人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

新穂高温泉〜双六岳〜槍ヶ岳〜上高地縦走

2016年07月31日 | 北アルプス
最近山を登り始めた職場の方から、"槍ヶ岳に登りたい"というお誘いを受け、槍ヶ岳に行くことに。

上高地から往復するのも味気ないので、今回は新穂高温泉からのルートで行ってきました。

新宿からの夜行バスで新穂高温泉に6時半到着。
天気は小雨だけどなんとかなりそう。

てくてく歩いてわさび平小屋。




秩父沢付近では青空が見えてきた。


鏡平山荘到着。


残念ながら鏡池から槍ヶ岳は見えず。。


鏡平山荘から稜線に出ると雨が降り出しやがて本降りに。
双六小屋に着く頃には止んだけど、びしょ濡れになってしまった。

双六小屋キャンプ場は目の前に池がある最高のロケーション。


今回はそれぞれ別のテントを持参し設営。
夕方になると天気も回復してきて明日が期待できそう。


朝起きると天気は回復。
小屋前から日の出を見て双六岳に向かう。


双六岳へと続く登山道。


天国のような稜線。

向かって槍ヶ岳方面。


素晴らしすぎる。
前に沢登りで来たときは、三俣蓮華岳への登りで力尽きて、双六岳は巻き道を使ってしまい登らなかった。
これは登る価値のある山だ。

双六岳山頂到着。




360度の大展望を満喫し双六小屋へと戻る。


天気も良く、キャンプ場からの景色もバッチリ。


朝飯を食べて槍ヶ岳へ向けて出発。

まずは樅沢岳。


鏡平山荘と笠ヶ岳が良く見える。


これから向かう西鎌尾根。


槍ヶ岳は雲の中。

硫黄乗越を過ぎて


硫黄尾根を横に見ると


槍ヶ岳が見えてきた。


かっこいい!

左俣乗越で大休止。


ここから急登を一気に登って槍ヶ岳山荘到着。


テントを張って山頂往復。

山頂からの穂高連峰。


登頂したときはちょうど空いていたのに、続々とツアー客が到着しておしくらまんじゅう状態になってきたのでやむなく下山。

山荘でビールを飲んでまったり。


至福の瞬間でした。
とりあえず無事に計画通りここまで来られて大満足。
明日は下山するのみ。


翌朝も天気は晴れ。
朝焼けを見つつ朝飯を食べる。




槍ヶ岳山荘からは一気に下山して上高地到着。
温泉入って、お互いご褒美ということで、上高地帝国ホテルの伝統カレーで祝杯を挙げる。


結局初日以外は天気も良く最高の山行となりました。

念願の槍ヶ岳にも登頂できて私の評価もうなぎのぼりです(笑)

大山登山

2016年07月21日 | 西日本の山
中国地方最高峰の山、大山に登ってきました。

いろいろあって鳥取県に来ることになり、限られた時間の中で大山登山を実行しました。

米子市内でレンタカーを調達し大山寺の駐車場へ。




なんと20分ちょっとで着いてしまった。
天気は素晴らしい。

すでに17時半なので急いで登り始める。


山頂までは約3km。
一気に行きます。

百名山だけあって登山道はとっても登りやすい。




高山植物なども咲いててキレイ。




ぐんぐん登って6合目にある避難小屋に到着。


ここまでくると景色も開けてくる。
避難小屋前からの景色。




さらに登って8合目通過。


山頂が見えてきた。


樹林帯を抜けて開放感抜群のスカイトレイル




9合目付近からは木道となり


頂上避難小屋到着


山頂は小屋から目と鼻の先

山頂到着


今日は雲海が広がっていてものすごい景色


こちらは最高地点の剣ヶ峰方面


崖崩れのため通行止になっていて、現在はここが山頂ということになっている。

しばし景色を堪能。
まさか登れるとは思わなかったのと、最高の景色に恵まれたのと相まって、ちょっと感慨に浸ってしまいました。

この時点ですでに18時半過ぎ。
日の入り前には下山したいので、10分ほど休憩して下山開始。

雲海に向かって下りていく


帰りは石室方面から下山


それにしても、すごい雲海だ


こんな雲海見たの久しぶり。

壊れかけている石室を通過し


雲海に突入していく。


5合目からは行きとは別の行者登山口に下りることにする。


一気に下って大神山奥宮到着




さすがにこの時間は誰もいなくて、ひっそりと静まり返っていた。

誰もいない神社にヒグラシの鳴き声が重なりすごくいい雰囲気。
こういう雰囲気いいね。

大山寺へと続く下り坂を下って


駐車場に到着した。

駐車場前から見える弓ヶ浜の夜景がすごくキレイだった。


中国地方最高峰の山、大山は素晴らしい山でした。
山頂で一泊して夜景を見たらもっと良かったんだろうなぁ。

(コースタイム)
南光河原駐車場(17:30)〜6合目避難小屋(18:00)〜山頂(18:30)〜南光河原駐車場(19:30)

奥多摩〜丹波山村トレイルラン

2016年07月16日 | 奥多摩周辺トレイルラン
三連休は山岳会のメンバーと新潟に沢登りに行く予定だったけど、天候不良で中止。
それなら奥秩父あたりに転戦するか、という話になったんだけど、金曜日に秩父地方に大雨注意報が出ていたので、結局それも中止に。
連休に荒川の河川敷を走るのも寂しいので、景色は見えなくてもいいから山に行こう、ということで奥多摩に走りに行ってきました。

今回は奥多摩駅〜雲取山〜飛龍山〜のめこい湯のコース。

新宿からホリデー快速おくたま号でなんと乗り換えなしで奥多摩駅へ。
なんて便利なんだ、これなら毎週通えちゃう。

奥多摩駅到着。


奥多摩駅に電車で来たのは12年ぶり!?
なんかすごいことになってる。。




さすが三連休。
ハイカーやトレランの人たちでごった返してた。

準備体操をしてさっそく出発。
まずは六ツ石山を目指します。


少し登るともうガスの中。
景色も何も見えないので黙々と登っていく。

奥多摩は谷川と違ってすごい走りやすい。
登りも緩やかなので走れるところはどんどん走って登っていく。

いつの間にか六ツ石山は過ぎていて鷹ノ巣山到着。


予想はしていたけど何にも見えない。
行動食を食べて出発。

すぐに鷹ノ巣山避難小屋。


奥多摩にもこんな立派な無人小屋があるのかぁ。

鴨沢との分岐点。


雲取山にはこの鴨沢コースから登る人が多い。

七ツ石山を通過し


奥多摩小屋。


ここで少し休憩。
相変わらずガスの中で展望はきかない。

ここから一気に登って雲取山到着。


山頂直下では鹿が出迎えてくれた。


山頂からの展望。


むむ〜、今日は晴れそうにない。

雲取山からは飛龍山方面へ。


雲取山まではそれなりに人がいたのに、一気に誰もいなくなる。

景色のない樹林帯の中を黙々と走り、サヲウラ峠との分岐点。


サヲウラ峠ってなかなか意味深なネーミング。
どんな由来があるんだろう。

ここからも1人も人に会わず、熊倉山を過ぎて


丹波への分岐点。


この時点で14時半。
ここから丹波山のバス停までコースタイムは1時間30分。
最終バスが15:47なので温泉入浴の時間を考えるとかなりギリギリ。

ここから温泉パワーを発揮して丹波山のバス停まで30分で下山。


ここから5分ほどでゴール地点ののめこい湯に到着した。




ログで測った距離はちょうど35kmだった。


この後温泉入って無事にバスに乗って、帰りもホリデー快速おくたま号に乗って18時半には新宿に着きました。

今回は何も景色が見れなかったので、また天気の良い日に再チャレンジしたいな。
久しぶりに電車で奥多摩に行ったけど、こんな近くて便利だとは思わなかった。

(コースタイム)
奥多摩駅(8:30)〜鷹ノ巣山(10:30)〜雲取山(12:05)〜サヲウラ峠分岐(13:30)〜丹波分岐(14:30)〜のめこい湯(15:05)

谷川岳〜平標山〜猿ヶ京トレイルラン

2016年07月10日 | 谷川岳周辺トレイルラン
この土日も雨で沢登りに行く計画が中止になってしまった。
その分溜まっていたことが片付けられたのは良かったんだけど、さすがに今週は山に行きたい。
天気予報を見ていたら夕方になって急に翌日の天気が良くなってる。
これは行くしかない!

ということで、谷川岳にトレーニングに行ってきました。
今回のコースは土合駅から猿ヶ京温泉までのトレイル。
2年前にも土合駅から平標山を経て宿場の湯まで走ったけど、今回は平標山から三国峠を経て猿ヶ京温泉まで走ります。

始発で都内を出て8時半に土合駅到着。


出発の準備をしていたら同じトレランの格好をした人でなんだかよく見たような顔の人が…
なーんと川内優輝選手じゃないですか!!
これまで度々マラソン大会で遠目に見たことはあったけどこんな至近距離で会うのは初めて。
せっかくなので挨拶したら快く話してくれました。
今日はトレーニングで馬蹄型を走るみたい。
川内選手なら4時間くらいでゴールするのかな。
颯爽とスタートしていきました。
次の世界選手権ではぜひ代表になってほしい。

そんな嬉しいハプニングもありながらさっそくスタート。

まずは日本有数の急登、西黒尾根を登る。


ぐんぐん登って行くと、谷川岳が見えてきた。


土合駅から1時間40分で肩の小屋到着。


前回と同じくらいのペースで出だしは好調。

天気も良くて景色も最高。
遠く沼田市街まで見渡せる。


これから向かうルート。


前回は途中でガスってしまったけど、今日は大丈夫そう。
ここから一気に行くぞー。

オジカ沢の頭。


振り返って谷川岳。


もうほとんど雪がないね。
今年は雪解けも早そう。

小障子ノ頭。


湯沢市街がよく見える。

大障子避難小屋を過ぎて


大障子ノ頭。


万太郎山の登りではニッコウキスゲの群落が。


今日は至る所に高山植物が咲いていてとってもキレイ。
素晴らしいトレイルだ。

急登を登りきって万太郎山。


次に向かうは仙ノ倉山だ。


万太郎山から仙ノ倉山は草が刈り払われていないので、足がチクチクする。


前回の反省を踏まえ、今回はスパッツを履いてきたから大丈夫だけど、それでもちょっと痛い。

越路避難小屋


毛渡乗越を過ぎて


エビス大黒ノ頭到着。


仙ノ倉山まであと少し。


エビス避難小屋を過ぎて


ようやく仙ノ倉山到着。


谷川岳から仙ノ倉山までは人が少ないけど、ここからは人がたくさん。

仙ノ倉山から平標山までのルート。


なんて平和なルートなんだ。
ここから先は癒しルートだ。

木道を下って


癒しルートを快走する。


平標山到着。


少し休憩して平標山ノ家を目指す。


木道を一気に下って平標山ノ家。


ここは沢から引いた水が出ていて無料で飲める。
ちょうど水がなくなってしまったのでここで補給。
よくよく考えると、ここで水が汲めなかったらこの先行けなかったかも。。
今日は暑すぎたのもあるけど、ちょっと計画が甘かった。

ここからは三国峠方面へ。
一気に人がいなくなる。

大源太山との分岐点。


こちらの大源太山は上越のマッターホルンと呼ばれてる方の大源太山とは別の山、なんだかややこしい。

三角山を過ぎて


三国山山頂到着。


ここから三国峠まで、ものすごい数の木道の階段を下る。


木道の数もすごかったけど、三百名山にも入らない三国山のためにこんなステキな木道を整備していることがすごい。
三国山もそれはそれで良い山なんだけどね。

ひたすら下って三国峠。


ここには三国権現が祀られている。

ここから先は中部北陸自然歩道になっていて、一気に走りやすくなる。


写真は撮らなかったけど、戊辰戦争とかで没した人たちのお墓が随所にあって、昼間でもちょっと不気味。

ようやくゴール地点の猿ヶ京温泉との分岐点。


あと残り6.5km!

この先も走りやすくて一気に走ってロードに出た。


ここから2kmほど走ったらゴール地点の猿ヶ京温泉、まんてん星の湯に到着。


最終バスの45分前で温泉に入るギリギリの時間だった。
このあと温泉で汗を流して、後閑駅から帰りました。

今回のコースはログで測った距離だと34km。
走れるのは平標山から先になるけど、晴れていれば稜線から最高の景色が望めるスカイライントレイルです。

(コースタイム)
土合駅(8:50)~~肩の小屋(10:25)~オジカ沢ノ頭(10:55)~大障子ノ頭(11:25)~万太郎山(11:45)~エビス大黒ノ頭(12:45)~仙ノ倉山(13:20)~平標山(13:40)~三国山(14:55)〜猿ヶ京温泉(16:35)

(今回のコース)