バイオの故里から

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新規なIL-6活性減弱物質クロバリシン及びその製造法

2006年12月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-128217 出願日 : 1995年5月26日
公開番号 : 特許公開平8-325284 公開日 : 1996年12月10日
出願人 : 社団法人北里研究所 発明者 : 大村 智 外3名

発明の名称 : 新規なIL-6活性減弱物質クロバリシン及びその製造法

【目的】 肺癌、肝臓癌、大腸癌、前立腺癌などの悪性化に伴う癌性悪液質改善作用を持った新規なIL-6活性減弱物質クロバリシン及びその製造法を得るものである。
【構成】 スポロスリックス(Sporothrix)属に属するIL-活性減弱物質クロバリシンを生産する能力を有する微生物を培地に培養し、その培養物中にIL-6活性減弱物質クロバリンを蓄積せしめ、該培養物からIL-6活性減弱物質クロバリシンを採取して製造するものである。
【効果】 本物質はIL-6が深く関与すると考えられる疾患、例えば癌性悪液質の改善、あるいは多発性骨髄腫や関節リウマチなどの疾患に対して有用な効果が期待される。

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