人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

名栗U字連山トレイル チームチャレンジ記録会2014

2014年05月11日 | 名栗U字連山トレイル
久々のトレラン。
この大会は簡単に説明すると3人一組で山の中を走ってゴールするというもの。
コース上に主催者が用意した案内はなく各自地図を持って自分たちでゴールを目指す。
というとかっこいいけど、ハイキングコースなので標識はいっぱいあって迷うことはまずない。

今回はハイソサエティランニングチームOHARUNSのメンバーで参加する予定だったけど、なんとアクシデントが発生して監督のたにさんが欠場。
そしてキャプテンのおっくんまで欠場という緊急事態。

急遽普段山は登るが走るのは大っ嫌いという後輩のとだにうまく口裏を合わせて参加してもらった。

飯能駅からバスに揺られること40分、スタート地点の龍泉寺に到着。

おぉ、盛り上がってるぞ。


さすがにこの更衣室で着替えるのは気が引けたので近くの農産物直売所の軒下を借りて準備。


いよいよスタート、行ってきます!




スタートしてまずは名栗湖までロードの登り。
天気がいい!


ここからトレイル。


参加者が少ないので渋滞になることはなかったけど数珠繋ぎになって登って行く。


途中たくさんの登山者の方を追い越す。
静かに歩いているところを申し訳ありませんでした。快く道を開けてくれて感謝!

途中ゴルジュとか出てきてアクティブ。


埼玉にもこんな登山道があったのか、今度普通にハイキングで来よう。

ゴンジリ峠着。


そして棒ノ嶺着。


素晴らしい展望!!


これは秋に来たらもっと遠くまで見えるんだろうな。

この後もけっこう急な坂を頑張って登って行くと、巨大な鉄塔。


これから向かうルートが見える。


日向沢ノ峰着。


ここが今回のルートの最高地点。
山頂はもうちょっと上がったところだけど今回は通過。

う~ん、今日はほんといい景色♪♪


ようやく有間峠のエイド着。


水だけかと思っていたらいろいろあって結構充実。


とだが、クリームソーダがなかったら文句言ってやる!としきりに言ってて、そんなのあるわけないだろと思っていたらこの通り。


スポーツエイドジャパンやるな!

有間峠とお別れして


タタラノ頭着。


そのあと橋小屋の頭着。


地形図だとタタラノ頭が有間山になってるけど実際はどっち⁇

ここから先はもうゴールまでほぼ下り。
藤棚山着。


大ヨケの頭着。


名栗湖が見えた!


この辺りは緩い下り坂で走りやすい。
金比羅神社跡着。


ここから先は急な下りを一気に下る。
とだも最後の力を振り絞る。

そして…

ゴール!!


タイムは、5時間29秒でした。
惜しい!


ただ、6時間半くらいを想定していたので大大大健闘!!
とだの潜在能力を感じました。

ちなみに、今回33チーム出走した中で14位。オープン参加なので公式順位ではないけど半分より上というこれまた大健闘!

とだにはほんと感謝です。

こういうチームで走る大会もなかなか面白いね。
また機会があれば参加してみよう。

(参考コースタイム)
龍泉寺(9:00)-ゴンジリ峠(10:00)-棒ノ嶺(10:05)-鉄塔(11:15)-日向沢ノ峰(11:35)-有間峠エイド(11:55)-タタラノ頭(12:15)-橋小屋ノ頭(12:30)-蕨山(12:55)-藤棚山(13:05)-大ヨケの頭(13:20)-金比羅神社跡(13:45)-龍泉寺(14:00)

巻機山~米子頭山~柄沢山~檜倉山~朝日岳(3日目)

2014年05月04日 | 上越の山
朝、というより夜中ものすごい風の音で起きる。
ツェルトがバリバリに凍っていてやたら寒い。
なんかラジオを付けたら寒冷前線通過中だとか。
聞いてないよ!

もう寝れないので、シュラフの中で音楽を流して耐える。

3時になったので飯作って準備して5時出発。

風は強いけど景色は素晴らしい!




昨日声がするなぁと思っていたら3つのテントがあった。


再び朝日岳山頂。


朝日に染まる谷川岳がキレイ。

ここから先はほぼ登山道が出てる。


振り返ると朝日岳と左奥に巻機山。
ずいぶん歩いたなぁ。


笠ヶ岳避難小屋と笠ヶ岳着。




白毛門着。


ようやく土合駅が見えた!


ここからはひたすら下山。
途中お花とか咲いていたので女子力発揮。






そして桜の咲く土合駐車場にようやく到着。




登り始めも満開の桜、下りの終わりも満開の桜と素晴らしい山行だった。

上越の山々は何度来ても素晴らしい!
次は夏に来るぞ!!


(コースタイム)
C2(4:50)-朝日岳(5:00)-笠ヶ岳(6:35)-白毛門(7:20)-土合駅(9:20)

巻機山~米子頭山~柄沢山~檜倉山~朝日岳(2日目)

2014年05月03日 | 上越の山
おはようございます。
朝日を拝みつつ起床。


いよいよ今日は主稜線を歩きます。
天気も素晴らしく、振り返ると昨日見えなかった巻機山の全貌。


まずは米子頭山を目指して歩きます。
朝方は雪がしまっていて歩きやすい。
これから歩く主稜線と右奥に谷川岳。
素晴らしい展望。


途中藪が少し出ていたりシュルンドがあったりしたけど、特に問題ない。




米子頭山着。


ちゃんと標識があった、多分この先もあるんだろうな。

米子頭山からの下りでは沢からのトレースを発見。


こんな雪崩れそうな沢を登る物好きもいるもんだ、と思ってよくよく見て見たら熊の足跡だった。
この足跡、近くで見てみるとかなりでかい。


こんなの大山倍達くらいしか倒せないでしょ。。

ここから先はけっこう藪が出てくる。


ただそれなりに踏み跡らしきものがあるのでそんなに苦労しなかった。

藪を抜けると柄沢山まで快適な稜線。


柄沢山の登りでは単独行のおじさんに出会う。
昨日土合駅を出て檜倉山に泊まったのだとか。
この先もそんなに藪はないということなのでちょっと安心。
ちなみに後にも先にも稜線上で出会ったのはこのおじさん1人だった。
良い山行を!


柄沢山到着。


この先の稜線。


確かにあまり藪はなさそう。

雪は少ないんだけどところどころこんな巨大な雪庇もある。


檜倉山まであと少し。


到着。


山頂は池塘があってまさに天国。
池塘越しに見る越後の山々が素晴らしい。


これから目指す朝日岳が左奥に見える。
まだ遠い。


檜倉山を過ぎるとペースがガクンと落ちる。
特に登りはひどい。。
雪もグサグサで体力を奪われる。

途中稜線伝いに藪を攻めるか急な雪の斜面をトラバースするか迷ったけど藪漕ぎ嫌いなので雪面を行く。
ここは正直雪崩れそうで怖かった。

大烏帽子岳着。


ここからの景色も最高。
一番奥に至仏山が見える。


これは沢登りの人気ルート、ナルミズ沢方面。


まだ雪で埋まってるけど今年は雪解けも早そう。

大烏帽子岳からは鞍部に下って朝日岳への稜線を一気に登る。


そして精魂尽き果てて稜線着。


谷川岳まで縦走する計画だったけど、登山道見えてるし疲れてるしでもう行くの辞めた。

ということで朝日岳山頂着。


この時点で13時半。
ここから下山しようかとも思ったけど体力の限界を感じ山頂直下でビバークすることにした。

朝日岳山頂付近は風を遮るものが何もないのでとにかく穴を掘ってその周りにスノーブロックを積み上げる。

その作業をしている間に風が強くなって来て完成したころには暴風が吹き荒れていた。
間に合って良かった。。

で、我が家の写真を撮る余裕はなく今日は中から。


支柱もしっかりしているしスノーブロックも積んだので今日は安心。

外は雨も降ってきてさながら暴風雨。
明日は天気回復するでしょう、疲れたのでおやすみなさい。

(コースタイム)
C1(5:10)-米子頭山(6:25)-柄沢山(7:50)-檜倉山(9:30)-大烏帽子岳(11:00)-朝日岳稜線分岐(13:05)-朝日岳(13:35)-C2(13:45)

巻機山~米子頭山~柄沢山~檜倉山~朝日岳(1日目)

2014年05月02日 | 上越の山
昨年に引き続き今年のGWも上越へ。

昨年は丹後山~尾瀬まで歩き、充実度120%の素晴らしい稜線だった。
今回は巻機山から国境稜線に沿って谷川岳まで縦走する計画。


かつてはこのルートも一般の縦走路だったのだが、現在は廃道になってしまい歩かれているのはこの時期がほとんど。
というより夏はよっぽど藪漕ぎが好きな人でないと無理。

昔から地形図を見てて、なんか良さそう稜線だなぁと思いを馳せていたルートにようやく行くことができた。

前日は六日町駅泊。
朝一の清水行きのバスに乗車。


乗っているのは最後まで自分一人。
路線バスなのに時刻表の時間よりも15分早く到着。東京でやったら怒られそう。


まずは桜坂駐車場まで道路を歩く。
さすが名前の通り駐車場は桜が満開だった。


ここから登山道。
なんか案内が癒される。


最初から雪が出てきて期待が持てる。


先行するスキーヤーのトレースをたどって行ったらいきなりコースロスト。

なんか上の方の急な藪の斜面を強引に入って行こうとしていたので自分は少し戻ってルートを探す。
ちゃんと尾根伝いにルートがあるじゃない。

この後はとにかくひたすら登り。
天気は雨から曇りに変わったもののあまり良くない。


ただ気温は高めなので汗が吹き出てくる。

ようやくニセ巻機山到着。


少し下ると避難小屋。
まだ雪に埋れてて使えそうになかった。


この先奇声を上げながら下山してくる集団と出くわす。
登っているときも終始叫び声が聞こえるなぁと思っていたら高校の山岳部だった。

避難小屋からは30分くらいで山頂に到着。
標識はほとんど埋まっていて頭が少し出ているだけだった。


巻機山は10年ほど前に米子沢を登って以来。つい最近のように感じるけど、時が経つのは早いものだ。

ここから少し下ったところでビバークとする。
ガスってる中進んでも面白くないし、ずっと登りでけっこう疲れた。

今回は1人だったのでテントはやめてツェルトにした。
整地してスノーブロックを積んで今日の我が家完成!


なかなか快適。
ちゃんとトイレも作る。


夕方になると天気が回復してきて、夕日に染まる山々がステキだった。


この後はやることもないので飯食って寝た。

(コースタイム)
清水バス停(7:20)-桜坂駐車場(8:05)-ニセ巻機山(12:15)-避難小屋(12:30)-巻機山山頂(13:00)-C1(13:10)