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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

守田の移籍はどうなる

2025-06-17 10:04:47 | 日記
スポルティングから抜け出したい守田英正にはリーズからオファーがあったらしい。あくまでもらしい程度の話である。リーズはEPL昇格に備えて中盤を補強したい。そこでスポルティングを出たがっている守田に目をつけた。守田はスポルティングというかポルトガルの年俸の低さに嫌気がさしている。

2024/2025のスポルティングでの守田の年俸は、81万ユーロと出ている。1億3500万円ほどである。EPLのクラブに行けば中堅クラスでも3億から4億円はいくだろう。

では本当に守田がリーズに移籍できたとして年俸はいくらもらえるのか。リーズはチャンピオンシップを優勝してEPLに昇格する。しかし選手の年俸が急に跳ね上がるわけではない。田中碧の年俸は108.9万ユーロで1億7400万円である。リーズの中での最高額はGKのバンフォードで7億円くらいである。全体的にさほど高くはない。

スポルティングは守田を引き留めたくて、2026年6月までの契約を2年契約として、年俸150万ユーロ、2.5億円を提示したようだ。これでは守田は満足できないだろうが、EPLからの具体的なオファーは他にないらしく、このあたりで妥協するかもしれない。

現在のスポルティングでの最高年俸はフランシスコ・トリカンの320万ユーロだから、守田としてみればせめて200万ユーロはほしいだろう。しかし渋ちんのスポルティングがそんなに出すとは思えない。

CWC

2025-06-16 08:08:09 | 日記
Club World Cup (CWC)が開幕したが、バイエルンがオークランドFCに10-0で勝った試合があり、この大会の意義というか存在価値に違和感が増してきた。これまで7チーム程度が参加していたこれまでのCWCを4年ごとにして、いきなり32チームに拡大。賞金もいきなり上げて、優勝チームはCLの優勝金額と同じような200億円以上が払われる。

CWCとコンフェデ杯を足して2で割ったような感じである。32チームもあるのでUEFAからの参加チームを多くして、バイエルン、レアルマドリード、アトレチコマドリード、PSG、 チェルシー、インテル、マンCITYなどをかき集めた。これらの強豪チームの大会への熱意があるのかどうかも疑問。

プレシーズンマッチと考えているのかも知れない。バイエルンの最初の試合、オークランドFC戦では、ハリー・ケインも出ているがトーマス・ミューラーが先発して、ベストメンバーを先発させたわけでもない。まあ、この相手ではウオーミングアップ程度と考えているのだろう。

他の大陸のチームは超まじめに取り組んでくるだろう。この大会で目立てばヨーロッパからオファーが来ることを期待して選手も頑張る。なんだかかわいそうになってくる。

さて大会日程は6月14日から7月13日の決勝まで1か月と非常に長い。QFでも7月4日だから現地での事前準備を合わせれQFチームでも1か月くらいはアメリカにいることになる。これは長い。

最大の疑問は、選手のオフが削られることだ。ワールドカップなどは仕方がない。世界中の注目度も高い。しかしこのFIFAの金儲けに付き合わされる大会のために、貴重なオフ期間を取られることに選手はおこっていることでしょう。

この大会はWCの前年に4年ごとに開催されるのであれば、ヨーロッパの選手はWC、ユーロ、CWCと6月はほぼ埋まっている。これは大変である。


ポステコがサウジへ?

2025-06-15 06:20:01 | 日記
オーストラリアのFOX SPORTSに出てきた記事だが、ポステコがサウジのクラブの監督になるという話が出ている。そのクラブはACL決勝で川崎フロンターレが対戦しアルアハリである。フィルミーノ、マフレズ、ケシエなどがいる強豪である。アジア王者なのにどうして監督を交代させるのか。これまでのヤイスレ監督がライプチヒに引き抜かれ、後任にポステコにオファーを出した。

アルアハリならば天文学的な年俸を払ってくれるだろう。インテルの監督だったシモーネ・インザキがアルヒラル監督に就任。サウジのクラブにはビッグネームが増えてきた。ところで、インテルの監督はインザキ兄貴だと勘違いしていた。弟のシモーネだったんだね。顔がよく似ているし、ピッポはあまり老けないなあと感心していたが、それも当然弟君だった。

サウジ中東のクラブはほとんどがアルなんとかだから名前が覚えきれないという人も多いだろう。このアルは英語でいえばTHEにあたる言葉で、THE ヒラルという感じになる。

WCアジア予選のプレーオフも開催場所がサウジとカタールになった。中立地でやるべきで参加国のサウジとカタールではおかしい。AFCは完全にサウジとカタールに支配されている。

ちなみにCWCにはアルアハリも出場していて、開幕戦でインテル・マイアミと対戦する。CWCにはNZのオークランドCITYが出場している。酒井宏樹もでるのかと思ったが、酒井はオークランドFCに所属していて、オークランドCITYとは別チームだった。






フロリアン・ヴィルツ

2025-06-14 07:30:06 | 日記
レバークーゼンのMFヴィルツのリバプール移籍が決定的らしい。まだ正式発表ではないがほぼ決まりだろう。移籍金はEPL史上最高、リバプール史上最高の最大227億円。これはすごい額である。こんな移籍金を払って獲得する選手は毎試合先発確定である。

ヴィルツは22才、昨季は10ゴール14アシスト。レバークーゼンは3バックで前線は1トップ+2シャドーだった。ヴィルツは2社ドーの左側、背番号も10番。まさにチームの大黒柱だった。レバークーゼンは監督もエースもいなくなり、後釜探しで大変だろう。

さてこのヴィルツはリバプールにどうフィットするのだろうか。昨季のリバプールの前線は3トップ+1インサイドハーフというかトップ下。中盤はほぼボランチ2枚が多かった。トップ下とボランチの3枚をいろいろローテーションしていたが、トップ下はソボスライが多かった。

ヴィルツは左のウイング、トップ下もできるだろう。となるとルイス・デイアス、ソボスライ、マカリスターなどどポジションを争うことになる。遠藤は前めのポジションでは起用されてこなかったので、CBかSBで起用されない限り、ボランチでの起用は昨季よりも減ることが予想される。

ただし、ルイス・デイアスが移籍する噂もあるので、ヴィルツをどのポジションでフィットさせるかにより、遠藤の出番も左右される。とにかく遠藤の出番は減ることはあれ、多くなることはないだろう。


レロイ・サネ

2025-06-13 09:30:13 | 日記
バイエルンのドイツ代表、レロイ・サネがガラタサライに移籍すると発表された。あのサネがどうしてトルコへ都落ちなんだと違和感を覚えた。そこでサネを深堀りしてみよう。

サネは2020年に5年契約でバイエルンに加入、現在29才。若いと思っていたがもう29才である。2024/2025の年俸は驚きの32億円。バイエルンには年俸20億円以上の選手が9人もいて、トップのハリー・ケインは40億円である。伊藤だって6億円。三苫が行けば間違いなく20億円はもらえる。

さて2024/2025は11ゴール、5アシスト。全試合先発ではないが、主力の一人だった。しかし32億円の働きではないともいえる。サネはバイエルンからの契約延長のオファーを拒否してトルコのガラタサライ移籍を決めた。ガラタサライでの年俸は最大で24億円で、32億円からはかなり落ちる。

それでもバイエルンにはいたくなかったのだろう。契約延長の内容に不満だったのか、年俸カットを要求されたのか。とにかくバイエルンを出てトルコへいくことを決めた。他にこんな巨額の年俸を払ってくれるクラブはそうそうない。サウジのクラブくらいだろう。

もうすぐ始まるCWCにはサネも参加’する。そしてその後にトルコに向かう。ちなみにサネはフリー移籍なので移籍金の分を年俸に回せたのだろう。世の中うまくできている。

バイエルンでのサネの後釜は、ビルバオのニコ・ウイリアムになると言われている。サネが去ればニコが来るのだ。