白馬村のトレランの大会に出場した。
メンバーは中高同級生の仲村トオルことおっくん、その会社の先輩の伊勢谷友介似のたにさんという豪華俳優メンバー。
たにさんは2週間前にもヨーロッパで開かれた90kmのツールドモンブランに出場したという超強者。
今回はロングコース(約52.3km)にみんなで出場した。
土曜日に三鷹駅3時半集合・出発。
途中小仏トンネルで渋滞していたものの8時半に白馬村の宿に到着。
夜飯を食って即就寝。
興奮状態のためあまり寝付けず。
いよいよ大会当日。
会場に到着すると結構盛り上がってる!
今回は2回目の大会だけど昨年より出場枠が増えて全コースで約1,000人ほどがエントリーしたのだとか。
ちなみにロングコースは400人ほどがエントリー。
富士登山競争のときに世の中キチガイの人たちがたくさんいるなぁと思っていたけど、今日もまた強く思った。
スタート直前は曇り。
遠くに白馬岳が見えるはずなんだけどちょっと隠れてしまった。
ここがスタート&ゴール地点
スタート前に健闘を祈って記念撮影
スタート直前にはスターターの紹介が。
かつての冬季オリンピックの出場選手が数名紹介されたがどれも知らない人ばかり。
Facebookの情報によるとミドルコースのスターターには上村愛子が来ていたそうでそっちが見たかった。。
そして号砲!
最初は白馬村のジャンプ台の脇を通過しながら八方尾根のスキー場をひたすら登る。
今日の天候は晴れ時々曇りで気温は30度オーバー。
全く持ってトレランをするコンディションじゃない。
最初の登りですでにTシャツはぐちょぐちょ、かぶっていた帽子からも汗が滴り落ちてきて汗の量がハンパない。
でも登りの途中から見える景色は最高!
そのあと下って今度は岩岳山への登り。
遠くにちょっとだけ後立山連峰の頭が見える。
ここの登りでは樹林帯の中を行く途中で前を走っていた人が大きな声でいきなり
「蜂がいるので気をつけてください!!」
そしてそれと同時に右足のくるぶしあたりに激しい痛みが!!
いきなり蜂に刺されるというアクシデント。。
足首からふくらはぎにかけてしびれが出てきたもののまだ半分も来ていないのにリタイアするなんて考えられずとりあえずは第3エイドまでがんばる。
岩岳山山頂のエイドステーションに着くと同じ境遇の人が救護所で吸引機を使って蜂の毒をとっているところだった。
自分もマネをしてやってみる。
・・・
効果はよくわからんけどまぁ痛みも抜けてきたし大丈夫でしょう。
スタッフの人も
「レース中はアドレナリンが出ているから大丈夫っすよ、わっはっは」
と超適当な感じ。
もう気にしないで走ることにした。
ちなみにここのエイドステーションではRed Bullが用意されていて、2本がぶ飲みして気合いを入れた。
岩岳山を下ると今度は灼熱のロードが続く。
長い下りを2つ経たせいですでに太ももはパンパン。
でもまだ30kmを過ぎたあたり。
この田んぼの中のロードがほんときつかった。
ここを過ぎるとみねかた夢農場への登りの前にエイドステーションが。
今回の大会では公設のエイドの他に私設のエイドがいくつか用意されていて、それぞれにユニークな補給品が用意されていた。
ここのエイドでは氷が用意されていてコーラに氷を入れて飲みまくった。
ここからは最後の登りが続く。
エイドのスタッフの人に、
「ここからは登りがきついのでがんばってください!!」
と言われたけど、実はここまでくると下りよりも登りの方が楽になってる。
下りは太ももと膝にかなり負担がくる上に疲労のため足が勝手に前に行ってしまい止まれない。
登りは疲れていても終始自分のペースで登れるので正直登りが出てきてうれしかった。
第7エイドの途中から見える景色もすてき。
そして登りきったところが第7エイド。
ここでは水やコーラの他におにぎりも用意されていた。
でも胃がかなりやられていて何も受け付けない状況。
何とか自分で持っていたゼリーをコーラで流し込んだものの気持ち悪くなって吐いてしまった。
とりあえずここでもコーラをひたすら飲んで出発。
でも吐いたのが良かったのか体調がちょっと良くなり、第7エイドからの下りでかなりとばして3人ほど抜くことができた。
下りきるとやたら長い林道が出てきて走っては歩いての繰り返しの末最後のエイドへ。
ここでは何とガリガリ君が用意されていた!!
どうやらファミリートライアルという親子の部の補給品の余りだそうで、残っていても溶けちゃうのでどうぞとのこと。
もちろんいただきます!!
最後のエイドで最強の補給をしてラストスパート。
そしてここでちょっとした事件が。
最後のエイドからゴールまでは4kmほどなんだけど、500mほど走った後の曲がり角にいたスタッフが
「あと1.5kmですよ!!がんばって!!」
と。
んん??
さっきのエイドであと4kmって言ってたけどあれは間違い??
コースマップを持っていないので自分の位置がわかっていないこともありちょっと信用しつつ走る。
すると次のスタッフは
「あと3.5kmですよ!!がんばって!!」
と2km増えてる!
おい~、ついにでたよ「トレランあるある」。
白馬村に来る途中車内で
「トレランのスタッフが言う距離は適当だから信用しない方がいいよ」
というアドバイスをもらっていた。
いや、大会でそれはないっしょと思ってたけど本当にあった。
これを「トレランあるある」というらしい。
ちなみに後で聞いた話によると、後続のランナーにも同じ距離を言っていたらしく、次のスタッフに
「さっき1.5kmって言ってたじゃない!!」
と怒っているランナーもいたのだとか。
気持ちはわかるわな(笑)
そして最後の2.5kmをなんとか歩かずゴール!
タイムは6時間44分でした。
いやはや精根尽き果てるとはこのことを言うんだろうな。
これまでの最高距離はフルマラソンだったけど、それより10km以上長いレースは体へのダメージがヤバすぎる。
でもゴールした充実感はレースに出た人しか味わえない至福の瞬間だった。
ちなみにたにさんは6時間2分、おっくんは7時間40分と皆無事にゴール。
最後のスパート!
それにしてもたにさん、2週間前にレースに出ていたにも関わらず早すぎです。。
ゴールにはたにさんの奥さんも当日来てくれていて出迎えてくれた。
ありがとうございました!
レース後はトンカツを食べて、ホテルで酒を飲んで、そのまま爆睡してしまった。
そして、トレランの夢を見てまだ走り続けている自分がいた(笑)
今回初めて本格的なトレイルランの大会に出たけど、かなり充実した大会だった。
エイドステーションもたくさんあり、補給品もコーラからRed Bull、おにぎり、そば、バナナ、キウイなど充実していた。
結局持参したゼリーと飲料しか補給しなかったけど、もうちょっと気温が低くて長いレースになったらおにぎりとかありがたかったかも。
次は八ヶ岳スーパートレイルの100kmというさらにキチガイのレースにエントリーしてしまったので、そこに向けてさらに練習するぞ!!
おまけ
大会の締めくくりに花火が上がっていた。
メンバーは中高同級生の仲村トオルことおっくん、その会社の先輩の伊勢谷友介似のたにさんという豪華俳優メンバー。
たにさんは2週間前にもヨーロッパで開かれた90kmのツールドモンブランに出場したという超強者。
今回はロングコース(約52.3km)にみんなで出場した。
土曜日に三鷹駅3時半集合・出発。
途中小仏トンネルで渋滞していたものの8時半に白馬村の宿に到着。
夜飯を食って即就寝。
興奮状態のためあまり寝付けず。
いよいよ大会当日。
会場に到着すると結構盛り上がってる!
今回は2回目の大会だけど昨年より出場枠が増えて全コースで約1,000人ほどがエントリーしたのだとか。
ちなみにロングコースは400人ほどがエントリー。
富士登山競争のときに世の中キチガイの人たちがたくさんいるなぁと思っていたけど、今日もまた強く思った。
スタート直前は曇り。
遠くに白馬岳が見えるはずなんだけどちょっと隠れてしまった。
ここがスタート&ゴール地点
スタート前に健闘を祈って記念撮影
スタート直前にはスターターの紹介が。
かつての冬季オリンピックの出場選手が数名紹介されたがどれも知らない人ばかり。
Facebookの情報によるとミドルコースのスターターには上村愛子が来ていたそうでそっちが見たかった。。
そして号砲!
最初は白馬村のジャンプ台の脇を通過しながら八方尾根のスキー場をひたすら登る。
今日の天候は晴れ時々曇りで気温は30度オーバー。
全く持ってトレランをするコンディションじゃない。
最初の登りですでにTシャツはぐちょぐちょ、かぶっていた帽子からも汗が滴り落ちてきて汗の量がハンパない。
でも登りの途中から見える景色は最高!
そのあと下って今度は岩岳山への登り。
遠くにちょっとだけ後立山連峰の頭が見える。
ここの登りでは樹林帯の中を行く途中で前を走っていた人が大きな声でいきなり
「蜂がいるので気をつけてください!!」
そしてそれと同時に右足のくるぶしあたりに激しい痛みが!!
いきなり蜂に刺されるというアクシデント。。
足首からふくらはぎにかけてしびれが出てきたもののまだ半分も来ていないのにリタイアするなんて考えられずとりあえずは第3エイドまでがんばる。
岩岳山山頂のエイドステーションに着くと同じ境遇の人が救護所で吸引機を使って蜂の毒をとっているところだった。
自分もマネをしてやってみる。
・・・
効果はよくわからんけどまぁ痛みも抜けてきたし大丈夫でしょう。
スタッフの人も
「レース中はアドレナリンが出ているから大丈夫っすよ、わっはっは」
と超適当な感じ。
もう気にしないで走ることにした。
ちなみにここのエイドステーションではRed Bullが用意されていて、2本がぶ飲みして気合いを入れた。
岩岳山を下ると今度は灼熱のロードが続く。
長い下りを2つ経たせいですでに太ももはパンパン。
でもまだ30kmを過ぎたあたり。
この田んぼの中のロードがほんときつかった。
ここを過ぎるとみねかた夢農場への登りの前にエイドステーションが。
今回の大会では公設のエイドの他に私設のエイドがいくつか用意されていて、それぞれにユニークな補給品が用意されていた。
ここのエイドでは氷が用意されていてコーラに氷を入れて飲みまくった。
ここからは最後の登りが続く。
エイドのスタッフの人に、
「ここからは登りがきついのでがんばってください!!」
と言われたけど、実はここまでくると下りよりも登りの方が楽になってる。
下りは太ももと膝にかなり負担がくる上に疲労のため足が勝手に前に行ってしまい止まれない。
登りは疲れていても終始自分のペースで登れるので正直登りが出てきてうれしかった。
第7エイドの途中から見える景色もすてき。
そして登りきったところが第7エイド。
ここでは水やコーラの他におにぎりも用意されていた。
でも胃がかなりやられていて何も受け付けない状況。
何とか自分で持っていたゼリーをコーラで流し込んだものの気持ち悪くなって吐いてしまった。
とりあえずここでもコーラをひたすら飲んで出発。
でも吐いたのが良かったのか体調がちょっと良くなり、第7エイドからの下りでかなりとばして3人ほど抜くことができた。
下りきるとやたら長い林道が出てきて走っては歩いての繰り返しの末最後のエイドへ。
ここでは何とガリガリ君が用意されていた!!
どうやらファミリートライアルという親子の部の補給品の余りだそうで、残っていても溶けちゃうのでどうぞとのこと。
もちろんいただきます!!
最後のエイドで最強の補給をしてラストスパート。
そしてここでちょっとした事件が。
最後のエイドからゴールまでは4kmほどなんだけど、500mほど走った後の曲がり角にいたスタッフが
「あと1.5kmですよ!!がんばって!!」
と。
んん??
さっきのエイドであと4kmって言ってたけどあれは間違い??
コースマップを持っていないので自分の位置がわかっていないこともありちょっと信用しつつ走る。
すると次のスタッフは
「あと3.5kmですよ!!がんばって!!」
と2km増えてる!
おい~、ついにでたよ「トレランあるある」。
白馬村に来る途中車内で
「トレランのスタッフが言う距離は適当だから信用しない方がいいよ」
というアドバイスをもらっていた。
いや、大会でそれはないっしょと思ってたけど本当にあった。
これを「トレランあるある」というらしい。
ちなみに後で聞いた話によると、後続のランナーにも同じ距離を言っていたらしく、次のスタッフに
「さっき1.5kmって言ってたじゃない!!」
と怒っているランナーもいたのだとか。
気持ちはわかるわな(笑)
そして最後の2.5kmをなんとか歩かずゴール!
タイムは6時間44分でした。
いやはや精根尽き果てるとはこのことを言うんだろうな。
これまでの最高距離はフルマラソンだったけど、それより10km以上長いレースは体へのダメージがヤバすぎる。
でもゴールした充実感はレースに出た人しか味わえない至福の瞬間だった。
ちなみにたにさんは6時間2分、おっくんは7時間40分と皆無事にゴール。
最後のスパート!
それにしてもたにさん、2週間前にレースに出ていたにも関わらず早すぎです。。
ゴールにはたにさんの奥さんも当日来てくれていて出迎えてくれた。
ありがとうございました!
レース後はトンカツを食べて、ホテルで酒を飲んで、そのまま爆睡してしまった。
そして、トレランの夢を見てまだ走り続けている自分がいた(笑)
今回初めて本格的なトレイルランの大会に出たけど、かなり充実した大会だった。
エイドステーションもたくさんあり、補給品もコーラからRed Bull、おにぎり、そば、バナナ、キウイなど充実していた。
結局持参したゼリーと飲料しか補給しなかったけど、もうちょっと気温が低くて長いレースになったらおにぎりとかありがたかったかも。
次は八ヶ岳スーパートレイルの100kmというさらにキチガイのレースにエントリーしてしまったので、そこに向けてさらに練習するぞ!!
おまけ
大会の締めくくりに花火が上がっていた。