人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

利尻岳登山

2013年09月28日 | 北海道の山
ひょんなことから親父とその山岳会のOBの方々と利尻岳に行くことになった。
ずっと憧れてきた利尻島、しかもその利尻岳に行けるということでかなり楽しみ🎶

ちなみに親父と山に行くのはこれが人生2度目。
実は前回も北海道に行ったのだ。

そのときは大学2年生のときで、自分が荷物を全部背負って層雲峡からトムラウシ温泉まで2泊3日で縦走したのだった。
今考えると自分もまだまだ子供だったなぁと感じるんだけど、当然歩くスピードは違うし、そのときは高山植物なんかにも興味なし。
一方親父は荷物持ってないけど歩くのは遅いし、写真を撮るのにいちいち立ち止まる。
ということで度々けんかをして、2度と行くか!と思ったものだった。
10年の時を経て2度目の山行、今回は親子水入らずではないけれど、素晴らしい大自然を満喫してきました。

羽田空港から2時間半、稚内空港到着。
空港からは遠く目指す利尻岳が見える。


稚内フェリーターミナルまではバスで移動。
中学生のときに観光で1度来たことがあったけど、確かかなりぼろかった印象が。
しかし、今やこのとおり、かなり近代的になっている。




ここからフェリーに乗り込み利尻島を目指す。


船からは遠くサハリンの地も見える。


船に揺られること1時間40分、利尻島に到着。
この日の天気はまさに快晴!


明日の天気も良くなりますように。。

朝4時半起床、ホテルの送迎バスで登山口まで移動。
ここから利尻岳を目指す。


天気は曇り時々晴れと行った感じ。
ただ、利尻岳の上部には雲がかかっていて嫌な感じ。

最初は樹林帯の登り。
一応荷物持ち&撮影係なので列の前後に何度も移動したりしてなかなか忙しい。
皆さん還暦を過ぎているのに一定のペースで登っている。
さすが40年の山登り経験は伊達じゃない。
自分もこんな風に年をとりたいものだとつくづく思う。

てくてく歩いて甘露泉水を通過。


ここから1時間ほど登ると視界が開けてくる。


海側の方は視界良好なのに、上の方はかなりガスって来てる。




それでも登って行くと避難小屋到着。


風が強し。

少し長めの休憩をして山頂に向かって出発。
それにしてもあまり寒くない。
日本最北ということでビビって冬山仕様の装備を持ってきたんだけど、それなりに気温が高い。
もう9月下旬だから多少雪も積もっているのかなと思ってたけどこれからなんだね。

小屋から2時間ほどで山頂到着。
山頂はガスガスで何も見えず、残念。。
それでも元気いっぱいのおじさま、おばさまたち。


良い笑顔(笑)
本当は360度海が見える大パノラマのはずだったんだけどなぁ。

下山も登りと同じペースでゆっくり。
7合目あたりを過ぎるとガスを抜けて視界が開けてきた。


泊まっている利尻マリンホテルもよく見える。いい景色~。


でもやっぱり上はガスガス。


途中花とか撮ったりしながらゆっくり歩く。




登山口には15時半に着いた。

ホテルに戻ったあと裏手にあるペシ岬展望台へ。
ここから見た夕陽に染まる礼文島が美しかった。


利尻岳の頂上付近は結局1日中ガスの中だった。


夜はうにや蟹の北海道の海産物を堪能。


さすが北海道、かなりうまかった。

翌日は島内をレンタカーで観光。
島自体は小さいので1周3時間ほどで観光できる。

最後はフェリーターミナルの目の前の食堂で最後のお昼。
うに丼の暖簾がかかっていたので食べようと思ったら時価との表示。


値段を聞いてびっくり、なんと3,500円だとか。
2,000円とかだったら葛藤したかもしれないけど、3,500円なのであっさりあきらめる。

結局ホタテラーメンを食べて利尻島とお別れした。

最後は紙テープでお別れ、びっくりのおもてなしだ。


もちろんうちらではなく、利尻島に住んでいた方のお別れシーン。
そういやさっきの食堂であまちゃんやってたけど同じ光景見たぞ??
デジャブを感じながら涙涙のお別れだった。


そのあとは稚内空港から帰京。
利尻島、素晴らしい島だった。
次は天気のいい春にでもリベンジしたい、そう思わせる魅力あふれる島だった。

北アルプス縦走(雲ノ平キャンプ場~野口五郎岳~高瀬ダム)

2013年09月23日 | 北アルプス
早いものでもう最終日。
今日はゴール地点の高瀬ダムまでコースタイム11時間の長丁場、気合入れていきます!

行動時間が長いので朝3時半起床5時半出発。
大谷さんは一足早く出発。

キャンプ場を出て最初に出てくるのがスイス庭園。
ここからは見る岩苔小谷の景色が最高!


つい先日見たヨセミテ渓谷を思い出させるなかなかのスケール。

この後は祖父岳に向かって登る。




すぐ下には泊まったキャンプ場が見える。
それにしてもいい天気、こんなに晴れたのは久しぶりだなぁ。

祖父岳に着くとそこにはまさに絶景が待っていた。
どうぞ!


槍ヶ岳から笠ヶ岳etc...
とにかく絶景。遮るものが何もないので全て見渡せた。

名残惜しいけど時間がないので先に進む。
水晶小屋まで稜線を進む。


ふむ、何も言うことなし。

さすが槍ヶ岳、さっきまで見えてたのにもうチラ見えの状態。


自己主張の強い山だ。

岩海乗越からは急な登り。
二人でせっせと登って行く。


水晶小屋に8時到着。
水晶小屋では天空の理容室が絶賛営業中だった。


ここから真砂岳分岐まではけっこう険しい登山道。
4年前の沢登りの時は登山靴を忘れてサンダルで縦走したんだけど、よくこんなところ歩いたなぁと自分なりに回想する。
この縦走路からの景色もなかなかのスケール。




おっくんかっこいい!




真砂岳分岐着。


ここからは野口五郎岳まで緩やかな登り。


左奥の白い山の頂が野口五郎岳。
野口五郎もびっくりの山容だ。

あとちょっと。


山頂到着!


山頂には中高年の三人パーティーがいて歓談。
雲ノ平山荘は小屋はキレイだけど飯がやたらまずいと強調していた。後でレポートお願いします。

野口五郎とお別れして烏帽子小屋を目指す。
ここからはガスってきてちょっと残念な感じ。
野口五郎岳から1時間半ほどでようやく下山口の高瀬ダムが姿を現す。


あちゃー、まだまだ先だなこりゃ…

烏帽子小屋では最後の休息。


おっくんがこの下山のためにとっておいた湖池屋スコーンを食べて体力充電!
一気に高瀬ダムを目指す。

ここからはひたっすら下り。
2,500mから1,300mまでを一気に駆け下りる。
途中単独行の女性1人とすれ違う。
よくこの登りを1人で登るわ、この先下ることはあっても登ることはないだろうな…

下山パワー全開で2時間ちょっとで高瀬ダム到着。


最後は長い吊り橋とこれまた長いトンネルをくぐってゴール。




お疲れさまでした~。

そしてゴールでは先に出発していた大谷さんと合流。
ゴール後の記念撮影ではタクシーの運ちゃんの指が入ってたけどこれが長野式。


この後は大町温泉郷で風呂に入り松本で飯を食って特急あずさで帰りました。

~総括~
それにしてもすばらしい天気に恵まれた3日間だった。
日中は絶景、夜は満点の星空と言うことなし!
おっくんありがとう、またぜひゆる山に行こう!

北アルプス縦走(薬師峠キャンプ場~雲ノ平キャンプ場)

2013年09月22日 | 北アルプス
さすがに昼寝と合わせて11時間も寝てしまったので自然と4時に目覚める。

朝飯に照り玉チーズバーガーを作ろうとしたけど写真写りが悪くて微妙な感じ。


でもけっこううまかった。

この後片付けをして7時に出発。
今日も朝から清々しい天気。


黒部五郎岳との分岐を左に進む。




眼下には黒部峡谷とその先に目指す雲ノ平が見える。


薬師沢小屋までは登山道とステキな木道が交互に出てくる。


それにしても昨日とは打って変わってほとんど人に出会わない。
後ろから人が来る気配もない。
キャンプ場にあれだけ人が居たのにどこに消えたのか??

途中薬師沢の左俣出合いでは大休止。


うきょ~、冷たすぎでしょ!


30秒も足を入れていられないほどの冷たさ。
アイシングにもならんわ!

ここから30分ほどで薬師沢小屋到着。


実はここに来たのは2度目。
前回は4年ほど前のシルバーウィークの時に上ノ廊下を遡行して来たのだった(その時の記録)。
その時は5連休ということもあってか人がわんさか居たのに今日は閑散とした感じ。
人がいないので得した気分🎶

お昼休憩で鳥南蛮そばを食う。


これはたまらん!
今度から長期山行の定番にしよう。
そのあとなぜかおっくんが大量に持ってきたアルファー米も食べる。
昼からフルコースでちょっと休憩しすぎる。

1時間ほど休憩してようやく出発。
小屋前の吊り橋がスリル満点!


小屋前の沢はとてもきれい。


薬師沢小屋からは800mの急登。
急登が始まる前の看板が可愛くて思わず写真を撮る。


急登をひたすら登る。


1時間ほどパワーウォークで飛ばして木道に到達。


そしてついに最後の秘境、雲ノ平に到着しました!
もうここからは言葉は入りません。






2人で景色を堪能しつつゆっくり歩くと雲ノ平山荘が見えてきた。


雲ノ平山荘到着。
そしてこの小屋がまたステキ!
最近改装したばかりらしくてキレイすぎる。


ジャズが流れてて山奥にいることを忘れてしまいそう。
しばし大人の時間。


キャンプ場はここからは歩いて30分ほどのところにあるので受付を済ませて再度出発。


振り返ると小屋が小さく見える。


大草原の小さな家みたい。

キャンプ場の近くまでくると向こうからなんか見たことある人が歩いて来る。
おぉ、なんと大谷さんではないですか!
雲ノ平に来るとは聞いていたけど、まさかこのタイミングで会うとは偶然にも程があるでしょ。

一緒にキャンプ場に行ってテントを張る。


テントを張って休憩しているとまたしても訪問客が。
なんとおっくんの会社の後輩が登場!


なんだなんだ、ここは最後の秘境だぞ!?
こんなに知り合いだらけだと秘境でもなんでもない。。

まぁ、それは置いておいて大谷さんも揃ったことだし宴会開始。
先月の沢登りで知識を得て、今回厚切りベーコンをつまみで用意した。
これがフライパンで軽く焼くと絶妙!


梅酒を飲みつつつまみが進む。
雲ノ平山荘に負けじとこちらもジャズをかけて雰囲気は最高潮。
黒部五郎岳に沈む夕陽がまたステキ。


この後夕飯のカレーを食べて寝る準備。

しかし、今日の最後に最高のご褒美が待っていた。

なんと夜になると雲がなくなり満点の星空。
月が出る前の1時間、天の川が見えるほどの星の輝きに感動!
山の神様ありがとう!

北アルプス縦走(折立~薬師峠キャンプ場)

2013年09月21日 | 北アルプス
アメリカの次は日本の自然を満喫しよう!
ということで、日本最後の秘境と呼ばれているらしい雲ノ平に2泊3日で行ってきました。

初縦走の同級生おっくんとともにゆる山行程で雲ノ平を目指す。

今回の行程は富山県側の折立→太郎平小屋→薬師沢小屋→雲ノ平→水晶小屋→烏帽子小屋→高瀬ダムのルート。

久しぶりに新宿駅から夜行バスに乗車。さすが三連休、満員御礼の乗車率。


狭くて2時間しか眠れないまま富山駅到着。


ここからはタクシーで折立まで移動、16,500円。
本当はバスで行きたかったんだけど、この時期のバスが予約制と知らず気づいた時にはソールドアウト。
でもバスより1時間以上早く着いたのでよしっ、時は金なりなのだ。

折立に着くと三連休ということもありこの混み様。


準備をしていざ出発!


登山口から1時間ほどは緩やかな樹林帯の登り。暑くもなく、寒くもない気候で気持ちいい。


木々の間からは富山平野も見えて気分が高まる。


しばらく行くと樹林帯を抜けて最初の休憩ポイント。


最初からこの景色は贅沢すぎる!
遠くには剣岳の勇姿も。


ここから少し登って振り返ると有峰湖もよく見える。


小さな登山客をペースメーカーに頑張る。




さらに行くと急登が終わり緩やかな木道が続く素敵な登山道に突入。


む~、天国!

緩やかな木道を辿って行くと太郎平小屋に到着。


ここもまた絶景が待っていた。
まさに天空のレストラン。


北は薬師岳、南は黒部五郎岳、東は水晶岳から鷲羽岳と名だたる名峰が丸見え!
記念撮影。


景色を堪能した後は薬師峠キャンプ場へ移動。


太郎平小屋からは20分程度。
テントが見えてきた。


到着するとすでに平らな三ツ星サイトは埋まっている。


少し外れたところに割と平らな場所があったので今日の寝場所に決定。
昨日ほとんど寝られなかったのでさっそく昼寝。
おっくん、ダルビッシュも顔負けのセクシーポーズを披露。


3時頃まで昼寝して夕飯の準備。
そして準備の前にまずは酒を飲む。
今日のラインナップはこれ。


そして夕飯は炊き込みご飯と豚肉の塩麹漬け焼。
いぇい!


夕飯を食べ終えたところで日の入。
夕陽に照らされた鷲羽岳が美しい。


昨日眠れなかったこともあり、ご飯を食べてすぐに寝てしまった。

アメリカ旅行9~10日目(サンフランシスコ市内観光)

2013年09月14日 | ヨセミテ旅行
今日は1日サンフランシスコ市内を観光。
めずらしく朝から曇りの天気でかなり肌寒い。
上着を羽織って出発。

自転車がどこで借りられるのかよくわからなかったけど、エンバーカデロ駅を降りたら目の前にレンタサイクルがあった。

スタバで朝飯後さっそくレンタル。


損害保険含めて$40/日。
自転車はマウンテンバイクタイプで走りやすい。

まずは昨日歩いたシーサイドを北上し、ゴールデンゲートブリッジを目指す。
やっぱり自転車は快適、自転車専用ゾーンも整備されていてかなり走りやすい。


昨日のPIRE39を過ぎるとガイドブックに載っていた海鮮屋台の並ぶ通りに到着。
海鮮屋台と書いてあったので日本のようなハマグリとかエビとかが網の上で焼かれている店を想像したんだけどかなり違った。
屋台というよりレストランで注文できる商品を軒下で購入できるといった感じ。


網焼きはなくて名物のクラムチャウダーと、エビフライやポテトフライなどの揚げ物がメイン。
名物のクラムチャウダーはあとで食べようということで先を目指す。

ゴールデンゲートブリッジまではまだまだ。


しばらく行くと海岸に出る。
ここからのゴールデンブリッジは見事!


そのあともまっすぐ行くとゴールデンゲートブリッジの真下に到着。
ここは行き止まりになっていて道を間違えていたことに気づく。
でも下からの景色もいい。


少しもどって坂を登るとゴールデンゲートブリッジの入り口に到着した。
ここからは絶景を眺めながらゴールデンゲートブリッジを渡る。




ゴールデンゲートブリッジは西側が自転車専用道路、東側が歩行者専用道路と棲み分けがされているので歩行者を気にせず走ることができる。

さすがに橋の上に来ると風が強い。
でも遠くにサンフランシスコの高層ビル群、アルカトラズ島とか全部見えて気分は最高!
景色を堪能しながらゆっくり走って対岸に到着。
自転車を置いて反対側のビューポイントに行ってみた。


ここからの景色も絶景!


天気良すぎ!!
しばらく休憩してまた来た道を戻る。

本当にいいところ♪


ゴールデンゲートブリッジを越えたらウォルトディズニーファミリーミュージアムに向かう。
ここはディズニーの創始者ウォルトディズニーの博物館になっていていろいろな展示を見ることができる。
ミュージアムの目の前は広い芝生の広場になっていてステキ。


お土産を買って最初に通った屋台を目指す。

朝来たときは人もまばらだったのに、お昼になると自転車が通るのも困難なほどの檄混み。
そういや今日は土曜日だったのか、どおりで込んでいるはずだ。

さっそく名物のクラムチャウダーを購入。


バドワイザーとセットで$7。
酸っぱめのパンとクラムチャウダーがマッチしていてかなりうまい。
目の前の演奏も雰囲気があってすばらしい。


この時点ですでに15時半、レンタサイクル屋が何時までやっているのかわからなかったので自転車を返しに戻った。

自転車を返した後は市内をぷらぷら、スポーツバーなどで時間を潰してホテルに戻った。

そして今日の夕飯ももちろんメキシカン。
昨日のタコスに感動し今日もタコス屋に行くことにした。

ホテル周辺にはタコス屋がたくさんあるので、今日は全部見てサルサバーが充実したところに入ることにした。
そして今日入ったお店は昨日最初に通ったこのお店。


店員の数がやたら多い。

タコス3つセットを注文。
くぅ~、うまそう、いや、間違いなくうまい。


サルサバーでトッピングを大量に入手し絡めて食べる。
毎回コメントが同じだけど言わせてください。
うまい、うますぎる。
昨日の反省もなくまたしても口の中が火の車になったけど、そんなのはお構いなし。
もしこれが会社の隣りにあったら週4で通うのになぁと、惜しみつつお腹いっぱいになってホテルに戻った。

ホテルで昨日のビールを飲みつつ将来への意気込みを熱く語り最後の夜が終わった。

そして最終日。
昨日日本のニュースを見てみるとなんと台風18号が発生して関東上陸の可能性!との情報が。
果たして飛行機は動くのか??
欠航になればもう1日会社を休む口実ができる上にアメリカで遊べるぞ!という期待を抱きつつ空港に向かう。
フライト情報を見ると残念ながら2時間遅れで飛行機が飛ぶとのこと。
あら~、まぁ帰れるからいいか。
そんなこんなでロビーで今回最初で最後のアメリカンハンバーガー。


そして最後のバドワイザーを飲んで帰国しました。


P.S
いやいや、げんちゃんにはほとんど通訳してもらってかなり楽ちんの旅行だった。
でもやっぱり会話ができると旅はもっと楽しくなるね。
年末に向けて少し本格的に語学を勉強しようと思った次第です。
げんちゃんはこれからドイツに帰って武者修行第2弾が始まるけど、ドイツにいるうちにまた遊びに行きます。
なのでミュンヘンかザルツブルク辺りに引っ越してね(笑)

アメリカ旅行8日目(Refugio State キャンプ場~サンフランシスコ)

2013年09月13日 | ヨセミテ旅行
今日はサンフランシスコに戻る日。
朝から天気がいい!


朝飯は昨日買ったフランスパンにベーコンとジェダーチーズを焼いてはさんで食べる。




これがものすごくうまかった。

となりの幸せそうな家族を親指を加えながら眺めつつ道具を整理する。


いつかこんな家族を持つ!と心に誓った。
そしてキャンプ場とお別れ。

サンフランシスコまで450km、高速道路をひたすら飛ばす。


周囲の景色は荒涼とした大地が広がりたまに街が出てくるといった感じ。
昔ハマったドラクエの世界みたい。

ようやくサンフランシスコ国際空港を通過。


13時無事ダラーレンタカーに到着しました。


運転お疲れさまでした~。

ここからはホテルに移動。
今日泊まるホテルはここ、「EL Capitan Hotel」。


サンフランシスコ中心街近くはなかなか安いホテルがなくてやっと見つけたのがここだった。
税込みで一泊4,000円也。

荷物を置いて街に出る。
とりあえずPowell駅からチャイナタウンに向かって歩く。
それにしてもサンフランシスコは大都会。


ロサンゼルスも凄かったけど、サンフランシスコも負けてない。

坂を上って行くとチャイナタウンゲートに到着。


チャイナタウンはさながら千と千尋の世界。
チャイナタウンを通り過ぎて丘の上に上ってみる。


するとようやく海が見えた。
天気もいいし抜群の眺め。


ここから海に向かって歩き海岸沿いを北上する。
ここは人が賑わっていて活気がある。


PIRE39というところが観光スポット兼ショッピングモールになっているので入ってみる。


この先端から海が見渡せ、その先にはアルカトラズ島が見える。


ここは映画「ザ・ロック」の舞台になった島で有名でかつての囚人収容島なのだそうだ。

この後はかなり寒くなってきたので路面電車に乗って中心地に戻る。


途中何食べようかという話になり、タコスに決定。
先日のロサンゼルスのタコス屋の味が忘れられないのもあったけど、なにより自分自身3度の飯よりドンタコスが好きなのだ。
しかも泊まっているホテルの近辺がメキシコ系の住居区のような感じでメキシコ料理屋がひしめいている。

ということでホテル近くの駅で降りてタコス屋を探す。
今日のお店はここ。


なんとサルサバーなるものがあって、トッピングがかけ放題。


注文したタコスにトッピングをかけまくって食べる。


うまい、とにかくうますぎる。
調子に乗ってトッピングをかけまくっていたら口の中が火を吹きそうなほどホットになってしまった。

途中流しの演奏者もやってくるなど雰囲気は最高。
なかなかいいお店だった。

このあとタコスの味に魅せられてしまった2人は調子に乗って別の店でブリトーを購入。


これがまたボリュームが凄くて2人でも食べきれない量だった。

ホテルに帰ってブリトーと格闘しつつ買ってきたビールを飲んで寝てしまった。

アメリカ旅行7日目(ハリウッド~Refugio State キャンプ場)

2013年09月12日 | ヨセミテ旅行
今日は適当にロサンゼルス観光。
とりあえず定番のハリウッドを観光。
ハリウッド中心地まで車で移動しそこから歩いてみる。


しかーし、映画にはそれほど詳しくないし、ましてやハリウッドスターなんてマリリンモンローくらいしかわからない。
なのでここがどれほどすごい場所なのかわかるはずもない。
とりあえず有名な「HOLLYWOOD」の文字が見えたので大満足。


通り沿いの店もなかなか面白かったのでそれなりに楽しめた。
これは↓買いでしょ!?




ここが日本で言うところのララガーデンみたいなショッピングモール。




女の子にはショッピングが楽しめるのでいいところかもしれない。
3階から記念写真を撮って車に戻る。


このあとはせっかくアメリカに来たので、アメリカのアウトドアショップに行ってみようということで、ロサンゼルスにある2つの大型アウトドアショップに行ってみた。

1件目はこちら。
「ADVENTURE16」


品揃えはかなりいい。
でも日本の値段と比較してもそれほど大差はない。
日本の山道具は多くが輸入品なのでそれなりに関税がかかっているのかなぁと思っていたけどそうでもなかった。
中には日本で買った方が安いものもけっこうあった。

2件目はこちら。
「RECREATION EQUIPMENT」サンタモニカ店


ここも品揃えはかなりいい。
カヌーとか自転車も売っている。
でもどちらの店も日本でいうところの石井スポーツのような店なのでほとんど定価品。
オリンピックとかデイツーにあるディスカウント品のキャンプグッズがあれば買おうと思っていたけどそういった商品はなかった、残念。
そういうのは郊外の日用品スーパーとかにあるんだろうな。

ロサンゼルスを満喫しキャンプ場を目指す。
当初ロサンゼルスからキャンプ場まで70kmくらいっしょと話していたら、よくよく調べてみたら170kmあることが判明。
げんちゃん、適当なこと言ってすいません。。

でもロサンゼルスからキャンプ場までの道は海岸沿いを走るのでかなり気持ちいい。
サンタモニカの海岸線はハワイみたい。




ということで高速を飛ばし途中のスーパーで食材ともちろん薪を購入しキャンプ場に18時到着。


高速道路のすぐ脇で何にもないところにいきなりキャンプ場がある。
そしてなんと目の前は太平洋という絶好のロケーション!




時期によっては太平洋に沈む夕陽が見られるみたいなんだけど、今日は見られなかった。
このキャンプ場はネットでググってたまたま発見したキャンプ場。
事前の予約が必要なので要注意(ここから予約できます)。

いや~すばらしい、今間違いなく日本に一番近い位置に来てます。


最後のキャンプということで盛大に打ち上げ。


チェコビールのPilsner Urquell。


ピルスナービールの中で一番好きなビール。
まさかここで飲めると思わなかった。

最後のキャンプ場で最後の焚き火をしてこれからの人生について熱く語った。


やるぞー!

アメリカ旅行6日目(ヨセミテ国立公園~ロサンゼルス)

2013年09月11日 | ヨセミテ旅行
今日はロサンゼルスへの移動日。
本来ならヨセミテの北側にある国道120号線、タイオガロードでシエラネバダ山脈沿いをドライブするところだったんだけど、昨日のビジターセンターの情報だと国道が火事の影響で閉鎖中とのこと。
昨日の夜雷雨があったので2%くらい期待してビジターセンターに行ってみたものの案の定閉鎖中だった。

仕方ないので、ヨセミテからそのまま南にロサンゼルスを目指すことにした。

途中のトンネルビューでヨセミテと最後のお別れ。


ヨセミテありがとう!

この後は山道を走り、山道を抜けると広大な農地の中を走る。
農地が広大すぎて地平線が見えそう笑


途中リンゴを大量に落としながら走るトラックをかわしながら国道をひた走る。


フロントガラスにリンゴがたくさんぶつかってきてかなり恐怖だった。

お腹がすいたので日本でもおなじみのデニーズへ。


ナチョスを頼んだものの、量が多すぎてあえなく敗退。


もったいないのでちゃんと持ち帰りました。

この後も高速道路ひた走りロサンゼルスを目指す。

途中モハーヴェ砂漠に立ち寄る。
ここは何にもないところなんだけど、風の通り道なのかやたら風が強い。
まさに風の谷、ナウシカの世界だ。
そしてその風をうまく利用した風力発電施設がある。
しかしその数が尋常じゃない。
見渡す限りその風車?だらけで10km以上にわたって続いている。


長大な一本道で車がこないので定番のポーズ。


そんなこんなでちょっとした観光もしながらロサンゼルスを目指した。

ロサンゼルスのホテルには6時頃到着。


ちょっと入り組んだところにあったホテルだけど、GoogleマップとGPS機能を駆使して無事到着した。
便利な世の中になったものだ。

ちょっと休憩したあと夜のロサンゼルスに繰り出す。
ホテルから歩いて10分ほどのところに駅があったのでそこからロサンゼルス中心街に行くことにした。

切符を購入するとなぜか初乗り$5もする。
たった一駅なのに$5とは高過ぎやしないか。
埼玉が誇る高級鉄道のSRにしても初乗り210円なのに…
と思いつつ電車を待っていると来てびっくり、なんと2階建ての豪華列車の御到着。


たった一駅なのに贅沢すぎるでしょ。

豪華列車に揺られること5分、ユニオン駅に到着。
ユニオン駅の待ち合い室は豪華絢爛。


間接照明といい椅子といいレトロな感じがかなりステキ。

駅を出てロサンゼルス中心街を目指す。
しかし、歩いて行こうと思ったものの疲れてしまったので結局地下鉄に乗る。

中心街っぽい駅で降りて軽く飯が食えて飲める店を探す。


しかし歩いて探してみたもののどこも敷居が高そうな店ばかりでなかなかちょうどいい店がない。
しょうがないから途中のコンビニで酒でも買って飲むかという話になったものの、どこのコンビニも酒を置いてない。
そしてファーストフード店も同様酒はない。
危険な街だから酒など置かないのか(そんなわけはないだろうけど)と愚痴をこぼしつつ歩いていると路肩でタコスを売っている店を発見。
もちろん酒はなかったもののうまそうだったので一つ購入。


これがまたうまい!
路肩のタコス屋に感動しつつ地下鉄駅に戻ろうとした途中でいい感じのスポーツバーを発見。
せっかくなのでバーに入ってビールを飲む。


歩いたあとのビールはやっぱりうまかった。
バーでは地元ドジャースの試合が放送されていたものの、負け試合だからか全然盛り上がってなかった。

バーを出てユニオン駅に戻る。
終電がまだあるので最初の駅に戻って歩いてホテルに戻るか、それともタクシーで戻るか考えたけど、駅からホテルまでがあまりに危険そうだったのでタクシーに決定。
いわゆるイエローキャブに乗りホテルまでお願いする。

するとタクシーの運ちゃん、なぜかやたら飛ばす。
多分100km/h以上軽く出てる。
しかも片手には携帯を持って車に付いたナビも操作しながらやたら飛ばすので乗ってる方はかなり怖い。
でも目的地まで10分ほどで到着したので満足、値段も$18だったのでさらに満足。
タクシーを使ってよかったよかった。

アメリカ旅行5日目(ヨセミテバレーサイクリング)

2013年09月10日 | ヨセミテ旅行
昨日の疲労にも関わらず朝6時半起床。
久しぶりに長距離を歩いたので結構疲れてる。

でも朝のこの景色を見たら一気に目が覚めた。
このキャンプ場、昨日はよく見ていなかったけど目の前にマーセド川が流れていてその後ろはビッグウォールという最高のロケーション。


マーセド川のほとりでは朝の読書を楽しむ女性の姿。
ふ~む、素晴らしすぎる。

朝飯を食べて自転車を借りにいく。
自転車はカリービレッジで$31.5/日で借りられる。


さっそく手続きを済ませいざ出発!


走り始めると風が気持ちいい~!!


ハーフドームもよく見える。


まずは郵便局で手紙を出す。


中はガラ空き。


この後はメインのエル・キャピタンを目指す。
エル・キャピタンというのは高さ1,000m以上ある世界最大級の一枚岩のこと。

おぉ、遠くに見えてきた。


ついでに鹿さんも。


エル・キャピタンが見えるポイントに到着し全景を眺める。




うぉ~、でかい、でかすぎる。

肉眼で見てもどこに誰が登っているかなんてわからない。
持ってきた望遠鏡で覗いてみるとかろうじて3パーティーが登っているのが確認できた。

これからフリーソロで登るルートを確認中。


と、望遠鏡で2人で眺めていたら何やら周囲が騒がしくなってきた。
げんちゃん情報によると、3パーティーのうち1パーティーに事故が遭ったみたいでこれから救助隊が救出に向かうらしい。
レスキュー隊の車も到着しちょっと物々しい雰囲気に。
うちらが眺めていた場所も移動するようにとの指示がありしょうがなく退却。


しかし、あんな壁の途中でどうやって救出するのか。
ヘリコプターも近づけないだろうしなぁ。

ともかくその場にいられなくなってしまったので移動開始。

それにしても気持ちいい~。


観光客で混んでいるわけでもなく、この適度な人口密度がいい感じ。

途中マーセド川のほとりに行けたので昨日登ったハーフドームを遠望。


いいね!

お腹がすいたのでカリービレッジに戻ってピザを食べる。
注文してから焼くので焼きたてで美味しい!


写真はミドルサイズ。
2人で食べてちょうど良かった。

このあとノースドームを見ながらミラーレイクの方までサイクリング。


気持ちいいサイクリングだった。

このあとお土産を買いつつ今日の宴会グッズを購入。
引き続き今日のラインナップ。


ちょっと飲み過ぎ?
いやいや、この環境で飲まなきゃ損でしょ!
と、今日も焚き火を盛大にしながら飲んだくれて寝てしまった。

アメリカ旅行4日目(ハーフドームトレイル)

2013年09月09日 | ヨセミテ旅行
今日はヨセミテでのメインイベント、ハーフドームトレイルに挑戦!

ヨセミテのシンボル的存在になっているハーフドーム、一見するとクライマーしか登れないように思える。
しかし、なんと一般人でもあの頂上に立つ事ができるルートがあるのだ。
ただし、頂上直下はかなりの急勾配ゆえに、事故が多発したので225人/日という人数制限がかけられている。

そのためここを登るにはキャンプ場予約と同じサイトから許可証を入手しなければならないのだが、予約開始の4月にはすぐにいっぱいになってしまう。
ただ、当日の2日前にキャンセル分について再度追加申し込みができる。
こちらは早いもの勝ちではなく抽選になっていて、その結果が前日の夕方にメールで届く仕組みだ。
今回はサンフランシスコ到着後スマホで抽選の申し込みを行い、運良く当選したのだった(実際平日だと倍率は2倍以下なのでほぼとれる。一方土日はかなり厳しい。)。

そんなこんなで朝4時起床。
今日の行程は往復約23km、高低差1,400mを登らなければならない。
余裕をみても10時間以上はかかるので早朝暗いうちに出発するのだ。

ホットドッグの朝食後、トレイルヘッドの駐車場に車を停めて出発準備。
まだ暗いのに車がたくさん停まってる、みんなハーフドームなのかな。

5時出発!


暗闇の中ヘッドランプをつけながら歩く。
星空がとってもきれい。

最初の橋を渡るとトレッキング道に入る。
アスファルトの道を40分ほど歩いて橋を渡るとトイレと水飲み場がある。
水飲み場には「last water」の文字が。
えっ、もう??
だってまだ1kmくらいしか歩いてないけど。。
とはいえそう書いてあるのだからそうなんだろう。
あとで後悔しないようたっぷり水分補給。
でもまだ40分しか歩いていないのでのどが乾いているわけもなくとりあえず飲んだ感じ。

この先ネバダフォールへと向かう道が二つに分かれる。
左手は樹林の中を滝を見ながら歩くミストトレイル、右手がジョンミューアトレイル。


暗い中樹林の中を歩くのも面白くないのでジョンミューアトレイルを選択。

ここからは登りが続く。
スイッチバックの道を延々登って行くと夜が明け目の前には垂直の壁が迫ってくる。


ヨセミテ全体からするとたいした壁じゃないんだろうけど、日本にあれば間違いなくトップクラスの大きさだ。

この壁を巻くようにトレイルは続いて行く。
しばらく行くと目の前にハーフドームが見えてくる。


さらに行くと遠くにネバダフォールが!
朝日に照らされるハーフドームとネバダフォール、ため息の出る美しさだ。




ここで一旦休憩。
いや~、言葉では表現できないほど清々しい!

ここからはハーフドームを横目に見ながら高度を上げて行く。

そしていよいよネバダフォールの頭へ。
ネバダフォールの上は整備されたかのようにきれいでちょっとした公園みたいになっている。


このあたりはリトルヨセミテと呼ばれていて、確かにちょっとしたヨセミテ渓谷だ。
ネバダフォールからヨセミテバレー方面。


滝上から10分ほどでトイレに到着。


ここはミストトレイルとの合流地点になっていてたくさんの人が休憩していた。


うちらもしばしトイレ休憩。

出発してちょっとした登りを越えるとしばらく平坦な道が続く。


右側にはきれいなマーセド川、う~んいいところだ。
小動物もそこかしこにいる。


キャンプ場を過ぎると急な上り坂に入る。


左手には目指すハーフドームが見えるけどかなりでかい、本当にでかい。
下から見るとあんなところどうやって登るの??って感じ。

残り3.2kmのところでハーフドームへ向かうトレイルとジョンミューアトレイルとの分岐点。


ここからはひたすら一本道。
太陽がじりじりと照らすけど空気は乾燥していてそんなに暑い感じはない。
むしろ日陰は気持ちいい。


しばらくゆるやかな登りを歩いて行くと目の前にようやくハーフドームの全貌が見えてきた!


うぉ~、あれを登るのか、ただの一枚岩だけどあんなのところにルートがあるのか。
遠目にはただの急斜面の岩にしか見えないけどたぶん近くまで行くとルートがあるんだろうな。

急な岩の斜面に入るところでレンジャーのチェックが入る。


右下の帽子を被ったお姉さんがレンジャー。


レンジャーはiPadで許可証をグループごとに確認している。
うちらも昨日の当選メールを見せ無事通過。
ちなみにレンジャーの目をかいくぐって登ると罰金$5,000が待っています。

ここからはかなりの急坂。
つづら折りになった急な道をひたすら登る。




ハーフドーム手前のサブドームの頂上に到着。

うきょ~、なんだあの道、というかあれを道と呼んでいいのか。


頂上に向かって垂直のケーブルが続いてる。
いや、傍目に見ると垂直にしか見えないと言った方がいいのかな。
もう笑うしかない。

ちょっと休憩後さっそく突入。
ここからはケーブルが設置されてあって、それを使いながらの登りになる。


傾斜は50~60度くらいなんだろうけど、登っている感覚は80度くらいあってもう大変。

腕の力を使いながら体を引き上げて行く。
もちろん手を離すと下まで落ちて行ってしまう。

振り返るとこの景色。


道が一本なので上から下ってくる人たちとのすれ違いもけっこう大変。

ちなみに今回5.10のステルスソール仕様の靴で来たんだけどそれでもかなり滑る。
毎日200人以上の人が利用している道だけあって花崗岩の岩なのにつるつるになっているのだ。

あとちょっと!


そしてなんとかがんばって40分ほどで頂上に到着~。

いや~それにしても長かった。
駐車場を出発してから6時間半、ようやくハーフドームに登頂しました。
頂上からの景色はまさに絶景!


南西側は火事で見えなかったけど北側は素晴らしい。
二人で健闘を称え合い記念撮影。


目の前は1,000m近く切れ落ちている断崖絶壁。


ちょっと覗いてみようとしたけどあまりの怖さに腰が引けてる笑


頂上はかなり広くてケルンとかがたくさんある。


お昼ご飯を食べて少し休憩。
ここからまた5時間近くかけて下山しなければならないのであまり長く休憩できないのが残念。

30分ほど休憩して出発。
またあの急なケーブル道を下る。
下からたくさんの人が登ってくるので避けてもらいながら下って行く。
上りより下りの方が怖かったけど意外に早く下りられた。

そしてここからが長かった。
げんちゃんは普段山登りはしていないのでかなり疲れている様子。
一方の自分もここ2ヶ月腰痛の影響であまり運動していないのでかなりの疲労。
お互い無言のままひたすら駐車場を目指す。

途中ネバダフォールの上にはたくさんの人が来ていた。


ひたすら急な下り坂をへろへろになりながら歩く。

ようやく最初の水場に到着。
ここまでくるとたくさんの人たちが散歩がてら来ていてちょっと安心。
朝は暗くて見えなかったけど、ここからネバダフォールが見えた。


水場から1時間ほどでヨセミテバレーの道路に到着。
そして道路から駐車場に歩いて行く途中で目の前を横切る黒い大きな物体を発見。
なんと熊さんの登場。
ヨセミテ内にはたくさんの熊がいるという話は聞いていたけどまさか目の前で見れるとは思わなかった。
しかも昨日泊まったキャンプ場から出てきたらしい。
今日も食材はちゃんとフードコンテナに入れようと誓った瞬間だった。

そんなこともありながらようやく5時に駐車場に到着。


歩行時間12時間のトレイルでした。
お疲れさまでした~。

この後は昨日とは別のNorth Pinesキャンプ場に移動。
シャワーを浴びて食材を購入して打ち上げ開始。

今日のラインナップはこれ。


夕飯はソーセージとジャガイモのジャーマン風テキトー煮込み料理。


即席で作ったけど結構うまかった。

今日はドイツの山登りとアメリカの山登りの違いについて熱い議論を交わしながら夜は更けていった。。
おやすみなさいzzz