るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

しっかりディクション

2017-04-06 19:29:00 | 声楽(レッスン)
今日はバリトンの先生のレッスンで、「椿姫」3幕の手紙を読むセリフの場面と、その後に続く「過ぎし日よ、さようなら(Addio,del passato)」のディクションを細か~く、チェックされた。
できるだけ、イタリア人が歌うヴィオレッタの真似をしろ、ということだった。

それにしても、イタリア留学経験もあり、現在もイタリアでイタリア・オペラを歌われている方の発音チェックは細かい。久しぶりに厳しい。

まぁ、アリアに関しては何とかなるんじゃないのっ!?と言われたけど、本当はその後のアンニーナやアルフレッドとの掛け合いが怖いんだ・・・



ガストン氏の歌がステキ過ぎ

2017-04-05 21:11:00 | オペラ(出演)
6月のヴィオレッタでのガストン氏の歌が、とっても心地よい。
スピント系のアルフレード氏に対しては「負けるものか!」と思うのに・・・

多分、かなり前に10分枠の一般公募コンサートで一緒だった人じゃないか、という気がするのだが、「ボエーム」の「冷たい手を」が十八番らしく。
ああ、歌がステキ過ぎる。アマチュア・テノールの中では最高だと思う。
「ボエーム」1幕のデュエット、一緒にやりたいです。heart

初心者の頃からイタリア人に習っていたこと、今年の冬にガストンをやらせてもらえ、自分のオペラ・デビューだったが、プリモにならなくてむしろ良かったと話してくれた。
練習帰りに一緒に帰って、本当に純粋に歌が好きなんだな、ということだけは理解できて、癒された。

男性は声楽人口が少ないし、オペラ作品には男性脇役が多いから羨ましいよ。
とても微笑ましい気持ちになったが、自分より一回り年上でオペラ・デビューをしたという人と同じ舞台に乗ることは、プリマに指名されるのは最初で最後かもしれないと思うソプラノの私にとっては、とても大きな思い出になりそうな気がした。



指揮者が音大出身ではないらしい

2017-04-03 09:16:00 | オペラ(出演)
5月に「カルメン」、6月に「椿姫」を予定しているが、いずれの指揮者も音大出身ではない、という点に驚きだった。

特に、「カルメン」の指揮者はどこかで見た顔だと思ったら、会社員時代にビジネスショーで見かけた人のようだった。
資金を貯めてプロの音楽家を目指しているのか、と思ったら、まだバリバリのビジネスマンらしい。

声楽とか他の楽器なら巷に沢山の音楽教室はあるだろうけど、指揮者って、音大でないと勉強できないものだとばかり思っていた。
どちらも、適格な指示を出しているし、プロ歌手にも遠慮している様子はない。
どのようなことをすれば、音大卒でなくても指揮者になれるのかよくわからないが、昔からそのような人はいたのは私が知らなかっただけだろうか。