ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




浅草フランス座。台東区浅草1-43。1988(昭和63)年5月14日

現在は2000(平成12)年元旦にオープンした「浅草東洋館」だが、その前は「浅草フランス座」だった。建物1階の「浅草演芸ホール」はそのまま存続している。
『ウィキペディア』『東洋館』『SMペディア>浅草フランス座』を参考にすると、フランス座の沿革はおおよそ以下のようになる。
1951(昭和26)年10月28日開館。1953(昭和28)年、渥美清が百万弗劇場から移管してくる。1956(昭和31)年、井上ひさしが文芸部員に。1959(昭和34)年11月、5階建てビルに改築。1-3階に浅草東洋劇場を開館、4・5階にフランス座を置く。1964(昭和39)年、フランス座を閉館して浅草演芸ホール(寄席)を開設。1971(昭和46)年、東洋劇場を閉館して、浅草演芸ホールを1階に移し、上階にフランス座を再オープン。1972(昭和47)年8月、北野武が入門してくる。1982(昭和57)年に再び閉館。1987(昭和62)年に三度目のオープン(写真はその翌年のもの)。1999(平成11)年に閉館。
ストリップはよく考えてみるとごく健全な娯楽ではないかと思う。とはいえ、皆がそういう認識になってしまうと娯楽としての要素が大きく欠落してしまう。淫靡なところもないと成り立たないようなところがあって、その点、世間の良識や警察が協力しているとも言える。

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