人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

第3回上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル60

2016年09月11日 | 上州武尊スカイビューウルトラトレイル
久しぶりにトレランの大会に参加してきました。
50km以上の大会となると、2013年以来と実に3年ぶり。
今回はたにさん夫妻とともに参加です。

前日にみなかみ町に入り、ラフティングを楽しむ。
お昼は育風堂精肉店でカツ丼。


お肉屋さん直営ということもあってなかなかのクオリティ。なんとドイツビールも飲めます。

夜は魚信でいろいろつまむ。


ここも海なし県の群馬県なのに、魚料理はかなり美味しい。
水上で泊まるならオススメです。

さて、レース当日。
今回のカテゴリーはウルトラトレイル60という名称なんだけど、公式発表では75km。
12時間切りを目標にがんばります。

スタート前に、なんとみなかみ町長とツーショット!


行政のトップともあろうお方にとても丁寧な対応をしていただき大感謝です。
このお方、経歴を調べてみたら実は結構すごいお方でした。

レース自体は200人弱しか出ないので閑散としていて良い規模感。


みなかみ町施行10周年を記念して作られたオリジナルソングが鳴り響き、テンションが上がる。

アイドルの
"みなかみ〜、みなかみ〜"
の声が脳裏に焼きつき、レース中もずっと鳴っていた笑

そしていよいよスタート。
まずは宝台樹スキー場を一斉に登っていく。

どのくらいのペースで行けばいいのかわからないので、前の人に着いて行く。
結構速い。
スキー場を越えて、武尊山神社を過ぎて武尊山への登山道に入る。

この辺り余裕がなくてほとんど写真を撮らなかった。

武尊山の登りと下りでは、山頂直下の渋滞を避けるために笹薮を切り開いて新しい道が作られていた。

しかし、この新ルートがこれまたきつい!
滑る上に傾斜があるので体力を奪われる。

武尊山を過ぎると右手が開けてきれいな景色が見えた。


ようやくエイド3のほたか牧場到着。




地元の中学生かな、スタッフとして手伝っていて初々しかった。


コーラとアクエリアスを補給して出発。

次のエイド、かたしな高原スキー場まで12km。

ほたか牧場スキー場から林道を少し走ると、ホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場が見えてきた。


えぇ~、あそこを登るの!?

実際登り始めてみると、これまたきついのなんのって。
写真だとわかりにくいけど、かなりの急坂。


登山道みたいに道が整備されているわけではないので、ふくらはぎへの負担がハンパない。
終わりは見えているんだけど、登れど登れどなかなか着かない。

ようやく登り終えたと思ったらすぐにスキー場の下り。


前太ももがパッツパツ。

こういう下りは苦手なのでゆっくり下っていたら高速で何人かにすごいスピードで抜かれた。

そして、ようやく下り終えたと思ったら、またしてもかたしな高原スキー場の登り。


先がカーブしてて終わりが見えない。。

このスキー場の登り下りがきつすぎて心が折れそう。。

かたしな高原スキー場を下ったらエイドが見えてきた。


ここでもコーラとアクエリアスを補給し、持ってきた大福を食べて出発。


かたしな高原スキー場からは畑の中を抜けて、長い林道を走る。

林道から登山道に入りピークを越えた後の下りは、もともと登山道があったわけではなく、この大会に向けて整備した道なので、なかなかアクティブ。

急坂な上に道が荒れているので何回も転んでしまった。

ようやく川まで下りてきて丸太の橋を渡ると、


ウォーターステーション到着。


水分補給をして再び林道へ。

長〜い林道を抜けるとまたしてもOGNAほたかスキー場に突入。


ここの登りは舗装路だったので少し気持ちが楽になったけど、それでもこの登りは萎える。

登り終えたと思ったら、下りは土が露出した急な下りでさらに気持ちが萎える。

なんとか下りきってエイドステーションに到着。


スタッフが拍手で迎えてくれて嬉しい。

ここのエイドステーションは、スキー場のインフォメーションセンターの中にあって、補給物資が充実。


おにぎりに、豚汁、トマトや蒸かし芋まである。

お腹が空いていれば食べたいところだったけど、食べる気が起きなくて、ここでも大福とコーラ、アクエリアスを補給して出発。

ちょっとした登山道を登って山を抜けると花咲の集落に出た。

久々のロードが出てきてちょっとうれしい。

ここで応援に来てくれた、たにさんの奥さんの応援を受ける。
ここからパワーアップ!
応援ありがとうございました!


ロードを終えると、赤倉峠まで林道の登り。

黙々と登って峠を越えると最後のエイドステーションに到着。




ここでスタッフの方から、

「今10位だよ、がんばれ!」

との激励の言葉が。

なぬっ、10位だと!?
俄然やる気が出てきた。

ちょうどエイドステーションを出発するときに後ろから後続のランナーが見えたので、気力を振り絞ってスピードアップ。
このエイドステーションからゴールまではあと19km。
10位と11位ならやっぱりトップ10に入りたい!

しかし、ここからが試練の連続だった。
120kmの部のコースとの分岐を越えて、林道の登りを登っていく。
なんか、後ろから追われる身というのは落ち着かない。

途中から登山道に入るんだけど、この登山道もこのレースのために整備された登山道なので、歩きにくくてけっこう体力を奪われる。

しかも、10km以降下り基調かと思いきや、かなりアップダウンが連続する。
50km以上走ってきた身にはかなりきつい。

エイドステーションから15km走ってようやく最後のウォーターステーション。


ここでスタッフの方が、

「はい、11番だね~、あと5kmがんばって!!」

ありゃりゃっ!?
10番じゃなかったの!?
がっくり。。

なんだか一気に力が抜けてしまったけど、ここからは残り5km。

今考えると、前のエイドで10位と教えてくれたおかげでここまでのモチベーションを保てたので返って良かったかも。

このあとはゴールまでひたすら下り。

最後の気力を振り絞ります。

ウォーターステーションからすぐの雨乞山山頂。


沼田市街が見渡せる絶景。
今日はもやがかかっていたけど、晴れたら相当きれいな景色なんだろうな。

しかし、ここからの下りが本当にきつかった。
太ももは完全に売り切れ状態。
急な下り坂はもはや走れない。

でも、下り途中から見た夕焼けはとてもきれいで癒された。


ようやく登山道と林道を抜けて最後のロード。

あと1km!!


そして、最後の橋を渡って、


ゴール!!


いやはや気力体力を絞りに絞ってのゴールです。
結局GPSのログで図った距離はちょうど70kmでした。

完走証を受け取ると、確かに11位。
ただ、なんと年代別2位ということで表彰されてしまいました。


年代別といっても17人しかいないんだけど、それでも表彰されるのはうれしいこと。
体はぼろぼろになったけど、心は充実した大会となりました。

これは今大会のレースプロデューサー、横山峰弘さんとの記念写真。


快く写真に応じてくれて、とっても良い方でした。


ちなみに、この大会はスタッフの対応がとても印象的でした。

どのエイドステーションに行っても拍手で迎えてくれるし。ゴールシーンでは、スタッフ全員が拍手で迎えてくれました。
感謝。

また、山中のスタッフは群馬県山岳連盟の方々で、コース整備から夜間の監視などを担われていたそうです。
感謝。

コースは正直かなりしんどいけど、アットホームな上適度な規模感でおすすめの大会です。

ドイツ旅行inBremen④

2016年09月03日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
早いものでドイツ旅行も最終日。
ここまでひたすらドイツビールを飲み続けてきたけど、まだまだ飲み足りない。
最終日はもっと飲むぞー!

昨日の戦果。


これでも何本か余っていたので朝から飲む。


この白ビールがまたうまいのなんのって。

そして片付けを済ませて一旦帰宅。

昼寝をしてまたビール。


もう今回は飲めるだけ飲むのだ。

この後お昼になってプレーメン中心街を案内してもらうことに。
バスと路面電車を乗り継いで中心街へ。

まずは川向こうに見えるブレーメン発祥の地元ビール、Becksの工場へ。


工場見学は予約制なので、お土産品を調達。
欲しかったビールグラスが購入できて満足。

ちなみに、お店に置いてあったこの冷蔵庫、超カッコいい。


どうやら販売しているみたいで値段は1,500ユーロ。
届かない値段じゃないから次のボーナスで買おうかな。。

さて、工場を後にして中心街に向かう。

川沿いでは何やらちょっとしたイベントが催されていて賑わっている。




歩き疲れたのでちょっと休憩。
もちろんビールはBecksの生ビールだ。


そして中心街へ。


ブレーメンと言えば、グリム童話に出てくるブレーメンの音楽隊が有名。
そのブレーメンの音楽隊の像が中心街にあるのでもちろん立ち寄る。


ロバの前脚を撫でると願い事が叶うらしいので、ここぞとばかりに前脚をスリスリさせていただきました。


この後中心部の観光名所をぷ〜らぷら。










こういうヨーロッパの街並みってなんだかステキだね。

そして喉も渇いたところで、念願の醸造所直営のレストランへ。


このレストランは中心街から少し離れたところの住宅街の中にある。
人気店だけあってなかなかの賑わい。
入ってすぐに目につくのがビールサーバーの列。




これにはかなり興奮。
喉が鳴るぜぃ。

メニューはこんな感じ。


まずは大好きな白ビール(ヴァイツェン)から。
ちなみに白ビールというのは酵母を濾過していないビールで、バナナのようなフルーティな味わい。
日本でも最近クラフトビールのお店が増えてきたとはいえ、白ビールの生はなかなか飲めない。

さっそく乾杯。


くぅ〜、う、うますぎる。
やっぱり樽生の味は全然違う。
ドイツビールはビンでもうまいけど、樽生となると想像を絶するうまさだ。

一瞬で飲み干し、次はピルスナー。


そして赤ビール。


さらに…何だか忘れた。


おいしいからどんどん飲める。
最後にもう一度白ビールを飲んで終了。
この醸造所のひと時は至福の瞬間だった。

ビールをたらふく飲んだ後は近くのインド料理屋へ。


何だかインド料理が食べたくなって探してもらったのだ。
チーズナン、チキンカレー、マトンカレー、ベジタブルサモサを注文し、たらふく食べる。




日本のインド料理と違って小さい着火台が付いているので熱々のカレーが食べられる。

お腹いっぱいになって帰宅。

最後の夜ももちろんビールで締める。




最後の夜を惜しみつつ就寝。

これでしばらくドイツビールとはお別れ。
今回は本当にビール三昧の4日間でした。

キャンプ場の予約から運転、市内観光までアテンドしてくれたげんちゃんに感謝です。
またドイツに遊びに行きます!

ドイツ旅行inBremen③

2016年09月02日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
おはようございます。


朝から良い天気なので周辺散策。
海岸線はちょうど干潮の時間なのか、かなり先まで海水が引いていてどこまでも歩いて行けそう。




この後一旦ブレーメンの自宅に戻って、ビール、食材を再調達。
ビールは余ってもいいのでたくさん買おう、ということで8リットル+ワインを用意。
今日のキャンプ場は自宅から30kmほどのブレーメン郊外にある、これまたKnaus系列のOytenキャンプ場。


ここは昨日ほどの開放感はないものの、静かな樹林帯の中にある。
ちょっとした湖のほとりにキャンプサイトがあったけど、今日は団体さんが使うみたい。

さて、どこにしようかと悩んでいたところ、管理人さんから、管理棟の裏手の焚き火ができるサイトを使ってもいいよ、ということだったのでそこに決定。
なんと薪もたくさん置いてあってBBQと焚き火が両方楽しめる。
これはテンション上がるでしょ!

まずBBQを始める前に乾杯。


あぁー、ビールがうまい。

この後BBQの準備。


野菜、魚、肉をガンガン焼いていく。








ビールが進みます。


BBQが落ち着いたところで焚き火の前に移動。


焚き火は見ているだけで落ち着くね。

この後、テントに何かを取りに行ったらいつの間にか力尽きていたらしい。


全然記憶にないんだけど、これはひどい笑

その後復活して再びビール。


三十路を過ぎた男二人で今後の人生について語り合う。
お互い悩みは尽きないもので遅くまで熱く語り合ったのだった。

とにかく、久しぶりに気兼ねなく色々と話ができてスッキリしました。

おやすみなさい。

ドイツ旅行inBremen②

2016年09月01日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日は念願のドイツキャンプ。
事前に調べてもらったキャンプ場はブレーメンから北に約100kmほどのところの北海に面したところにあるらしい。

高速を使って1時間くらいで行けるのでゆっくり出発。

キャンプ場に行く途中、クックスハーフェンという小さな港町で昼飯を食う。






フック船長の置物がある海賊船をコンセプト?にしたなかなか良い雰囲気の店だった。




この後海水浴場に寄りつつ、




キャンプ場到着。


ここはKnausという会社が経営するキャンプ場で、ドイツ国内に20以上のキャンプ場があるらしい。

ここはDorumキャンプ場という名称で、牧場に併設された開放感抜群のキャンプ場。


テントを設営し、BBQの準備。


げんちゃんの用意してくれたこのBBQ台は火鉢から発想を得たコンパクトな逸品。

使い方もシンプルで3〜4人のBBQならこれで充分。
日本でも買えるみたいだから今度買おうかな。

準備も終わり、さっそくビールを飲む。


このビールはオクトーバーフェストビールでなんと2リットル。
日本にはない規格のサイズ。
まろやかな味わいでスイスイ飲める。

肉も焼く。


途中休憩がてら海岸線へ。


展望台からの景色。





北海に沈む夕陽が美しかった。


この後4リットルほど持ってきたビールが底をつき、こんな量では足りないということをお互い反省。
翌日のキャンプに生かさなければ。

ちなみに、ここのキャンプ場は遮るものが何もないのと、郊外に立地していて電灯があまりないという条件からか星がものすごくよく見えた。
8月の沢登りといい今回のキャンプといい、今年は星空に恵まれた年だった。


ちなみに、
こんなステキなキャンプ場なのに、少し離れたところでテントを張っている中年夫婦が大げんか。
聞いたところによると、

"私はどうせデブなのよ!!"
"触らないでちょうだい!!"

なんてことを言っていたとかなんとか。
あまりにでかい声だから周囲に丸聞こえだったけど、これはちょっと痛々しいですなぁ。。
翌朝早朝にキャンプ場を発っていきました。