公開番号 : 特許公開2007-117034 公開日 : 2007年5月17日
出願人 : 広栄化学工業株式会社 発明者 : 南井 正好 外1名
発明の名称 : 光学活性ニペコチン酸化合物の製造方法
【課題】光学純度よく光学活性ニペコチン酸化合物を製造する方法を提供すること。
【解決手段】式(1)
(式中、R1は水素原子、アルキル基またはアミノ基の保護基を表わし、R2はアルキル基、アルケニル基、アリール基またはアラルキル基を表わす。)
で示されるニペコチン酸エステル化合物のエステル部位を不斉的に加水分解する能力を有し、微生物を起源とする酵素、または該酵素の産生能を有する微生物の培養物あるいはその処理物を、式(1)で示されるニペコチン酸エステル化合物に接触させることを特徴とする式(2)
(式中、R1およびR2は前記と同一の意味を表わし、*は光学活性な炭素原子であることを表わす。)
で示される光学活性ニペコチン酸化合物および式(3)
(式中、R1および*は前記と同一の意味を表わす。)
で示される光学活性ニペコチン酸化合物の製造方法。
出願人 : 広栄化学工業株式会社 発明者 : 南井 正好 外1名
発明の名称 : 光学活性ニペコチン酸化合物の製造方法
【課題】光学純度よく光学活性ニペコチン酸化合物を製造する方法を提供すること。
【解決手段】式(1)
(式中、R1は水素原子、アルキル基またはアミノ基の保護基を表わし、R2はアルキル基、アルケニル基、アリール基またはアラルキル基を表わす。)
で示されるニペコチン酸エステル化合物のエステル部位を不斉的に加水分解する能力を有し、微生物を起源とする酵素、または該酵素の産生能を有する微生物の培養物あるいはその処理物を、式(1)で示されるニペコチン酸エステル化合物に接触させることを特徴とする式(2)
(式中、R1およびR2は前記と同一の意味を表わし、*は光学活性な炭素原子であることを表わす。)
で示される光学活性ニペコチン酸化合物および式(3)
(式中、R1および*は前記と同一の意味を表わす。)
で示される光学活性ニペコチン酸化合物の製造方法。