人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

湯河原幕山〜南郷山

2016年12月11日 | 神奈川県の山
週末にハイキングではとってもメジャーな湯河原幕山に行ってきました。

湯河原幕山は大学山岳部に入部した時に初めてクライミングに連れて行ってもらった記念すべき岩場。
その後何度も通ったけど、肩を脱臼してからはとんとご無沙汰。

しかし、ここは岩登りだけではなく、ハイキングとしてもかなりメジャーな場所なのだ。
今回は幕山を登って南郷山まで縦走してゆとろ嵯峨沢の湯まで歩く行程です。

都内から湘南新宿ラインで湯河原駅まで約2時間。
湯河原駅から箱根登山バスで幕山公園へ。




ここは梅林で有名で、1月〜2月の見頃の時期を迎えると激混みします。

幕山の下部は岩場になっていて、多くのクライマーで賑わっている。




学生の頃はこんなに混んでなかったと思うけど、オリンピックの種目にもなったしクライミングブームはまだまだ続きそう。

しばらく登ると海が見えてきた。


いい天気!

てくてく歩いて幕山山頂到着。


山頂は原っぱになっていて、たくさんのハイカーで賑わっている。
山頂からの眺めも絶景なり。


少し休憩して南郷山へと向かう。

南郷山への途中にある自艦水という池。


源頼朝公が石橋山の合戦に敗れて山中を彷徨っていた際にこの池に行き着き、自害しようと思っていたけど、この池に映ったやつれた自分の顔を見て、心機一転勇気を奮い起こしたという、なんというかパワースポット的な池らしい。

自艦水を過ぎて少し行くと南郷山山頂に到着。


ここからの景色も絶景です。


写真だとわかりにくいけど、湘南の海岸から鎌倉までがよく見える。

真鶴半島を一望。


南郷山からは温泉まで一気に下山。

ゴルフ場の脇を通り


鍛冶屋バス停到着。


ここから温泉までは15分ほど。

幕山〜南郷山ルートは手軽にハイキングが楽しめるなかなかの好ルートです。

雲取山登山

2016年12月04日 | 東京都の山
2016年も残すところあと1ヶ月となり、この1年を総括するため職場の仲間と雲取山に行ってきました。

今回の目的は山での忘年会、そしてたらふく酒を飲む!
ということで、宴会部長として酒と食材の用意を一任されました。
登る前から酒のことで頭がいっぱいです。

雲取山登山の定番ルート、鴨沢登山口からスタート。
町営駐車場はトイレの整備中で半分くらいが使えず満車状態。

やむを得ず道の脇に駐車させていただく。

準備をして9:00スタート。
今回は山小屋泊なのでテントもシュラフもなく防寒具も最低限。
だけど、大量の酒と食材のおかげでザックが肩に食い込む。。
奥多摩小屋まで頑張ります!


みんなでワイワイ話しながら歩いて


七ツ石小屋到着。


おやっ?


なんか見たことあるものが置いてあると思ったら、山梨県が進めている標柱設置事業の古い標柱だった。
この3つの山は標柱の設置が完了しているみたい。

七ツ石小屋の前からの景色は絶景。


空の青さと白い富士山のコントラストが素晴らしい。

七ツ石小屋で少し休憩して出発。
稜線に出ると視界が開けてステキな登山道が続く。




緩やかな登りを越えていくと、今日の宿泊地奥多摩小屋に到着した。


とりあえず宿泊の手続きをしてから山頂に向けて出発。

奥多摩小屋から山頂までは1時間ちょっと。
山梨県側の標柱は新しく交換されていました。


しかし、東京都側の標柱はさらに立派な標柱が、というかこれはモニュメントか!?


一応埼玉県も県境なので、後ろに申し訳程度に"埼玉県"の刻印もされてました。

これがメトロポリスの力か。

山頂でみんなで記念撮影。


みんないい顔してるなー。
このあとコーヒーを飲みながら少し休憩。


天気が良すぎて最高です。


このあとサクッと奥多摩小屋まで下山して宴会準備。

本日のラインナップです。


500缶×12
ボジョレー×2
日本酒750mℓ
梅酒1ℓ

さすがにこれだけあれば足りるだろう。

ボジョレーを手に満面の笑み。


小屋の管理人も思わず苦笑い。

ということで宴会開始。
まずはビールで乾杯。




ぷは〜、最高です。

飲むのに夢中で途中のつまみやら鍋の写真は撮り忘れてしまった。

途中から新たに2人のお客さんが泊まるということで一緒に宴会。

さらには、小屋の管理人さんまで加わって宴会は続きました。


そして、後半の記憶はあまりない。。

気付いたらいつの間にか寝てたみたいで、朝5時半。

みんなを起こして昨日のキムチ鍋の残りにうどんを投入して朝ごはん。

このあと日の出を見に小屋の直ぐ近くの斜面へ登る。
そして日の出…




素晴らしい眺望。

さらに朝陽を浴びた富士山。


パノラマ写真。


なんか額縁の絵のような景色。
贅沢な時間を堪能する。

しばらく景色を楽しみ下山開始。

このあと小屋で荷物をピックアップして下山しました。

天気も良く、美味しいお酒も飲んで、日頃のストレスを発散するには最高の週末となりました。

奥多摩小屋は事前情報だと、小屋が古くて管理人も無愛想という書き込みがあったけどそんなこともなく楽しく快適に過ごせました。

確かに古いけど、土間では薪ストーブを焚いてくれるし、そこで調理もできるし、テーブルもあるし、泊まる人も少ないしで個人的には満足度はかなり高めです。

夕方から来た2人のお客さんも雲取山荘が混んでいたので下りてきたと話していたので、穴場の小屋なのかもしれない。

ちなみに、来年は2017年、雲取山の標高も2017m。
元旦は激混みが予想されます。