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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




松の湯。台東区根岸3-23。1991(平成3)年6月30日

柳通りの根岸四丁目交差点の南から、柳通りと平行に尾竹橋通りへ通じている裏道に面して松の湯があった。向かいは西蔵院の墓地。『東京路上細見3』(酒井不二雄著、平凡社、1988)に「東京下谷根岸近傍図(明治34年)」の一部が載っている。その地図の松の湯の地点に「湯や」の記載があるから100年くらいは続いている銭湯なのかもしれない。取り壊された後は住宅が5軒建った。




吉田総合研究所。根岸3-23
上:2005(平成17)年11月5日
左:2001(平成13)年3月10日

上の写真で左端は松の湯があったところ。使われていないガレージがあり、門と板塀が続く。門のわきの看板は「吉田税務会計/経営管理事務所・吉田総合研究所・政治経済法律教育」。大きい庭木に遮られて中の建物は見えにくい。左写真は道路間際に見えている洋風の家(写真の’92.1.1の日付はカメラのセットミス)。
『東京の町を読む』(陣内秀信・板倉文雄他著、相模書房、昭和56年)によると、吉田邸はかつて料亭だった。日本家屋に洋風の応接間とビリヤード室が附属している。1階の平面図と正面の立面図が載っている。門を入ると洋館を右に見てまっすぐに民家のような玄関に入っていくようだ。現在も建物はそのまま保持しているらしい。

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