人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

ボルダリングin鬼怒川

2010年11月23日 | クライミング
久々にボルダーに行ってきました。

8月に左肩を完全脱臼して以来のボルダリング。
医者からはクライミングはやめた方がいいよと言われたんだけど、
かぶってるルートでなければまぁなんとか登れるだろうと思ってやってきました。


今回は大学山岳部の先輩(学校の教員で山岳部の顧問)とその生徒ヒルマン(高1)とちび助(中1)が一緒。
私も引率の先生になった気分。。


場所は鬼怒川。
ここは2008年秋号のRock&Snowに掲載されたエリアで、ちょっとマイナーな場所。
でも鬼怒川の温泉街のすぐ近くで駐車場からのアプローチもほとんどないのでなかなかグッドなエリア。

鬼怒川オートキャンプ場の有料駐車場に車を止めていざ出発!



ボルダリングエリアは鬼怒川上滝河川公園という公園の中にあり、なおかつ川の中州にある。



飛び石で行くことになるんだけど、途中石が切れているので徒渉の覚悟を。。。


まずは徒渉してすぐにある岩でアップ。
私にとっては高さがないのでアップにもならないが、ちび助は身長が145cmしかないのでいきなり本気モード(笑)


何度かトライしてなんとかクリア。

アップが終了したところでこのエリアのメインである通称「テーブル岩」に。


ここはさすがにかなり難しい。
グレードは5級~初段と生徒たちにはちと難しかった。

果敢に挑戦するちび助。


しばらく遊んで休憩。

私が飯を食ってる間にヒルマンとちび助が何やら着替えだした。
そしていつの間にかこんな格好に。



そしてちび助が間髪いれずに晩秋の鬼怒川にダイブ!


さらに続けてヒルマンも!!


クロールで対岸に渡ってキターーー


泳ぎ終わったと思ったらそのままボルダリング開始!


最後に2人とも完登したところで記念撮影。


まだまだ自分も若いと思ってたけど、さすがにこの2人の勢いにはついていけませんョ…


彼らが水泳に満足したところで、スラブのある岩に移動。
ここは傾斜もなく手頃なルートがそろっていた。

久々に登場。スラブなので左肩も心配なし。


同じルートを登るちび助。

同じルートを登っても彼にとっては全く違う感覚なんだろうなぁ。


そんなこんなでまったりしながらボルダリングをして鬼怒川温泉入って帰りました。



ちなみにちび助は将来の夢が科学者ということで、ザックの中にこんな本が入ってました。
タイトルは「量子論」。ほかにも「相対性理論」、「素粒子論」も。
ブックオフで100円で売ってても買わないでしょ。


無理やり撮影。

こういう子が将来の日本を支えていくんだろうな。


おしまい。

奥鬼怒の秘湯を求めてin湯沢

2010年11月15日 | その他
いつものメンバーで奥鬼怒の湯沢というところに行ってきました。
目的は天然温泉を掘って酒飲んで寝ること!!

ここは学生時代に沢登りに行ったときに偶然発見した温泉。
かつては地形図にも登山道が出ていて小屋もあったそうだが、今は地形図から登山道が消えかかっている。
でもネットで検索するとけっこう記録が出ていて秘湯マニアにはメジャーなところなんです。

今回は大学4年に行った時以来5年ぶりの湯沢。


東川口を8時半に出発。
途中鬼怒川沿いの龍王峡の手前で大渋滞が起こっていたが、なんとか12時に湯沢の入口に着いた。
以前来たときは山王林道の途中にある作業用道路から入山した。
しかし、当時かなり大規模な堰堤工事を行っていたし、なにせ5年ぶりで状況が変わっている可能性が高いので、ノーマルルートから入山した。

入山口には2台ほどの駐車スペースあり。


おじさん二人組が出発の準備をしていた。
銀マを持っていたのでたぶん湯沢に行くのだろう。

出発するといきなり立派な橋。


橋を渡るとひたすら登山道を歩く。けっこうアップダウンがあってきつい。


5年前に工事していたところはどうなっているのか気になっていたところ…

ど~ん!!

こんな巨大な堰堤が完成していました。
名目は砂防用ダムらしいけど本当に必要なのか?

地元の雇用は創出されても自然は戻らない。
蓮ほ○さんにはこういったところを仕分けてほしいと思います。


入山口から1時間ほどで最初の渡渉地点に。
前回来た時はまだ橋が壊れていなかったけど、写真の通りすでに流されてしまっていました。


自分はサンダルに履き替えて渡渉。
後輩は飛び石で渡渉しようとして見事に失敗。
濡れたらもうどうでもよくなったようでその後の渡渉も登山靴のまま渡っていた。

そして通称「広河原の湯」に到着!


前回来た時よりなんか広くなっている気がしたけど、温泉は以前の通りだった。

早速テントを張って温泉掘り開始。
もちろん掘るのは後輩たち。


自分はさっそく乾杯!


そしてほろ酔い気分になってきたところで入浴たいむ。


ここは源泉の温度が65度くらいでそのまま入るのはちょっと熱い。
そこで、川から水を引いて適温に調整するんです。
温泉の全体像はこんな感じ。


ちなみに源泉はすぐ横で湧いています。


そしてパイプで河原の近くまで温泉を引いています。


いや~、もう幸せです。
夜空を見ながら酒を飲んで焚火をしてそして天然露天風呂。
これ以上至福の時はないっすね。

そして後輩たちと騒ぎまくったあげく知らぬ間に寝てました。。


翌朝は5時に起きて朝風呂。
なんだか11月中旬だというのに全然寒くない。
夜も冬用シュラフでは暑いくらいだった。

10時くらいまでまったりしてそのまま下山。


みんなおつかれ~



はるかな尾瀬~♪ふたたび

2010年11月09日 | 尾瀬
先々週に引き続き尾瀬に行ってきました。
前回の檜枝岐村の御池駐車場からではなく、鳩待峠からの入山です。

メンバーは後輩のやざたひと現役学生2名。
かなりヤングなメンバーです。

大学を8時に出発。
多少渋滞はあったものの、予定通り12時に鳩待峠に着いた。
11月8日で林道が閉鎖されることもあってか、駐車場はほぼ満杯といった状況だった。

(出発前の鳩待峠にて)


鳩待峠から尾瀬ケ原まではひたすら木道歩き。
先週雪が降ったのか、木道に凍結した雪が付いていてけっこう歩きにくい。
しかし、やっぱり尾瀬は人気スポット。こんな状況でもけっこうたくさんの人とすれ違った。

1時間ほどで尾瀬ケ原の入口、山の鼻キャンプ場に到着。

キャンプ場には我々以外テントを張っている人がいなかったので、心配になってビジターセンターの管理室に様子を聞きに行った。
どうやらキャンプ場の管理人は先週で引き揚げてしまったようである。
まぁ小屋が閉鎖されていたのはもともと知っていたんだけど、さすがに誰もいないと不安になりますよ。

管理室の人の話では幕営禁止ではないので自己管理のもと適当に張ってくださいということであった。
これで一安心。

とりあえず荷物を置いて尾瀬ケ原を散策。
紅葉はすでに終わってしまっているが、それでもやっぱり尾瀬はいい!

時間的に日帰りの人たちは引き揚げてしまっていたのでほとんど人がいなかった。
こんな感じで木道も貸し切り状態です。




ちなみに尾瀬ケ原のところどころに鉄橋があるんだけど、すでに木の板が取り外されて通行禁止になってます。

でも余裕で渡れるので問題なし。ほんとは良くないんだろうけど…


1時間ほど散策してキャンプ場へ。
さすがに日が落ちるとかなり冷える。
でも夜の星は格別!
空気が澄んでいるおかげで天の川や流れ星も見放題。満点の星空を満喫できた。
ここに写真を載せられないのが残念。



翌日は5時半起床7時出発。
朝の尾瀬ヶ原は霜が降りていて、昨日とはまた一味違った景色だった。


至仏山から頂上までは約3時間の行程。
1時間ほど登るとこの大展望!


さらに1時間ほど登るとちょっとした雪山に。


そしてコースタイム通り3時間ほどで頂上到着~

頂上からは360度の大展望。
昨日今日と天気も最高でまさに言うことなし!


20分ほど休憩して下山開始。
鳩待峠側の下山道はクラストした雪が岩やハイマツに付いていてもう完全に冬の様相だった。


鳩待峠まで休憩しながら2時間半で到着。
ゴールで記念撮影。


天気に恵まれて最高の2日間だった。



帰りは日光アストリアホテルで温泉タイム。

そのあと光徳牧場でアイスを食べて宇都宮餃子を食べて帰った。

(宇都宮餃子)


おしまい。


P.S
おまけ
この写真は今回後輩からもらった先週の大学祭での1枚。
探検部のエース「タルー」がゲームのキャラクターに変装しているところです。

後輩の話だと授業そっちのけで徹夜で作製したのだとか。
彼はもう神を超えてますね。。。