人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

秋田駒ケ岳登山

2015年06月24日 | 秋田県の山
早池峰山から秋田駒ケ岳の国見温泉登山口まで約100km。
ずっと下道だけど渋滞もなく信号も少ないので2時間で着いた。

国見温泉登山口の駐車場は平日にもかかわらず満車。


休日だったらどのくらい混んでいるんだろう。。
平日で良かった。

駐車場の脇にはニッコウキスゲの群落。


秋田駒ケ岳も期待できそう。

登山道は森山荘のすぐ脇から始まる。


単調な緩やかな登りを40分ほどで山頂へと続く横長根に出る。


木々の合間から目指す山頂が見える。


ハクサンチドリ


タカネニガナ


ゴゼンタチバナ


エゾツツジ


登山道脇は高山植物の宝庫。

ここから20分ほどで樹林帯を抜ける。


この先歩く登山道が見える。


なんかすごいステキ!

横岳へと向かう道と通称ムーミン谷と呼ばれる谷へと進む道の分岐点。


ここはムーミン谷方面へと進む。
ネーミングがなんとも惹かれる。

砂地にはコマクサが


砂地にひょこっと生えてるのが印象的。

砂地の道を越えると木道となりチングルマの大群落。


いきなりの光景に思わず感嘆。

ここではたくさんの人たちが休憩していた。


中高年グループの人たちが食べていた手造りお弁当がとってもおいしそうだったので、思わず「おいしそうですね~」と話しかけたら、「んだ、食ってけ」と言ってたくさんおすそ分けしてくれた。
東北の人たちのやさしさに感謝!


ここを過ぎるといよいよムーミン谷へ。

ムーミン谷って見たことないけどどんなところなんだろう。
と思いつつ進んでいくと素晴らしい景色が待っていた。


鼻歌を歌いたくなるような美しい谷。


高山植物と岩の感じがちょっと日本じゃないみたい。




チングルマとムーミン谷のコントラストがとにかく美しい。


来て良かったと心から思った瞬間。

ちなみに帰ってからムーミン谷を調べてみたらこんな感じ。


確かにこのネーミングは間違ってないな。

イワカガミ


ヒナザクラ


シラネアオイ


アカモノ


男岳と女岳の分岐からは男岳方面の急な登り。


ミヤマキンバイの群落を見つつ登っていくと男岳へと向かうコルに出る。






ここからは男女岳、阿弥陀池などが見える。


こちらはムーミン谷。


せっかくなので男岳にも登る。
男岳山頂にて。


祠の脇にもミヤマキンバイが咲いていてなんだかかわいい。

田沢湖方面は雲が湧いてきて残念ながら見えなかった。


男岳を後にして阿弥陀池へ。


静かでいつまでも居たくなるような場所だ。

阿弥陀池から20分ほどで秋田駒ケ岳の最高地点男女岳に到着。




おにぎりを食べつつ休憩。

静かでいいところだなぁ。

景色も最高!




時間も2時なのでそろそろ下山。


阿弥陀池避難小屋を経由して、横岳分岐。


ここからは焼砂地と呼ばれるところを歩く。


向かって左手には盛岡市街を遠くに見渡せる素晴らしいトレイル




さっきまで見えなかった田沢湖も雲の下に少し見ることが出来た。


樹林帯に入ってからは下山パワー前回。

20分ほどで国見温泉に到着。

日本秘湯を守る会加盟の石塚旅館で汗を流す。


ちょっと暑かったけど、硫黄のにおいが香る緑色の独特の温泉でいい湯だった。

帰りは道の駅雫石あねっこで雫石バーガーを食べて帰った。

う~ん、充実した休みだった。

岩手はいいところだなぁ。

早池峰山登山

2015年06月24日 | 岩手県の山
平日に休みをいただいたので念願だった初夏の早池峰山と秋田駒ケ岳に行ってきた。

この二つの山の魅力は何と言っても高山植物。
花の百名山にも数えられるこの二つの山は、6月~8月が高山植物の最盛期。
土日は激込み必至なので、せっかくいただいた平日を有効活用すべく2つの山をセットで行くことにした。

ちなみに早池峰山は3年前に沢登りで1度来たことがある。
この時はガスと雨で何も見えずひそかにリベンジする機会を狙っていた。

朝4時半発早池峰山登山口5時半着。


6月~8月まではマイカー規制で登山口までは途中からシャトルバスに乗ることになるが、平日は規制が解除されていて登山口まで乗り入れることができる。

出発準備を整え出発。
今回は小田越登山口から登って河原の坊に下るルート。
この方が駐車場に直接下山できるので。

河原の坊から30分ほど道路を歩いて小田越登山口へ。


ここから30分ほど歩くとすぐに樹林帯を抜ける。


抜けるような青空で気持ちがいい!

振り返れば向かいの薬師岳と登山口が見える。


頂上まではまだまだ。

途中から高山植物が咲き始める。

ミヤマオダマキ


ミヤマアズマギク


ハヤチネウスユキソウ


ちなみに、ハヤチネウスユキソウは早池峰山のみで見ることができる固有種。
見られて良かった~。

ミヤマヤマブキショウマ


ミヤマシオガマ


う~ん、素晴らしい!

天気も最高!!




今日は絶好の登山日和で気持ちも高まる。

山頂直下はちょっと急。


梯子も出てきて高度感がある。


この梯子を越えるとすぐに稜線。


山頂はあと少し。


山頂到着。


山頂からは360度の大展望。






雲海も見れてラッキー。


写真だとわかりにくいけど、遠く栗駒山、焼石連峰も見える。


本当に素晴らしい天気。

山頂でおにぎりを食べて30分ほど休憩。

休憩後は河原の坊登山口へ下山開始


こちらのコースはとにかく急。
下の駐車場まで丸見え。


振り返るとこんな感じ。


下山中も高山植物を撮りながら下る。

チングルマ


ミヤマキンバイ


ハクサンチドリ


ヒメイソツツジ


ミヤマカラマツ


急な坂道をひたすら下る。

高山植物もなくなり沢筋の道となったところで駐車場に到着した。


時間は8時50分。

割とゆったり登ったつもりだったけど意外と早く戻れてしまった。

この後は秋田駒ケ岳の国見温泉登山口へと移動した。

仮戸沢~東ノ又沢(2日目)

2015年06月21日 | 東北地方の沢
朝4時起床。
もう少し寝ようかとも思ったけどこの時期はすでにかなり明るい。

焚き火を起こして飯を食べて出発準備。

出発する前に30分ほど竿を出してみたが、全然食いつかないので諦める。
結局今回は1匹も釣れなかった。
前回来た時は30分で4匹も釣れる入れ食い状態だったのに。。

昨日増水していた東ノ又沢出合もこのとおり平水に戻っていた。


ちなみにこれが昨日の同じ場所。


これでも少し水が引いた後。
恐ろしや…

東ノ又沢に入るとすぐにきれいなナメとなる。






なかなかいいじゃない!

と思いきや、きれいなナメはここだけであとはほとんどゴーロ歩き。

一瞬だけプチゴルジュも出てきたが、ここは右岸から簡単に越えられる。




ゴルジュの出口の滝の落ち口には小さなスノーブリッジがあったが、高さもなかったので左側から越える。


雪渓はところどころあったものの、赤川と違ってすでに崩壊しているものが多くこのスノーブリッジも含め問題なく通過できた。




最初に出てくる二俣は右へ。


1,300mの二俣も右へ。


最後の1,330mの二俣も右へ。

すると、最後湿原に出るはずがそのまま登山道に出てしまった。
藪こぎはなかったものの、記録では湿原に出るって書いてあったから期待していたのに。。

ただ、登山道から5分ほど歩くとすぐに湿原に出た。


最後の二俣は左だったのか。

地形図だと湿原が二つあるように見えるけど、実際にはこちらの方が正解だった。
ここからの眺めは絶景。




遠くには秋田駒ヶ岳と乳頭山の雄姿が。


ごろんと横になって昼寝をしたくなる場所。

ただ、今日は午後までに帰る用事があるので先を急ぐ。

笹藪の中の道を進んでいくと三ツ石山と大深岳を結ぶ縦走路に出る。


ここから大深岳までの道は絶景のスカイトレイル!



今日は雲に隠れているけど、後方には岩手山。


途中トレイルランナーにも出会った。
このルートをトレランしたらさぞかし気持ちいいだろうなぁ~。

今度時間を見つけて八幡平から岩手山まで走ってみよう。

大深岳到着。


大深岳の山頂は展望なし。
でも空が青い!


大深岳から大深山荘までは20分ほど。


ちょっと休憩をして赤川を一気に下る。

雪渓も安定していて、大深山荘からわずか30分で駐車場に到着した。

帰りは松川温泉の松川荘で汗を流す。


噴煙がすごい。


松川温泉に来たのは2回目(松川荘は初めて)だけどここの温泉はかなり良い。

充実した2日間だった。

ちなみに、東ノ又沢と北ノ又沢を比べると、北ノ又沢の方が断然面白い。

東ノ又沢はハイライトもないので行くなら北ノ又沢をおすすめします。

仮戸沢~東ノ又沢(1日目)

2015年06月20日 | 東北地方の沢
ようやく雪解けも進み今シーズン初の沢登り。
今回は釣りも兼ねて大深沢の上流部を遡行してきた。
コースは松川温泉の先の赤川から大深山荘を経て仮戸沢を下降し東ノ又沢を遡行するルート。


スタート地点は赤川から。


大深山荘までのルートは登山道沿いだと松川温泉からのルートになるが3時間かかる。
ちょっと調べてみたところ赤川を遡行すると1時間で大深山荘まで抜けることができるらしい。

赤川の堰堤入り口の駐車スペースに7時半着。
周辺はたけのこ狩りの車がたくさん。
たけのこってそんなに美味しいのかな。
こんな早朝なのにあまりの車の多さにびっくり。

赤川は特に難しいところもなくズンズン進む。
途中から雪渓が所々出てきて、最後は300mくらいの雪渓を登ったらひょっこり登山道に出た。




この時点でこれだけ雪渓が出てきてちょっと不安になる。

登山道のすぐ隣に大深山荘があった。


今期2度目の大深山荘でちょっと休憩。

人もいなくてとっても静か。
この山荘は何度来てもいいところだなぁ。

1か月前は3mほどあった雪も全て消えていた。
なんか不思議な感じ。

大深山荘からは嶮岨森に向かう。


登山道の脇には高山植物がちらほら。










嶮岨森到着。


八幡平に向かって続く縦走路。


嶮岨森から一度下ったコルから仮戸沢に向かって下降を開始する。


最初は藪こぎだけど5分ほどで仮戸沢の沢筋に合流。

ここからはひたすら沢を下降していく。

特に難しいところはないけど、雪解けが終わったばかりだからか倒木が多くて下りにくい。

水芭蕉の群落なんかがあって癒される。


ようやく沢も広くなってきて快調に下っていく。

嶮岨森のコルから1時間半ほどで北ノ又沢と東ノ又沢との出合に到着した。




ここでちょっと休憩。

まだ時間も11時なので竿を出して釣りをすることにする。

休憩後、釣りを初めて10分。

ものすごい落雷の音にビビる。

まだ少し遠くにあるとはいえちょっとヤバそうなので荷物を片づけて高台に避難。

仮戸沢に入ってすぐの左岸高台に絶好のテン場適地がある。

本当はもうちょっと進んだところでビバークしようと思ってたけど、今日はここまでとしてツェルトを張ることにした。

テン場の横には残地されたビニールシートが木に縛り付けてあったのでありがたく使わせていただくことにした。

うまいぐあいに雨が降る前にツェルトを張り終え今日のホテル完成。


その後雨が降り始め、雷の轟音とともにゲリラ豪雨到来。

ビニールシートを張っていたのでツェルトの中は雨の浸水もなく快適。

外に出ることもできないのでふて寝した。

1時間ほど寝て起きたところ雨も小降りになっていた。

薪を集めて焚き火の準備。

木は少し湿ってしまったけど、何とか火をおこして焚き火開始。

ちょっとだけ釣りをしようと沢に行ってみたところ、案の定濁流となっていて危険なので釣りはやめることにした。


沢の増水は改めて怖い。。

結局今回の目的であったイワナは一匹も食べることなく、焚き火とビールとスナック菓子で夜を過ごした。


でも、たまには沢の中で一人で焚き火してビール飲むのも良いもんだな。

第6回南魚沼グルメマラソン

2015年06月14日 | ハーフマラソン
昨年に引き続き3年連続で南魚沼グルメマラソンに参加してきました。
このマラソン大会の魅力は、なんといってもレース後の魚沼産こしひかり食べ放題!
グルメ村で好きなおかずを購入して食べ放題のご飯と一緒にモリモリ食べることができるのだ。

前日に受付を済ませていたので会場に到着後ゆったりと過ごす。


スタート10分前に整列。


参加者は多いけど混むことなく整列できる。
今回は1:20:00以内を目指します。

スタート。
3km地点。
トップを走っているように見えるけど、この前に10人くらいいます。


最初の3kmまでは3:40/km前後のペースでいったのに3kmを過ぎたところでガクンとペースが落ちる。
4~5kmは4:05/kmまで落ちて、今回はもうダメか、と思ってたらだんだん調子が戻ってきて10km以降は割と良いペースで行けた。
15km以降はペースが落ちてきたランナーを抜かしつつ、最後の2kmでスパートをかけてさらに5人抜かす。

そして最後の10mで1人抜かれて11位でゴール。

ラスト10m。


ゴール直前。


最後後ろから追い上げられてたのに気づいてたらもっとスパートしたのに。。
く、くやじぃ~。
反省して修行を続けます。

(ラップ)
1~5km:18:19
6~10km:19:16
11~15km:18:51
16~20km:19:34
~21km:3:36

今回は気温が上がりに上がって30℃オーバー。
ゴール後は一瞬めまいがしてフラフラになったけど、ゴール後の冷たいおしぼりとキンキンに冷えた麦茶が最高に嬉しかった。
なんて良い大会なんだ。

そしてゴール後はお待ちかねの魚沼産こしひかり食べ放題!






走ったあとにご飯なんて食べられるのか!?と思いきや、けっこう食べられちゃう。

おかずに唐揚げやガリバタチキン、もち豚のステーキなどなど肉やご飯にかける惣菜を買い込み、一緒に参加したみんなでワイワイご飯を食べました。
食べるのに夢中になっておかずの写真撮るの忘れた。

南魚沼グルメマラソンは同時に仮装大会もやっていて、いろいろな仮装をしたランナーが走っていて、見てるだけでも楽しめる。






しかし、今回の一押しはなんといってもリアルふっかちゃん!




南魚沼市と深谷市は友好都市ということで、深谷市のゆるキャラ"ふっかちゃん"も毎年来ている。
そこに今回はリアルふっかちゃんも参加して大いに盛り上がりました。
写真も気さくに撮らせていただきました。

来年もまた出るぞ!

最後に、スタッフのみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございましたm(_ _)m

女神山~真昼岳

2015年06月07日 | 岩手県の山
先週に引き続き西和賀町へ。
今回は前から気になっていた真昼山地の女神山~真昼岳のコースを登ってきた。

このコースは秋田県側と岩手県側の両方からルートがあるけど、今回は岩手県側の女神山登山口から。

朝5時に家を出て6時半登山口着。


自分一人かと思いきや、秋田ナンバーの夫婦も同じく到着。
けっこう人気の山なのかな。

登山口から女神山に向けて一気に登る。






新緑の登山道が気持ちいい!

わずか30分で女神山に到着。


女神山から真昼岳を目指す。
目指す真昼岳。


けっこう遠いいなぁ。

しばらく行くと分岐点。
秋田側からの登山道と岩手県側の登山道との合流地点。


この辺から見晴らしも良くなってきて最高のトレイル!






向かって左手は美郷町の街並み、というか田んぼ。


景色最高!

最後の急登を登りきると真昼岳まであと少し。


真昼岳到着。


山頂には避難小屋?神社?がある。


それにしても360度の大展望。




行動食を食べて来た道を戻る。

帰りは高山植物を撮りながら。






女神山からはブナ見平経由で下山。


ブナ見平というだけあって、ブナの原生林が美しい。




途中、この登山道のハイライト白糸の滝を見物。






確かにこの滝は一見の価値あり!

登山口に10時半着。
初夏の真昼山地は爽やかで快適なコースだった。

帰りは砂ゆっこで砂風呂に入る。


ステキな砂かけレディがお待ちしてます。

その後職場でオススメされたイベント、湯川温泉の山菜フェスタへ。


このお祭りは西和賀町産の西ワラビ料理がたらふく食べられる。
これは行くっきゃない!

山菜フェスタ会場。


めちゃ盛り上がってる!

さて何を食べようかな。


山菜焼きそばと山菜ピザを注文。


これが激ウマ!
どちらも作りたてなので熱々。

最後は利きワラビに参加。


4種類のワラビの産地を当てるクイズだったけど一つも当てることができず終了。。

それでも山菜の料理とワラビの試食を大量に食べて大満足で帰った。

もう西和賀町の虜です。