上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

いるかに会いに…

2006-07-22 | うぐいすとお仕事
行ってきました。海ではありません。
薬師寺一彦さんの「いるかワールド」です。
イルカやクジラ、海と自然の魅力にとりつかれ、遂にはほとんど独学で造形化してしまった「イルカ・アーティスト」の個展が開かれています。仕事帰りに、友達と画廊にお邪魔してみました。
水を固めたら(氷じゃなくって)こんな感じ?
透明なアクリル樹脂の中に、白く半透明で精巧に作られたイルカやクジラが浮遊している作品群。まるで羊水の中に漂うかの如く、繊細ではかないのです。
イルカの目の外側に、ポツンと点らしきものがあるんですが、なんとそれは「耳」だそう。耳あったんや!
丁度、海の中に潜ってフト上を見上げたら、太陽の光が波を通してキラキラ光っているという「あの感じ」を、そのまま立体に閉じ込めています。ライティングも凝っていて幻想的なムード。酔っぱらいそうです。
今回は、昨年の夏に旅したアラスカからインスパイアされた作品群も同時展示。
25日まで。梅田阪急百貨店9階美術画廊にて(入場無料)。
夢幻の世界、病みつきになります。お近くの方はぜひ。

★薬師寺さん御自身は、気さくで明るくナイスなお方です。
 「バリッとした」イケメンかな(笑)。
コメント
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