バイオの故里から

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ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質の生産方法

2019年05月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願人: ザ ダウ ケミカル カンパニー, THE DOW CHEMICAL COMPANY
発明者: 吉田 敏臣, 関 達治, 藤山 和仁

出願 2008-262161 (2008/10/08) 公開 2009-028054 (2009/02/12)

【要約】【課題】ヒト型の糖鎖をもつ有用糖タンパク質を提供すること。【解決手段】ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質の生産方法であって、植物細胞に、グリコシルトランスフェラーゼの遺伝子および異種糖タンパク質の遺伝子を導入することによって、形質転換植物細胞を得る工程、および得られた形質転換植物細胞を培養する工程を包含する。上記グリコシルトランスフェラーゼは、非還元末端アセチルグルコサミン残基へのガラクトース残基の転移反応を行い得る。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、コア糖鎖および外部糖鎖を含み、このコア糖鎖は複数のマンノースおよびアセチルグルコサミンを含み、そしてこの外部糖鎖は、非還元末端ガラクトースをもつ末端糖鎖部分を含み、直鎖状構造または分岐状構造をもつ。上記ヒト型糖鎖をもつ糖タンパク質は、フコースまたはキシロースを含まないため、ヒトに対する抗原性を示さない。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009028054/

審査請求:有 審査最終処分:取下

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