人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

西丹沢 小川谷廊下

2010年06月26日 | 丹沢・奥秩父・奥多摩の沢
今年2度目の沢登りは西丹沢の小川谷にKさんと行ってきました。
これまで丹沢には何度も来ているけど、実は西丹沢は初めてなんです。

朝7時に道の駅山北で待ち合わせの予定だったが、途中のコンビニに立ち寄ったら偶然Kさんに遭遇!
Kさんはバイクだったのでそこのコンビニの陰においてここで合流。
今日は何かありそうです。

丹沢湖を過ぎて穴の平橋を越えたところの駐車スペースに駐車。
着いたとたん雨がぽつぽつと降ってきた。いきなりテンション↓。

出合までは穴の平橋の脇から踏み跡を下っていく。
途中釣り師のおじさんに会う。
あいさつをしたところ、7人くらいのパーティーと2人組のパーティーがさっき下りて行ったよ、と教えてくれた。

出合に降り立ち出発準備。
出発してすぐの滝(F1)は問題なし。

次のF2のところで7人組のパーティーが登り終えて、2人組のパーティーが登っているところだった。
(写真奥の滝がF2)


この滝は二条の滝になっていて、右からも左からも行ける。
2人組パーティーをしばらく眺めていたがなかなか登れそうな気配がないため、自分がリードで行ってみることに。

ちょっと登ったところで足を滑らせ落ちる。
その瞬間「バキッッッッ!!」という音とともに左肩に強烈な違和感が…。
やってしまいました、亜脱臼です。

昨年の10月に脱臼してからリハビリに励みようやく調子がでてきたところなのに~。
とりあえず外れた左肩を修復するためKさんに肩をひっぱってもらった。
こうすると肩がはまるんです。
いや~、今日は何かあると思っていたらまさかの亜脱臼(泣)
一度脱臼するとくせになるっと言うけど本当なんですね。

なんとか肩を元に戻したものの、今日はほとんど戦力になりません。
痛みはないものの、再度外れる危険性があるため滝のリードはすべてKさんにおまかせすることにした。
す、すいません。。。

その後はKさんリードのもとサクサク進んでいけました。
2人組はF2で追い越し、ガイド山行っぽい7人組も次の滝で追い越した。

西丹沢は表丹沢と違って水量が豊富。
こんな滝がけっこう出てきます。


これは通称ツルツルの大岩。

傾斜はないものの直登したら全く歯が立たなかった。
左の奥に残地ロープが垂れていてそれを使ってクリアー。

その後もツッパリムーブを使ったり、


ヘツッたりしながら登っていきます。


これは最後のF13の滝だったかな?
ここで登っているときにまたまた肩が外れ、滝の途中で肩を入れるという荒業をやってしまいました(汗)
もうどうしょうもない!


そしてこれが最後の壊れた堰堤。

空襲で爆撃されたのでは?と思わせるような壊れっぷりでした。


この堰堤を過ぎたところで終了。
あとは登山道を1時間ほどで駐車場に戻ってくることができた。

ちなみに車に乗ったところで雨が本降りに。
ガイドパーティーと2人組は無事だったんだろうか…

帰国しました

2010年06月14日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
成田空港に到着しました。


隣りの席に座ってるアラブ人っぽい人が臭いしヘッドホンからの音漏れもひどくて全く寝られなかった。。。

まぁとりあえず無事に到着したのでよかったよかった。

それにしても日本は不快指数100!
ねっとりじっとり最悪だね~。

そして明日から職場復帰!
社会復帰できるか不安です。

あぁ、また休みたい。。。

ベルリン~成田(10日目)

2010年06月13日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
とうとうこの日がやってきてしまった。
長かった旅も今日が最後。
12時半の便で東京に飛び立ちます。
もう日本のことなんかすっかり忘れてましたよ。

さてさてというわけでまずは朝食から。
毎度のことながら朝はパンです。

げんちゃんの話によると、たまにご飯を炊いて食べてるのだとか。
でもサンドラちゃんはパン食なので、基本的には朝、昼、夕とパンを食べることが多いようです。
自分だったら絶対耐えられません。

最後にみんなで記念撮影。

自分の着ているTシャツが話題のアンぺルマンTシャツです。


アレキサンダープラッツ駅前から空港行きのバスで。

そしてこのバスの中で大事件が。。。
なんとげんちゃんが大あくびをしたときにあごがはずれてしまったのだ。

バスを降りて空港の救急室に行ったが病院に行かないと元に戻せないという。
感動の別れのはずが突然の別れになってしまった。
すぐに病院に行ったほうがいいので逆に自分がげんちゃんを見送ることに(笑)
お大事に~。

そしてここはベルリン・テーゲル空港。
この空港はヨーロッパ国内の国際線はあるものの、遠距離の国際線に乗る場合はフランクフルトかミュンヘンに行かなければならない。

首都なのにけっこう不便なのである。

チェックインカウンターでチェックインを済ませる。


そしてミュンヘン空港にワープ。

ここでげんちゃんから電話が。
どうやら病院であごを入れてもらいい今包帯を巻いているという。
とりあえず治ってよかったよかった。

そして成田空港へと飛び立った。

ベルリン観光(9日目)

2010年06月12日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日はげんちゃんカップルとベルリン観光。
しかしそれにしても寒い!
こっちにきてからずっと天気が良くて暑かったのに、今日はちょっとくもっただけでこの肌寒さ。
日本と違って乾燥しているからなのかな。

観光のスタート地点はアレキサンダープラッツ駅から。
正面の建物はデパートで、日本でいう伊勢丹みたいなところです。


これはテレビ塔。
これまでテレビ塔には登り続けてきたけど今回は時間の関係でパス。

ちなみにこのテレビ塔を模した香水が売っていてけっこう人気だそうです。

これは市庁舎の前でのツーショット。


なんか公園でデモをしていました。
ちょっと日比谷公園っぽいところです。


このギリシャ風の建物は旧博物館、だったと思います。


そしてここはげんちゃんが通うフンボルト大学。

ただ彼が通っている医学部はここではなく別の場所にあるのだとか。
一応記念撮影。

ブランデンブルク門に到着。
ここは観光客がいっぱいいました。


門をくぐってすぐ右手にある国会議事堂。
建物は日本の国会議事堂に似てるよね。


てくてくと歩いて昨日到着したベルリン中央駅へ。
一国の首都の駅だというのに意外にも周りは閑散としていました。
やっぱり東京は巨大都市だということを改めて感じました。

ちなみにげんちゃんが通う大学病院はこの駅のすぐ近くにあります。

けっこう歩いたのでカフェで休憩。
アイスコーヒーを注文したら↓が出てきました。

ブラックの超苦いコーヒーと炭酸水です。
確かにアイス(氷)とコーヒーは入ってるけど…。
ウィーンのアイスコーヒーはパフェだったのに対して、ベルリンのアイスコーヒーは原液?なのか。
まったく日本の感覚で注文してはいけませんね。

そのあと今度は市内バスに乗って観光。
ベルリン市内のバスは2階建てが走っていて普通の切符で乗ることができます。
ちなみに今回はサンドラちゃんがバスの定期券を持っていて、それがあるともう一人まで乗ることができるんだとか。
仕組みがよくわからないけど、とにかく公共の乗り物が安い!

なんだか「はとバス」みたい。

やっぱり2階の一番前の席は人気の場所で、席の取り合いになります。
子どもとのイス取り合戦を制し一番前の席をゲッツ!



そしてはとバスで向かった先はカイザー・ヴィルヘルム教会。

ここは戦時中に空襲を受けて破壊されたものをそのまま残している。
原爆ドームと同じように戦争の悲惨さを伝えているのだとか。

帰りのバスの中からみた光景。
自転車をこぎながら飲めるという画期的なバーです。

運動もできちゃってビールも飲めるなんて、カロリーを気にせずに飲めてしまう!
さすがビール大国。発想が違いますね。

そして今日の夜はチューリンゲン料理が楽しめるというレストラン。
わざわざ自分のために予約をしておいてくれました。


これはシュバイネハクセ。豚肉のローストです。

よくアニメの原始時代に出てくる肉の丸焼きみたい(笑)


そしてここではげんちゃんの友人2人が合流。
1人は医学部生ではないんだけどドイツで弁護士をしているロシア出身のイワンさん。
もう一人はもう卒業しているんだけど医学の研究をしているというトーマッシュ君。

一番左がイワンさんでそのとなりがトーマッシュ君。

どちらも日本への留学経験があるということでげんちゃんと仲良くなったらしい。
しかし、どちらも超優秀ですなぁ。
日本語もそれなりに喋れます。

ちなみにトーマッシュ君は途中から店にきたんですが、アジダスの3本線ジャージを着て登場。
ベルリンっ子にしてはなかなかだいたんな服装でした(笑)

そして食事の後はみんなでスポーツバーに。
今日はワールドカップのイングランド対アメリカ戦という兄弟対決。

ドイツ人はどちらを応援するのか見ていたら、わりとイングランドを応援していたのかな。

結果は兄弟仲良くドロー。でも得点シーンはけっこう盛り上がってました。
ていうかどっちが点取ったときもみんな騒いでたなぁ。

これは帰りの電車の中での一枚。
ワールドカップ中だからなのか、町中でやたらと国旗を配ってました。


そしてげんちゃんちに戻って就寝。

充実した一日だった~。

プラハ~ベルリン(8日目)

2010年06月11日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
さあ、今日はいよいよ最終目的地ベルリンへ行く日になってしまいました。

列車は12時なので昨日行けなかったところをふらついてみることに。

まずは地下鉄に乗車。
この地下鉄めちゃめちゃ奥深くにあります。


そして向かった先は、
じゃーん。もちろんTV塔です。


しかもよく見るとはいはいしている赤ちゃんが(笑)
個人的にはおもしろいんだけどプラハ市民からは白い目で見られているのだとか。


朝一の平日なので貸し切り状態。


そして上からの眺め。


うひょ~、高いところからの景色は何度見てもすばらしいですな~


そのあと市内をぷらぷらしていざ駅へ。


ベルリン行の列車は、到着のときとは別のプラハ・ホレショヴィツェ駅から出る。
路面電車に揺られながら10分ほどで到着。

ちなみに路面電車の中で初めて切符の抜き打ちチェックに逢いました。
覆面調査員みたいな人が身分証明書を見せて「キップミセロ」と言ってきました。
私はもちろん乗車券を持っていましたが、1人つかまってその場で罰金を払ってました。

ここまでドイツ、オーストリア、チェコときたけど、ヨーロッパの列車って基本的には性善説をとってるんですよね。
つまり無賃乗車なんてするわけない、っていう前提にたってるんですよ。(違うかもしれないけど…)
だから改札がない。

日本は性悪説にたってるからどこに行っても自動改札機なんかがある(地方に行けば無人駅はたくさんあるけど)。

まぁどっちがいいのか一概には言えないけどね。
でも間違いなく言えるのは、日本の公共交通機関は値段が高いってこと。
こっちは東京の半分くらいだもんね。


駅中にバーがあったので軽く一杯。
これでチェコビールとはお別れだ。

バーのテレビではワールドカップの開会式をやっていた。
そうか~、もう始まったんですね。
岡田ジャパンに期待!


10分前になったのでホームに移動。
しかし、出発時間を過ぎても電車が来ない。
まさかの遅延!?
と思っていたら案の定、1時間ほど遅れているとうことだ。
英語での放送だったので何とかわかったが、遅れた原因までは聞き取れなかった。


1時間ほどしてようやく列車が到着。

今日も1等車に乗車。
そしてお昼はもちろん食堂車で!


注文したのは“今日のおすすめ”みたいなセットメニュー。

チキンとマカロニがついていてめちゃうま。
いや~、ヨーロッパの鉄道最高ですわ。

車窓を見ながら飯食ってビール飲んで言うことなし!

このころは完全に仕事のことを忘れてました。


そしてベルリン到着~。
ここはこれまで巡ってきた駅の中で一番近代的だった。

駅ではげんちゃんとげんちゃんの彼女(サンドラちゃん)のお出迎え。
さっそくげんちゃんの住まいに移動。

再開を祝ってかんぱーい。
げんちゃんに会うのは1年半ぶりかな。

昨年からドイツに行くと言っていてようやく再開を果たしました。
いや~それにしても全然変わってなくてうれしかったです。
しかも異国の地での再開だったのでうれしさもひとしおですな。

サンドラちゃんがドイツ料理を作ってくれました。
料理はもちろんドイツソーセージ&ジャーマンポテト!!

これでもかってくらい太いソーセージが出てきました。
う、うまかったです。。。(笑)

ベルリンはミュンヘンやウィーンよりさらに北にあるため日没も10時半くらい。
まだまだ明るいのでベルリンの壁に行くことに。

ベルリンの壁を見るのはもちろん初めてなんだけど、なんか意外と低かったなぁ。
脚立があればすぐに乗り越えられそうだけど、まぁそんなことしたら旧東ドイツ兵に撃ち殺されたでしょう。

高さはこんな感じです。

歴史の解説書によるとベルリンの壁は1夜にして築かれたって書いてあったけど、どうみても無理っしょ?


この横断歩道の信号機の中。ちょっと見えずらいんだけど帽子をかぶった男の子が光ってます。
これはアンペルマンといって旧東ドイツの信号機にしかないんです。

最近このキャラクターが人気でアンぺルマンショップなるものもできているのです。
自分もそこでたくさんおみやげを買いました。

ベルリンの壁を見た後はまだ飲み足りないのでバーにGo!

もう完全にただの酔っ払いです(笑)

ほろ酔い気分で帰宅し、今日はぐっすり寝ることができた。
やっぱり日本語で話せると緊張感から解放されるね。

プラハ観光(7日目)

2010年06月10日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日はプラハ観光。

まずは昨日行かなかったプラハ城へ。

プラハ城は高台にあって、新登城道と旧登城道の二つの行き方がある。
私は旧登城道から登って新登城道から下りることにした。

旧登城道を登っていくと


眼下にプラハの町並みが見えてきます。


登りきったところで1枚。


なんとここで昨日出会ったザックさんに遭遇。これからプラハ城を見学するというので一緒に行くことにした。
ラッキー☆

この東側の裏口から入場します。


まだ朝早いためかあまり人はいません


内部は町のようになっていてとっても広い。
ザルツブルクのホーエンザルツブルク城も広かったけど、プラハ城はそれをさらに上回るスケールだ!


プラハ城の中で黄金小路と呼ばれる場所に一番行きたかったが、行ってみると工事中で残念ながら入れなかった
黄金小路には小さな家がたくさんあって、その中に有名な作家フランツ・カフカの家があったのだ。
これを見たかったのにかなり残念。。。


ここはちょっと中国っぽい建物の聖イジー教会。
プラハ城の中では最古の教会らしい。
中ではコンサートなども催されるらしく、入口には案内のチラシなども置いてあった。


そして中はこんな感じ。



さらに奥に進んでいくと正面に巨大な聖堂が見えてくる。
ここが聖ヴィート大聖堂だ。

写真だとちょっとわかりにくいんだけどとにかくでかいです。

中に入ろうと思ったら長蛇の列が。
中が混雑しないように入場制限をかけているらしい。

並んでいるときに屋根におもしろい彫刻が。
なにやら悪魔のような生き物が口をあけています。

ザックさんの解説によると雨が降ると水が雨樋を通って、最後にあの口から落ちてくるのだという。
なかなかの芸術作品だ。


けっこう並んでいた割には15分ほどで入場できた。
中はこんな感じ。めちゃ広い。そして天井高し!


ステンドグラスもきれい。


これは17世紀のプラハの木彫りの地図、だそうです。


これはなんと巨大なオルガン!
いったいどんな音が出るのか聞いてみたい。

ちなみにザックさんと一緒に旅をしている先生は普段地元の教会でオルガンを弾いているのだとか。
こんなオルガン一度でいいから弾いてみたい!としきりに写真をとっていました。

外に出て正面の入口へ。
新登城道側の正面入口から入ってすぐにある建物は大統領府です。

チェコの国旗がはためいているときは大統領がいるらしい。
今日は国旗があったので大統領がいたのかな。

この人は衛兵。
みんなめちゃめちゃ接近して写真を撮ってるんだけど微動だにしません。


こんな感じで衛兵の周りには人がいっぱい。
しかし絶対に表情は変わりません。こんな集中力が仕事でも欲しい(笑)


ザックさんとはここでお別れ。
日本にきたときにまた会いましょう。

プラハ城を後にして次に向かったのがペトシーン公園。
この公園は丘になっていて下からケーブルカーが運行している。
このケーブルカーも共通チケットで乗ることができる。


そして公園内には展望台が。
もちろん登ります。


展望台からの眺め。プラハ城がよく見えます。


こっちは市街方面。色も統一されていてほんときれいですなぁ。



下りてきたところで昼食。
ケーブルカー駅の前にあった食堂へ。


注文したのはチェコビールとチェコ料理のチーズフライ。

フライの中はとろけるチーズが大量に入っていて、タルタルソースと一緒に食べるとまさにまいう~。

おなかが満たされたところでおみやげを物色しに中心部の市場へ。

チェコは物価が安いしおもしろいおみやげがたくさん売っているので、ここでいつもお世話になっている人たちに大量に買い出しした。


夕方からはマリオネット観賞。
国立マリオネット劇場で観賞します。なんとここは国立なんですヨ!

演目はモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」。
ほとんどの上演がドン・ジョバンニだそうです。

会場では日本語解説付きのパンフレットが売っていたので購入。
でもいまいち内容はよくわからなかった。

こんな感じなんだけど、人形がけっこう気持ち悪かった。

でもなかなかおもしろいですよ~。
プラハに行ったら一度は見るべきです。

そして夕食。
今日の夜もサラダです。なんか胃がもたれていて肉料理を食べる気がしないのです。


でもビールだけは飲みます(笑)


夜のプラハ市街。

いや~、もうほんときれいっすね。

プラハ最高×2!!

ウィーン~プラハ(6日目)

2010年06月09日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日はウィーンからプラハに向かいます。
プラハ行の列車は到着した時のウィーン西駅よりちょっと南にあるウィーンマイドリング駅から出る。

ホテルから地下鉄に乗って駅に到着。ホームで列車を待つ。


今日の楽しみは何といっても車内食堂!
日本の列車だと寝台列車くらいしか需要がないのでほとんど利用する機会がない。
ヨーロッパは国際長距離列車が多いため車内食堂が充実しているのだ。

ただ車内食堂に行くのに荷物をどうしようか迷う。
けっこうお土産を買ってしまっていたので食堂まで持って行くのもたいへん。
かといって置いておくのも不安。

とどうしようか迷っていたら隣の席の外国人に
「食堂行ッテクルノデ荷物見テイテモラエマセンカ?」
と日本語で話しかけられた。
あまりにびっくりしてキョトンとしているとそのまま食堂車に行ってしまった。

戻ってきてお礼を言われたのでユーアーウェルカムと負けずに英語で回答(笑)
話を聞くと学生の時に大阪外語大に留学していてその時に日本語を勉強したのだという。
今回の旅行は高校のときの先生との旅だとのこと。
先生は退職したものの、奥さんがすでに亡くなってしまったためザックさん(話しかけてきた人)を誘って旅にきたのだという。

それにしても流暢な日本語だ。
ザックさんは今でも日本語の勉強をしていて、今年の10月から浜松市内の語学学校で働くことになっているそうである。
本も持ってきていて、何を読んでいるのか聞いたところ夏目漱石の「坊ちゃん」だとか。
し、渋すぎる!

ということで荷物を見てもらえることになったので、さっそく食堂へ。
めちゃめちゃきれいです。


もちろんはじめはビール。
ここの列車ではチェコビールが出てきました。


注文したのはチキンソテー。

一口食べて、うまー。
車内食堂の料理とはいえ完成度は高いぞ。
もうほんと幸せすぎます。


その後席に戻ってプラハまでの2時間、ザックさんとおしゃべり。
あっという間にチェコのプラハ本駅に到着した。

ザックさんとはここでお別れ。
ザックさんたちも明日はプラハを観光して明後日ポーランドに行くということであった。

外から見たプラハ本駅。

ドイツ語も分からなかったけど、チェコ語はもっとわからない!
英語と似ているところが全くないので解読不能。ちなみに看板は「プラハ本駅」と書いてあるそうです。

荷物が多いのでまずはホテルへ直行。
プラハもウィーンと同じく路面電車や地下鉄がとても発達している。
路線図も番号や色が振ってあってわかりやすい。
ホテルまで迷うことなく行くことができた。

荷物を置いてさっそく街へ。

旅行ガイドブックの解説にそって“王の道”を歩いてみることに。
この道は14世紀プラハが神聖ローマ帝国の首都だったときに歴代の王が戴冠パレードで通った道なのだそうだ。
最後は有名なカレル橋を通ってプラハ城に続いている。

まずはスタート地点の火薬塔。


道の両サイドにはこんなおみやげ屋がたくさん。


ここは旧市庁舎。


旧市庁舎の脇には天文時計があって、正午になると仕掛けが動くらしい。
見に行ったときは夕方4時くらいだったけどたくさん人がいました。


マリオネットを売っている店。

プラハはマリオネットが盛ん。こういう店がいたるところにあるんです。
今日の夜マリオネット観賞に行ってきます。

カレル橋手前の旧市街橋塔。


この塔を抜けるとカレル橋。
人がたくさん。遠くにプラハ城が見えます。


こんな感じでストリートパフォーマーもたくさん。


橋の両脇には30体の聖人像があってそれぞれ名前が付いています。
ちなみに写真の像は日本でも馴染みのあるフランシスコ・ザビエル像です。


そしてヴルタヴァ川。


プラハ城の見学は明日にとっておいてきた道を戻る。
プラハの町並みは町自体が世界遺産といったようなところで歩いているだけで楽しくなる。

町のあちこちでコンサートやマリオネット劇のチラシを配っていて値段も手頃。
カレル橋近くの教会でコンサートをしているというのでさっそくチケットを購入してみた。
これがその教会。


中はこんな感じ。


写真を撮っていいのかわからなかったけど1枚パシャリ。

1時間ほどのミニコンサートだったけど、教会の雰囲気と教会内に響きわたる音響がマッチしていてなかなかよかったです。

コンサートが終わったところで夕食。
街中の大衆食堂っぽいところへ。

メニューは全く読めなかったので店のおっちゃんにとりあえずサラダをくれと英語で頼んだら通じた。
そして出てきたのは↓

サラダという割にはごはんもついていてこれだけで腹いっぱいになった。

ちなみにチェコはビールがミネラルウォーターよりも安い!
写真のビールも30チェココルナ(1コルナ≒5円)、約150円くらい。
しかもうまいのでどんどん飲んじゃいます。

今日は3杯ほど飲んでホテルに帰った。

プラハ最高!

ウィーン観光(5日目)

2010年06月08日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
朝から快晴!
張りきって観光してきます。

ウィーンはトラムが発達していて、そこに沿うように観光地が点在しています。
今日はモデルコースに沿って観光していきます。

出発地点は国立オペラ座から。

当初はここでオペラを見ようと思ってたんだけど、マナーとしてジャケットかスーツ着用じゃないとだめらしい。
持ってくるのがめんどくさいので今回はあきらめました。
ちなみに立ち見席はラフな格好でいいんだけど、当日券の上1時間以上前から待ってないとチケットが買えないので忍耐力が必要です。

ここは新王宮。あの有名なハプスブルク家が住居としてきた王宮です。


こっちが旧王宮。敷地の中に新旧2つの王宮があります。

中も見学したかったんだけど、してると1日終わっちゃいそうなので外からみて終了。

フォルクス庭園の方から見た新王宮。オイゲン公騎馬像が立ってます。いったい誰なんでしょう(笑)
ちなみに庭園はめちゃくちゃ広いっす。


ここはミヒャエル広場の前の通り。町自体が芸術作品です。


そしてこのパルテノン神殿風の建物が国会議事堂です。
前に立ってる銅像は全知全能の神ゼウスでしょうか?(たぶん違う)

ここでも社会科見学にきた子供たちがたくさんいましたね。
日本と同じだな~。

この後バスで中心部に移動。
ここはウィーンのシンボル、シュテファン寺院です。

でかすぎて写真に収まりきらない!

中はこんな感じ。写真だとよくわからないけど奥行きは100mもあります。


そして左右にそびえる塔は上まで上がることができるんです。

南塔を選択しいざてっぺんへ。北塔はエレベーターがあるんだけど、南塔は自力で登らなければならない。
でも南塔の方が高いからこちらにしました。
上からの景色は絶景!

一通り見どころを回ったところで昼食に。
中心部は観光客向けのおしゃれな店が多いので、あえて中心部を外れて市場に行くことにした。

ここの市場はナッシュマルクトといって、野菜や魚、肉、果物までなんでも揃います。
飲食店も多く日本料理の店もありました。


おもしろい形をしたジョッキの店があったのでそこに入ることに。


今日のおすすめなる料理を注文。
ドイツ語は読めなかったが、どうやらマッシュルームのシチューだった。
もちろんまいう~


腹が満たされたところで次なる目的地シェーンブルン宮殿へ。
この宮殿は広大な敷地の中に動物園や宮殿が点在している。


宮殿の入口から小高い丘の上にあるグロリエッテまでひたすら歩く。
なかなかたどりつかないので途中疲れてしまい木陰のベンチで30分ほど昼寝をしてしまった。


ようやく到着。
グロリエッテからは町が一望できます。

今日の観光はここで終了。

歩き疲れてのども渇いたのでカフェで休憩。
アイスコーヒーを注文したら↓が出てきた。

そうなんです。ウィーンにはそもそもアイスコーヒーというものはなく、アイスコーヒー=コーヒーパフェなんだそうです。
いや~もうこの暑い中でのパフェはうますぎです!
しかしヨーロッパ入ってから血糖値上がりまくりだな(笑)


いったんホテルに戻って今日のメインイベント、オペレッタ観賞へ。
最初にも書いたけど、国立オペラ劇場は敷居が高すぎるためこちらのフォルクスオーパーを予約したんです。
こちらは普段着でも観賞できるまさに大衆のオペラ劇場です。
ちなみにフォルクスとは大衆という意味だそうで、フォルクスオーパー=大衆のオペラという意味になります。
参考にフォルクスワーゲンはいわゆる大衆車になります。

ここがフォルクスオーパーの劇場。


ネットでちゃんと予約できているか不安だったけどちゃんととれていました。


内部はこんな感じ。私の席は前から15列目の70€の席。


演目は「天国と地獄」。
運動会でも聞いたことのある有名な曲で、事前にストーリーも調べていったので言葉はわからなくてもそれなりに楽しめました。
しかし、平日なのに満員。
毎日公演をやっているとは、ウィーン市民は本当にオペラ好きなんですなぁ。
さすがフォルクスのオーパー(大衆のオペラ)!

ザルツブルク~ウィーン(4日目)

2010年06月07日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日は午前中ザルツブルクを観光して午後からウィーンに向かいます。

これまでずっと天気が良かったのに、今日はあいにくの曇り。
でも雨は朝方に止んだみたいで傘は必要なさそうだ。

ホテルでチェックアウトを済ませ、昨日遠くから眺めていたホーエンザルツブルク城へ。
お城には下からケーブルカーが運行されていて上まで簡単に行けてしまいます。
山だとめったに使わないけど、こういうときは迷わず利用!

お城の中はかなーり広いです。


ちょっとした街みたいになっていて、かつてはたくさんの人たちがここに住んでいたのだとか。


城の内部はこんな感じで人ひとりが通れるような通路が入り組んでいます。


城のてっぺんから見たザルツブルク市内。
全部見渡せます。さすが要塞として活躍していただけのことはある。


帰りもケーブルカーでと思っていたら道に迷ってしまった。
ケーブルカーに乗るにはけっこう登り返さないといけないみたいなのでそのまま下りていくことに。

下りていく途中から見たお城。ちょっとラピュタっぽいね。


街に戻る途中にあったサンクト・ペーター教会。

確か、最後にマリアたちがナチスに追われて隠れた墓、だったと思います。

ここは大聖堂。実物はかなりでかいです。
モーツァルトはここで洗礼を受けたのだとか。


そしてここがモーツァルトの生家。一つだけ色が黄色なのですぐわかります。

中は4階建ての構造で、モーツァルトにまつわる展示物やショップが入っている。
曲は好きだけど人物についてはあまり興味がないのですぐに退出。
クラシック好きの人からするとすごいもったいないことをしているんだろうな。

昨日に引き続きランチはカフェで。
郷に入れば郷に従うのです(←ちょっと違う?)

注文したのはオーストリアでは定番中の定番“ザッハートルテ”
要はチョコレートケーキのこと(笑)

しかし、侮るなかれ。不二家のケーキとは違って濃厚かつ重厚な味わいです。
その分水を3杯もお代わりしてしまいました。

その後ザルツブルク中央駅に移動し、ウィーン行きの列車を待ちます。


マリアも一緒に列車を待っています(笑)


そしてあっという間にウィーンへ。
ウィーン中央駅は改修中ということでウィーン西駅に到着です。


今日泊まるホテルは歩いて行ける距離ではないのでトラム(路面電車)で移動します。


ちなみにウィーンでは24,48,72hとそれぞれの有効時間で公共交通機関が乗り放題になるフリーパスチケットが販売されている。
有効時間内ならトラム、地下鉄、バス、近郊列車に乗り放題で超お得です。

さっそく48時間フリーパスチケットをゲッツ!


ホテルまではウィーン西駅から15分ほど。
あらかじめgoogleで場所を調べていたのですんなりわかった。
便利な世の中です。

ホテルに荷物を置いていざ出発!
中心部の観光は明日に回して今日はちょっと郊外に行くことに。

地下鉄に乗車。ウィーンは地下鉄が発達していて山手線並みに運行しています。


地下鉄が地上に上がったところで見えた怪しい建物。
後で調べたところ、ごみ焼却場だったみたい。さすが芸術の都ウィーン。


そして着いたところが、国連都市!

といっても別にここが目的で来たわけではありません(笑)

目的地はこの素敵な公園を突っ切って。


きました、ドナウタワー。


ここからはウィーンの街が一望できるんです。

展望台では社会科見学に来たっぽい小学生たちが大騒ぎ。
静かに街を見たかったけどあまりに騒がしいので10分ほどで戻りました。


今日の夜はホイリゲと呼ばれる酒場へ。
ここは主に今年できた新しいワインが飲める居酒屋なのです。

アコーディオンやバイオリンなどの生演奏も入って雰囲気は超最高!

オーストリア名物のヴィナーシュニッツェルと炭酸入りのワイン、ゲシュプリツターを注文。

ヴィナーシュニッツェルは生姜焼きととんかつの中間のような食べ物でうまー。
ワインはあまり飲めないんだけど、このゲシュプリツターはとても飲みやすくて3杯も飲んでしまった。

演奏を聴きながら2時間ほど滞在。
ごちそうさまでした~。

ザルツブルク観光(3日目)

2010年06月06日 | ドイツ・オーストリア・チェコ旅行
今日はザルツブルクとザルツブルク郊外のザルツカンマーグート地方を観光します!

まずは優雅なbreakfastで腹ごしらえ。ホットビュッフェで種類も豊富。
ネットで予約した安ホテルでしたが、内装、サービスともに◎でした。


今回ザルツブルク観光の1番の目的はサウンドオブミュージックの舞台を巡ること。
そう、何を隠そう私はサウンドオブミュージックの大ファンなのだ!
中学校の音楽の授業でこの映画を見たのがきっかけなんです。
そしてサウンドオブミュージックはここザルツブルクが舞台なのだ。
ついに念願成就!!

といっても映画自体はアメリカが制作したもので、オーストリア人にはあまり馴染みはないのだとか。
だってセリフも英語なんだもん。。

ちなみにこの後の日記は映画を見ていないと全くちんぷんかんぷんだと思います(笑)


ザルツブルクではサウンドオブミュージックの舞台を巡るツアーがいくつか出ていて私もそれに参加。
参加したツアーは日本人ガイドによる午前が市内、午後が郊外を巡るという1日がかりのツアー。
集合場所の前にはこんな牛の模型が飾ってありました。


午前中のツアーはなんと私1人だけ。1人に1人のガイドとはなんともぜいたくです。
でもガイドの説明が2倍速くらいの早口で、日本語なのに半分くらいしか理解できなかった(笑)

まずはトラップファミリー邸へ。


すぐ近くにある「もうすぐ17歳」を歌った名シーンのガラスの家。

行くとわかるんだけどすごい辺鄙なところに置いてあります。
いろいろと理由があってここに引っ越してきたそうです。

ここはヘルンブルン宮殿。だったかな…?


ミラベル宮殿内にあるペガサスの泉。


馬洗い池。ここら辺は映画を見てる人だと名シーンが思い浮かぶはず。

他にもいろいろ見たんだけどひとまずここで午前の部は終了。
午後のツアーまで2時間半ほど時間があったので、自転車を借りてちょっとサイクリング♪

市内から10分くらい走っただけでこんな牧歌的な風景に出会えます。


牧場もあって遠くにはヨーロッパアルプスの山並みが見えます。


市内へ戻る道。ホーエンザルツブルク城がいい目印になるので道には迷わなくて済みました。


小腹がすいたのでカフェでちょっと休憩。
中心部はオープンカフェがいたるところにあって休憩には困らない。


注文したのはメランジェ(泡だてたコーヒー)とシナモン風味のケーキ。
ケーキは甘すぎてちょっと口に合わなかった。


まだちょっと時間があったので崖の上にある近代美術館へ。
ここは高台にあって、崖の下にくりぬいたエレベーターに乗って上に行けるんです。
そして上から見た景色。

美術館自体は工事中で入れなかったけど、展望台があってけっこう人でにぎわっていた。
ここでも映画の撮影が行われたようです。


そして午後の部。
2組の日本人と合流してザルツカンマーグート地方へ。
1組は40歳くらいの夫婦ともう1組は親子連れだった。

まずはザルツカンマーグートの入口にあるザンクト・ギルゲンに。
ここは市庁舎なんだとか。

一度でいいからこんなところで働いてみたい。

すぐ近くの船着き場からヴォルフガング湖を渡ります。


崖の上にホテルが見えるかな?最大ズームでとったけどちょっと見えにくいかも。
シャーフベルクという山で頂上まで蒸気機関車が通ってます。


途中にある断崖絶壁。フリークライミングの対象になっているみたいで、当日も何パーティーか登っていました。
下が湖なのでディープウォーターソロができるかも。


湖畔のホテル。こんなところでずっと滞在していたい!


湖畔を渡りきり車まで歩いて移動。


この辺はスイスのような雰囲気の店がいっぱい。


避暑地ということでほら、ホテルがこ~んなにたくさんあります。

実際イタリアやフランスからの車もちらほらありましたよ。


最後に向かったのはモントゼーという町。
ここはトラップ大佐とマリアが結婚した教会です。

モントゼーからは高速道路で1時間ほど走ってザルツブルクに戻ってきました。
いや~充実した観光だった。


最後の締めはもちろんビアガーデンで!
この教会(修道院?)、中庭がビアガーデンになっているんです。


たくさんの人でにぎわってます。

日曜日ということもあり、座るところがないほど混んでいました。


今日の夕食はトラウト(マス)のグリルとフライドポテト。
トラウトはボリュームがあってかなり食べ応えがあります。

ちなみのここのビアガーデンはセルフサービスになっていて、レジ付近に大量に置いてあるジョッキを自分で持って行ってビールを入れてもらいます。
もちろんサイズは0.5ℓor1ℓのみ!
ドイツもオーストリアも酒を飲む量は変わらんですね。