ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




吉田ろうそく店、柳澤製袋所。台東区根岸3-1。1989(平成1)年3月26日

前の通りは金杉通り、かつての電車通りである。
吉田商店は出桁造りの建物になるのだろうが、1階の屋根をなくしてベランダにしている。関東大震災以降の形式かもしれない、などと考えているのだが……



吉田ろうそく店の並び。2006(平成18)年4月9日

写真左から、長谷川雑貨店、吉田商店、柳澤製袋所、和泉屋蒲鉾店、五十嵐提灯店。最近の景観である。


吉田ろうそく店
1991(平成3)年6月30日

『東京の町を読む』(陣内秀信・板倉文雄・他著、相模選書、昭和56年)に1階の間取りが載っている。前面はもちろん売り場だが、左側に土間が奥へ通じている。売り場の後ろは4畳半の居間、その後ろに台所。一番奥が作業場となっている。

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