人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

城山クライミング

2011年02月11日 | クライミング
探検部の後輩4人と城山へ。

朝から雨が降っているというクライミングをするには最悪のコンディションのなか出発。

東名を飛ばして沼津ICに到着。
が、やっぱり雨は止まず。


天気予報では伊豆地方は6時には雨が上がるという予報だったのに。。。
ここまで来てしまったのでとにかく城山までは行ってしまおうということで城山に10時到着。

雨はあがったもののやっぱりくもり。

駐車場から15分ほどのところにある岩場に着いてみたものの、案の定岩はべちゃべちゃ。
ただ待っててもつまらないので、晴れることを信じてとりあえず城山山頂までハイキング。

頂上についてもやっぱりくもり。


遠くの景色すら見えない。

う~ん、今日はだめなのかと半ばあきらめかけていたが、岩場に戻ってみると晴れ間が出てきた!
そして岩も乾いてきている!!

ようやくテンションも上がってクライミング開始。
といってもみんな初心者なので今日は5.8と5.9のみ。

それでもトップロープでわいわい登ってとても楽しかった。
晴れるとこんな感じで景色が超きれい!


帰るころには快晴になっていた。


みんなで3本づつ登って終了。


そのあとかんぽの宿修善寺の温泉に。
タロウ得意の顔だし看板。


そしていよいよ今日のメインのタロウ生誕の地へ。
実は探検部のエースタロウは沼津出身。
現在春休みのため、今回のクライミングを利用してそのまま帰省することになった。
そしてわれわれもずうずうしくタロキチの家でごちそうになってしまおうという、突撃となりの晩御飯的な企画でタロキチの実家に押しかけたのだ。

実際にはタロウの実家ではなくおばあちゃんの家に行ってきた。
いきなりの訪問にもかかわらず、おばあちゃんがとてもやさしく出迎えてくれた。

家は沼津の市街地にあるにもかかわらずかなりの豪邸。
タロウのおぼっちゃまぶりが明らかになった。
タロウのルーツここにあり!

その後夕食をごちそうになってみかんを大量にもらって帰った。



おばあちゃんありがとう!

今回はうまく動画がとれなかったんだけど、過去のタロウのスーパークライミングが↓にアップしてるので参考に(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=s0omUQWieTw

http://www.youtube.com/watch?v=X-e5Vzluzbc

ボルダリングin鬼怒川

2010年11月23日 | クライミング
久々にボルダーに行ってきました。

8月に左肩を完全脱臼して以来のボルダリング。
医者からはクライミングはやめた方がいいよと言われたんだけど、
かぶってるルートでなければまぁなんとか登れるだろうと思ってやってきました。


今回は大学山岳部の先輩(学校の教員で山岳部の顧問)とその生徒ヒルマン(高1)とちび助(中1)が一緒。
私も引率の先生になった気分。。


場所は鬼怒川。
ここは2008年秋号のRock&Snowに掲載されたエリアで、ちょっとマイナーな場所。
でも鬼怒川の温泉街のすぐ近くで駐車場からのアプローチもほとんどないのでなかなかグッドなエリア。

鬼怒川オートキャンプ場の有料駐車場に車を止めていざ出発!



ボルダリングエリアは鬼怒川上滝河川公園という公園の中にあり、なおかつ川の中州にある。



飛び石で行くことになるんだけど、途中石が切れているので徒渉の覚悟を。。。


まずは徒渉してすぐにある岩でアップ。
私にとっては高さがないのでアップにもならないが、ちび助は身長が145cmしかないのでいきなり本気モード(笑)


何度かトライしてなんとかクリア。

アップが終了したところでこのエリアのメインである通称「テーブル岩」に。


ここはさすがにかなり難しい。
グレードは5級~初段と生徒たちにはちと難しかった。

果敢に挑戦するちび助。


しばらく遊んで休憩。

私が飯を食ってる間にヒルマンとちび助が何やら着替えだした。
そしていつの間にかこんな格好に。



そしてちび助が間髪いれずに晩秋の鬼怒川にダイブ!


さらに続けてヒルマンも!!


クロールで対岸に渡ってキターーー


泳ぎ終わったと思ったらそのままボルダリング開始!


最後に2人とも完登したところで記念撮影。


まだまだ自分も若いと思ってたけど、さすがにこの2人の勢いにはついていけませんョ…


彼らが水泳に満足したところで、スラブのある岩に移動。
ここは傾斜もなく手頃なルートがそろっていた。

久々に登場。スラブなので左肩も心配なし。


同じルートを登るちび助。

同じルートを登っても彼にとっては全く違う感覚なんだろうなぁ。


そんなこんなでまったりしながらボルダリングをして鬼怒川温泉入って帰りました。



ちなみにちび助は将来の夢が科学者ということで、ザックの中にこんな本が入ってました。
タイトルは「量子論」。ほかにも「相対性理論」、「素粒子論」も。
ブックオフで100円で売ってても買わないでしょ。


無理やり撮影。

こういう子が将来の日本を支えていくんだろうな。


おしまい。

北岳バットレス四尾根

2010年07月20日 | クライミング
三連休を利用してYさんと北岳バットレス四尾根に行ってきました。
といっても四尾根は超人気ルートで連休には毎度のように渋滞が発生するため、1日休みを取って行ってきました。

八王子を9時出発。さすがに3連休の最終日ということもあり下り線はすいていた。
芦安駐車場に11時着。そこからバスで広河原へ。

広河原から白根御池小屋まではひたすら登り。
久々にギアを担いでの登りは体にこたえた。

デナリから帰国したばかりのYさんは体力が有り余っているのか、私よりもかなり早いペースで歩いていた。

白根御池小屋ではYさんの知り合いの蝸牛山岳会の人たちと遭遇。
今日四尾根を登ってきたということで情報交換した。
今年は残雪が多いといことで、四尾根の取り付きまで50mくらいの雪渓があるということであった。
念のためバイルを持ってきてよかった。

ちなみに予想通り、今日の四尾根は4パーティーほど入っていて大渋滞していたということである。


(白根御池小屋から明日登るバットレス方面)



朝5時起床。6時出発。
出発しようとしたところ小屋の管理人に、今日は大型ヘリが来るからテントを片づけてから行ってくれと。
そういうことは前日に行ってくれ!ここで15分ほどロス。

さらに、途中の分岐で左俣を行くところ、右俣を20分ほど間違えて登ってしまい、ここでも30分ほどロス。
今日は幸先が悪いぞ。。

ようやくバットレスの取り付き下の雪渓に到着して休憩。

雪渓はあまり傾斜はないものの滑ったら結構怖そう。
ところどころシュルンドもあり危険なので、ロープを出しYさんにダブルバイルで登ってもらった。
もしバイルを持ってこなかったらたぶんここで撤退してたと思う。



雪渓を抜けると下部岸壁取り付きに到着。
われわれはbガリー大滝を登った。




3ピッチで草付に出て踏み跡をたどって四尾根取り付きへ。
ここからようやく四尾根が始まる。アプローチが長い!

1P目はいきなりV級のクラック。フットジャムを効かせてクリアー


その後は快適な岩登りが続いていく。


登り始めて1時間半ほどで核心部の三角形の垂壁に到着。
トポでは垂壁と書いてあったが、実際には80度くらいの傾斜で核心も1手のみ。
そんなに難しくはなかった。

核心を越えると通称マッチ箱と呼ばれるところへ。
ここで懸垂でマッチ箱のコルに降り、登り返す。
写真はマッチ箱のコルから登り返しているところ。


ここで単独行のおじさんに追い抜かされる。フリーソロなので我々より断然早い。
ロープワークで手間取っているすきに先に行ってもらった。


最後は息も切れ切れで頂上に到着。





ここで最終バスの出発時間まで2時間半しかないことに気付く!
頂上でつかの間の休憩の後一気に広河原まで下山。
ここはもう下山パワー全開でした。

バテバテの中、出発10分前になんとか最終バスに滑りこむことができた。
めでたし