人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

ワカサギ釣り@松原湖

2014年01月18日 | ワカサギ釣り
週末はワカサギ釣りをするため八ヶ岳の麓、松原湖へ。

ワカサギ釣りは今回が2回目。
前回は3年前に榛名湖に行ったものの、7時間やって釣果は0匹。
あまりの不甲斐なさに翌年リベンジしようと思っていたが、東日本大震災が起こり、関東周辺の湖はセシウムの関係で軒並み禁漁に。
湖だと川と違ってセシウムが蓄積されるらしくて、かなり長い間禁漁になっていた。

ようやく解禁されたものの、一番近い赤城大沼と榛名湖は未だにセシウムの数値が高いらしくキャッチ&リリース限定とのこと。
釣ったワカサギをその場で天ぷらにするのが醍醐味なのにリリースするんじゃ意味がない。
ということで検索した結果、松原湖は食べても大丈夫との情報を得て行ってきました。

松原湖は一昨年、八ヶ岳スーパートレイルという変態レースのときに行って以来2回目。
佐久ICから40分ほどで着くので結構気軽に来れる。
ただ、今回は早朝から狙う予定だったので前夜泊した。

松原湖周辺にはいくつかの民宿があり、そこでワカサギ釣りの道具は全てレンタルできる。
今回利用したのは立花屋。


遊漁券、竿、ドリル、氷すくい、餌きりハサミ、あと餌を2つ購入して3人で5,200円。
結構安い。
榛名湖のときは、上記にイスと七輪、それにソリが付いて1人3,000円くらいだった。

早速レンタルしてポイントへ向かう。
極寒の中、まだ6時半だというのにかなりの人が湖のそれぞれのポイントに散らばって行く。
店のおじさんに聞いたところ、今日は今シーズンの中で最も寒いとか。
何と現在の気温マイナス16℃。
寒いというより痛い。
素手だとものの1分で突き刺すような痛みを感じる。


ポイントに到着しテントやらなにやら準備し、まずは湖に穴を開ける。




ボートでのワカサギ釣りでは味わえない醍醐味。

準備完了しそれぞれ釣り始める。
最初にレンタルしたときに餌の付け方や釣り方を一応教わったものの、実際やってみるとこれが難しい。
1時間半ほどやってみるが全然当たりがない。

そんな中、店の方が巡回に来てくれて釣り方を実演してくれた。
すると、なんと5分ほどでいきなり5匹釣ってしまった。
あまりのテクニックに思わず感動。

ということで、教わったとおりにやってみると釣れるじゃない!
段々と調子が出てきて午前中で10匹釣ることができた。

お昼になってちょっと休憩。


天気はピーカン。
八ヶ岳が一望できる素晴らしいロケーション。


釣れなくても氷の上にいるという非日常が味わえるのでそれはそれで楽しい。

寒いのでポトフを作って食べる。


うまい!

午後になって再挑戦。
陽が出てくるとけっこう温かくて、手袋をしなくても何とか大丈夫なくらいに気温が上がってきた。

午後は3時までやって終了。
結果、午後は13匹釣れて計23匹。
前回は0匹だったのでなんと∞(無限大)!?
とにかく大満足の成果だった。


で、釣った後はさっそく天ぷらにして食す。


天ぷら粉に付けて一気に揚げる。
ワカサギの天ぷら完成。


そして食う。
う、うまい!

3人で一瞬で食べ終わる。
これ、1人で30匹くらいは軽くいけそう。
次回はこの倍釣ってやる。

帰りはヤッホーの湯で冷やされた体を癒やし帰京した。


氷上ワカサギ釣りはとにかく楽しい。
こんな楽しい遊びはなかなかないのでぜひ皆さん行きましょう。
ただし、極寒なので装備はそれなりに。。

パタゴニア旅行記(9日目:ブエノスアイレス~帰国&まとめ)

2014年01月04日 | パタゴニア旅行
あっという間に最終日、今日の飛行機は22時半なのでそれまでは市内を回ってみることにした。

アルゼンチンと言えばサッカー。
国内でも人気のサッカーチーム、ボカ・ジュニアーズの本拠地を見に行くことにした。

壁に貼られたポスター。
アルゼンチンの人気アイドルグループ!?
日本のモー娘。みたいな感じか、にしては年齢が高めか。。


歩いて20分くらいで到着。
ほんと街中にある。
隣には立派な練習場が整備されていて、ちょうど練習を開始するところだった。




サインを求めるファンが来ていて、人気の高さが伺える。
スタジアムの周りにはグッズを売るショップがたくさん。
ボカマニアの看板を掲げるこの店、マニアの割にサッカーグッズはほとんど売ってなかった。


別のお店でお土産を買う。
やはり、アルゼンチンの英雄マラドーナはマストなのね。


右奥に移っているのはリケルメ。
どうみてもお笑い芸人のノッチにしか見えない。
というか、リケルメを知らなかった。。

スタジアムの中はミュージアムにもなっていてたくさんの人で混雑していた。


この後は中心街に戻る。
楽しみにしていたタコス料理の店に行ったが、まだ開店していなかった。
実は到着した初日の夕方にも行ったのだが、その時も空いてなかったのだ。
なのでさらに残念。。

結局タコス料理の次に好きなインド料理の店で落ち着く。
ここのカレー、かなりうまかった。


この後は適当にぶらぶら。
南米解放の功績者サン・マルティン将軍の銅像。


アルゼンチン最大のターミナル駅、レティーロ駅。


そしてホテルに戻る。


荷物を回収して路線バスで再び空港に向かい帰国した。




<まとめ>
今回旅行中に風邪を引くという大失態を犯し、本当に辛かった。
結局風邪のせいで3日くらいまともに食事ができず無駄にしてしまった。
やっぱり風邪薬くらいは持って行かないと。。
反省しました。
今回は本当にこれに尽きます。。。

<今回かかった経費>
・航空券(成田-ヒューストン-ブエノスアイレス):214,450円
・航空券(ブエノスアイレス-エル・カラファテ):53,740円
・バス(エル・カラファテ-エル・チャルテン):5,000円
・氷河ツアー:15,600円
・ホテル代(ブエノスアイレス2日間):7,000円
・ホテル代(エル・カラファテ3日間):20,000円
・ホテル代(エル・チャルテン1日間):4,200円
・旅行保険:4,100円
・持参米ドル:48,000円(450ドル)
トータル:約372,000円

エル・カラファテ、エル・チャルテンにはキャンプ場があるし、航空券も時期によって2万円くらい安くなるのでもっと切り詰められる。
学生だったら時間があるのでブエノスアイレスからバスで行っても楽しいかも。
もっと時間があればパイネ国立公園も一緒に行きたかったけど、サラリーマンにはここまでが限界。
学生のときに行っておけば良かった、とつくづく思いました。

パタゴニア旅行記(8日目:エル・カラファテ~ブエノスアイレス)

2014年01月03日 | パタゴニア旅行
パタゴニア最終日。
今日はブエノスアイレスに戻る日。
空港までのシャトルバスを12時に予約していたのでそれまで街に行ってみる。
行く途中にキャンプ場を発見。


ちゃんと整備されていて、BBQ台とかも整備されている。




カラファテにもキャンプ場があったのか、節約したい人にはオススメです。
キャンプ1日60ペソ=900円くらい。

この後街をぷらぷらしてホテルに戻る。

この後が大変だった。
まずシャトルバス。
待てども待てどもこない。
飛行機は15時半発なので、できれば空港に13時には着いていたい。
なのに、13時になっても一向に来る気配なし。


心配なのでホテルの人に電話してもらえないか頼んだものの、大丈夫ちゃんと来る!というようなことを言われ、電話してくれない。
そんなやりとりを3回ほどしていたら、13時半にシャトルバスがやってきた。
遅れすぎでしょ。。
結果的に空港には14時に到着。
何とか無事チェックインできた。

そしてこの後がまたひどい。
今度は飛行機が遅れているとのこと。
出発予定時刻は15時半だったのに、20時に変更になってる。
なんだよ、だったらもっと町でゆっくりしていたかった。

とりあえず待つしかない。
一応アルゼンチン航空から空港の売店で使えるクーポンをもらったのでそれで飯を食う。
売店といっても、小さな食堂が一つあるだけ。
サイゼリアのパスタみたいなパスタを食べとりあえずお腹を満たした。

その後も悶々と待つ。
そして、その間にアルゼンチン航空の別のブエノスアイレス行の便が次々に出発していく。
なんか理不尽。。。

結局何が原因で飛行機が遅れているのかわからず。
空港職員に聞いてみても、向こうで黙って待ってろと言わんばかりにあしらわれる。
というか、待たされている客がみんな聞いてくるので職員もイライラしているのだろう。
それにしてもひどい対応だ。

20時になったところで掲示板を見ると、21時40分に時間が変更になってる。


ふぁっく!
もういい加減にしてほしい。
空港に14時に着いたので、すでに6時間待ってる。
トランジットのように最初から6時間待つってわかっていれば何てことはないんだけど、今みたいにいつ出発するかわからない状態で6時間も待たされるとたまったものではない。

そんな感じでイライラしていると、同じく待っていた日本人の男性に声をかけられた。
この方イモトさんといって、彼女さん(フルサワさん)と旅行中とのことでペルー→ボリビア→アルゼンチンと旅行しているとのこと。
ボリビアからアルゼンチンに来る際にもアルゼンチン航空を利用して、そのときも5時間くらい待たされたらしい。
イモトさん情報によると、昨日もブエノスアイレス行の便が6時間遅れたらしいとのこと。
アルゼンチン航空は遅れるのが日常茶飯事なのか。

ネパールの飛行機もしょっちゅう欠航になったり遅れたりするけど、あれは気象の関係だから仕様がない。
アルゼンチン航空はなんなのだ、理由を説明せよ!と行き場のないイライラを解消し合っていた。

結局飛行機が出発したのは22時半、ブエノスアイレス着が1時。荷物をピックアップして空港を出たのが1時半。
予約していたホテルは最終チェックインが20時、レイトチェックインの保証も当日までということだったので、チェックインできるのかどうかかなり心配。
でも自国の航空機の遅れでこうなったんだから説明すれば何とかなるだろうとホテルに向かう。

イモトさんカップルも同じ方面だったので途中までタクシーで便乗させてもらった。
いろいろ情報交換で来て楽しかった。またどこかで会えたらいいな。

国会議事堂まで一緒に乗ってそこでお別れ。

ここからホテルまで歩いて15分くらいだったのだが、深夜のブエノスアイレスの裏路地は暗くて不気味。
さすがに怖かったので、タクシーを拾う。
とはいえ、後で知ったことだがエクアドルの新婚カップルが流しのタクシーでトラブルになり銃殺されたとか他人事じゃない。
気を付けよう。。

ホテルに着くと、なんとホテルの前で一人の青年がぼんやりと座っている。
何とホテルの人だった。
バウチャーを見せたら、OK!ということであっさりチェックインできた。
あ~、いろいろあってどっと疲れた。
今日は何もなし、まぁこんなこともあるでしょう。
倒れるように爆睡、お疲れさまでした。

パタゴニア旅行記(7日目:Poincenotキャンプ場~エル・チャルテン~エル・カラファテ)

2014年01月02日 | パタゴニア旅行
トレッキング最終日。
朝4時起床、4時半出発。
空を見上げると満天とは言えないものの星空が見える。
フィッツ・ロイ方面はちょっとガスってて見えず。
登るころにはガスもとれるだろうという希望的観測を胸に出発。

フィッツ・ロイを望む丘はキャンプ場から1時間ちょっと。
途中から森林限界を抜けてつづら折りの坂を登っていく。

パタゴニアに陽が昇る。


今日は天気良くなるかな。

ようやく到着。
眼下にはロス・トレス湖が、そして眼前にフィッツ・ロイ。


素晴らしいロケーション。

湖に下り晴れるのを待つ。
そして、段々とガスが晴れてきた。
おぉ、すばらしい!!
思わずため息が漏れるこの景色。


残念ながら朝焼けにはならなかったものの、見事ガスが晴れてくれた。
3日間待ったかいがあった!!

正面が名峰フィッツ・ロイ。この山群の中でも存在感はひときわ。
左がポインセノット峰。


フィッツ・ロイのすぐ右がメルモーズ峰


一番右がギヨメ針峰。


ちなみに、このギヨメ針峰。NHKのグレートサミッツ取材班がフィッツ・ロイの代わりに登頂している。
名前もかっこいいけど、そのシルエットもかなりかっこいい。

ちなみにポインセノット峰の二つ左にある針峰はサンテグジュペリ針峰と言う。
これまた、名前がかっこいい。

素晴らしいフィッツ・ロイ山群の勇士を堪能できた。

向かい側にある丘に移動。
ここからの景色も素晴らしい。

ここで日本人の初老の夫婦に出会う。
二人でテント持ってトレッキングに来たのだとか。
こんな夫婦に憧れるな。

せっかくなので記念写真を撮ってもらう。


振り返ってエル・チャルテン方面。


この丘からはスシア湖が望める。


エメラルドグリーンに輝く湖が美しい。
氷河湖はなんでこういう色になるんだろ。

1時間半ほどゆっくりして下山。
いや~、ここまで来た甲斐があった。
何度も言うけど、本当に良かった!

キャンプ場に戻って朝飯を作って荷造り。
キャンプ場に戻るとますます天気が良くなってきた。

今日のトレッキングは期待できそう。

片づけをして出発。
昨日の分岐点からフィッツ・ロイを遠望。


昨日とは打って変わって360度の大パノラマ。




フィッツ・ロイだけでなく、遠く雪をかぶったアンデスの山々まで見渡せる。
はぁ、帰りたくない。。

ここからは緩やかな下り坂を下っていく。
左手にはきれいなデル・サルト川。


何度も振り返り、後ろ髪をひかれながら下山していく。


それにしても、晴れると最高のトレッキングコースだ。

花が咲き乱れてる。






途中、カプリ湖のほとりのキャンプ場で休憩。




ここからは一気にエル・チャルテンまで下っていく。
今日は晴れていることもあってか続々と人が登ってくる。


あまり晴れることのないこの山域。
このチャンスは逃せないでしょう。

途中ビューポイントからラス・ブエルタス川方面を見下ろす。


巨大ボルダー発見。


チョークがかなり付いていたので、登られてるんだろう。
それにしても超ハイボルダーだ。

ここからエル・チャルテンまでは30分ほど。
ようやく見えてきた。


そしてゴール。


いや~、楽しかった、自分お疲れさま。
とりあえず風邪が悪化しなくてよかったです。

下山後はとりあえず飯を食べに食堂へ向かう。


特に食べたいものはなかったので適当に入る。
適当に入った食堂はおばちゃんがやたらフレンドリーで話しかけてくる。
なんかチリ出身らしくて、去年イースター島行ったよって写真見せたら、さらにフレンドリーになった。

地元のマスを使ったトゥルーチャを注文。


これがまたうまかった。

そして、なぜか厨房のおばちゃんがそのマスを持って出てきて撮影会。
ドヤ顔が決まってる。


この後、今日仕入れたばかりのマスが到着したということで、今度は外に出て撮影。
飯食ってるのに、早く写真を撮れと言わんばかりに呼び出され写真を撮る。
この人がフレンドリーなおばちゃま。


確かに立派なマスだ。
なかなか楽しいお店だった。

この後はおみやげなどを買ったりして帰りのバスを待つ。
対岸の岸壁ではクライミングをしている人たちの姿も。


軽く100m以上はある。
エル・チャルテンはクライミングが盛んなのだ。

時間があったので、初日に寄ったビジターセンターに行ってみる。
初日とは正反対の天気。


セロ・トーレ峰からフィッツ・ロイまで丸見え。
うん、素晴らしい!

この後バスターミナルに戻り、エル・カラファテに戻る。
帰りは2階建てではなく通常のバス。
満席だったので、やっぱり事前に予約しといて良かった。

帰り、隣に座っていたアルゼンチン人の女の子から話しかけられる。
お互い英語がしゃべれないので、片言の会話。
お姉さんも同じバスに乗っていたんだけど、混んでて席が離れ離れになってしまったみたい。
エル・チャルテンには仕事で来ていて、週1回エル・カラファテに帰るのだとか。
実家はアルゼンチン北部のアンデス山脈の麓らしい。
自分の持っている地図で教えてくれた。
顔がインディヘナだったので先住民の血を受け継いでるのかな。
とてもいい子だった。

バスを降りた後何とお姉さんとともに食事に行かないかと誘われた。
あ~、めちゃくちゃ行きたかったんだけど、体調悪いし、もう22時近いのでとにかくホテルでチェックインしないといけない。
たいへん申し訳なかったんだけど断ってしまった。
残念。
その代わりフェイスブックでアドレスを交換したので後で連絡することした。
旅はこういう出会いがいいね。

この後野良犬に追いかけられながらホテル着。
また、体調が悪くなってきたので、中心街までは行かず、近くのレストランで食事をする。
ここのウィナーシュニッツェル(鶏のカツレツ)はうまかった。


とりあえず無事にエル・カラファテまで戻ってこられてよかったよかった。
今日は充実した一日だった。

パタゴニア旅行記(6日目:De Agostiniキャンプ場~Poincenotキャンプ場)

2014年01月01日 | パタゴニア旅行
おはようございます。
そしてあけましておめでとうございます。
今年は静かな年明け。
今年も張り切っていきましょう。

朝5時起床。
テントを出てセロ・トーレ峰方面を見てみると昨日よりはかなり見えてる。


日の出は5時40分ということだったので、お茶を沸かして飲んですぐにトーレ湖のほとりに行ってみる。
行くと、シュラフに入って寝ている3人組が先着していた。
他には2人の夫婦のみ。
そして朝焼けを迎える。




う~ん、思わず見とれてしまう美しさ。
朝陽に映えるセロ・トーレ峰は想像以上の美しさ。
素晴らしい年明けとなった。

しかし、この景色もほんの10分程度。
すぐにガスにつつまれてしまった。
朝一番に来て良かった!

この後はグランデ氷河のビューポイントに行ってみる。
ここから歩いて40分ほど。

ビューポイントについて氷河を見下ろしてみると、これが絶景!


額縁に飾ったような景色が目の前に広がる。

これはグランデ峰、かなりかっこいい。


これは来て良かった。
しかし、寒いので写真を撮って引き返す。

先ほどセロ・トーレ峰の写真を撮った地点を遠望。


キャンプ場に到着後朝飯を食べる。
出発準備を整え次のキャンプ場に向かって出発。
セロ・トーレ峰を振り返ってみるが、やはりガスの中だった。


昨日歩いた道を1時間ほど戻り分岐に到着。
ここからポインセノットキャンプ場方面へと進む。

少し急登が続く。
登りきるとここからはお花畑&草原のトレイル。




ほとんど人とすれ違うこともなく静かなトレッキング。
この道は日帰りトレッキングだと通らない道なので穴場なのだ。

しかし、今日はやたら寒い。
風邪ひいているからかと思いきや、昨日とは明らかに空気の冷たさが違う。
たぶん気温は0度くらいじゃなかろうか。
顔に当たる風がとても冷たい。

しばらく行くとイーハ湖に到着。


水が澄んでいてとてもきれい。

隣り合っているマドレ湖。


ここからこれから向かうフィッツ・ロイ展望台が良く見える。
望遠レンズでみるとこの通り。


でも、天気は悪い。

途中歩いていたら雪がちらほらと舞っていた。

キャンプ場とエル・チャルテンとの分岐点に到着。


目指すフィッツ・ロイはガスの中で何も見えず。
これは今日登っても何も見えないなぁ。

とりあえずキャンプ場に向かう。

ポインセノットキャンプ場到着。


森の中にある静かなキャンプ場だ。

まだ早いこともありテントもまばら。
さっそくテントを張り今日の寝場所確保。


おなかが空いたのでお昼ごはんを作る。

今日は元日、元日らしいものを作ろうとお餅を持ってきたのだ。


コンソメスープで餅を煮込んで雑煮もどきを作る。
そしてお湯を沸かしている途中で足にお湯をこぼす。
しばし悶絶。。
相変わらずの注意力のなさに一人で落ち込む。

幸い中身は何も入っていなかったので気を取り直して再度作る。
味付けはコンソメのみだったけどけっこうおいしかった。

このあと、フィッツロイを見渡せる川のほとりでしばし休憩。


氷河から流れてくる天然水は混じり気なしのまさにフィッツ・ロイの天然水。
かなりおいしい。
この天然水を使ったドリップコーヒーを飲みながらガスが晴れるのを待つ。
至福のひととき。

結局今日はガスが晴れる気配がなく終了。
まだ時間があったのでピエドラス・ブランカス氷河を見に行く。
これもかなり迫力のある氷河だった。


明日の早朝に期待してキャンプ場に戻る。

キャンプ場では人がさらに増えていて大混雑。
幸い自分の張ったテントはキャンプ場のはずれの方にあったのであまり人がこなかった。

夜、テントでしきりに咳き込んでいたら隣のテントのおじさんが蜂蜜を持って現れた。
蜂蜜は咳に効くんだぞ、どうだ飲んでみないか、と蜂蜜の提供。
心温まる行為に感謝!ありがたくいただきました。

そんなこんなで今日も終了。
山の神様、明日は晴れてください!