ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




平屋の民家。墨田区京島3-13。2013(平成25)年2月10日(3枚とも)

明治通り沿いの 六軒長屋の裏にある民家。京島交差点近くの牛乳屋の横の路地を入るのだが、その細い路地は細かく曲がりくねっていて先が見通せない。道なりに曲がったとたんに、写真の家が現れる。もっとも明治通りからも、長屋を半分取り壊した跡の駐車場の奥を覗いてみれば、容易に見ることができる。京島に残る古い民家として、割と知られているかもしれない。
下の写真は1枚目写真の民家の裏手にある平屋の二軒長屋。塀もあって1戸建て住宅にも見えるが、写真左奥にも玄関があって、2戸分が入る造りだ。左側の家は前の庭に増築して、物干しの柱が外に出てしまっている。


二軒長屋。京島3-13



民家。京島3-12

電気湯の裏手にある平屋の民家。三軒長屋の右の1戸が取り壊されて二軒長屋になったものらしい。取り壊された家の分は、狭い路地を広げ、花壇を造ってベンチや防火用水を置いている。「消防車が入れない狭い路地の中に古い木造家屋が密集する」と言われる京島の状況を改善していこうという取組である。

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