人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

みちのく潮風トレイルラン(宮古市北部~中部区間)

2015年12月31日 | みちのく潮風トレイルラン
2015年最後の日の出を山王岩の展望台から望む。


朝陽に向かって漁に出て行くサッパ船がめちゃめちゃ格好良かった。


昨日のゴール地点、田老駅からスタート。


造成工事中の現場を抜けていく。




本当に入っちゃっていいのかな?
と思うようなところだけど突き進んで津波避難経路を登りきると自然歩道に合流した。




ここからはふかふかトレイル。


しばらく行くとちゃんと通行止めの看板があった。


田老駅方面から来ると分からないぞ。。

海沿いのトレイルを走って行く。




昨日見たたろう観光ホテルを遠望。


栃内浜到着。


あまり人が来ることもなさそうな静かな海岸。

この先樫内漁港付近で現在地がわからなくなり30分ほど時間ロス。
いつの間にか迂回路を回ってまた同じ漁港に戻ってきてしまったみたい。



迂回路の分岐点にはちゃんと看板があった。


とはいえ、これは田老駅方面から来る場合は気づかずに通り過ぎてしまう位置に設置されている。
さっきの工事の看板といいもうちょっと考えて配置してほしい。

この後、女遊戸浜の巨大な防潮堤を見つつ進んでいくと、


震災メモリアルパーク中の浜。




ここを過ぎると陸中海岸自然歩道に入る。


海岸沿いの景色は本当に素晴らしい!




姉ヶ崎展望所


浄土ヶ浜までのルートはここが起点らしい。


松林のトレイルを走り


浄土ヶ浜展望所


う~ん、天気も最高、景色も最高!

しかし、ここからのアップダウンがかなり足に堪える。

潮吹穴到着。


どこから潮が吹いているのかわからなかった。。




この後も何度もアップダウンを繰り返していく。

相変わらず景色は素晴らしい。


この海の色は本当にきれい。


そしてようやく浄土ヶ浜への入り口に到着。


ロードを下っていくと、ようやく浄土ヶ浜に到着。


いや~、長かった。
リアス式海岸特有の断崖を縫うように設定されているトレイルは、なかなかのコースだった。

みちのく潮風トレイルはここがゴール地点だけど、車を回収するために宮古駅まで走らないといけない。

浄土ヶ浜の景色を堪能しつつ






浄土ヶ浜ビジターセンターを過ぎて


宮古市内のロードを走って行くと宮古駅に到着した。


途中で道に迷ったりしたけど、田老駅まで31kmの道のりでした。

気持ちよく走り納めができて大満足。
来年も楽しみながら走っていきたい。

みちのく潮風トレイルラン(岩泉町南部~宮古市北部区間)

2015年12月30日 | みちのく潮風トレイルラン
年末年始はみちのく潮風トレイルで走り納め、元旦は本州最東端魹ヶ崎で初日の出を見ようと三陸沿岸にやってきました。
30日は岩泉町南部~宮古市北部区間、31日は宮古市北部~中部区間を走ります。

ゴール地点の田老駅に車をデポし、今日のスタート地点は岩泉小本駅に三鉄で移動。




この駅はつい先週併設する防災庁舎の完成とともに「小本駅」から「岩泉小本駅」に名称変更されたばかり。

駅構内は新築でとってもきれい。


この庁舎からスタートします。


スタートして秋には酒が遡上する小本川を通過。


この神社からトレイルに入る。


急な上り坂を越えて少しロードを走ると熊の鼻展望台。


天気も良く絶景。




ここから少し行くとモシリュウ化石発見の地。


ロマンを感じる。

国道に出て茂師海岸。


海の色が素晴らしくきれい!


この先国道から外れてふかふかのトレイル。


しばらく進むと眼下に摂待駅が見えてきた。


摂待駅到着。




駅前には無人の直売所。

りんごが無造作に置いてあったので値段を見てみたら破格の値段設定!


10個で400円だと。

ただ、真ん中のりんご、いつから置いてあるのかわからないけど色が変色して何個か腐ってた(笑)

摂待駅からはロード、


林道、


トレイルを走って、


グリーンピア三陸みやこ到着。


ちょっと休憩して出発。

グリーンピア三陸みやこからは谷筋を下って渡渉。


きれいな沢沿いを抜けていく。


トレイルを抜けるとこんな看板が。


ありゃっ?
問題なく通行できたけどどこが工事中だったんだろう。。

ここから海まで一気に下って、






急な作業道を登る。


工事中の現場を通り抜けて




小港漁港を過ぎ、


太平洋の素晴らしい景色を眺めつつ走っていくと




渚亭たろう庵に到着。




このホテルはかつて海岸沿いに建てられていたけど、津波で全壊し高台にリニューアルオープンしたもの。

ホテルの目の前には三陸ジオパークの象徴、山王岩。




屹立しててすごい迫力。

ここから津波で甚大な被害を受けた宮古市田老地区に下っていく。

更地となった地区にひときわ目立つ建物が、先ほどの渚亭たろう庵の前身、たろう観光ホテル。


津波の凄まじさが伝わってくる。

ここから田老駅まではすぐそこ。

田老駅に到着。


約32kmの道のりでした。

この後先ほどのグリーンピア三陸みやこでお風呂に入る。

ホテルの中にはみちのく潮風トレイルのボードが。




このトレイル、現在あのなすびさんが青森県から福島県まで踏破中で、ちょうど先週泊まっていたらしい。

もう少しで追いつけるかも。

みちのく潮風トレイルラン(野田村~普代村区間)

2015年12月19日 | みちのく潮風トレイルラン
今週末はみちのく潮風トレイル野田村~普代村区間に行ってきました。

この区間は8月に開通して、10月に開通記念イベントが行われたばかりの新しいトレイル。
その時は電波少年的懸賞生活で活躍したなすびが来ていたそうな。
ちなみに現在なすびが
このサイトでPRしているのでぜひ見てください。
どこかで会えるといいな。

さて盛岡から2時間半かけて普代駅到着。


普代村はみちのくが生んだ安打製造機、銀次選手の故郷でもあるのだ。


普代駅にはちゃんと幟もセットされていて盛り上がる。
この区間では最近スタンプラリーが始まったらしく、スタンプが用意されていた。


野田村と普代村のそれぞれ3つのスタンプを集めると踏破証明書と缶バッジがもらえるらしい。
せっかくなので参加してみよう。

普代駅から三鉄北リアス線に乗って陸中野田駅へ。


北リアス線沿線はあまちゃんのロケ地になったところで、ところどころの撮影地で電車が止まって解説してくれる。

車窓からの風景は絶景。




陸中野田駅到着。


この"道の駅のだ"がスタート地点。


本日の気温4度、そして強風!
むちゃくちゃ寒いけど追い風なのがせめてもの救い。

野田村役場を過ぎて


造成中の道を抜けると


なぜか岩手のゆるキャラそばっちとあまちゃんが応援してくれた。


撮影でもしてたのかな?

このあと海岸沿いの道を走り、


上り坂を登ってローズパーク。


ここから下り道でしばらく行くと野田玉川駅。


港に出て


玉川神社横の登りを登って行くと


パティオ・ムラタ到着。


ここが道の駅のだの次のチェックポイント。
ここはコンビニ、というか地元の商店。
中にはちゃんとスタンプが置かれていた。


店主に話を聞くと、スタンプが用意されたのはつい先週のことらしい。
そしてなんと自分が第1号だとか!
これは縁起がいいぞ。

この次は玉川キャンプ場。


この辺は地図表示がけっこういい加減で少し迷った。

閉鎖中のキャンプ場の横を下って行くと玉川海岸。




防波堤を無理やり乗り越えて林道を行くと道路に出る。
逆側から来ると立ち入り禁止になっているけど、トレイルをやっている人は入っても大丈夫みたい。


1人で歩いてるとかなり不安になりそうなルート取りだ。

ここから長い林道の上り道を越えて、少しトレイルを走ると国民宿舎えぼし荘。


ここで野田村区間は終了。


受付の方に踏破証明書と缶バッジをもらう。
やっぱり踏破証明書をもらうのは自分が第1号らしい。
何事も1番というのは気持ちが良い。

えぼし荘を後にしていよいよ普代村へ。


普代村最初のチェックポイント、堀内駅へ。




スタンプを押していたらちょうど三鉄が入ってきた。


団体ツアー専用列車で、あまちゃんの格好をしたギャルたちが写真撮影をしていた。


堀内駅から海に下るとまついそ公園。


ここはなかなかの景色。


大橋橋梁の脇から階段で橋の下に降りて




ちょっとトレイルを走って、2つ目のチェックポイント、白井海岸駅。




ようやく次がゴールの普代駅だけど、この区間が大変だった。

しばらく行くとトレイルに入る。


ここからはアップダウンのあるトレイル。


海も見える。


途中途中で分かりにくい分岐があって、3回くらい道に迷った。
分岐にはみちのくトレイルの目印が付いているんだけど、矢印がないのでどっちに行ったら良いのかわからない。


もちろん印刷した地図も持っているけど、地形図ほど細くない。
この区間はさすがに道標がほしい。

そしてなんと最後は沢下り。


これ本当にルートなの??
っていうくらいの道なき道を行く。
沢の上に枯葉が積もっているもんだから、踏み抜くと靴がずぶ濡れ。
沢を避けて藪に入ろうと思ったらトゲトゲの藪で痛すぎて無理だった。。
沢下りは1kmくらいだけど、ちゃんと目印が付いていたからルートみたい。
みちのく潮風トレイル、かなりワイルド(笑)

沢下りが終わると道路に出て、普代小学校。


ここは銀次の母校でもあるのだ。

普代水門を過ぎて


キレイな普代村役場を越えると


ゴールの普代駅に到着した。


案内では24kmのコースだったけど、GPSでは30kmだった。
3時間くらいでいけるかと思ったら4時間もかかってしまった。

普代駅で踏破証明書と缶バッジをいただく。


参加費無料でもらえるのでちょっとうれしい。

帰りは北山崎の断崖絶壁を見学。




6月に来た時は大荒れの天気で何も見えなかったのでリベンジできた。

そのあと田野畑村の羅賀荘で温泉入って


爆走して盛岡に帰りました。

みちのく潮風トレイル、期待を裏切らないルートでかなり楽しい!

第12回伊豆急全線ウォーク1dayラン

2015年12月04日 | 伊豆急全線ウォーク
最近は全国各地でウォークラリーが開催されている。
そんな中、伊豆半島を走る伊豆急行でもウォークラリーが開催されていて、そこの参加賞がすごいんだとか。

このウォークラリーの最大の魅力は、1つの区間を歩くともらえるオリジナルピンバッチ。
しかも結構しっかりしている。
そして全区間歩くとなんとピンバッジを収めるコレクションボックスがもらえるのだ。
さらに今年はオリジナルマフラータオルまでもらえちゃう。
鉄ちゃんであればよだれ必至の逸品だ。

実は昨年行く予定だったのに、昨年の参加賞はワッペン。
ワッペンはちょっと…、ということで行かなかった。
その参加賞が不評だったのかは不明だけど、今年はピンバッジが復活!
これは行くしかない!とすでに2回完歩(完走?)しているランナーの先輩、タニさんとともに行ってきました。

ウォークラリーとはいえ、このイベントは伊東駅から伊豆急下田まで約77.7km、計13区間ある。

普通は何回かに分けて歩くけど、全ての区間を1日で駆け抜けるウォークラリーならぬウォークランをしてきました。

まずはスタート地点の伊東駅で待ち合わせ。
準備を整え伊東駅の入場券を購入。
これを次の駅で見せて参加賞のピンバッジをもらうという仕組みだ。

では出発!!

第1区:伊東駅→南伊東駅(2.5km)


最初は2.5kmの平坦な道。
それにしても今日はものすごい風、海に出たらどうなっちゃうのかちょっと不安…

第2区:南伊東駅→川奈駅(5.4km)


まだまだ余裕。

第3区:川奈駅→富戸駅(7.0km)


川奈駅で入場券を購入するとき、駅員さんから

「前の駅で伊東駅の入場券忘れなかった??」

と聞かれた。

「あれっ、入場券って次の駅で提出するんじゃないの?」

ここで失態、入場券は次の駅でハンコを押してもらって回収し、最後に完歩の証として全ての入場券を見せなければいけなかったのだ。
ただ駅員さんの配慮で伊豆急下田駅に電話してもらい、伊東駅の入場券がなくても完歩扱いにしてもらえるとのこと。
す、すいません。。

第4区:富戸駅→城ヶ崎海岸駅(4.5km)

富戸駅を過ぎるとようやく海沿いのルートになる。




ここから江戸城に石を運んだんだと。




城ヶ崎は昔クライミングでよく来ていたけど、まさか走ってくることになるとは思ってもいなかった。

第5区:城ヶ崎海岸駅→伊豆高原駅(2.4km)


立派な駅舎をあとにして伊豆急の本社がある伊豆高原駅へ

第6区:伊豆高原駅→伊豆大川駅(8.3km)


さすが伊豆急行最大の駅。
かなり立派。



伊豆高原駅からしばらく国道沿いのロードを走って、赤沢温泉へ。
赤沢温泉はDHCが運営するビューティーをコンセプトにした素敵な温泉。

2回来たことがあるけど展望風呂から見える相模湾は素晴らしい。

赤沢温泉から先は急な上り坂。
ショートカットのトレイルを抜けて


眼下に海の見えるロード。


伊豆大島がよく見える!

第7区:伊豆大川駅→伊豆熱川駅(5.3km)


ここは無人駅なので乗車証明書をもらって先に進む。

駅前には足湯もある。


ぼなき石




大きすぎて江戸まで石を運べなかったらしい。

第8区:伊豆熱川駅→片瀬白田駅(2.7km)


駅前は至るところに湯気が湧いている。


駅から温泉街を下って行くと、海岸に出る。


海がきれい!

ここから海岸沿いを進む。


向かい風がきつい。

第9区:片瀬白田駅→伊豆稲取駅(8.1km)


ここから伊豆稲取駅まではこの行程最大の標高地点290mを通る。

いきなりの急坂できついところ。
登りきると相模湾を一望。


すばらしい!

あとは下り坂。

第10区:伊豆稲取駅→今井浜海岸駅(9.4km)


ここまでで46km、行程の半分は過ぎたけど、足がかなり疲れてきた。
何より強風が体力を奪う。
風がなければポカポカ陽気なのに…

この区間もいきなり上り坂。


めちゃくちゃきつい。

9,10区間はかなり難所だった。

第11区:今井浜海岸駅→河津駅(2.8km)




前の2つの区間に比べたらこの2.8kmはありがたい。
あっという間に河津駅。

第12区:河津駅→蓮台寺駅(16.3km)


河津駅から蓮台寺駅までの16kmは最大の鬼門。
ここまで50km以上走ってきた体にムチ打ち、バガテル公園までの上り坂を上る。
もはや上りは走れない。

ただ、峰山トンネルを抜けたらあとの8kmほどはゆるい下り坂だったので助かった。

途中の稲梓駅は無人駅で通過。


暗くなってきたところでようやく蓮台寺駅に到着。
すでに気力体力ともに限界を迎えつつある。

第13区:蓮台寺駅→伊豆急下田駅(3.0km)


暗い中最後の3kmを気力を振り絞って出発。

あとは平坦な道を進むだけ。

千人風呂で有名な金谷旅館を過ぎて


だんだんとネオン街になってきて。

そして…

ついに伊豆急下田駅到着!


完歩のヨロコビ。


受付終了時間を少し過ぎていたけど快く完歩の手続きをしてくれました。

そして完歩の引き換えにいただいたのはこれ!


このコレクションボックス、ガラス張りになっていてなかなかのクオリティ。

そしてマフラータオル。


デザインもなかなか良い。

最後は伊東駅に電車で戻って、




駅前の菊一で打ち上げ。




最高の1日でした。


伊豆急全線ウォーク、歩きたくはないけど1日で走ると充実感は言い表せないものがある。
興味のある方はぜひ挑戦してみてください。