってゴール!
結果は2:56:04でした。
スプリットタイムはこちら。


とりあえず3時間を切れたので満足。
でも、風邪で寝込まなければもっとタイムを伸ばせたんじゃないか、と今更言ってもしょうがないか。
また出直してこよう。

フルマラソンはしばらくお休み。
次のレースはボストンマラソンです!
(仕事を休めれば…)
ボストンマラソンまではハーフマラソンでスピードを磨きます。


このあとは、友人と飲みにいく予定が、先方に都合ができてしまったということで有馬温泉へ。




三ノ宮駅からなんと30分ちょっとで着いてしまうのだ。

駅から1番近い、有馬御苑へ。


なかなかの泉質で、ゆっくり疲れを癒した。

有馬温泉界隈をちょっと散策。




観光地だけあってすごい人だった。

この後、三ノ宮に戻って飯食って新幹線で帰りました。


神戸マラソンは6回目ということだけど、都市型マラソンだけあって運営も完璧だし、ボランティアの方もキビキビ動いているし、沿道の応援も途切れないしでとても楽しい大会だった。
さすが抽選になるだけある。

また機会があれば出てみたい大会です。
運営の皆様、お疲れさまでした。

ちばアクアラインマラソン2016

2016年10月23日 | フルマラソン
1年ぶりのフルマラソンに参加してきました。
参加したのは、千葉県で開催されたちばアクアラインマラソン2016。
なんとあのアクアラインの上を走ることができるという全国でも稀有な大会なのだ。

今シーズン初のフルマラソン。
なんとかサブスリーを目指します。

木更津駅から歩くこと20分で会場に到着。




さすが2万人近くが参加するという大規模な大会。
人混みの数がハンパない。
昨年の岩手の大会とは比較にならない。

自分はBブロックでスタンバイ。
森田健作知事の号砲によりスタート!

以下今回のラップ。

1〜5km:20:08
6〜10km:20:19
11〜15km:20:45
16〜20km:20:06
21〜25km:20:03
26〜30km:20:31
31〜35km:24:22
36〜40km:31:30
41〜ゴール:16:34

30km以降、見事に失速。
ハーフまでは2時間50分台を狙えるんじゃないか、と思っていたけど甘かった。
25km過ぎからハムストリングがやばいなぁと思っていたら、30km過ぎの下りで足が攣り始め、もはや走れず。
それに加えて、新調したアシックスのターサージールが足に合わず両足の親指が激痛。
あとで足を見てみたら血豆ができていた。。
さらにさらに、スピード練習不足からか、後半は失速したにもかかわらず心拍が上がりっぱなしで辛かった。

ということで、初レースは反省内容の多い展開となりました。
次は11月20日の神戸マラソン。
しっかり調整して出直してきます!

2015 いわて北上マラソン

2015年10月11日 | フルマラソン
ベルリンマラソンから中13日、今年の目標の1つ連続サブスリーを達成!

ベルリンから帰国後、風邪を引いてしまって土曜日まで全く走れず。
土曜日から徐々に走り始めたけど足の疲れがあまり取れなくてほとんどジョグ。
ここはもう思い切って休むしかない!と腹を決めて火曜日と木曜日は完全に休んだ。
それが結果的に良かったのかもしれない。

北上マラソンは岩手県で唯一のフルマラソン&唯一の日本陸連公認コースの大会。
岩手に住んでいるならやっぱりその土地のフルマラソンは出ておきたい、とベルリンマラソンに出ることが決まっていたけどエントリーすることにした。
ちなみに、来年は岩手で国体があるので北上マラソンは中止になってしまった。
今年出ておいてよかった。

盛岡から北上までは下道で1時間ほど。
駐車場は混むかなぁと思ったけど、7時に到着したら会場近くの駐車場にスムーズに止められた。
国道4号線は渋滞するらしいので裏道で行った方が良いかも。

会場で受付を済ませる。


出場者はフルだと2,000人弱、なので受付も混むことなくスムーズ。

北上マラソンは陸連登録者はスペシャルを置けるらしく、受付していた。


本気タイムを狙うならかなりありがたいサービス。
しかも走っていて気づいたけど、陸連登録者はスペシャルエイドに近づくと100mくらい手前からスタッフが番号を伝えていて、エイドでスペシャルドリンクを手渡ししてくれるというビップ待遇!
まさに驚愕のサービス。

体育館で着替えて会場のトラックに向かおうとしたところ雨が降ってきた。
しかも結構な雨。
とりあえず会場に向かうもトラックでアップしている人は皆無。




これでスタート20分前。
さすがにスタート15分前になってアナウンスが流れスタート地点にゾロゾロと移動し始めた。

2,000人弱の大会なので、スタートの位置どりもなくかなりゆったり。
こういう大会はいいな。

そして雨の中スタート。
今回の5kmごとのラップタイム。

5km:19:15(3:51/km)
10km:19:51(3:58)
15km:20:11(4:02)
20km:20:20(4:04)
ハーフ:1:24:19(3:59)
25km:20:14(4:03)
30km:20:39(4:08)
35km:21:12(4:14)
40km:22:53(4:34)
41~42km:9:21(4:40)
ハーフ~ラスト:1:31:08(4:19)
42.195km:2:55:27(4:08)

前半はかなり快調なペースで進む。
最初の5kmほどは緩やかな下り。
そのあとは18kmくらいまでほぼ平坦。
ハーフまでは4:00/kmを維持。

今回もベルリンと同じく32km地点まで4:10/kmで残りの10kmを4:30/kmで3時間を切る計画。
正直ベルリンの疲れがどこで出るか恐るおそる走ってたけど、自分でも不思議なくらい足が動いた。
曇りで小雨が降っていたので体も熱くならなくて良かったのかも。

30kmを2時間ちょっとで通過。
これなら足さえ攣らなければ3時間切れそう。

そして35kmを2時間21分で通過。
なんとかここまでは計画通り。
あと7kmを5:00/kmでも大丈夫。

しかし残り5kmが鬼門だった。
前半の緩やかな下りを帰りは登らなくちゃならない、しかも4kmも。
35km以上走ってきて疲れてる足にこの登りはかなり辛い。。
一気にペースダウンするも何とか4:35/km前後で頑張りゴール地点へ。


最後はヘロヘロになってゴール。
なんとか3時間を切ってゴールできました。


そして北上マラソンは3時間を切るとサブスリー賞がもらえるのだ。


市民ランナーには嬉しいプレゼントでちょっと誇らしい。

そして、無料の豚汁と2つのおにぎり、さらに参加賞の1kgの新米をもらって大満足。
これで5,000円の参加費はかなり安い。

沿道の地元の応援も温かくてすごい楽しかった。
来年中止になってしまったのがとっても残念。
また出てみたい大会だった。

ちなみに今回の大会ではあの川内選手が招待選手で出場。
大会記録を15分以上更新する2:13:21でぶっちぎりのゴール。




並の市民ランナーじゃこの記録は更新できないでしょ。。
でも大会を大いに盛り上げてくれました。
川内選手には是非福岡国際かびわ湖毎日で目標タイムをクリアしてリオ五輪の出場権を獲得してほしい。

第42回ベルリンマラソン

2015年09月27日 | フルマラソン
昨年の10月、ドイツに住んでいる同級生のげんちゃんに、

「ベルリンマラソンの申込みがそろそろ始まるから抽選に当たったら出てみない?」

と声をかけたところ、

「とりあえず申し込んでみるか!」

ということで2人で申し込んでみた。

ベルリンマラソンは元々先着順の申込みだったけど、申込開始後10分ほどで締め切りになるという富士登山競走のような人気の大会。
方々からの要望?を受けて2014年度の大会から抽選となり、今年が2回目の抽選。

2人で当たったら出ようか、という軽い気持ちで申し込んだところ、なんと2人とも当選!
実際には倍率2~3倍というところだったみたいだけど、それでも2人そろって当たるとは。

ちなみに、ベルリンマラソンの申込みは1年前の10月に開始。
つまり本大会終了後、2週間ほどで申込みが開始になるというなんとも気の長い大会。
しかも東京マラソンのように、当たった後に申し込むかどうか考えようということは許されない。
申込みの段階でクレジットの情報を入力するので、当たったら即参加料が引き落とされるので注意(参加料:150ユーロ)。

ということで、申込から1年を経てベルリンマラソンに行ってきた。

成田からイスタンブールを経由して


ベルリンへ。


ベルリンはドイツの首都であるにもかかわらず日本からの直行便がいまだにないという不便さ。近々新空港ができるらしいけど。

大会前日、げんちゃんと待ち合わせて受付会場へ。




さすがに前日ということもあって大混雑。


会場にはいろいろなブースがあってなかなか楽しい。


ゼッケンの受取エリアにはランナーしか入ることができない。


入り口でバンドを巻いてもらう。


これがランナーであることの証明になるらしく、当日もこのバンドを見せて会場に入ることになる。

混んでいた割には30分ほどで受付を済ませた。

その後、大会前の決起集会。




ベルリンマラソンの時期はちょうどオクトーバーフェストの時期と重なっていて、オクトーバーフェスト限定のビールを飲むことができた。

やはり、ドイツのビールはうまい。
このビールはラガービールなんだけど、日本のビールと違って後味に変な苦みがない。
日本のビールはジョッキを冷やして、のど越しを良くしている印象があるけど、こちらのビールはジョッキを冷やしていない分、味を楽しめる。

この後、市内をちょっと観光しつつホテルに戻った。

夜は明日に備えてエネルギー注入。




頑張るぞ!

大会当日。


ホテルの朝食会場はランナーでいっぱい。
通常は6時半から朝食が始まるが、ベルリンマラソンの日は特別に4時半から朝食が始まる。

時差ボケで朝1時に目が覚めてしまい、うだうだしていたら5時半になった。そのまま6時に朝ご飯へ。
マラソン前はいつもご飯を食べているのだが、さすがにご飯はないのでパンとバナナでエネルギー補給。

げんちゃんと7時半にベルリン中央駅で待ち合わせて会場へ。




うぉー、人がたくさん!


テンションが上がってくる。

人の流れに沿って歩いていくと会場に到着。




バンドを見せてランナーエリアに入場。

荷物を預けて準備完了!

無事完走できるようスタート前の記念撮影。


ちなみにどの大会も同じだけど、う○こをするトイレは激込み。
一方おしっこをするトイレは混んでいるものの、10分ほど並んだらスムーズにできた。
会場の草むらでは至る所でおしっこをしている男性を見かけた。
まだ時間が有るんだからちゃんと並ぼうよ。。

荷物預かり所からスタート地点までは結構遠い。

荷物を預け終わった時間が8時20分だったので、スタートまであと40分。
この混雑の中無事前方のスタート地点にたどり着けるのか。

スタート地点は事前の申告タイム順にA~Hブロックに分かれていて、自分はCブロック。

何とか15分前にスタート地点に到着。

激込みで入れないかと思いきや、意外にスムーズにCブロックに並ぶことができた。

スタート地点は6車線の道路を封鎖していることもあって、割と余裕がある感じ。
むしろ神奈川マラソンや板橋シティマラソンのときの方が激込み感があった気がする。

そしていよいよスタート。
スタート地点を通過するまでに約1分。
かなりスムーズにスタート。

行ってきます!




スタートしてからも道路が広いのでストレスなく走ることができた。

今回は32kmまで4:10/km、残り10kmを4:30/kmでサブスリーを目指す。

7,8月は山に登っていてあまり走っていなかったので正直サブスリーは厳しいかなと思ったけど、なんとか2時間57分台で走りきることができた。




コースはというと、世界屈指の高速コースと言われるように、本当にフラット。
アップダウンはほとんどなく、ビル群と住宅街を駆け抜ける風光明美なコース。




沿道はひたすら応援の人たちであふれていて走っていて飽きない。
エイドステーションも豊富で、27km地点ではパワーバーの配布もあった。

35km地点からは足も動かなくなってきてかなり辛かったけど、最後の1.5kmの直線でブランデンブルク門が見えた時の感動は素晴らしかった。


無事ブランデンブルク門をくぐりぬけて感動のゴール。




ゴールではドイツ色の完走メダルをもらってかなりの達成感。


ゴール後はマッサージをしてもらって、無料で配布されているノンアルドイツビールをもらう。さすが、ドイツ。
ノンアルだけど、渇いた喉にしみわたってうまい!
ノンアルビールが大量に並べられてる。


このあとげんちゃんを待つ。

げんちゃんも5時間ちょっとでゴール!

素晴らしい!

お互い健闘を称えて記念写真。


げんちゃんはこの後高速バスでブレーメンまで4時間かけて戻って明日から仕事とか。

明日歩けるかな。。

トップ選手はというと、2:04:00でゴールしたらしい。


昨年の世界新には届かなかったものの、靴の中敷が取れるというアクシデントの中このタイム。
凄すぎる。。
もはや日本人がオリンピックでメダルを取るなんて夢のまた夢ですな。。


初めてのベルリンマラソンはとっても充実した1日だった。
さすがワールドマラソンメジャーズの大会。
運営もさることながら街全体がお祭りのような大会で本当に楽しかった。

いつの日か東京マラソンに出てみたい!!











P.S
ちなみにHゾーンに並んでいた人たちはスタート時間が45分遅くて9時45分スタートになっていたみたい。
なので、制限時間は6時間なのだが、実質的には15時45分までが制限タイムになるようだ。
ちゃんと考えられてるね。

板橋Cityマラソン2015

2015年03月22日 | フルマラソン
大田原マラソン以来のフルマラソン。
今シーズンは大田原マラソンで終了のはずが両足を攣ってしまい撃沈。

悔しさからそのまま板橋Cityマラソンにエントリーしてようやくこの日を迎えました。

板橋Cityマラソンのために冬山にもテレマークにもいかず、山を犠牲にして準備してきたので、失敗するわけにはいかない!
ということで、かなり気合いを入れて走ってきました。

浮間舟渡駅から徒歩15分。
さすが2万人近く出場するだけあってかなり盛り上がってる。


先導車。


かわいい。

会場に1時間前に到着して着替えて30分前に整列して準備完了。

補給物資は2時間前にカステラ、30分前にアミノバイタルパーフェクトエネルギー、8km,19km,29km地点でショッツのカフェイン入りジェルを飲む作戦。

アップは準備体操のみ。
フルマラソンの時のアップはいつも体操のみ。
これから42km走るのに余計な疲労は加えたくない。

そしていよいよスタート。

陸連登録をしていないのでDブロックからのスタート。
スタート地点を越えるのに1分以上かかった。

スタート直後は大渋滞。
なので道路脇の草むらを走って必死に抜かす。
1kmほどで渋滞を抜けて一安心。
これから42km行ってきます!




ここからは3:55/km前後のペースで行けるところまで行く作戦。
スプリットタイムは↓の通り。

1~5km:19:14(3:51/km)
6~10km:19:34(3:55/km)
11~15km:19:48(3:58/km)
16~20km:19:42(3:56/km)
21~25km:19:31(3:54/km)
26~30km19:34(3:55/km)
31~35km:19:23(3:53/km)
36~40km:19:58(4:00/km)
41~ゴール:9:27(4:18/km)



結果、2:46:11でゴール!
自己ベスト更新、やった!!

自分でも驚いたのは、40kmまで4:00/kmのペースを保てたこと。
特に後半の31~35kmにかけて3:53/kmで走れたのは30km走の成果かな。
さすがに残り2kmで失速したものの、かなり粘れたと思う。

大田原マラソンのときみたいに、いつ足が攣るかと心配しながら走っていたけど、足の痙攣も全くなかった。

今回は事前の天気予報だと最高気温が15度近くになるとの予報。
ところがハーフの折り返し地点ですでに15度以上。
後半は暑さとの戦いで、とにかく水分補給は欠かさないようにした。


とりあえず今シーズンの目標を最後に達成できて良かった。
しばらくはマラソンから離れてキャンプとかハイキングをしたい!

ちなみに大田原マラソン以降の練習はこんな感じ。

12月

※年末年始はネパールに旅行のため走れなかった。

1月


2月

※2/1は神奈川マラソン

3月

※3/7は鴻巣パンジーマラソン

正直月間走行距離は300km走ってないし、特に2月の神奈川マラソン以降は足にマメができたり風邪ひいたりして満足のいく練習ができなかった。
それでも後半粘れたのは、プロテインの影響じゃないかと個人的には思っている、根拠ないけど。
とりあえず走る走らないに関わらず毎日飲むようにしていた。
このプロテインはウェブで検索して良さそうだったので去年の12月に購入。
良かったら試してみてください。


あと、2年前にサブスリーを達成した時と決定的に違うのは体重!
前回は171cm,62kgくらいだった。
そしてその時の写真。


だいぶぽっちゃりしてる笑

今回は171cm,56kgと前回より6kg体重が落ちたので、体の動きが全然違かったと思う。
まだ体を絞れる余地がありそうなのでもうちょっとがんばってみようと思う。

次のレースは毎年恒例となった南魚沼グルメマラソン。
コシヒカリ食べ放題目指して頑張るぞ!




第27回大田原マラソン大会

2014年11月23日 | フルマラソン
1年半前にサブスリーを達成して以来のフルマラソン。
今回は制限時間4時間という、一般のフルマラソンとしては日本屈指のMな大会であることは間違いないであろう栃木県の大田原マラソンに参加してきました。

結論から言うと結果は惨敗。
フルマラソンの難しさを改めて知る良い機会となりました。

朝5時に都内を出て7時半に西那須野駅着。


待つことなくバスに乗れて会場へ。




大田原マラソンでは一般のランナーもスペシャルドリンクを置くことができるため、今回ためしに7箇所全てにスペシャルドリンクを用意してみた。




みなさん色々と装飾を施していてユニーク笑


もちろん、取れたらラッキーというくらいの軽い気持ちで、合わせてジェルも3つ持っていくことにした。

会場で職場の先輩のMさんと合流、健闘を誓い合う。


今回の目標は30km過ぎまでを4:00/kmのイーブンでもっていき、その後のペースダウンを緩やかに抑えて2:55:00を切ることを設定。
そのためには。23km~33kmの約10kmの上り坂をいかに処理するかが課題となる。

いよいよスタート。
トイレに行っていたため、少し後方になってしまったが、スタート地点を20秒ほどのロスで通過。
最初の1kmは混雑のため4:05/km。
そのあとは3:50~3:55/kmで最初の10kmを通過。
心拍はほとんど上がらず快調ペース。

次の20kmも体が温まってきて3:50~3:55/km。

ハーフを1:22:17で通過。平均ペース3:55。
余裕すら感じる快調ペース。

しかし、気温は低くないものの左からの強い横風がとても気になる。

そして鬼門の23km地点、ここから緩やかな上り坂となる。
上り坂に入ったところで強烈な向かい風。
頑張って腕を振るものの進んでいる感じがしない。。

何とか28km地点までは4:05/kmを維持して頑張るも、この辺りから両足のふくらはぎに異変が。

30km地点を過ぎたところでガクンとペースが落ちて4:30/kmまで落ちる。

33kmでようやく長い上り坂を終えたところで4:20/kmまで持ち直すもののふくらはぎが限界。
35km付近で両足が完全に痙攣。

だましだまし走ろうとするものの足が攣ってしまいもはや走行不能。
しょうがないので立ち止まってストレッチ。
しかしこれが良くなかった。
ストレッチしようとするとさらに足が攣りそうになるという悪循環。

沿道には足が攣って倒れているランナーを2人ほど見かける。
さすがにこうなりたくないので頑張って歩き始める。
こういう時に沿道の声援が力になる。

しかしもはや2:55:00は無理なので何とかサブスリーをと思うものの、足が動かない。
残り6kmを5:30/kmで走れればサブスリーなんだけどそれすら無理。

この後は歩きつつふくらはぎを伸ばしてたまにジョグ、最後の1kmはなんとかジョグで走りきりゴール。
結果は3:06:35でした。




むむ~、最初のペースからは考えられないほどのペースダウン。
フルマラソンは本当に難しいと感じた。

負け犬の遠吠えにしか聞こえないけど、サブスリー狙いで最初から4:05~4:10/kmペースでいっていれば3時間を切れたかもしれない。
ただ、目標を高く持って最初から攻めていった結果なので、これはこれでしょうがないと思う。
4:00/kmペースでフルを走りきる足の筋力がまだまだなかったということでしょう。
心拍は最初から最後まで上がらなかったのでもったいなかった。。

大田原マラソンで今シーズンのマラソンは終了の予定だったけど、もう一つフルにエントリーしてとりあえずサブスリーをもう一度出しておきたいと思う。
このままでは終われない!!


P•S
ちなみに、スペシャルドリンクについては、1か所を除いて6か所で取ることができた。
スペシャルは12カ所に分かれて置いてある。
こんな感じ。


自分のスペシャルと同じような装飾を施したものが2つほどあって、2か所目では間違えて取ろうとしてしまって慌てて戻した。
その後は気をつけて取ったけど、やっぱりその2つと間違えそうになって確認するのが難しかった。
4:00/kmペースでいくとまだ通過していない人のスペシャルがたくさん残っているので、ある程度他の人との差別化を図っておかないとすぐに見分けるのは難しいかもしれない。