バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

黄色ブドウ球菌エンテロトキシン産生抑制剤

2019年01月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 株式会社ノエビア
発明者: 上野 省一, 森 辰実

出願 2003-374198 (2003/11/04) 公開 2005-139074 (2005/06/02)

【要約】【課題】 皮膚や腸内の常在菌叢に影響を与えることなく、黄色ブドウ球菌によるエンテロトキシンの産生を有効に抑制し、アトピー性皮膚炎の増悪など、スーパー抗原の関与するアレルギー性疾患の増悪防止又は症状緩和や、食中毒の予防に有用で、安定性及び安全性に優れる黄色ブドウ球菌エンテロトキシン産生抑制剤を得る。【解決手段】 ウミブドウ抽出物を含有して成る、黄色ブドウ球菌エンテロトキシン産生抑制剤。またさらにホップ,レンギョウ,シナレンギョウ,チョウセンレンギョウ,トウキンセンカ,キンセンカ,スイカズラ,ウグイスカグラ,サルビア及びその変種,クチナシ及びその同属植物,クマザサ,イラクサ,ミヤマイラクサ,ヒキオコシ,クロバナヒキオコシより選択した1種又は2種以上の植物の抽出物を、ウミブドウ抽出物と併用して担体又は基剤に含有させる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005139074/

2018年の国内バイオ市場

2019年01月11日 | ビジネス 政策
抗体医薬は伸び率低下も新製品効果、GMOの作付面積は過去最高を更新
日経バイオテク2018.12.17

 日経バイオテクは独自調査の結果、2018年の国内のバイオ製品・サービス市場の市場規模を2017年と比較して3.7%増の3兆6725億円と推定した。内訳は遺伝子組換え蛋白質などに、ワクチンなど生物学的製剤、再生医療等製品、核酸医薬なども合わせた「バイオテクノロジー利用製品」の市場規模が2017年比4.2%の伸びで2兆9711億円(表1参照)。バイオテクノロジー利用製品を除く「その他のバイオ関連製品・サービス」の市場は1.6%増の7014億円と推定した。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082400016/121300070/


下痢に乳酸菌は意味がない!?

2019年01月11日 | NEWSクリッピング
薬師寺 泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)

 インフルエンザ関連で受診される患者さんがとても多くなりました。流行っています。インフルエンザにかかっていないかどうかが心配で、特に発熱などがあるわけではないけれど救急受診してしまう人もいます。「それはうちの仕事じゃない」という類の言葉はなるべく使いたくないのですが、それはさすがに救急の仕事ではないと思います。いつか、人類は「不安」に滅ぼされるのではないかとこちらが心配になるレベルです。日経メディカル 2019/1/10