サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL 第1節

2017-01-13 18:40:59 | 日記
シドニーは毎日暑い。今日は日中の最高気温が36度くらいあった。我が家の寝室にはエアコンがないので、窓を開けて寝ていても暑くてよく寝られない。明日もまた暑い。勘弁してほしい。

さて今季のACLは浦和はウエスタン・シドニー・ワンダラーズと同じ組になった。第1節はそのワンダラーズとシドニーでのアウエー戦である。試合は2月21日。浦和にとっては最悪の日程である。

今年のJリーグは開幕戦がこれまでもっとも早い2月25日。浦和は鹿島と2月17日にスーパーカップがあり、たぶん翌日にはシドニーに飛び、2月21日にワンダラーズとACL第1節。翌日にシドニーから日本に飛び、中2日でJリーグ開幕戦。最初から信じられないような過密日程である。

毎年2月後半に始まるACLの2-3試合はJクラブは調子が出ない。3月のJリーグ開幕に合わせているので実戦感覚が足りないからだ。それが今季の浦和は何も悪いことをしていないのに、このような地獄の日程。

2月21日のACL戦は見に行くつもりだが、どう考えてもペトロビッチはこの試合を捨て主力を連れてこないだろう。そうすれば2月25日のリーグ開幕戦に備えられる。それにACLのアウエー戦なんて負けるに決まっているので最初から捨てているでしょう。

ワールドカップ拡大

2017-01-10 22:51:10 | 日記
2026年からWCが32か国から48か国へ拡大されることが決定された。1998年に24から32に増えたが、その時は8か国の拡大。それが2026年からいきなり16カ国も増える。これがいいかどうかはわからないが、確実に言えることはレベルの低下である。

報道ではヨーロッパが16、北中米が6.5、南米も6.5、オセアニア1、アフリカ9.5、アジアが8.5となるらしい。アフリカとアジアが異常に増えている。アフリカはともかくとしてアジアの8.5は狂気の沙汰である。

例えば現在進行中のアジア予選は12カ国から4.5カ国に絞る。これが8.5になるわけだから、各組の4位までに入ればいいわけだ。イラン、ウズベク、韓国、シリア(またはカタール)、サウジ、日本、UAE、オーストラリアとなる。

そして本大会は48か国を3カ国ずつ16グループに分けて、各組2位までが決勝トーナメントに進む。シード国が16も出てくるのでシード国がどこになるかでずいぶんと差がでる。ブラジル、ナイジェリア、日本なんて組になるわけだ。あたりはずれが多すぎる。

予選は楽だが本大会はほぼ1次リーグで全滅というアジアにとっては地獄のようなフォーマットである。まあ、現行方式でもそれは同じようなもんか。

中村俊輔のジュビロ移籍

2017-01-09 08:22:46 | 日記
今オフの移籍は名古屋からの流出が多く、目立った動きが多い。その中でも中村俊輔のジュビロへの移籍は特に異質である。カズのように広告塔として現役を続けさせてもらっているわけでもなく、俊輔は38才にしてまだバリバリの10番選手である。怪我が多く、毎試合先発フル出場というわけにはいかないが、マリノスにとっては主将としても主力選手のはずである。そう、ピルロやシャビのような役割である。

そのような選手が年俸が大幅にダウンしてもジュビロに移籍したというのは尋常ではないし、俊輔のインタビュー記事を読んでもあいまいな表現が多いので移籍の理由がよくわからない。一言で言えばクラブの方針に同意できないということか。

ジュビロとの契約は2年だから、その2年で現役引退となるだろう。キャリアの最後を最初にプレーしたクラブで終えるというのならわかるが、MRマリノスとでもいうべき選手が出ていきたいというだから、よほどマリノスの選手は嫌気をさしているのだろう。

マリノスもグランパスもそうだが、親会社からの出向者がフロントにいておおいばりしている。そして親会社に戻る方向ばかりみているし、クラブの経営に身が入らない。ましてや新潟、甲府のように地域と密着してクラブの独自色を出そうなんて努力もしない。

マリノスは選手のモチベーションが下がっているようだし、2017シーズンは一気にJ2降格するのではないだろうか。

中国スーパーリーグにいるオージー選手

2017-01-06 17:39:32 | 日記
ネットのニュースでオージー選手がたくさん中国でプレーしているのは何故かという記事が出ていた。オージー選手は上から下までたくさん海外に出ている。最新のものかどうかはわからないが、http://www.ozfootball.net/ark/Abroad/2016-11.html をみていただきたい。

オージー選手はヨーロッパ、アジアに実にたくさんいる。しかしいわゆるトップリーグで主力としてプレーしている選手はいない。トップリーグであってもユースとかリザーブである。

ブンデスではレバークーゼンにいるロビー・クルーズ(怪我が多くてほとんど出ていない)、インゴルシュタットのマシュー・ラッキー。リーガではバレンシアにいるGKのマット・ライアン。ライアンは正GKではない。

あとはスコットランドのセルチックにいるロジック。この4人は代表チームの常連である。代表選手ですらこの程度なのである。

話題の中国では元浦和のスピラノビッチ、セインズべりーなど6,7人いる。みんな代表に定着するかどうかのレベルの選手である。

オスカル、テべス、ペレ、ジャクソン・マルチネスなどが高額年俸で中国にすでにいたり、最近中国入りしているが、彼らのような高額年俸をオージー選手がもらっているとは思えない。

中国入りしている外国人選手を見ると有名どころはブラジル人、アルゼンチン人、コロンビア人である。高額年俸に惹かれて中国を選択することに対して文句を言われる筋合いはないだろう。いずれにしても中国市場がここまでのように巨額の移籍金、年俸を続けられるとはとても思えない。

錦織君

2017-01-04 19:44:30 | 日記
毎年メルボルンで開催されるテニスのオーストラリア・オープンの前にウオーミングアップとしてブリスベン・インターナショナルとパースで開催されるホップオマンカップという大会がある。どちらもチャンネル7の地上波とデジタル波で中継される。チャンネル7はオーストラリア・オープンもかなり詳しく中継する。

そのブリスベン・インターナショナルの2回戦に錦織が登場した。1月のブリスベンは高温多湿でとにかく暑い。とてもテニスをするような環境ではない。メルボルンは多少気温が低いが、テニスの大会を1月のオーストラリアで開催するのは選手にとっては過酷である。

さてその錦織君の初戦はアメリカの20才の坊である。6-1、6-1くらいで圧勝しなければいけないような相手である。第1セットは4-0で順調に勝ち進んで楽勝かと思われたが、第5ゲームから錦織君がダブルフォールトを連発してそこから6ゲームを連取されてなんと4-6で落としてしまった。

テレビのコメンテーターは錦織はインテンシティが足りないし、シーズン最初の試合でコンデイションが悪そうだと解説していた。シーズン初戦はどの選手でも同じ条件だから、錦織の調子はかなり悪い。

第2セットも3-3でやばそうな雰囲気だったが、そこからブレークして第2セットを6-4、第3セットを6-3で取り逆転勝ちした。ウオーミングアップの大会だからまだまだ本番に向けてこれからなのだろうが、今日の試合をみた限りでは、おそろしく調子が悪いなという印象を受けた。

メルボルンにオーストラリア・オープンを見に行く人は、とにかく暑いということを覚悟しておいたほうがいい。そういえば2015年1月のアジアカップの1次リーグ第3戦もメルボルンだった。あれからもう2年かあ。