goo blog サービス終了のお知らせ 

サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大河ドラマと田沼意次

2025-07-07 10:00:54 | 日記
筆者は時代劇が好きなので、大河ドラマはいつも見ている。今年は「べらぼう」だが、合戦シーンなどは出てこないが、それなりに面白い。登場人物の中に田沼意次が出てくる。意次は賄賂をもらい幕政を独占したと描かれることが多いが、「べらぼう」では意次と息子の意知親子が、主人公の蔦屋重三郎を助ける存在となっている。

さて田沼意次で思い出すのが、「剣客商売」である。池波正太郎原作だが、テレビ、映画でもよく出てくる。主人公の秋山小兵衛は藤田まことと北大路欣也が演じている。シリーズで配役が違う。この中で秋山小兵衛の息子、大治郎の嫁に田沼意次の妾腹の娘、佐々木美冬が出てくる。

美冬は杏、寺島しのぶなどが演じていて、どちらも男っぽい女優だが、寺島しのぶでは年を取りすぎていて、杏とあまりにも違う。「べらぼう」で佐々木美冬が出てきて、蔦屋の関連の男といい仲になれば面白いと思う。

「剣客商売」は藤田まことのイメージが強く、藤田まことはNHK嫌いで有名だから、「べらぼう」に佐々木美冬がでてくることはないだろうなあ。


横浜ダービー

2025-07-06 06:01:01 | 日記
J1での10回目の横浜ダービーをNHK BSで見たが、連敗の続く両チームは勝てる相手はこいつしかいないとばかりに、気合の入った試合だった。しかしそれとは裏腹に点はあまり入らない。後半にマリノスがPKで得点して0-1で何とか勝った。

横浜FCは玉際に強く、ウイングからのクロスも多いが、真ん中にフィニッシャーがいないので枠内にシュートがあまり飛ばない。シュート12本で枠内は1本だけ。それでも相手がクリアしたボールをことごとく拾い、試合展開としては有利だったが、何せゴールできない。

一方のマリノスはCBのデンと渡辺泰基は固い守備を見せたが、DFラインからのビルドアップが恐ろしく下手で、前線にボールが収まらない。中盤と前線の間でのボールロストが多く、効果的な攻撃ができない。

相手が横浜FCだったから失点しなかったが、もっと強い相手ならば失点ばかりで得点できないというパターンだろう。ビルドアップがでいないから、ウイングにロングボールを放り込むだけになる。それでもボールがつながりクロスを上げてもこれまたフィニッシュできない。マリノスも枠内シュート1本だけ。

両チームとも玉際に強く、熱量のある試合だったが、クオリティのない試合だった。とにかくマリノスは17位の湘南まで勝ち点5になったが、これを逆転するにはもっと点が取れるチームにならないといけない。

大ニュースとしてアンデルソン・ロペスの移籍前提のチーム離脱が発表された。補強が必要なのに主力を放出するとは終わっている。




富安、古橋、三苫

2025-07-05 08:45:43 | 日記
富安のアーセナル契約解除が発表された。実に残念なニュースだ。昨季の出場はたったの6分。怪我が多いというよりも怪我しかしてこなかったという印象である。もちろん富安本人が一番残念でだろうし、人生の岐路に立たされた。

さて富安の今後だが、サウジ、イタリア、トットナムと与太話は聞こえてくるが、こんなに怪我が多い選手を獲得するクラブはあるのだろうか。それに現在はプレーできる状態にあるかどうか。先月は日本に滞在して堂安の結婚式に参列して、WC予選のインドネシア戦、jリーグの福岡戦などを観戦していた。

本当にトットナムが獲得してくれるのであればうれしいニュースだが。。。。。。。

古橋のバーミングハムが実現しそうだ。バーミングハムは最大19億円だかをレンヌに払うようだ。2部のクラブがいわば落ちぶれた選手にこんな大金を払うのは驚きだ。うがった見方をすれば古橋には日本のスポンサーがついていて、そこが移籍金を負担してくれるのではないか。そうでもないと古橋に日本マーケットを期待するのかもしれないが、それはどうだろうかねえ。

三苫がブライトンとの契約延長にいきそうだ。新ユニフォームのモデルにもなっているし、覚悟を決めてブライトンに骨を埋めるつもりだろう。ジョアン・ペドロも抜けて三苫の重要性も増したかも知れない。来季は15ゴールを目指せ。


追悼、ディオゴ・ジョタ

2025-07-04 09:15:07 | 日記
驚きの悲しいニュースが飛び込んできた。昨日はリバプールファンの同僚と一緒に勤務していたが、いきなり「ジョタが死んだ」と同僚から言われたのでよく理解できなかった。ニュースを読むとリバプールのジョタ選手がスペインでの交通事故で弟さんと一緒に死亡したと出ている。享年28才。あまりにも若い。

ジョタには3人の子供がいて、奥さんと2週間前に結婚式を挙げたばかり。なんという痛ましい事故だろう。人間は誰でも死ぬが、何も幸福の絶頂にある28才の若者を殺さなくてもいいだろう。

ジョタはリバプールでは怪我も多く、いつもバックアップだった。南野がいたころに入れ替わりにリバプールに加入してきた。ジョタくらいの活躍ができれば南野はリバプールから放出されることはなかっただろう。

派手ではないが、玄人好みのいぶし銀のような選手だった。ユーチューブでイングランドの議会で質問中の議員が、ジョタの訃報に言及してみなさんで悲しみを共有しましょうと呼びかけていた。サッカーが文化として根ずくイングランドらしい光景である。

選手の訃報を利用するわけではないが、日本でもサッカーが文化としてスポーツ以上の価値を持たれればいいと感じた。デイオゴ・ジョタ選手、お疲れ様でした。


日本人ファースト

2025-07-03 08:12:58 | 日記
躍進が予想される参政党の政策に日本人ファーストがある。なにやら排他的、排外主義的な響きがあるが、社会保障政策についてオーストラリアの現状と比較してみよう。

右派から攻撃されているのが日本の生活保護と国民健康保険だろう。日本の場合、外国人でも加入できるらしい。いろいろ条件は厳しくなっているようだが、オーストラリアとはかなり違う。オーストラリアで生活保護に該当するのは、国費による失業手当を老人年金だろう。これらの恩恵はオーストラリア国籍または永住権保持者でなければいけないし、かなり厳格な財産、所得制限がある。

次に国民皆保険だが、MEDICAREという保険システムがあり、収入の2%から保険料を徴収される。ただし貧乏人はこの保険料が免除されて、富裕層は追加徴収される。たとえば年収4千万円もあれば基本と追加で約3%、合計年間120万円取られる。

この皆保険は公立病院での診察、治療は無料である。ただし緊急性のない治療、専門医などはアポを取るのに半年くらい待たされる。それでもかなりお得な保険で筆者は病弱なので、多分払っている保険料よりも恩恵’のほうが大きい。

ただし歯科治療は一切カバーしないので、任意の保険に加入するしかない。この皆保険は国民から徴収する保険料だけでは賄えず、費用の半分は税金が投入されている。かなりの金食い虫なのだ。以前は収入の1%程度だったが、だんだん値上げされて現在は2%である。

この皆保険は、40年くらい前はワーキングホリデーでも加入さきた。徐々に条件が厳しくなり、長期滞在ビザ保持者以上に制限されて、そのうちに国籍、永住権以上でなければ加入できなくなった。だから日本から来ている企業の駐在員は原則加入できない。

このようにオーストラリアは社会保障の恩恵は国籍か永住権保持者に限定されている。これは排他的というよりも財政的な理由からだろう。だから外国人にも社会保障の恩恵が出ている日本は、財政に余裕があるのかも知れない。