人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

ボルネオ島@コタ・キナバル(6日目)

2012年10月01日 | キナバル山旅行
朝5時に目が覚めてしまい寝られなくなってしまったのでホテルの裏の展望台に行ってみた。
展望台には若者4人がバイクで来ていて酒盛りをしているところだった。
あまり近づかないように遠目に見るが、向こうもこっちを気にしてる。
でもこちらに来そうな様子もないので夜景の写真をとる。

天気もよく月明かりが海に反射している景色はとてもきれい。




これは男一人でくるところじゃないわな(苦笑)

ホテルに帰って、朝飯を食って帰りの支度をする。
最後の最後で初めてナシゴレンを食べた。


飛行機は11時半なので9時にチェックアウトをしてホテルを出発。

着いたときと同様バスだと安いのでタクシー代をケチってバスで空港に行くことにする。
地球の歩き方によると空港行きのバスもバス停がないので道路沿いで待つとのこと。
一応通行人に確認し道路沿いでバスを待つ。
しかし20分待っても一向に来る気配がないので、市内巡回バスのバス停に行き運転手に聞いてみる。
すると、このバスはバスターミナルに行くのでそこで乗り換えればいい、とにかく乗れと言う。
おぉ、そういうことか、ということでバスターミナルへ。

しかしこれが間違いだった。
バスターミナルにつくとおんぼろバスがひしめき合っていた。




ここはバスの手前についている番号で行き先がわかるらしい。
もちろん自分にわかるわけがないので、バス関係者と思われる人に空港行きのバスがどれなのか聞いてみる。
空港行きバスは「16番」とのこと。
でもいつ来るかはわからないと言う。
最低でも10時までにバスに乗らないと危険なので、10時まで待ってこなかったらタクシーで行くと決めて待つ。
そして10時ギリギリにようやく16番が到着。
やれやれ、やっと来たかとバスに乗って運転手に空港行きかどうか確認する。
すると「空港行きだよ」との回答が。
安心して席に着いて出発を待つ。

出発するころになって運転手が、
「でもターミナル1には行かないけど大丈夫か?」
と聞いてきた。
なぬっ!?
帰りの便はターミナル1から出発なのに大丈夫なわけない!

ということで結局タクシーを拾って空港に行くハメになってしまった。
とほほ。。

そして香港経由で羽田に帰ってきました。

それにしても海外旅行はやっぱり楽しい。
年末の南米が楽しみになってきた!

ボルネオ島@コタ・キナバル(5日目)

2012年09月30日 | キナバル山旅行
今日は1日特にやることもない。
朝飯を食った後市内をぶらついてみる。

今日は日曜日ということでサンデーマーケットなるものが開かれていた。
500mほどの路地に所狭しと店が出ている。
日用品から観光客向けのお土産までいろいろと売っているが、商品はどの店も似たり寄ったり。
ここでTシャツ2枚をお買い上げ。

一旦ホテルに戻って今度はコタ・キナバル市内をトレラン風に走ってみることにした。
一応こんなこともあるだろうとランニングシューズを持ってきたのだ。

ホテルを出発してまずは海岸沿いに北に走る。


さすがは南の島、ゴミは多少あるものの海はきれい。


2キロほど走ると海沿いの公園に到着。
ここではBBQをしたり海水浴をしたりと市民の憩いの場となっていた。


そしてもう少し走ると遠くにマハラジャ風の建物が見えてくる。


モスクに到着。


マレーシアはイスラム圏なので公共の礼拝モスクが建てられているのだ。


ちなみにこれは市立モスクで、街の南には州立モスクもある。

中に入ろうと思ったら半袖、短パンの格好はダメと言われてしまった。
そりゃそうだ。
外からちょっとだけ写真を撮らせてもらった。


市立モスクを後にしてひたすら走る。
しかしとにかく暑い!
気温は軽く30度オーバー、とても走る気温じゃない。
途中の商店でコーラなどを飲みながらへろへろになってホテルに戻る。
約13kmのランだった。

そのホテルの裏山に展望台があったので部屋に戻る前に行ってみることに。
ホテルからは10分ほど。
でも展望台からの眺めは1級品!


なんと街が一望できるじゃない。
記念撮影をしてホテルに戻った。


ちょっと休憩後昼飯を食べに行く。
暑くてのどが乾いていたので昼からビールが飲める店を探す。
そして海沿いにいい店を発見!
もちろん最初はビール!!


これは東南アジアで主力のTigerBeer。
日本風にジョッキが冷やしてあって味も最高!
もううますぎて失神するところだった。

そして2杯目のハイネケンとともにピザを注文。


これがまたうまい!!
厚みもあって具沢山でそれでいて焼きたて。
昨日のシーフードレストランより100倍うまかった。

ビール飲んでピザ食ったら眠くなったのでホテルに帰って昼寝した。


夕方に自転車を借りてちょっと遠くのタンジュン・アルビーチに行ってみることにする。
その途中州立モスクの前を通ったので写真をとる。


ちょうど礼拝の時間でコーランが街中に鳴り響いていた。

タンジュン・アルビーチに到着。


かなりの人でにぎわっている。
ここはビーチにある食堂。


沈む夕日を写真におさめようと思ってたのに残念ながら曇ってしまった。
でも地元の人たちのいい写真が撮れたので満足。




街中に戻り飯を食う。
なんかあまり腹が減っていなかったのでバーに行ってとりあえず酒を飲む。
ここではなんとドイツビールがあったので迷わず注文!


しかし、なんかうまくない。
まずくもないんだけどうまくない。
なんでだろう、う~ん、昼のビールは最高にうまかったんだけどなぁ。。

ということでビール1杯とつまみのポテトを食べて店を出る。

店を出て次の店に行こうと思ったもののほとんどの店が閉まってしまった。
日曜日の営業時間は短いのか8時には閉まっていた。
やることもなくなり、疲れていたのでホテルに帰って寝てしまった。

ボルネオ島@キナバル山(4日目)

2012年09月29日 | キナバル山旅行
今日は頂上でご来光を見るため朝2時起床。
こんな朝早くなのにちゃんとビュッフェ形式の朝食が用意されている。
本当に至れり尽くせりのロッジだ。

3時にガイドと落ち合い出発。
もちろんまだ真っ暗なのでヘッドランプを付けて歩き始める。
熱帯性気候なので3,500mを越えてもそれほど寒くない。

小屋から順調に飛ばして1時間ほどで最後のチェックポイントに到着。
まだ日の出まで1時半ほどあるのでここからはかなりペースダウンして進む。
足下は花崗岩のスラブ状になってきてとても歩きやすい。
今回はファイブテンのステルスソールの靴なので靴底が岩に吸い付き全く滑らない。
一方他の登山客はちょっと急な斜面になると足下がおぼつかない。
ステルスソールはやはり最高だ!

そしていよいよ頂上へ。
まだ暗い中小屋から2時間ほどで頂上到着。
とりあえず記念撮影。


そして頂上直下で日の出を待つ。

6時になるとだんだんと明るくなってきた。


そして日の出を迎える。


おぉ、Sunrise!!


とにかくシャッターチャンスとばかりに写真を撮りまくる。

日が昇ったところでカリピンさんと記念撮影。


カリピンさん小さくてちょっとかわいい。

なんだかんだ頂上で1時間以上うだうだして下山開始。


下からはまだまだ登山者が登ってくる。


気持ちいい~






ラバンラタ小屋までは1時間ちょっとで下山。


小屋では出発のときよりさらに豪華な朝食が用意されていた。
再度朝食を食べて1時間ほど休憩。
香港から一人で来たというお姉さんがやたら話しかけてきたけど、言葉がよくわからず。。
多分、日本はいい山がたくさんあるけどどこを登ったことがあるのか、なんてことを言っていたのだろう。
とりあえず「今年富士山に3回行ったよ」というと喜んでいた。

そして8時半下山開始。
天気は快晴になって名残惜しかったけど、今日中にコタキナバルまで帰らないといけないので出発。

下からは明日登頂をする登山客が続々と登ってくる。
どのパーティーもガイドをつけているのだが、そのどれもがカリピンさんのお知り合い。
すれ違うたびに握手をしては話しこむので途中の東屋でたびたびガイドを待つ。


のんびりした国でいいね。

途中こんな強力も。


がんばるね。

下山開始してから3時間ほどで登山口到着。


下山中にガイドのキリピンさんがツアー会社に電話をしていてくれたみたいで、すぐに迎えが来てくれた。

最初のインフォメーションセンターで登頂証明書をもらって記念撮影。


登山初日には見えなかったキナバル山も晴れるとこの通り!


すばらしい景色が待っていた。

最後にこの素敵なレストランで昼食。
初日の夕食もこのレストランだったけど、昼間はオープンテラスでキナバル山を見ながら飯が食える。
何もかも良かった。




2日間とも天気に恵まれて本当に良い登山ができた。



コタキナバルには2時頃到着。
ホテルにチェックインして夕方まで休憩。
そして夜飯を食べに町に繰り出す。

コタキナバルは海に面していて新鮮な魚介類が有名ということなので、シーフードレストランに行ってみた。
訪れたの海王城という名前のシーフードレストラン。
名前がいかにもって感じ。

ここは何が凄いって、店の中にある生け簀から食べたい食材を自ら選んで調理してもらう。
調子に乗っていろいろ頼んでみる。
注文したのはアワビ、シャコ、謎の魚。

料理がくるまでつまみのピーナッツとビールを飲む。


う~ん、うまい!!

そして料理が運ばれてくる。
まずはシャコ。


うん、まぁうまい。
だけどいちいち皮を剥くのが面倒だ。

次にアワビ。


これも、まぁうまい。
だけど“うまい!!”っていう感じまではいかない。

最後は謎の魚。


うん、普通。
味に特徴がなく本当に普通としか言いようがない。
ただの白身魚か。

結局なんだかんだで最初のピーナッツとビールが一番うまかった。

最後にお会計。
そして仰天!
全部で260RM。
1RM=30円くらいだったので日本円に換算すると7,800円!
うひょ~、調子に乗ってやってもうた。
まぁ高くて2,000円くらいだろうと鷹をくくってたら、なんとその3倍以上。
地元の食堂だと1食500円くらいなのに。。
会計で驚くとかっこわるいので平静を装ってセレブに会計をすませる。

しかしいったい何がそんなに高かったのか。
味はたいしたことなかったけど素材は超一級品だったのか。
う~ん、わからん。
レシートを見なかったのでその辺は謎のまま店を後にした。

結局この店で今回両替した2/3を消費してしまった。

お店を出て敗者のようにトボトボ歩き、途中の安食堂でビールを飲んでホテルに帰った。
次からはちゃんと値段聞いてから食べよう。

ボルネオ島@キナバル山(3日目)

2012年09月28日 | キナバル山旅行
いよいよ登山。
朝8時にインフォメーション前に集合。
待っているとガイドから声をかけてくれた。
名前はカリピンさん、地元サバ州出身の方で週2回キナバル山に登っているのだとか。
ガイドと言っても英語は片言で特に案内をしてくれるわけでもない。
歩く時は自分の後ろについてくれて自分のペースで歩かせてくれる。
気を使わなくて良いのでかえってよかった。

登山ゲートのティンポンゲートで手続きを済ませ出発!


登山道はかなり整備されていて歩きやすい。
木の階段や石の階段が随所に出てくる。


適度に東屋もあって休憩をするにはちょうどいい。


500mごとに標識も出てくる。


1時間ほど歩くと遠くの町並みが見えてきた。


そして標高2,500mを越えたところで目の前にキナバル山の全容が。


上部は岩稜になっていてかなりかっこいい!
視界が開けてきた頃には天気も回復!




テンションが上がってきた。

そして出発から4時間で 小屋に到着~。




背後にはキナバル山、前には雲海という超素敵な小屋。




小屋の中も山小屋とは思えないほどの充実ぶり。




部屋は6人1部屋のドミトリー。


着いたときはまだだれも来ていなかったけど、最終的には部屋は満員になった。

やることもないので小屋の前の広場で昼寝をしたり本を読んだりしてまったり過ごす。

夕方には小屋の前でバレー大会が開かれていた。


そして夕飯。
なんと山小屋で昨日と同じくブュッフェ!






山小屋でこのクオリティはかなり高い。
しかも食材は全部人力で持ち上げているというから驚きだ。

素敵な小屋で素敵な夜を過ごし明日の朝へ備えて7時に寝た。

ボルネオ島@コタ・キナバル(2日目)

2012年09月27日 | キナバル山旅行
朝から雨が降っていて蒸し暑い。


今日はポーリン温泉に寄ってからキナバル山の登山口に移動。

キナバル山はマレーシア人以外は現地のガイド同伴でないと登ることができない。
地元の雇用政策の一環みたい。
そのため今回は現地ツアーに申し込んでの登山となる。

ホテルでの待ち合わせ時間は7時半。
待っていると若い恰幅の良い兄ちゃんが迎えに来てくれた。
兄ちゃんの話では参加者は自分1人。
オフシーズンなのでこの時期はこんなもんなんだとか。

コタ・キナバルからポーリン温泉まで車で2時間半。
ポーリン温泉は旧日本軍が発掘したという由緒正しき温泉だ。






みんな楽しそうに入ってる。


そんな温泉を脇に見ながらちょっとした散策路、キャノピーウォークを歩く。


この散策路はなかなかできていて、巨木の間にいくつかの吊り橋がかかっている。




そしてメチャメチャスリリング!
前から腹を出して歩いてくるのは運転手の恰幅のいい兄ちゃん。


一周1時間ほどと短いけど楽しかった。

このあとポーリン温泉のすぐ前にある中華料理屋で昼飯。
ランチセットなるものを頼んだらチャーハン、酢豚、八宝菜の炒め物という大量の料理。


お腹いっぱいになって温泉を後にした。

ポーリン温泉からキナバル山登山口までは40分ほど。
兄ちゃんに登山手続きを済ませてもらってホテルへ。


4人部屋のドミトリータイプの部屋だったけどここも1人で貸し切りだった。

時間があったのでホテル周辺を散策。
晴れていればここからキナバル山が見えるのだがあいにくの曇りで見えなかった。


これは登山インフォメーションセンター。とてもきれい。


入り口。


昨年のキナバル山クライマソンの結果。いわゆるトレランの大会の結果。


夕飯はブュッフェ。




登山前に贅沢なひとときを過ごせた。

ボルネオ島@コタ・キナバル(1日目)

2012年09月26日 | キナバル山旅行
遅い夏休みを利用してボルネオ島のキナバル山へ。
6日くらいで行ける海外の山はないかなぁと探していたらマレーシアにあった。
値段も手頃で6日で帰って来れるということで行ってきた。

ボルネオ島の玄関口コタ・キナバルへは香港経由で約8時間。
初めての羽田からの出発。
国際ターミナルはできたてでとてもきれい。


コタ・キナバルに18時半着。
空港から市内へはタクシーかバスで移動する。
タクシーだとバスの20倍も値段がするのでバスで行くことにした。

地球の歩き方をみると、「空港にバス停はないので空港を出たら左に10分ほど歩いてメインストリートに出てすぐ左のところで待ってればバスが停まってくれる」とかなりアバウト。
とりあえず歩いて行ってみると確かに何もない。
通行人にバス停はどこだと聞いてみたら「この辺だ」と言ってくれたので信じて待ってみる。

すると10分くらいしたらクラクションを鳴らしてオンボロのトヨタのADバンが停まってくれた。
普通のバスを想像していたのでちょっとビックリ。でもこれもアジアっぽくていい!
中はかなり満員状態で軽く法定の乗員数を超えてる(笑)

10分ほどで市内に到着。
ただどこに着いたのか不明。
地図を見せて運転手に聞いたらわからないと言われてしまったので近くのショッピングモールでWi-Fiを拾い現在地確認。便利な世の中だね。

歩いて15分ほどでホテル着。
1泊1,500円の割にはシャワーもお湯が出るしきれいだった。

とりあえず夕飯を食べに市内へ。
せっかくなので地元の店に入る。
メニューをみてもどれがうまいのかわからないので米粉ヌードルを食べた。


でもそれより驚いたのがこれ。


なんとこんなところにA&Wのルートビアが!
思わず買って飲む。
まずい!!

1月に石垣島で飲んだ時もうまいと思わなかったけど、今回はもう本当にまずかった。
なんていうんだろう、強烈な湿布の匂いのするハッカ味の飲料、というべきか。
マレーシアの人たちには人気の飲料なんだとか。
国によって好みは違うんだね。
おれはもう2度と飲まない。。