人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

朝日連峰(以東小屋~朝日岳~鳥原小屋)~2日目~

2012年08月11日 | 山形県の山
2日目は以東小屋から朝日岳を目指す。

朝日が見え今日は天気がいいのかちょっと期待。


しかし、以東岳から縦走を始めたときから急に曇り始めた。
でもお花畑がきれい。


2時間ほどで狐穴小屋に到着。


小屋にはひげが仙人のような管理人が朝飯を食べているところだった。
話を聞くと昨日は20人ほどが泊まったらしい。
昨日ここまで来なくてよかったわ。

狐穴小屋を過ぎるとまたちょっと晴れてきた。
遠くに朝日岳が見える。


寒江山頂上から歩いてきた道を遠望。
う~ん、けっこう歩いたな。


途中雪渓が。
小屋の管理人の話だと今年はかなり雪が多いんだとか。
8月のこの時期にこれだけ雪が残っているのはめずらしいとのこと。


竜門小屋到着。


小屋の中で休憩してカップラーメンを食す。
中ではイギリス人の男性と日本人の男性がもちを焼いて食べていた。
挨拶すると私にも餅のプレゼント!
う、うまい!!

この2人組は地元のあんちゃんとその妹の旦那さん(イギリス人)だとか。
日本に嫁いだらしい。
日本語は完璧でしかも山形弁を操るスーパーバイリンガルだった。

しばし地元の山の話で盛り上がる。
山はこういう出会いがいいね。

男性2人組みと別れを告げ朝日岳へと向かう。
途中お花畑がたくさんあった。






そしてようやく朝日小屋到着。
小屋の前もお花畑となっているという素敵な小屋・


小屋に荷物を置いて頂上に向かったものの、着いた頃にはガスの中。


なかなか晴れないので小屋に戻る。
小屋に戻ると小屋の中は大量の人、人、人。
さすがは日本百名山、お盆もあいまってかたくさんの人でごった返していた。

ということでこの小屋に泊まる気は失せ、鳥原小屋を目指す。

朝日小屋からは2時間半ほどで到着。
湿原の中にひっそりと立つこの小屋はまさに楽園。




小屋の隣りにはちょっとした神社がありお参りした。


小屋の管理人いわく縁結びの神様がいるそうでしっかりお祈りしろとのこと。
こんな山奥で縁結びもないだろうと思いながら神社の前でさっそく酒盛り。
一人で飲んでいると、今日の宿泊者が私だけだったみたいで、
「商売上がったりだべー、やけ酒だべー、この山じゃ朝日小屋の一人勝ちだべー」
と山形弁で叫びながら小屋から出てきて管理人も加わった。

2時間ほどひたすら飲んで、神社に供えていた焼酎も飲み干し10時頃寝てしまった。


次の日は朝7時40分の乗り合いタクシーに間に合わせるべく5時に出発。


途中う○こなどしながら少しペースを速めて歩いたところ1時間半ほどで朝日鉱泉に到着した。


小屋でシャワーを浴びてタクシーで左沢駅まで移動。


ここから左沢線に乗車。


山形駅から新幹線で帰京した。

朝日連峰は人情溢れる素敵な山だった。
いつかまた行きます!

朝日連峰縦走(泡滝ダム~以東小屋)~1日目~

2012年08月10日 | 山形県の山
一人で縦走するなんて実に6年ぶり。
学生のころから行きたいと思っていた山形県は朝日連峰に行ってきた。

まずは大宮駅から鶴岡駅までは高速バスで。
大宮駅0時発鶴岡駅6時半着。

やはり地方都市、朝早いこともあるけど閑散としてた。


ここから登山口に泡滝ダムまでは路線バスを利用。


んで大鳥バス停にて乗り合いマイクロバスに乗り換え




そしてここが終点


泡滝ダム


登山スタート


1時間半ほどで大鳥池小屋(タキタロウ山荘)に到着。


タキタロウとは大鳥池に棲んでいると伝えられている伝説の巨大魚。
この山奥にある池はロマンあふれる池なのだ。


ここからは本格的な登りが始まる。
ふり返ると大鳥池がこんなに小さく。


そして目指す以東岳が見えてきた。


さらに進むと以東小屋!あとちょっと。


小屋に到着


荷物を置いて頂上へ
頂上からは360度のパノラマが待っていた。






そして小屋に戻って乾杯!


お盆前というのに小屋には管理人以外は私ともう一人。
2階を占領して贅沢に大の字になって寝てしまった。

日本海に沈む太陽