バイオの故里から

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光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法

2008年04月01日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2003-84694 出願日 : 2003年3月26日
公開番号 : 特許公開2004-176 公開日 : 2004年1月8日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 永尾 絵梨子 外2名

発明の名称 : 光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法

【課題】微生物を用いてより高収率で経済的に、光学活性α-ヒドロキシケトンを製造する。
【解決手段】本発明の課題は微生物に酵母のピルビン酸脱炭酸酵素遺伝子を組み込み、高発現させた微生物を培養して、ピルビン酸と式(1)
R1-CHO  ・・・(1)
(ここで、R1 は、水素、炭素数1から10のアルキル基、アリール基、アルケニル基を表す。)
で表されるアルデヒドを培養液中に添加することを特徴とする
式(2)
R1-CH(OH)-CO-CH3  ・・・(2)
(ここで、R1 は、水素、炭素数1から10のアルキル基、アリール基、アルケニル基を表す。)
で表わされる光学活性α-ヒドロキシケトンを高効率に製造することによって解決される。

出願番号 : 特許出願2003-84693 出願日 : 2003年3月26日
公開番号 : 特許公開2004-175 公開日 : 2004年1月8日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 越後 裕司 外1名

発明の名称 : 光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法

【課題】高効率な工業的製造方法で、光学活性α-ヒドロキシケトンを得る。
【解決手段】ピルビン酸脱炭酸酵素生成能を有する微生物を用い、かつ式[1]
R1-CHO  ・・・[1]
(ここで、R1は、炭素数1から10のアルキル基、アリール基、アルケニル基を表す。)
で表されるアルデヒド、ピルビン酸、及び界面活性剤を培養液中に添加することを特徴とする式[2]
R1-CH(OH)-CO-CH3  ・・・[2]
(ここで、R1は、炭素数1から10のアルキル基、アリール基、アルケニル基を表す。)
で表わされる光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法によって解決される。

出願番号 : 特許出願2003-84692 出願日 : 2003年3月26日
公開番号 : 特許公開2004-174 公開日 : 2004年1月8日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 宮田 令子 外1名

発明の名称 : 光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法

【課題】高収率で、光学活性α-ヒドロキシケトンを得る。
【解決手段】ロドトルラ属、デバリオマイセス属、クリプトコッカス属、ロドスポリデイウム属、トリコスポロン属、シゾサッカロマイセス属、クルイベロマイセス属、トルロプシス属、及びキャンデイダ属よりなる微生物の群から選ばれる少なくとも1つの属又は特定の種の微生物による式(1)
R1-CHO  ・・・(1)
(ここで、R1 は、炭素数1から10のアルキル基、フェニル基、フリル基、チオフェニル基、置換フェニル基、またはナフチル基を表す。)で表されるアルデヒドを培養液中に添加することを特徴とする式(2)
R1-CH(OH)-CO-CH3  ・・・(2)
(ここで、R1 は、炭素数1から10のアルキル基、フェニル基、フリル基、チオフェニル基、置換フェニル基、またはナフチル基を表す。)で表わされる光学活性α-ヒドロキシケトンの製造方法。




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