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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

ついにタレントの父か? はたまた・・。

2006-10-17 13:19:05 | よしなしごと
 愚息がテレビに出るというのです。
 一瞬、いよいよこれで、タレントの父として左うちわで暮らせるのではないか。その際は、マネージャーなどした方が良いのではないかと思いました。

 しかし、どうも様子が違うようなのです。
 だとしたら、事件の犯人か容疑者として指名手配などされたのでしょうか?明日から私は、外出の際、サングラスにマスクで、裏口からこそこそ出入りしなければならないのでしょうか?
 どうもそれも違うようです。

 よく聞くと、「筑紫哲也のNEWS23」でインタビューをされたというのです。

   

 それはそれで心配です。北朝鮮の核実験やそれにまつわる経済制裁について訊かれたのでしょうか?それとも、頻発しているいじめの問題について訊かれたのでしょうか?

 それらについて、この私が、ネットで比較的真面目に考え、発言しているのに(と、本人はそう思っている)、愚息がとんでもないことを言ったりしたらどうしようとも思いました。

 23時になりました。私は、斎戒沐浴してTVの前に座りました。
 私としては、もし彼が、私の考える意味で反社会的なことを口走るようでしたら、即座に勘当するつもりです。要するに、彼の発言には、私たちの親子関係がかかっているのです。

 番組が始まりました。予想通り、まず、北への制裁措置です。でも愚息は出てきません。
 次いでいじめの問題です。ここでも出てきません。

 そして、スポーツニュースです。愚息は別にスポーツなどしていません。しかし、そこに出てきたのです。
 話題は、横浜ベイスターズの監督が、来期から、かつての名捕手、大矢氏になるということについてでした。

 そういえば愚息は小学生以来のベイスターズのファンです。何故、そのチームのファンになったのかは、私は知りません。
 当時は、大洋ホエールズといって、オーナーは大洋漁業でしたから、幼くして食べた、蟹缶か鮭缶がうまかったからかも知れません。

 名古屋で、横浜ファンというのは圧倒的に少数派です。ましてや、もう順位が確定した消化試合に出かけるなんてのは正気の沙汰ではありません。
 にもかかわらず愚息は、律儀にも、ナゴヤドームの最終戦に出かけたのです。

    
 
 そこで、大矢監督就任についてのコメントを拾っていたTBS系(名古屋ではCBC)に捕まったのでしょうね。
 愚息は言っていました。
 
 「若手を積極的に起用し、チームカラーを一新して欲しい」

 その番組では大矢監督自身がゲスト出演をしていました。そして、愚息の意見を、チーム立て直しの2番目の目標にしていました。愚息の意見はそれほど的はずれではなかったのでしょう。

 ところでこの球団、1960年と1698年にリーグ優勝し、その折りには、それぞれ日本一になっています。しかし、その他のシーズンは泣かず飛ばずの時期が多いのです。
 1960年は、愚息はまだ生まれていませんから、その意味では98年以外は30年ぐらいにわたって暗~いファン生活を送ってきたのです。

 私にとってもこの球団はこれといったインパクトはありません。松竹ロビンズといった頃、小鶴いう選手がいて、年間50本のホームランを打ち、今のホークスの監督、王さんがそれを越えるまで、日本記録をもっていたことは知っています。

 考えてみれば、ものごころついいてからず~っとファンでありながら、一回しか美酒にありついていないのは可哀相だと思うのです。
 来年は、私もベイスターズを応援してやろうかなと思う秋晴れの一日でした。

 
コメント
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