バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

β-アミロイドアナログ-T細胞エピトープワクチン

2010年12月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-141187 出願日 : 2009年6月12日
公開番号 : 特許公開2009-280582 公開日 : 2009年12月3日
出願人 : エイチ.リュンドベック エイ/エス 発明者 : ラスムッセン,ペター,ビーク 外4名

【課題】アルツハイマー病(AD)およびその他のアミロイド沈着を特徴とする疾患の治療法を提供する。
【解決手段】自己のアミロイド前駆体タンパク質(APP)またはβアミロイド(Aβ)のアナログ、またはそのアナログが結合したポリヒドロキシポリマー骨格を含むコンジュゲート、または同アナログをエンコードする核酸、または同アナログをエンコードして発現する核酸断片を有する非病原性微生物またはウイルス、を自家ワクチンとして含む医薬組成物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

置換テトラサイクリン型化合物

2010年12月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2009-180386 出願日 : 2009年8月3日
公開番号 : 特許公開2009-292828 公開日 : 2009年12月17日
出願人 : トルスティーズ オブ トゥフツ カレッジ 発明者 : レヴィー スチュアート ビー. 外1名
発明の名称 : 薬学的に活性の化合物及びその利用法
【課題】グラム陽性細菌及びグラム陰性細菌の両方に対するものを含め、著しい抗菌活性を呈する新規な置換テトラサイクリン型化合物、及び、このような化合物を利用する治療法の提供。
【解決手段】例えば下式に示した化合物。




(式中、Rはアルキル、アルケニル、アルコキシなどであり、R2はアルカノイル、アロイル、炭素環アリールなどであり、Zは水素、アルキル、アルケニル、炭素環アリール、ヘテロ脂環式又はヘテロ芳香族の基などである)

肝細胞凍結保存法の開発

2010年12月30日 | 細胞と再生医療
山本 良平, 平尾 滋章, 柳瀬 浩, 元野 満, 松田 尚樹, 横山 兼久, 竹下 哲史, 森田 直子, 加藤 兼房, Kurt Droms, Gary D. Shipley, 渡邉 正己
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 90
ラット肝細胞の凍結保存法の開発を目指した。その結果、解凍後の生存率および単層培養での細胞接着率がいずれも70%以上の細胞を得ることができた。得られた凍結肝細胞を用いて、凍結によるストレスが具体的にどのような形で現れるのかを検討するとともに、ラット肝細胞と可溶性ホルマザン系色素を用いた細胞毒性試験の予備検討を行った。
[抄録] [PDF (234K)]

毒性及び薬効評価のための生体等価培養系の開発

2010年12月30日 | 創薬 生化学 薬理学
動物細胞のストレス応答反応を指標とした毒性/薬効評価手法の開発研究
I.毒性及び薬効評価のための生体等価培養系の開発
II.コラーゲンゲル上ラット肝細胞培養における培養キット化の検討 72

斧原 正幸, 澤井 博, 横山 兼久, 河村 健司
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 72
[抄録] [PDF (414K)]

生体等価培養法を用いた制ガン剤薬効評価に関する研究。

2010年12月30日 | 創薬 生化学 薬理学
熱可逆性ハイドロゲルを用いた抗癌剤感受性試験の臨床効果予測性
窪田 倭, 森 有一, 月川 賢, 松岡 博光

我々が開発した熱可逆性ハイドロゲル(Thermo-reversible Gelation Polymer;TGP)を用いた新しい三次元抗癌剤感受性試験による大腸癌組織の抗癌剤感受性判定結果と臨床効果を対比、 効果予測性について検討した。 [抄録] [PDF (459K)]

EP4アゴニストを含有してなる細胞傷害性T細胞の活性化剤

2010年12月29日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/058464 国際出願日 : 2008年5月7日
国際公開番号 : WO2008/136519 国際公開日 : 2008年11月13日
出願人 : 国立大学法人浜松医科大学 外1名 発明者 : 瀧川 雅浩 外4名

 低分子で、より適用の簡便な癌および/または微生物感染症に対する免疫増強作用を有する薬剤を提供することを本発明の課題とする。
EP4アゴニストは、細胞傷害性T細胞の活性化作用を介した免疫増強作用を有するので、癌、微生物感染症の予防および/または治療に有用である。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

救急で問題となる薬剤耐性菌-MRSAからMDRPまで-

2010年12月29日 | 医療 医薬 健康
前崎 繁文
日本救急医学会雑誌 2010; 21: 51-62 .
感染制御の目的は感染症の発症を未然に防ぐための平時の感染制御と,何らかの感染症のアウトブレイクが発生した際にその拡大を防ぐための有事の感染制御がある。とくに有事の感染制御では極めて短時間に幾多の感染制御のための手法を行う必要があり,多忙を極めることになる。 JOI JST.JSTAGE/jjaam/21.51

抗原特異的interferon-gamma 産生に対する漢方薬の影響

2010年12月29日 | 医療 医薬 健康
寺本 紘子, 相澤(小峯) 志保子, 真島 洋子, 泉 泰之, 芝田 克敏, 黒田 和道, 早川 智
日大医学雑誌, Vol. 68 (2009) No. 1 pp.16-20
感冒様症状に対し処方される代表的な 4 方剤 (葛根湯,麻黄湯,小青竜湯,桂枝湯) に関して,ヒト末梢血単核細胞 (PBMC) のインフルエンザ HA 抗原特異的 Interferon-gamma (IFN-γ) 産生に対する漢方薬の影響,ならびにインフルエンザウイルス複製に及ぼす影響をELISPOT法とHA法で検討した. JOI JST.JSTAGE/numa/68.16