85年東京世界選手権の頃は、まだ日本のTV放映事情はマシだったと思う。マシどころか、「なかなかのものだった」と思う(確か民放だったのに)。
カタリナ・ビットに変なキャッチコピーをつける事もなく、オーサーと仲良く2ショットのバンケット風景もマトモ。
SP、FS、EX…と男女差別もなく、種目バランス的にも納得の構成。
優勝者のEXアンコールもノーカット。日本選手にのみスポットを当てるという事もない。解説は平松さん(でしたか?)で「まっとう」。アイドルの特別ゲストもない。ルール解説(おさらい)も特にない。
私はこの時のTV放映で本格的にフィギュアにのめり込んだので、やっぱり良かったわけ。印象が。というか、日本のテレビ番組全体が、今ほどヘンテコではなかった。もっと言えば、日本の風潮そのものが今程低次元でなかった。まだ「モラル」というものがガンとしてあった。
トリノ五輪が近付くにつれてマスコミの的(まと)外れ報道が、日増しに膨らんでいくようだ。「これがフィギュアスケート」とゆめゆめ思わないように。マスコミのレトリックにひっかかる視聴者ってまだいるんかね。
「五輪選手にこう言わせよう」という意図のもとに雑誌やTV番組が作られるようになったのは、たぶんアルベールビル五輪のみどりちゃんの頃からだと思う。
あの頃、選手は気の毒すぎた。金メダルへの期待がみどりちゃんに一極集中!という流れを作ったのもマスコミ。煽られるのは視聴者。
今はまだ「五輪を楽しみます」と、若い選手でも大っぴらに言えるようになったからその点ではマシかしらん。私、「楽しみます」でOKと思うわよ。なんで円谷幸吉みたいにならにゃいかんのだ!?この平成の世に!?
とにかく、民放のTV番組作りは年々ひどくなっていくし、来年は東京世界選手権なので、考えるだにオソロシイ。
もうNHKの良心に全てを託して、五輪は気分良く見るわ。私は、選手の一番良い時期に、くだらないケチをつけられるのがたまらなく嫌なのである。
短い選手生活の中で、本当に輝くようなスケートを見せてくれる時期は、長くて3~4年、短いと1~2年くらいしか無い。多くの人はその貴重さに気付かない。
ソルトレイクはほとんどNHKで見てたので、あーほんとに良かった。解説はもう五十嵐さんと樋口さんで結構。佐野さんはいらない(笑)。
スケートを知らない人ほど、情報に惑わされる。勿論、試合結果、点数、怪我事情、調整状況…など、知りたい速報は当然ある。それは摂取して当たり前。
でもねー。
たま~に「○○選手の○○な噂を知らないの?」というお馬鹿なコメントつけてくる人。もうそれは御自分のブログで語ってくださいな(今朝、ヘンテコなコメントつけた方も削除しました)。
スケートの演技にまつわる噂も飛びかっても構わない、と思うけど、プライベートの妙なネタまで知らないよ。
それが可愛いネタなら(例えば髪型や服やバッタリ選手に会った時のエピソードなど)皆で楽しく享受すればいいワケだが、「○○選手と○○選手はデキているらしいよ」といった類のもの。そこばっか追求している人がいる。「デキているなら、それがどうした」だ。コーチと選手の恋愛関係もザラにある。ペアやダンス競技なら尚更だ。愛も憎しみも渦巻いてるよ。そりゃ。狭い世界だもの。
でも、そんな事までいちいちコメントして「教えてあげる~」って得意になってる人。どっか行ってくれ。いや、ブログ読まないで下さい(笑)。
「○○選手の○○な噂」にこだわり続ける方へ。
そんなヒマあったら、PG使用曲のCDでも聞くとか、振付のインスピレーション元になっているオペラやバレエのDVDを見てみるとか、そういう時間の使い方でもしてみたら如何でございますか。
ま、お手軽な噂ネタのみが好きな人は、五輪終わったら大抵ソソクサと退散するから、ほっときゃいいんだけど。
(後日談)
★この頃、私怒ってますね(笑)。
トリノ五輪前でフィギュアの報道が多くて、着目する人も増えた。
特に美姫ちゃんへの批判が渦巻いてたとき。ブログにもそれに関連するような
コメントがあったので、削除したはず。
しっかり考えて書かれたコメントはすぐ判るので、厳しい批判でも私も冷静に
返答するけど、マスコミの「ウワサ垂れ流し・煽り」を、まんま口写しした
ようなアホなコメントは、バッサリ切るよ。
…そんな気持ちで書いたのだ。この頃。
カタリナ・ビットに変なキャッチコピーをつける事もなく、オーサーと仲良く2ショットのバンケット風景もマトモ。
SP、FS、EX…と男女差別もなく、種目バランス的にも納得の構成。
優勝者のEXアンコールもノーカット。日本選手にのみスポットを当てるという事もない。解説は平松さん(でしたか?)で「まっとう」。アイドルの特別ゲストもない。ルール解説(おさらい)も特にない。
私はこの時のTV放映で本格的にフィギュアにのめり込んだので、やっぱり良かったわけ。印象が。というか、日本のテレビ番組全体が、今ほどヘンテコではなかった。もっと言えば、日本の風潮そのものが今程低次元でなかった。まだ「モラル」というものがガンとしてあった。
トリノ五輪が近付くにつれてマスコミの的(まと)外れ報道が、日増しに膨らんでいくようだ。「これがフィギュアスケート」とゆめゆめ思わないように。マスコミのレトリックにひっかかる視聴者ってまだいるんかね。
「五輪選手にこう言わせよう」という意図のもとに雑誌やTV番組が作られるようになったのは、たぶんアルベールビル五輪のみどりちゃんの頃からだと思う。
あの頃、選手は気の毒すぎた。金メダルへの期待がみどりちゃんに一極集中!という流れを作ったのもマスコミ。煽られるのは視聴者。
今はまだ「五輪を楽しみます」と、若い選手でも大っぴらに言えるようになったからその点ではマシかしらん。私、「楽しみます」でOKと思うわよ。なんで円谷幸吉みたいにならにゃいかんのだ!?この平成の世に!?
とにかく、民放のTV番組作りは年々ひどくなっていくし、来年は東京世界選手権なので、考えるだにオソロシイ。
もうNHKの良心に全てを託して、五輪は気分良く見るわ。私は、選手の一番良い時期に、くだらないケチをつけられるのがたまらなく嫌なのである。
短い選手生活の中で、本当に輝くようなスケートを見せてくれる時期は、長くて3~4年、短いと1~2年くらいしか無い。多くの人はその貴重さに気付かない。
ソルトレイクはほとんどNHKで見てたので、あーほんとに良かった。解説はもう五十嵐さんと樋口さんで結構。佐野さんはいらない(笑)。
スケートを知らない人ほど、情報に惑わされる。勿論、試合結果、点数、怪我事情、調整状況…など、知りたい速報は当然ある。それは摂取して当たり前。
でもねー。
たま~に「○○選手の○○な噂を知らないの?」というお馬鹿なコメントつけてくる人。もうそれは御自分のブログで語ってくださいな(今朝、ヘンテコなコメントつけた方も削除しました)。
スケートの演技にまつわる噂も飛びかっても構わない、と思うけど、プライベートの妙なネタまで知らないよ。
それが可愛いネタなら(例えば髪型や服やバッタリ選手に会った時のエピソードなど)皆で楽しく享受すればいいワケだが、「○○選手と○○選手はデキているらしいよ」といった類のもの。そこばっか追求している人がいる。「デキているなら、それがどうした」だ。コーチと選手の恋愛関係もザラにある。ペアやダンス競技なら尚更だ。愛も憎しみも渦巻いてるよ。そりゃ。狭い世界だもの。
でも、そんな事までいちいちコメントして「教えてあげる~」って得意になってる人。どっか行ってくれ。いや、ブログ読まないで下さい(笑)。
「○○選手の○○な噂」にこだわり続ける方へ。
そんなヒマあったら、PG使用曲のCDでも聞くとか、振付のインスピレーション元になっているオペラやバレエのDVDを見てみるとか、そういう時間の使い方でもしてみたら如何でございますか。
ま、お手軽な噂ネタのみが好きな人は、五輪終わったら大抵ソソクサと退散するから、ほっときゃいいんだけど。
(後日談)
★この頃、私怒ってますね(笑)。
トリノ五輪前でフィギュアの報道が多くて、着目する人も増えた。
特に美姫ちゃんへの批判が渦巻いてたとき。ブログにもそれに関連するような
コメントがあったので、削除したはず。
しっかり考えて書かれたコメントはすぐ判るので、厳しい批判でも私も冷静に
返答するけど、マスコミの「ウワサ垂れ流し・煽り」を、まんま口写しした
ようなアホなコメントは、バッサリ切るよ。
…そんな気持ちで書いたのだ。この頃。