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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

2世代30年ローン

2025-07-22 09:11:43 | 日記
同僚のマレーシアン・インディアン(インディアン・マレーシアンのどちらでもいいそうだ)が最近住宅を買った。シドニーは住宅価格が極端に高くて、都心から30km、40kmは離れた新興住宅地区でも一軒家なら最低1億円はする。同僚はタウンハウスと呼ばれる寝室が5部屋ある集合住宅を買った。新築に近く、コンデイションはいい。

購入価格は1億円。高い。それでもこれよりも安い物件はそうない。これまでは職場から車で25分にある賃貸に住んでいたが、家賃が毎年上がるので仕方なく家を買うことにした。彼はマレーシアからの移民でオーストラリアに来てからまだ7,8年。不動産価格は毎年上がるので、買うならば早いほうがいい。

今回購入した物件は職場から33kmも離れていて、車で小一時間はかかる。通勤時間はこれまでの2倍かかるわけだ。筆者の場合は車通勤で片道25分くらいだから、それが2倍に増えるとしたらかなりの苦痛になる。

さて1億円の物件を買うくらいだから普通は購入価格の20%くらいを貯めてから買うものだが、同僚は10%しかなくて残りの90%をローンにした。つまり1億円の90%だから9千万円のローンである。これは普通の労働者が夫婦共働きで返せるローンの最大値だろう。

ローン返済は金利と元本で合計月額80万円だそうだ。現在の金利が6.7%と高く、金利だけで年間600万円、これに元本を30%くらい返すとして、合計月額が80万円になるそうだ。元本をもっと返してもいいが、普通はこの辺りが限界だろう。

そしてローンの期間はなんと30年。同僚は59才だから、ローンが終わるころには生きてないかも知れない。30年かけなくても早く返すこともできるが、59才からまだ馬車馬のように働く必要が出てきた。同僚には20才代の子供が3人いて、どう考えても子供たちにローンの負担がかかる。あるいは途中で売ることになる。

どうして59才からこんな無理なローンを組むのだろうか。2世代30年ローンなんて愚の骨頂だろう。このまま賃貸でもいいだろう。現在の家賃が毎月30万円くらいだそうで、月額80万円のローンよりはましだ。

筆者の自宅の近所に新築の集合住宅(二軒長屋のようなタイプ)があり、娘の友達夫婦が2年前に購入。価格は2億円くらいだった。当然夫婦共働きだが、どうやって返すのだろうか。彼らは普通の平均的な労働者である。ローン地獄だろうなあ。

シドニーの不動産価格は異常に高いのだ。

橋岡大樹インタビュー

2025-07-21 08:07:28 | 日記
PIVOT FOOTBALLで橋岡大樹のインタビューが出ている。ルートンタウンに1シーズン半プレーしていたが、ルートンの3部降格のために橋岡はチェコのスラヴィア・プラハに完全移籍している。聞いたことのないクラブだが、新シーズンはCLにもストレートインする強豪である。

インタビューの質問の中で面白かったのは、EPLでマンCITYなどの強いチームと対戦した中で橋岡自身の何が通用して、何が通用しなかったという質問である。ハーランドはどうだったとか、誰がすごかったかとか思い出話になっていた。

橋岡は自分の対人、空中戦には自信があったようだが、失礼な言い方だがルートンタウンでの橋岡の守備はひどかった。スピード、フェイントであっさりとかわされて裏を取られる、そこからカットインで失点などが頻発。とてもプレミアの守備のレベルではなかった。

もっともルートンタウン自体が昇格して1年で2部に降格、そして翌年には3部降格と非常に弱いチームだったので、橋岡だけに責任を求めるのは酷かも知れない。スラヴィア・プラハでは自分のプレーを見せればスタメンを取れて、CLでも勝ち上がれると豪語している。さあ、それはどうかなあ。

シントトロイデン時代の思い出として、鈴木優麿がチームの王様だったそうだ。今の鹿島でのふるまいとおんなじだったわけだ。ベルギー時代から鈴木は短パンを引っ張り上げていたのだろうか。

橋岡はまだ26才だからスラヴィア・プラハで頑張ればイングランドに戻れるだろうか。しかし橋岡の守備を思い出すとそれは無理だろうなあと思う。


山田新のセルティック移籍

2025-07-20 04:50:05 | 日記
川崎フロンターレの山田新のセルティック移籍が発表された。これにはかなり驚いた。というよりも違和感というか意外性を感じた。山田は2023年からフロンターレでプレーし始めて、2024年に大ブレークして年間19ゴールをあげた。代表にもちほらと呼ばれるようになった。

しかし大卒のためにすでに25才。海外移籍するには早くもない。決定力のあるいい選手だと思う。セルティックの払う移籍金は約3億円。4年契約の完全移籍。安いなあ。山田クラスでも最低10億円はほしい。次に山田が’セルティックあらステップアップすれば最低でも30億円はするだろうから、セルティックはおおもうけできるかも知れない。

さてセルティックは日本マーケットを重視して日本人選手を集める。前田、旗手、新潟から完全移籍の稲村とこれで今季は4人目である。山田はある程度活躍していたが、稲村なんて無名の選手だ。誰でもいいのかなあ。

古橋、前田、旗手のように成功した選手もいれば、岩田、小林、井手口のように成功できなかった選手もいる。過去5年で検証してみると、日本人選手を6人獲得して、3人は失敗。成功率は半分だ。

まあ選手の補強なんて100%成功できるわけでもないし、水野晃樹だってセルティックにいた。条件さえ合えばセルティックには入りやすいかも知れない。

山田が今季にポジションを取れて、どの程度活躍できるのかは未知数。10ゴールは決めてほしいね。頑張れ山田新。


2046年FIFAワールドカップ招致

2025-07-19 07:25:38 | 日記
JFAが2046年のWC招致をぶち上げた。もちろん単独ではできないので、東アジア連盟、東南アジア連盟を共同で招致するというメモランダムが出された。具体的には、日本、韓国、中国、インドネシア、タイ、マレーシアなどが参加する。しかしまだ絵空事に近い話なので、実際の招致活動にどの国が参加するかはこれからの話だろう。

さて2046年と聞くと、ずいぶん先の話、21年も先である。サッカー関係者でも高齢者は間に合わないかも知れない。実感のわかない話だ。もっと近くでできないのかしら。

2026年は北中米(アメリカ、カナダ、メキシコ)

2030年はヨーロッパ+南米(スペイン、ポルトガル、モロッコ、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン)

2034年はアジア(おそらくサウジ)

2038年は未定

2042年は過去2大会を開催していない大陸

2046年にアジアに戻る可能性

ワールドカップは大陸連盟の持ち回りであるために、同じ大陸が連続して開催することはありえないとされてきた。しかし48チームも出場して規模が巨大化したために、必ず広域開催となる。だから今後は同じ大陸というしばりは無意味になるのではないか。

2046年招致にはオーストラリアの名前がでていない。もしオーストラリアも参加となれば、あまりにも広域になる。東アジアと東南アジアだけでも広すぎる。せめて日本、韓国、中国だけでいいんじゃないか。






WCアジア予選プレーオフ組み分け

2025-07-18 10:23:41 | 日記
昨日行われたアジアプレーオフの組み分けはひどかった。ライブで見ていたが、最初からサウジとカタールが勝つように仕組まれている。どうして他の参加国はもっと抗議をしないのか。からくりを見てみよう。

①6チームをFIFAランクに沿って2チームずつポット1,2,3に分ける。ポット1にサウジとカタールが入り、この2つは対戦しない。
②ポットに従って最初から対戦日程が決まっている。ポット1のチームは10月8日と14日の中5日の試合が組まれていて、他のポット2と3のチームは中2日の試合となる。
⓷そもそも開催地がサウジとカタールである。

中5日と中2日のチームが対戦すればどうなるかは明らかである。ポット分けをFIFAランクに沿うのは仕方がないとして、対戦スケジュールはくじにすべきだろう。ポット分けは強いチームが対戦するのを避けるためで、強いチームに有利なスケジュールを組むわけではない。

インドネシアやUAEは一泡吹かせてほしい。以下がどう考えてもおかしいスケジュール。

●グループA カタール(開催国)、UAE、オマーン
 
10月8日 オマーン対カタール
10月11日 UAE対オマーン
10月14日 カタール対UAE

●グループB サウジアラビア(開催国)、イラク、インドネシア

10月8日 インドネシア対サウジアラビア
10月11日 イラク対インドネシア
10月14日 サウジアラビア対イラク