人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

カンボジア旅行(6日目)

2012年01月02日 | カンボジア旅行
カンボジアに滞在するのも今日が最終日。
ホテルをチェックアウトして、荷物は夜のフライトまで預かってもらうことに。

今日は初日に約束していた運ちゃんと12時にホテル前で待ち合わせの予定。
ちゃんとくるかなぁ。

まだオールドマーケットが開くには時間があったので、近くの喫茶店で本を読みながら時間をつぶす。
外国人向けの喫茶店とはいえなかなかきれいだった。



そのあとはオールドマーケットで買い物。
アンコールビールとアンコールワットがプリントされたTシャツ、その他もろもろを購入。
なんだかんだで12時を過ぎてしまいホテルに戻ると、運ちゃんがしっかり待っていた!

とりあえず遅れたことを謝ると、なんと9時からホテル前で待っていたとか。
だから全然気にするなと言われた。
いやいやそれにしても9時からって早すぎでしょ。
しかもホテル出るとき気づかなかったし。。

まぁとにかく約束が守れてよかった。


まず腹が減ったので飯を食いに行くことに。
なんとなくインドカレーが食べたくなったので、インドカレーの店に連れて行ってもらった。
そしてメニューにチーズナンがあったので迷わず注文!
そうそう、チーズナンは大好物なんですヨ。

でも出てきたチーズナンを食べてみてがっかり。


日本のチーズナンはとろけるようなチーズがナンの中に入っているんだけど、ここのチーズナンは何かボソボソしたそぼろのようなチーズがたくさん入っていた。
チーズナンというよりそぼろナンだね。ほとんどチーズの味しないし。ほんとにチーズだったのか!?
カレーはおいしかったのでそれはそれでよかった。

そのあとは運ちゃんに連れられ再度アンコールワットへ。
ほとんど見てしまったので、マイナーな遺跡に連れて行ってもらった。


そして遺跡よりも食堂で休憩している時間の方が長かった。
もう遺跡は満足したんでね。
とりあえず何枚か撮った写真。








この子は食堂で寝てた子。


あまりのかわいさに写真を撮る。

そしてそのお姉ちゃんだかお兄ちゃん。


とにかくかわいい。なんで向こうの子供たちは人見知りせずに近づいてくるんだろう。
子供というより、親が知らない人でも何ら警戒しないのがいいのかもね。
日本だと気軽に子供に近づいていくと不審者扱いされるからな。


ちなみに、子供たち(特に3歳くらいまでの子)の多くはなぜかパンツをはいていない。
確かプノン・バケンで会った子もTシャツは着てたけどパンツはいてなかったな。
上着を着ないならわかるけどパンツをはいてないって。普通逆でしょ(笑)
まぁとにかく元気だね。みんなサンダルも履かずに裸足だし。


この子はある遺跡でポストカードを売っていた子。


写真撮るよっていったらポーズをとってくれた。
年齢は7歳だったかな。
がんばってるね。
お礼にポストカードを1枚購入。


そして夕日を見たあと再び街中へ。


運ちゃんとともに夜飯を食べる。

途中運ちゃんといろいろ話していたんだけど、どうやらこの人はツーリストポリスに正式に登録しているドライバーだった。
免許証もちゃんと持っていて、しっかりと資格がある人だったのだ。
名前はペンさんというらしい。



市内のトゥクトゥクドライバーの多くは無登録の人が多く、正式に登録している人の方が少ない。
そんな中ペンさんと出会えたのはなかなか運がよかったのかもしれない。

そして、飯を食った後家に案内してくれることに。
ペンさんは6人家族で子供が5人もいるとのこと。
奥さんはいるのかと聞くと、いないと話した。理由は不明。
それでも男手1人で5人の子を育てているとは立派だ。

ちなみにペンさんの父ちゃんはポル・ポト政権時代に死んだそうな。
彼曰く、ポル・ポトに殺されたと言っていた。
詳細はよくわからないけど歴史の傷跡は深いと感じた瞬間だった。

飯を食ってホテルで荷物をピックアップしてペンさんの家に。
ペンさんの家は空港からすぐ近くで、飛行機が家の真上を通過していくのだとか。
家までの道は未舗装で、家の周りは電灯1つなく真っ暗だった。

それでも家に行くと電気が付いていて音楽が大音量で流されていた。

どうやら4家族くらいが同じ敷地で共同で生活しているらしく、彼が仕事に行っているときは別の家族が面倒を見ているようである。

家に到着すると、4家族総出で出迎えてくれた。
なんか世界ウルルン滞在記のような光景だ。

ゆっくりしていろいろ話したかったけど、飛行機の時間に間に合わなくなるので、みんなで何枚か記念撮影をして帰ることに。
それにしても子供はみんなかわいかった。


貴重な時間を過ごしてお別れ。
こんなことならもっと早くきていれば良かったと後悔。
でも、うん、みんないい家族だった。


そして空港に到着。
ペンさんには20ドル+気持ち代5ドルを渡してお別れ。
流しのトゥクトゥクだったのに、ペンさんに出会えて良かった。
しかもこんな良くしてもらって本当に楽しかった。
ありがとう!


帰りもインチョン経由で成田に到着。
日本は寒い!

そして明日からまたがんばるぞ!

カンボジア旅行(5日目)

2012年01月01日 | カンボジア旅行
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。


昨日の夜は、オールドマーケットの近くで花火が上がってたけど眠くて途中で帰ってしまった。


すごい盛り上がってたけど、結局はほとんど欧米系の外人ばかりだった。

そして朝街に出てみるといつもどおりの光景で何も変わっていなかった。


今日は特にやることも決めていないので自転車で市の周辺部を周ってみることに。
まずは空港の北側にある西バライという貯水池まで足を延ばす。

ここはアンコール王朝時代にできたと言われている貯水池でちょっとした湖になっている。


とりあえずでかい。


入口には商店が並んでいるけど観光客はまばら。


そのあと、西バライの周囲に道があるので自転車で周ってみることに。
ここは未舗装だけど、ほとんど車が通らないので砂埃もたたず走りやすい。


途中分岐点があり、矢印には「villege」の文字が。
でもその矢印の先はこんな感じでさらに道が荒れている。


せっかくなので行ってみようということで先に進んでみると…
いきなり視界が開けて村が出てきた。


牧歌的で時間の流れがゆったりしたような気持ちになる。


しばらく進むと村の主要道路に突き当たった。


どうやらこの道をまっすぐ行くとアンコールトムまでつながっているようである。

しかし、この村の人たちはとっても気さくだ。
自転車で走っているとやたらと声をかけられる。
特に子供たちは家から出てきてまで声をかけてくれる。
ちょっとした人気者になった気分。

それにしてもみんないい笑顔してるな~
決して豊かではないけど生活は充実しているんだろうな。
豊かなわりに閉塞感の漂う日本とは大違いだね。
国民総幸福量(GNH)はブータン並みだよ、きっと。

そんなこんなでゆっくりと自転車を漕いでいたら、2人くらいの青年に声をかけられアンコールトムまでの道を案内してくれた。
ありがとう!

その後は街中に戻って昼飯食ってホテル戻って昼寝した。

その後街中ぷらぷらして夜飯食って元旦の1日が終わった。


今年もがんばろう!!

カンボジア旅行(4日目)

2011年12月31日 | カンボジア旅行
昨日、おとといと遺跡を周って、正直遺跡めぐりはもうおなかいっぱいという感じだったので、今日は気分を変えてトンレサップ湖に行くことに。

トンレサップ湖というと高等科のとき地理の授業で出てきたことを思い出す。
確かここの水はメコン川に通じていて、ベトナムを通って南シナ海にそそいでいるんだったかな。
なんかよくわかんないけど、この湖の名前を聞くと地理の先生を思い出すんだよね、不思議と。


トンレサップ湖まではホテルから自転車で1時間ほど。
ここまでの道はまだ舗装されていないところがたくさんあり、とにかく砂埃がハンパじゃない。
しかも観光客のバスが自転車の脇をすごいスピードで通り過ぎていくため、そのたびに砂埃が舞ってやたら目が痛い。


トンレサップ湖に近づいてくると、こんな感じの家が道脇にたくさん出てくる。




今は乾季だから水位がかなり低いんだけど、雨季になるとこの道路近くまで水が上昇するのだとか。
だからどの家も高床式?のような構造の家で、どの家もボートがつないである。
生活の知恵なんだね。

トンレサップ湖に行く前に、プノン・クロムという小高い山があったので登ってみることに。
高いところがあると登りたくなるのは山屋の習性だね。

この階段を登っていく。


振り返ると


下から頂上まではゆっくり登って30分ほど。
頂上には遺跡もあって景色も最高。






南はトンレサップ湖から北はシェムリアップの街まで一望できた。
頂上では遠足に来たと思われる小学生たちがお弁当をみんなで食べていた。

これは頂上での1コマ。


こんなところでも暮らしている人たちがいるのね。
にしても、子供はやっぱかわいいな。


頂上で景色を堪能した後はトンレサップ湖のクルーズへ。
ここが乗船所。


乗船所からはさっき登ったプノン・クロムも見える。



ここでは、1人30ドルで船に乗ってトンレサップ湖を周遊できる。
30ドルはちょっと高いんじゃないかと思って交渉してみたものの、ここは定額のようでまけてもらえなかった。
2人、3人と人数が増えると1人当たりの値段は下がるみたいだったので、まぁしょうがないね。

でもその代わり船は貸切だった。
運転手はこのおじさん。


見るからに適当そう。

そして、出発してしばらくするとなんと船を運転させてくれるとのこと。
船舶免許持ってないけどいいんかい。
子供がバイク乗ってるの見かけたしこうなったらもう何でもありだね。

そして人生初の船舶運行!


運転中おじさんが写真をたくさん撮ってくれた。
でもほとんどレンズに指がかかってて使えなかった。

そのうちおじさんは写真を撮るのに夢中になってしまい、どっちが客なのかわからない状態に。
まぁ楽しかったからよかったけど、、、
でもこういうテキトーな感じイイネ!

そんなこんなで、自ら運転してクルーズを楽しむ。
トンレサップ湖上は、ちょっとした街のようになっていて商店や船の修理工場、そして学校もある。





全部家の土台があるわけではなく、湖に浮いている。
水位が上昇するとそれにしたがって家も上昇するっていうこと。
これはなかなかすごいね。

それで、30分ほどしておじさんの知り合い(と思われる)の商店に到着。
この商店の対岸には学校があって、ベトナムの難民の子供たちが通っているとの説明を店の兄ちゃんから受ける。
そして、その難民の子供たちのためにここの商店の商品を買って届けてあげてくれないかと。

おぉ、それはいいことだ、ぜひ協力しよう、と思ったんだけどその商品の値段を聞いてびっくり。
500mのペットボトルの水24本で24ドル、インスタントの袋麺24個で24ドルと市場の値段と比べると5倍近く高い。
これは足元を見られたなと思って、それならここで買わないで学校に直接寄付するよ、と伝える。
でも兄ちゃんは引き下がらず、ここで買って持っていってあげてくれと人の話をまったく聞かない。

ここで買わなきゃ船も動かせんし、言葉も通じないしでめんどくさいので、
「今10ドルしかないからそれ以上は払えん!」
と言ったら、じゃあ水24本10ドルでいいよ、と解放してくれた。
ものすごくいい加減やな…

ちょっと兄ちゃんに負けた感じがして悔しかったけど、水は直接学校に届けることができたのでよしとしよう。

商店をあとにして学校へ。


ここでは子供たちがたくさん元気よく走り回っていた。





先ほど買った水を先生と思われる人に渡す。
とびきりの笑顔で握手された。
少しはいいことができたのかな、たぶん。

そのあとは水上にある休憩所へ。



ここではワニの養殖をしていて、こんな感じで小さな生簀にワニがたくさん。


なんかちょっとかわいそうだね。

そしてこれがワニの皮。


ちなみに日本はワシントン条約でワニの皮革製品は持ち込めない。
でもワニ商品の勧誘はすごかった。


休憩所の外で一寸法師を発見!


これはかわいい~


これは休憩所の屋上からの景色。


水平線が見えるくらい広い湖。
湖と言われなければ海と間違えるよね。

休憩所で30分ほど休憩。



帰りはさすがにおじさんが運転してくれて無事終了。


約1時間半のクルーズだった。


降車場にある食堂でお昼ご飯。
おすすめの料理を注文したらこれが出てきた。


なかなかおしゃれなスープ。
ココナッツの実の中に野菜スープが入っている。
昨日のココナッツジュースとは違って、スープにココナッツのコクがブレンドされていておいしい!
この料理がカンボジアに来て一番おいしかったんじゃないかな。


帰りは車の通りが少ない道を選んでホテルに戻る。


少し寝たあとお土産を買いに街へ繰り出す。
カンボジアのお土産といっても市場だと似たり寄ったりなので、日本人経営のカンボジア菓子のお店へ。
ここではお土産を買ったあと2階のテラス席で無料のドリンクサービスとお菓子の試食ができる。
そしてお菓子つくりの体験も。


もちろんカンボジアビールを注文してお菓子を試食。


いい感じにまったり過ごすことができた。



そして夜は定番のフライドライス目玉焼き付き。


うん、あいかわらずうまい。
とりあえずこれを食べていれば間違いないね。


今年一年も無事に終わりました。
来年もいい年になりますように…

カンボジア旅行(3日目)

2011年12月30日 | カンボジア旅行
自転車を手に入れたので行動範囲が広まった。

今日は昨日行けなかったアンコールトムとその周辺の遺跡群に行ってみよう。


アンコールトムはアンコールワットの北にあって周囲12kmとかなり広い。
ということでトゥクトゥクやタクシーで周るよりも自転車で周った方が自由に動けて効率がいいのだ。


まず最初に向かったのは、アンコールトムの手前にある小さな丘、プノンバケン。
ここは夕日が沈むアンコールワットを見ることができる絶景ポイントで、夕方になると観光客が大量に押し寄せてくるとのこと。
なので午前中に行ったら空いてるだろうと思って行ってみた。


そしたらやっぱり空いていた。
入口はこんな感じ


プノンバケンへの登り道。


夕方になるとめちゃくちゃ混むらしい。

頂上に近づいてくると遺跡が見えてきた。

そして急な階段を登って、


20分ほどで頂上に到着。
頂上からの眺めは最高!


遠くにアンコールワットも見えますよ。
そして空港も。

その後アンコールトムに移動。

ここはアンコールトムへの入口。


デバターという顔の遺跡たちがお出迎え。


中に入るとアンコールトム最大の遺跡バイヨンまで1kmほどまっすぐな道が続いている。
そしてこれがバイヨン。


なかなか大きい。
周辺では象に乗れるらしく観光客が列を作っていた。

バイヨンも写真でどうぞ。









バイヨンの次は象のテラスと呼ばれているところ。
確かに象の形をした彫り物が多かった。







この辺から暑くてへばってくる。

まだまだ見所はたくさんあるんだけど、正直写真撮りながら歩くのも疲れてきたので、アンコールトムを抜けてちょっと遠くの遺跡に足を伸ばすことにした。


その前にお昼ご飯。
今日のお昼ご飯は野菜炒め定食4ドル。


観光客向けのためちょっと高め。

この店では飯を食っている最中なのに子供たちがアクセサリーやらキーホルダーやら売りに来て、落ち着いて飯が食えない。
あまりにしつこいのでアンコールワットの形をした爪きりを購入。
そしたら我も我もと次々に子供たちが売りに来てしまってさぁ大変。
まったく逆効果だった。。。


飯を食った後はタ・プロームと呼ばれる遺跡へ。
これまでの写真を見てわかると思うけど、アンコールワットの遺跡の多くはかなり崩壊が進んでいて、いたるところで修復作業が行われている。
ただ、このタ・プロームはそういった修復作業が行われずに自然の力にまかせるようにたたずんでいる。
ご覧ください。










まぁ、実際にはこの遺跡も修復作業が行われているんだけどね。
地球の歩き方の解説にはそんなように書かれていた。

でも、ここの遺跡はとても神秘的で、木が遺跡に絡みつく様はまるでラピュタを彷彿とさせる感じがあった。


この後はアンコールトムの周辺を自転車で周遊。




周辺はのどかな田園地帯で、かなり和まされる。

途中の遺跡ではこんな自転車を発見。


持ち主さん、回収した自転車は海を渡って大事に使ってますよ。


自転車の運転にも疲れたので道端の食堂でココナッツジュースを買う。


一口飲んでみると…、んっ!?なにこれ??全然うまくない!!

飲む前は甘くておいしいんだろうな~と思ってたんだけど、いざ飲んでみるとあんまり甘くないしとにかく味が薄い。
しかも1ℓ以上は入っていて全部飲むのがけっこう大変。
見た目とのギャップがけっこうある飲み物だね。

何とか飲み干して30分ほど休憩。
休憩後はホテルに戻った。


そして今日の夜はカンボジア風BBQ。
入った店では、バイキング形式になっていて自分で具材をとってくる。

このBBQの特徴はジンギスカンのような盛り上がった鉄板で肉を焼いて、なおかつその周辺の溝で鍋ができるという一石二鳥的な仕組み。



でも、実際にやってみるとこれがなかなか難しい。

肉が焼ける → 滑ってぽちゃん → また焼く → またぽちゃん

とその繰り返し。
しまいには焼肉だかしゃぶしゃぶだかよくわからないまま食べていた。

味はまぁふーんって感じだったけど、3ドルだったのでこんなもんでしょう。

結局肉よりもフライドライスをたくさん食ってホテルに帰った。

カンボジア旅行(2日目)

2011年12月29日 | カンボジア旅行
疲れていたのでぐっすり眠れた。

昨日の夜は気づかなかったけど、ホテルの外にはプールがついていた。
機会があったら入ってやろう。



まずは朝食。
1泊30ドルのホテルなのであまり期待はしていなかったけど、意外にもカンボジア料理っぽいものがたくさんあっておいしそう。
なかでもフライドライス(いわゆるチャーハン)はおいしかった。


以後朝食は毎日フライドライスを食っていた。


今日の予定は、カンボジアの最大の観光名所アンコールワットへ!

と、その前にげんたろに年賀状を出すため郵便局に行かなくては。
ということでまずは郵便局へレッツゴー。


ホテルを出るとそこはカンボジア。
この熱気、におい、空気の汚さ、人々の活気、アジアに来たって感じがする。
大学4年のときにネパールに2ヶ月くらい行ってたことがあるけど、その時に近い感じ。
う~ん、この雰囲気好きだ。



郵便局まではホテルから10分ほど。
郵便局に着くまでに少なくとも5人くらいに

「アンコールワットまで乗せていくぜ!」

と声をかけられた。
ふんふん、至るところでトゥクトゥクが客待ちをしていてなにも探す必要はなさそうだ。

そしてこれが郵便局。


郵便局でポストカードを買って年賀状を出す。
切手は1ドル。
ってか1ドルでドイツまで手紙が届くのか!?

ちょっと心配だったので窓口のおばちゃんに確認。
「トドクヨ!」ととっても無愛想に返事を返された(たぶんそんなことを言っていた)。
まぁ80%くらい信用できないけどこれ以上かけあってもしょうもないので郵便局を後にした。


そして、さっそくアンコールワットに行く足をさがすことに。
さがさなくてもやたらと声をかけられるのでそれに乗っちゃえばいいのだが、どれもうさんくさそう。

ちょうどホンダのトゥクトゥクが通りかかったのでそれに決定。
アンコールワットまで5ドルでお願いした。

トゥクトゥクは初めて乗ったんだけど、これがまた快適!
タクシーとは違って風をきっている感じがとても気持ちいい。


それにしても、みんなやたらとクラクションを鳴らすなぁ。
ちょっと車が出てきただけで、
「ブーーーー!!」
と連続攻撃。

そこかしこでクラクションが鳴り響いているので、こちらとしてもなんとも思わなくなってくる。
慣れって怖いね。

街中から10分ほどでアンコールワットのチケット売り場に到着。
さすが年末、ツアーのバスがやたらと止まっていて大混雑。

アンコールワットは1日券、3日券、7日券の3種類がある。
自分は3日券(40ドル)を購入した。
このチケットでアンコールワットとアンコールトム、そしてその周辺の遺跡をめぐることができる。
チケット売り場ではその場で顔写真を撮ってくれて、チケットにも自分の顔が印刷される。
不正防止とはいえなかなか近代的だ。

チケット売り場からは5分ほどでアンコールワットの入口に到着。

トゥクトゥクの運ちゃんに5ドルを払おうとしたが何やらお金を受け取ろうとしない。
どうやら、その後の観光も自分が運転して案内してやるから、その後でペイすればいいと言っているようだ。
でもここで待っててもらうのも悪いし、この後他の遺跡を観光するかどうかも決めていないのでとにかく金を受け取ってくれと言っても譲らない。
5分ほど粘って、なんとかお金を無理やり渡してその場をやり過ごした。

そんなこんなでようやくアンコールワットに入ることに。
正面の入口に立つとそのでかさがわかる。


ここからは文章ではなく写真でどうぞ

























ひと通り観光スポットを見学して元に戻る。
おなかが空いたので外にあった食堂へ。


どこも同じような店だったので、人が一番入っているところにした。
頼んだのはこれ。


朝食と同じくフライドライス。
とにかく米は炒めればなんでもうまいのだ。


飯を食った後はアンコールトムに行くか街中に戻るか悩むが、アンコールトムは広くてトゥクトゥクで回るには効率が悪そうなので一度街中に戻ることに。

ということで、アンコールワットの入口のトゥクトゥクが集っている広場に戻る。
すると、行きに乗ってきたトゥクトゥクの運ちゃんがまだ待っていた。
え~、降りてからかれこれ4時間はたっているのにずっと待ってたんかい。
まぁ、待っていたのか客がつかまらなかったのか定かじゃないけどせっかくなのでそのトゥクトゥクに乗って街中へ戻るか。

街中ではオールドマーケットという市場で降ろしてもらった。
するとまたもや運ちゃんから「明日の観光はオレにまかせてくれ!」という交渉が始まった。

いやいや、もうほんと自分ひとりで回るからいいっすよと言ってもしつこくて解放してくれない。
それじゃあ、わかった!最終日の1月2日だけお願いするから、ほかの日は勘弁して!
と言ったらようやく解放してくれた。
1月2日は12時にホテル前に来るように伝え別れる。
やれやれ。。
そういや、いくらで1日案内してもらうのか伝えなかったな、まぁいっか。


そのあとオールドマーケットをぷらぷらしてホテルへ向かう。
オールドマーケットではレンタル自転車がないか探していたんだけどなかなか見つからなかった。
そう、明日以降は自転車で観光しようと思っていたのよね。

ホテルに戻る途中の旅行会社でマウンテンバイクが飾ってあったので借りれるのかどうか聞いてみた。
すると1日3ドルでレンタルしているとのこと。
さっそく1日までの4日間レンタルすることに。

ただ、ここでひとつ問題が。
普通なら10~15ドルくらいのデポジット料を払えば借りれるのだが、ここの旅行会社は保証料としてパスポートを預かると言うのだ。
いやいや、さすがにパスポートを預けるのはリスキーでしょ。
デポジット料30ドル出すから何とかお願い!と言っても
「規則は規則ですから」(たぶん)
と役人のような感じでまったく取り合ってくれなかった。
こんなにお堅いのなら管理も大丈夫だろうと勝手に判断し渋々パスポートを預けることにした。(みんなはマネしないでね!!)

そんなこんなで一悶着あったけどようやく自転車をゲットし自由の身に!
しかも日本でも愛用している「GIANT」!


一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びたあと、再びアンコールワットに向かってゴー!
目的はサンセットのアンコールワットを見ること。

行く途中で水浴びしている子供たちが。
決してきれいとは言えない池でガンガン泳いでいた。
たくましいね。


ひたすらアンコールワットへの道を漕ぐ。


さすがに夕方になるとアンコールワットの客もかなり少なくなっていた。

そして夕日を浴びたアンコールワット。








めちゃめちゃきれいだ。
男ひとりで見ているのがなんともさびしい(笑)

夕焼けのアンコールワットを堪能してオールドマーケットへ再度戻る。

夕飯はフォーを炒めたものとアンコールビール。


アンコールビールは中生サイズで1杯50セント(約40円)と超格安。
3杯くらい飲んでほろ酔いになってホテルに戻った。

おやすみなさいzzz

カンボジア旅行(1日目)

2011年12月28日 | カンボジア旅行
毎年年末年始は山か海外で過ごしていて、今年はどこに行こうかと。

んで、行ってきた、カンボジアに。

28日~2日までの6日間の旅です。


28日昼発のコリアンエアーでアジア最大のハブ空港インチョン経由でシェムリアップへ。
カンボジアは亜熱帯気候で空港を降り立つとそこは真夏。


飛行機の中ではダウンジャケットを着ていたけどねっとりとした暑さにそっこうで脱ぐ。


空港ロビーでビザを申請し20ドル払ってようやく空港の外へ。



カンボジアでは定番のトゥクトゥクに乗ってホテルまで行こうと思ったけど、タクシーの運ちゃんにつかまってしまった。
疲れていたのでそのまま乗車してホテルへ。

車の中では、

「明日の観光はどうするのか、よかったらオレが案内するぜ、しかも格安の1日20ドルだ」

などと、ホテルに着くまでひたすらアピールしていたが、そもそもタクシーで案内してもらう気などないので適当に返事を返す。

ホテルに到着しても何かいろいろ言っていたけど、ホテルに入ったらさすがにこなかった。


チェックインしてすぐにおやすみなさいzzz